37日目の本領
一昨日の八海山は朝のうち雪、午後晴れました。前の晩に降った雨で洗われたバーンが凍り、その上にうっすら新雪が載って滑りやすい状況でした。我が家は、八技選の惨敗を受けて反省の練習、および、八技選の間ストレスをかけていた娘(仮称ケミ)のお相手で一日過ごしました。
まず、軟雪対策の「送り出し」的な滑りを試してみたのですが、内弟子Yもワタシも割と良いフィーリングでした。内弟子Yは、「そういえば、中里でこんなこと教わりマシタ」などと今頃になって言い出し、それを意識させたら、八技選前よりもさらにターンがスムーズになりました。
オマエ、教わってたなら忘れんなよ。~o~;;
さて、ワタシの方も割と良い感じと思っていたのですが・・・。昨日、晴れて暖かくなり、ビデオ撮りをしてみたら、うーーーーむ。
大回りはまあ良いのですが、小回りがどうもヘンテコです。ギクシャクしてます。ビデオを撮ってくれている内弟子Yは、内心、ワタシの八技選惨敗が情けなかったらしく、ちょっとイライラした感じで、「もう一本行ってきてクダサイ!」
うーーん、どうしたモンだろう。この女を納得させるのは、技術論じゃなく、見栄えのする滑りだからなあ・・・。もう「谷回り系」をしばらくお預けにしても、思い切って板走らせちゃおう。そうしないと納得してくれないよな、この鬼コーチわ・・。
なかば、ヤケクソで、今までしこたとがないほど低いポジションで構えて滑り出してみました。ところが、うーーん、なんか良くないかコレ。
自分としては、可能な限り低いポジションで滑ったつもりなのですが、ビデオを見るとそんなに異常に低いわけではなく、それどころか、けっこうイケてそうです。板も走るし、なーーんだ、これで良かったのかぁ。
午後、さらに続けて低いポジションの小回りを練習してみたのですが、グサグサの軟雪であるにも関わらず、板にプレスが掛かり、キレイにたわんで抜けてくれるのが判ります。低いポジションの小回りというのは、今までも試してみたことはあるのですが、今回は、谷回り系のトレーニングをしてきたことで、体がうまく落とし込めて、結果的に丸いターン弧にもなっている模様。
再挑戦していたB社 Worldcup SLがこんなに使いやすい板だと初めて知りました。今まで、ワタシの技術が無いばっかりに、本領を発揮させられていなかったっつーことですね。この板は、購入して雪上37日目にして、ようやく本来持っているポテンシャルを出せるようになったってことです。
スマン、B社SLよ。苦労かけたねえ。~o~
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