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2013年3月31日 (日)

遠く近い冬

 今日は、午後から町田で特別授業でした。午前中は暇だったのですが、どういうわけか、八王子は寒いです。真冬の恰好で外へ出たりしています。

 ところが、八海山では、冬が最後を迎えたようです。今年は、今日が八海山スキー場のクローズドの日でした。公式サイトによると、積雪量は、まだ300cmだそうです。300cmあってクローズドかよー?! ~o~;;;

 なんだかなーと思いますが、去年よりはマシですか。お客さんは少ないし、仕方ないんでしょうねえ。

 ちなみに、この三月中営業終了という悪習は、2008年に始まるようです。2007年にはこんなことやってますから。この2007年の雪不足がきっかけになった模様。

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2013年3月30日 (土)

春の蕎麦屋と青春の幻

 今日まで吉祥寺で春期講習でした。春期講習というのは、夏や冬ほど講座数が多く設定されるわけでなく、我々にとってはのんびりしたスケジュールになりやすいものです。もちろん、片時ものんびりできない人気講師の方達もいらっしゃるのですが、ワタシ程度だとかなーりのんびり。

 んで、この期間は午前だけ仕事。午後はヒマなので、いろんなことが出来ます。それで昨日は授業の後、吉祥寺の銘酒蕎麦屋として知られる「中清」さんに初めて行って来ました。

 「中清」さんは五日市街道沿いにあり、ごく平凡な町の蕎麦屋という趣の店なのですが、知る人ぞ知る蕎麦の名店です。しかし、日本酒マニアにはお酒の方でより有名かもしれません。従って、こういう暇な春の午後に訪れるには絶好の店。~o~

 少し昼食時を外れていたので、先客は一組だけでした。まず、石川県御祖酒造の「遊穂 うすにごり」を注文。これは、「花さかゆうほ」と呼ばれている純米吟醸ではないかと思うのですが、うすにごりの甘さを爽快な酸が締めくくる遊穂らしいお酒でした。

 これをチビチビやりながら、お店の様子をうかがったのですが、日本酒のメニューは張り出されたものしかない様子。ところが、張り出されていないお酒もたくさんあるらしく、ちょっと注文に困りました。そこで、空瓶が大量に並べられている長野県湯川酒造店さんの「九郎右衛門」を注文してみたのですが、ちょうど切れているとのことで、仕方なく、「九郎右衛門」の隣に空瓶が並んでいた長野県大信州酒造の「大信州」と「天せいろ」を頼みました。

 この「大信州」というお酒は、ワタシにとってあまり良いイメージのお酒ではありませんでした。昔、渋谷公園通り下に「大信州」という名の居酒屋さんがあり、学生時代にそこで安酒を食らっていた思い出があるので。学生が大量に流し込む安酒というイメージだったんです。

 ところが、出てきた「大信州 超辛口 純米吟醸」は、ワタシのそんな先入観を見事に吹き飛ばしました。日本酒度が高いために「超辛口」と名付けたのでしょうが、所謂辛口の酒ではなく、重量感のあるコクと旨味が見事に切れていくワタシ好みの銘酒でした。

 しかし、こんな旨味の濃厚なドッシリした酒を辛口信仰の人達は「辛口」って認めるんでしょうかねえ。~o~;;

 閑話休題。帰宅してから、「大信州」を検索して二度ビックリ。「大信州」が非常にまっとうなお酒であることは飲んでみて分かったのですが、渋谷の「大信州」という居酒屋さんも非常にまっとうな名居酒屋だったんですね。今は、場所を移して「ニュー信州」という名前になっているようですが、ネットで見る限り、お酒も料理もかなり良さげです。

 お店が安っぽいんじゃなく、我々が安っぽい飲み方をしていただけだったんですね、きっと。旧「大信州」現在「ニュー信州」さん、大変失礼しました。機会があったら、是非是非、三十年ぶりにうかがいたいと思います。~o~;;;;

 あ、そうそう、「中清」さんの「天せいろ」ですが、更級系で非常にまっとうな蕎麦でした。久々に、キレイな蕎麦をいただいたという感じ。吉祥寺での授業後の楽しみが一つ増えてしまいました。

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2013年3月29日 (金)

何故かのんびり何故かおだやか

 本格的に春期講習が始まり、授業の毎日です。本来、この季節は雪が融けて行くのに滑れないもやもやした時期のはずなんですが、毎日、のんびりおだやかです。

 娘(仮称ケミ)は、八海山で緩かったお腹も元にもどり、元気そのものです。昨年のブログを見ると、この時期、「コンスタントに10kgを越える」などと書いていますが、この正月以来、12kgを越える状態。一年で2kg増えました。でも、なかなか13kg台に乗りませんねー。

 育児は順調そのものなのですが、最近の悩みは、オシッコの回数が減った分、一度にたくさん出るようになり、オムツがしばしば決壊してしまうこと。「ムーニー」のテープ式Lサイズを愛用していたのですが、どうも許容範囲を超えることが多いようです。パンツ式ビッグサイズというヤツに切り替えを進めているのですが、このパンツ式ビッグサイズは割高の上に、これをはかせても、時々、許容範囲を超えるようで・・・。

 まあ、のんびりした平和な悩みですけどね。~o~;;

 スキーの方は、内弟子Yの次期小回り板が悩みのタネだったのですが、いろいろ調べたり人に聞いたりして、どうやらこれもB社SRCに決まりそう。一学期の予定が送られてきて、四月五月のスキーの予定もほぼ見えてきたので、我々としてもいろいろのんびり考える楽しみがあります。

 一学期の予定といえば、ワタシの今年度の仕事は、ほぼ昨年と同じことになりそうです。出講する校舎が若干変わって、一週間の仕事が一コマ増えただけ。まあ、のんびりおだやかな変化です。

 自宅にいると、好みの日本酒をのんびり楽しむ機会も増えるのですが、近所の酒屋「加枡屋」さんで購入してきた秋田県栗林酒造店さんの「栗林 特別純米 無濾過生」がンマイ!ふくよかな米の香りとふくらみのある酸。派手さはなくおだやかな中に、複雑で精妙な旨味風味。んんんんんー、これで四合1365円は、ルール違反だろー。

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2013年3月26日 (火)

あやしい試乗レポと父娘の初体験

 昨日は今シーズン最後の八海山でした。八海山スキー場自体は月末まで営業しているのですが、ワタシの仕事が本格的に始まってしまうので。

 八海山は晴れ。朝のうち、放射冷却で非常に硬くしまったバーンが、徐々にグズグズの春雪になっていくゲレンデコンディションでした。午前中は娘(仮称ケミ)を第一リフトで滑らせた後、ワタシの新パターンの小回りをビデオ撮りしてもらいました。ビデオにしてみると、思っていたほど素晴らしいわけではないけれど、それでも、八海山一番の急斜面セパレートAを、今までのスキー人生で一番上手く滑り降りられましたから、悪くはないんでしょう。

 午後は、ワタシが育児で内弟子Yが滑る番でしたが、ちょうど、八海山レンタルコーナーに来期Völkl板が入荷したばかりだったので、試乗させることにしました。八海山レンタルコーナーでは、シーズン券所有者に来期V社板の試乗を三時間1000円でさせているのです。

 Yは、午後いっぱいかけて来期V社のPLATINUM SD Speedwall 170cmとPLATINUM SW 166cmを試乗しました。試乗したバーンコンディションは、柔らかくなってきてちょっと荒れかけた整地とエキスパートコースの深いコブ。午後から降り出した新雪が薄く乗った状態だったようです。以下、Yのあやしいフィーリングレポをワタシなりに翻訳してみます。

 まず、SDですが、第一声、「整地は良いけど、コブはダメダメでした」だそうです。コブではテールが長く感じたのだとか。これは、170cmという長さが災いしたのかもしれません。また、整地は良かったというものの、前日に乗ったB社 SRCほど元気なわけではなく、「軽すぎてカスカスした感じ。ビタッとしてほしいのに」なのだそうです。これは、おそらく、重量感が感じられず、雪面への張り付き感が足りないということを指しているのではないかと思います。

 一方SWですが、「整地では黄色(SD)の方が良いけど、コブでは青(SW)の方がマシ」だそうです。ただし、この日のコブは滑走者が少なくて非常に難しかったらしく、その点を考慮してあげないとV社に気の毒かもしれません。

 さて、内弟子Yが試乗三昧だった頃、ワタシはケミさんの育児で苦戦していました。内弟子Yが滑りに行って間もなく、ケミさんがワタシの足元にしがみ付いてきました。実はケミさんは、珍しいことに前の晩に少しお腹が緩くなっていて、夜中にウンチを二回もしていたのでした。

 すぐにピンと来てオシメを取り替えにかかったのですが、なんと、お尻拭きのウェットティシュが数枚しかありません。なんてこった、Yのヤツ、予備を持ってきてないぞ~。~_~;;;

 仕方なく、普通のティッシュで大部分をふき取り、数枚残ったウェットテッシュで仕上げをしました。こんなことは初めてです。やべー、やべー。

 ところが、リフト終了間際の頃に、再び、ケミさんの様子がおかしくなります。ケミさんは胃腸の丈夫な子で、こんな下痢状態は初めてです。ゲゲッ、もうウエットティッシュ残ってないんですケド・・・。~_~;;;;

 なんとか、普通のティッシュを湿らせて処理しましたが、うーーん、ヤバかった。つか、もうこんなの処理してしまうと、この先、何が起こっても大丈夫だなあ。ケミさんが協力的だったことに支えられて、どうにか初体験をクリアしたパパだったのでした。~o~;;;

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2013年3月25日 (月)

スーパースムーズに満足

 一昨日の土曜は仕事でしたが、昨日は再び越後に出かけてきました。いつも通り、八王子市内から圏央道あざみ野ICに出ようとすると、いつも右折する交差点が直進できるようになっています。試しに行ってみると、あらあらあらあらと言っている間にあざみ野ICの傍です。感動的なほどスーパースムーズに圏央道に乗れました。おおー、我が家とスキー場が近くなった~~。~o~

 内弟子Yは、「テクニカルに受かった時くらいの感動デス」と言っていましたが、そのくらいの価値はあるかも。

 さて、昨日は苗場スキー場でした。「スキー産業振興協会」とかいう所が主催する試乗会があったからです。今まで無かった試乗会なので、期待半分不安半分だったのですが、うーーん、普通の試乗会でした。

 つか、ちょっと出てきているメーカーが偏ってました。フリーライド系とHeadは力を入れてるし、StökliやBlossomなどというマイナーメーカーが来ている一方、ELANは置いてなかったし、FischerやBlizzardは数本ずつだけ。新しく始まった試乗会なので、各メーカーの対応がバラバラという印象でした。

 そんな中で、内弟子Yの来期板を選ばねばならない我が家は、内弟子Yの試乗を優先させました。Yは朝から、BlizzardのSRCとS-Power FS、Fischer Superior Pro、Blossom Flere SL、Head iSupershape Rallyなどに試乗。結局、B社SRCが気に入った模様。「元気で良いです。コブでも元気だけど扱えマス」とのこと。

 ちなみに、S-PowerとSuperior Proは、「扱いやすいけど、オレンジ(SRCのこと)の方が元気でした」とのことでした。また、Head iSupershape Rallyは、「デザインがモノリスみたいデス」の一言で切り捨てられました。~o~;; 

 最後にワタシも一時間ほど試乗しました。内弟子Y来期小回り板の最有力候補に躍り出たB社SRCに乗ったのですが、うーーん、こりゃホントに良い。

・Blizzard SRC Racing Suspension 156cm 121-70-106 R=11

 持ってみると、それほど軽くないが履いて軽い印象。滑り出してすぐに気づくのはしなやかさ。非常にしなやかにたわみスムーズにターンがつながる。適度に元気で楽しい。現在ワタシが履いているB社Worldcup SLとSLR IQの間の板として作られたらしいが、元気さは確かに両者の間くらいだと思う。

 特筆すべきは、コブでの雪面への張り付き具合か。たわみもどりが適度なのと、テール部が粘ってくれるからか、コブに対して張り付いてスムーズに回ってくれる。レーシングの板としてはコブに対する適正がある方だと思う。

 ただし、156cmのR=11では普通に乗ると大回りにはならない。オールラウンドに使うなら、165cmをチョイスすることになろう。地方予選の小回り種目には最適。165cmなら、大回りコートの幅が狭いことを条件にしてクラウン受験を一本でこなせそう。

 さて、我々が試乗している間、娘(仮称ケミ)は、試乗会のすぐ傍にある「わくわくファミリースノーランド」に行っていました。ケミさんは二歳なので無料なのですが、付き添いの大人が入場料1000円。ちょっとお高いかと思ったけど、ケミさんが一日喜んで遊んでくれたからOK。スノーモービルを使ったアトラクションは別料金でお高い感じですが、そんな物乗らなくても、十分子供は満足してくれました。良かった良かった。~o~

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2013年3月23日 (土)

37日目の本領

 一昨日の八海山は朝のうち雪、午後晴れました。前の晩に降った雨で洗われたバーンが凍り、その上にうっすら新雪が載って滑りやすい状況でした。我が家は、八技選の惨敗を受けて反省の練習、および、八技選の間ストレスをかけていた娘(仮称ケミ)のお相手で一日過ごしました。

 まず、軟雪対策の「送り出し」的な滑りを試してみたのですが、内弟子Yもワタシも割と良いフィーリングでした。内弟子Yは、「そういえば、中里でこんなこと教わりマシタ」などと今頃になって言い出し、それを意識させたら、八技選前よりもさらにターンがスムーズになりました。

 オマエ、教わってたなら忘れんなよ。~o~;;

 さて、ワタシの方も割と良い感じと思っていたのですが・・・。昨日、晴れて暖かくなり、ビデオ撮りをしてみたら、うーーーーむ。

 大回りはまあ良いのですが、小回りがどうもヘンテコです。ギクシャクしてます。ビデオを撮ってくれている内弟子Yは、内心、ワタシの八技選惨敗が情けなかったらしく、ちょっとイライラした感じで、「もう一本行ってきてクダサイ!」

 うーーん、どうしたモンだろう。この女を納得させるのは、技術論じゃなく、見栄えのする滑りだからなあ・・・。もう「谷回り系」をしばらくお預けにしても、思い切って板走らせちゃおう。そうしないと納得してくれないよな、この鬼コーチわ・・。

 なかば、ヤケクソで、今までしこたとがないほど低いポジションで構えて滑り出してみました。ところが、うーーん、なんか良くないかコレ。

 自分としては、可能な限り低いポジションで滑ったつもりなのですが、ビデオを見るとそんなに異常に低いわけではなく、それどころか、けっこうイケてそうです。板も走るし、なーーんだ、これで良かったのかぁ。

 午後、さらに続けて低いポジションの小回りを練習してみたのですが、グサグサの軟雪であるにも関わらず、板にプレスが掛かり、キレイにたわんで抜けてくれるのが判ります。低いポジションの小回りというのは、今までも試してみたことはあるのですが、今回は、谷回り系のトレーニングをしてきたことで、体がうまく落とし込めて、結果的に丸いターン弧にもなっている模様。

 再挑戦していたB社 Worldcup SLがこんなに使いやすい板だと初めて知りました。今まで、ワタシの技術が無いばっかりに、本領を発揮させられていなかったっつーことですね。この板は、購入して雪上37日目にして、ようやく本来持っているポテンシャルを出せるようになったってことです。

 スマン、B社SLよ。苦労かけたねえ。~o~

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2013年3月21日 (木)

かくして家庭の平和と秩序は

 昨日は八海山技術選でした。天候は晴れ。朝のうち放射冷却で冷えるかと思ったのですが、それほどのことはなく、競技会が始まる頃にはグズグズの雪でした。

 昨シーズンは別の競技会を戦っていた我が家ですが、今年はペンションYオーナー夫妻がゴール地点に来てくれることになり、娘(仮称ケミ)はゴール地点で雪遊びでした。ちょっと泣き声を上げることはあったものの、ほぼ良い子にしてくれていました。

 一昨日まで良い仕上がりだった内弟子Yは、一昨日の滑りを再現できなかった模様。スタート地点から滑りはほとんど見えなかったのですが、点数から見て・・・また、小心者が出たってことでしょう。

 ワタシの方は、一昨日まで見栄えがしないと感じていた今年の滑りが、グズグズの軟雪でさらに見栄えしなくなった模様。詳しくはビデオを見せてもらわないと判らないけど、だいたい想像がつきます。

 後になって思ったのですが、こういう軟雪だと「送り出し」的な技術を使って板を走らせた方が見栄えがして良かったのかなと思います。エッジを緩める動きとカカトに荷重を移す動きを同時に行って無理やりにでも板を走らせないと、見栄えがしてくれないのかも。

 閑話休題。そういうわけで、我が家は整地種目では散々でしたが、そこで昼休みに入りました。昼休み中は内弟子Yとひたすらコブ練習をしたのですが、ワタシの方は、相変わらずコブ板を持て余し気味。コブ小回りのコートとなったエキスパート最後の落ち込みのコブを一度もまともに降りられませんでした。

 一方、内弟子Yの方はかなり見事な滑りで深いコブラインを駆け下りてきます。こりゃ、一発やってくれそうだなぁ。

 と思ったのですが・・・。ここでもまた、見事な小心者ぶりでした。練習では一度も転ばなかったというのに、本番ではスタートして三、四ターンでドッターン!後で本人に聞いたところ、本番では転ぶような気がしていたとのことです。そんなことだから転ぶんだゼ。~o~

 目の前で内弟子Yが転ぶのを見て、ワタシの方に妙な気合が入りました。ここでもしワタシが転んだら、しばらくの間、内弟子Yに何を言われるか分かったモンじゃありません。ここは我が家の平和のために、ぜーったいに転べないゼ。

 もう順位なんて構ってられません。ひたすら転ばない滑りに徹しました。練習では一度も上手く滑れなかった深いコブラインだったのですが、転ばない滑りに徹すると、転ばないんですねー、ワタシ。~o~;;

 というわけで、我が家の平和と秩序は保たれました。競技会の成績の方は・・・。まあ、良いでしょー。~o~

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2013年3月20日 (水)

下剋上には早すぎる

 昨日の八海山は曇り後ガス。ガスが出そうだったので、午前中に娘(仮称ケミ)を背負い、八海山技術選対策の練習でした。

 八海山技術選が行われるテクニカルコース(旧林間コース)最後の落ち込みでビデオを撮り合いました。まず、内弟子Yに滑らせたのですが、うーーーーむ。

 平康先生のキャンプで教わった滑りが、この斜面に見事にマッチングしています。大回り小回りともに、まったく修正するところがありません。とんでもなく上手くなりやがったなあ、コイツ。

 どこも直す所がない内弟子Yに対して、ワタシの方は、どうもパッとしません。今季取り組んでいる谷回り系の滑りは普通に滑ると、どうもやる気なさそうに見えてしまいます。

 谷回り系というのは、パッシブな滑りなので、スピードが乗らない状況だとタラタラ降りてるだけに見えやすいんですかねー。内弟子Yには、「ワタシはもう良いから、○○さん、もうちょっと大回りの練習をしてクダサイ」などとナマイキなことを言われてしまいました。わはははははははははは。コノヤロー!!!~o~ ~O~;;;;;;;;;;;;

 ちょっとやる気になってスケーティングしてスピードを乗せ、なおかつポジションを低く保つようにして、ようやく少しは見栄えが出てきました。しっかし、まだまだやべー。

 しかも、午後コブ板を履いてコブの練習をしたのですが、これがまた悲惨な出来で・・・。

 どうも、基礎板でばかりコブに入っていると、体がモーグルポジションをサボってしまうようです。コブ板の滑りに戻すのに苦労しました。つか、正直戻り切っていません。今季は八海山のコブを滑り込んでないからなあ。

 さて、今日は八海山技術選です。はたしてどんな結果が待っていることか。内弟子Yは、完璧に仕上がっているので、かなり良い成績を出すかもしれません。

 でもでも、下剋上には早すぎるってモンだゼ!~o~;;;;

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2013年3月19日 (火)

じゃあビール飲んだら

 昨日の八海山は風!八海山だけでなく、周辺のスキー場は朝から強風が吹き荒れた模様。かぐらなどは朝のうちからリフト全面運休を決定してしまったほどでした。

 八海山もロープウェイは全く動きません。第二リフトが代わりに動いていたのですが、我々が娘(仮称ケミ)を背負って第二リフト乗り場に着いた瞬間に、「強風のため運行停止」。~o~;;

 昨日一昨日、平康先生のキャンプで教えられてきた滑りを試してみたくて仕方ない内弟子Yは、リフト乗り場前でしばし呆然としていました。

 こういう時は、早く帰って温泉にでも行ってビール飲んでマッタリ・・・なんてのが普通の過ごし方なんだろうけど、ワタシもコイツと付き合いだして長いので、こういう時は、必ずそうなると判っていました。内弟子Yは、だれーもいなくなった前倉ゲレンデの一番下の落ち込みをひたすら担ぎ上げ。~o~

 もちろん、ワタシはケミさんを背負ってビデオ撮りでした。結局、三本ほど撮ったのですが、なるほど、滑りが変わりました。板にプレスをかけ続ける重みのある良いターンになっています。ただ、このままだと基礎スキーのイマドキ滑りから少し離れてしまうかもしれません。

 ということで、前倉下で、しばらく、最近の基礎スキーの考え方と平康先生の教えの違いを説明しました。内弟子Yは、かなり納得してくれたようですが・・・しっかし、我々以外誰もいない強風吹き荒れるゲレンデで、熟睡している二歳児を背負って、我々は何をやっているのやら。~o~;;;;;;;;;;;;;;

 昼食後、第一リフトでケミさんを滑らせました。この日のケミさんは少し調子が悪かった模様。第一リフト二本滑る間に、五、六回転びました。どうもバランスの悪い日だったようです。まあ、強風の影響もあったかもしれませんが。

 今日のタイトルは夕食時のこと。辛い物が好きなのに辛さを大の苦手としている内弟子Yは、この日のメニュー、チンジャオラオスーに苦戦していました。普通のお客さんは、さして辛いとも思わずバクバク食べている程度の辛さなのですが、「激カラです~」と往生していました。

 見かねたワタシが、「ご飯でも食べたら」と言おうとした瞬間、Yの隣に座っていたケミさん、シラっと、「じゃあビール飲んだら、ママ」。~o~

 最近のケミさんは、本当に油断がなりません。ワタシゃ小学校低学年の頃、通知表の通信欄には必ず、「大人のような理屈を言う」と書かれる子供だったのですが、この子はまさしくワタシの娘ですね。まだ二歳五か月なんですが・・・。~o~;;;;;

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2013年3月18日 (月)

パパの願い

 アサちゃん、初優勝おめでとう!~o~

 佐藤麻子選手、やってくれました。昨夜、八海山のペンションYで、八方を観戦してきた常連さんのビデオを見せてもらいましたが、まさにチャンピオンにふさわしい見事な滑りでした。

 特に、感心したのは、不整地大回り。実は、一昨日夜の段階で密かに心配していたのがこの種目でした。決勝一日目が終わった段階で、一昨年のチャンピオン金子あゆみ選手に二点差とピッタリくっ付かれて、ただでさえ精神的に追い詰められていく状況で、何が起こるか判らない不整地大回り。攻めるのか守るのか非常に難しい判断を迫られていたはずです。

 こういう時に守りに入ったらヤラれるというのは、素人の我々が考えても判るのですが、実際、その場に直面した時に不整地で攻めの滑りが出来るのかどうか・・・。

 と思っていたら、ビデオの中のアサちゃんは、男子顔負けの大胆なライン取りと圧倒的スピードで不整地を滑り切りました。何という精神力だろう。

 最初にお会いした時から、「ウチの娘もこんな良い子に育てば」と思っていました。スキー技術はウチの娘(仮称ケミ)などに及ぶはずありません。でも、この心の強さは是非ともあやからせてもらいたいもんです。

 今度、お会いしたら爪のアカでもいただこうかしらん。~o~

 さて、我が家ですが、昨日も内弟子Yは中里で平康先生のキャンプ。ワタシの方はケミさんを連れてGALA湯沢へ行っていました。同じマンションのスキー友達AちゃんファミリーがGALAに来るというので。

 実はGALAは十年ぶりです。十年前にここでクラウンプライズをいただいて以来でした。ちょっと感慨深かったのですが、後悔しました。ろくに下調べもせずに日曜のGALAに子連れで行ったりしちゃイカンですね。

 ボードのジャンプの大会があったかららしいのですが、兎に角ものすごい人出でした。駐車場からして湯沢駅近くの臨時特別駐車場とやらに回らされ、そこからシャトルバスでした。

 二歳児を連れ、育児の荷物と子供用スキーと自分のスキーとブーツを抱えて、行き帰りともシャトルバスの乗り降りなんかさせられたんですから・・・厄日でした。~o~;;;;

 でも、パパが大変そうにしていると、二歳児ながらもケミさんは気を遣ってくれます。普段からは考えられないほど良い子にしていてくれました。

 どうか、これからも困っている人に気を遣える優しい子でいてくれますように、アサちゃんの半分で良いから追い詰められた時の心の強さを持ってくれますようにと願わずにいられないパパなのでした。~o~

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2013年3月16日 (土)

様々感心してみたが

 今日は、中里スキー場に来ています。内弟子Y念願の小林平康先生のキャンプに、Yを入れるために。

 それにしても、中里スキー場、このスキー不況のご時勢に人が多いです。家族連れでごった返しています。まあ、スキー場のコースから言って子供向けなんだけど、それにしても、我がホーム八海山と比べると・・・。

 おまけにスキースクールに活気があります。スクールを受講する人が多いこと。これまた、我がホーム八海山のスクールと、つい比較してしまいます。うーーむ。

 でも、内弟子Yに受講させて子供の面倒を見ていると、ここに家族連れの来る理由がよーく理解できます。とにかく子供を遊ばせるの困らないもの。娘(仮称ケミ)は、まず、古い列車の車両を改造した無料休憩所を探検してニコニコ。ジェットトレインという雪上車でボートを引っ張り回すアトラクションに夢中になり、最後は子供向け無料休憩所の玩具で遊びまくってくれました。

 パパ一人で遊ばせたってこれですから、両親揃って子供の面倒を見られたら、もっと楽しくって一日二日では遊びきれないにちがいありません。雪上のテーマパークみたいなモンです。これだけ遊ばせて、我が家がケミさんのために払ったお金は、ジェットトレイン二回分の600円と昼食代だけ。エライなあー、中里。

 これで、ケミさんがオシッコ漏らさずにいてくれたら・・・。~o~;;;;;

 ワタシが中里スキー場に感心しきりだった頃、内弟子Yも平康先生のレッスンに感心していたようです。独特でシンプルな指導理論と、実際に目の前で滑った時の平康先生の上手さは、内弟子Yのような女でも感心せずにいられないようです。

 ところが、レッスンが終わる頃から天候が変わり、暖かい風が吹いて空から何か降り出しました。まあ、雨自体は良いのですが、風の方が問題で、何だか、目がかゆくなり鼻水の出る風なんですよね。

 というわけで、中里の宿では、夫婦ともども鼻をつまらせて眠れない状況です。ひえ~~。~o~;;;

 それはそうと、八方の全日本技術選ですが、速報によると、佐藤麻子選手、トップを堅持。さっすがアサちゃんと感心するものの、二位との差がつまって二点差のデッドヒートです。これまた、ひえ~~。

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2013年3月15日 (金)

出かせぎ後の快晴

 昨日は先週同様、「出かせぎ」でした。これで、今年度の仕事は全て終了。いや、スッキリしました。明けて今朝の八海山は大快晴。雲一つありません。ワタシの心と同様、スッキリしてます。~o~

 今朝は放射冷却で冷えて、圧雪されたバーンが硬くしまり、それが徐々に緩んでいくコンディション。硬いうちに娘(仮称ケミ)を背負ってロープウェイで上がり、ビデオを撮りあいました。久々に自分の滑りを見たのですが・・・うーーーーむ。~o~;;;

 自分では「谷回り系」の滑りを追究してみたつもりなのですが、なんだか、やる気なさそうに見えるなぁ。まあ、「谷回り系」ってそうしたものなのかもしれないけど。

 昼食後、ちょっとケミさんを滑らせました。雪は緩み放題で、第一リフトもかなり荒れていましたが、ケミさんは荒れた雪を喜んで滑って行きます。第一リフト二本滑って、二度転んだのですが、転んだ直後にコロコロ笑っています。

 良かった、転ぶのを楽しんでくれて。~o~

 このまま転んでもスキーを楽しめる子になってくれると良いのですが。

 ところで、今日の全日本技術選の速報を見ると、我が家の一番の贔屓、佐藤麻子さん、本戦初日終わって、二位に9点差のトップです。がんばれー、アサちゃん!~o~

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2013年3月14日 (木)

再挑戦の日

 昨日から八海山に入りました。昨日の八海山は、晴れ後曇り後雨。

 ここのところ、さしもの我が家も疲労が溜まっているのか、ワタシも内弟子Yも寝坊をしてしまい、出発が遅れて八海山到着は昼頃でした。昼食を取って、雨が降り出さないうちにと娘(仮称ケミ)を滑らせることにしました。内弟子Yが再挑戦するというので、フラフープで。

 前回も、ワタシはダメダメでしたが内弟子Yはそれなりにこなしていたので、再挑戦で何とかなるだろうと思ったのですが、うーーん。何とかなってはいるんですが・・・。

 フラフープだと、子供の体を方向付けるのが難しいです。八海山第一リフトの初心者コース「ポプラ平」は、子供を滑らせるのにちょうど良い広い緩斜面なのですが、ゆるーーく右サイドに傾いているらしいのです。我々が滑っていると全く気付かないのですが、娘を滑らせると右サイドに少しずつ寄って行ってしまいます。

 ハーネスだと、そちらへ流れないように子供の体の向きをコントロールしてやることが非常に容易なのですが、フラフープではそれが難しく、常に先行するワタシが娘の左前側にいて「ケミさん、こっち見てー」と誘導し、後ろで子供を支えるYも「ケミちゃん、パパの方へ行ってー」と導いてやらねばなりません。

 ところが、「パパの方へ行ってー」って言われても、二歳の娘には、それが簡単に出来るワケないんですよね。~o~;;;

 ケミさんは、別に転んだわけでも立ち止まったわけでもないのですが、一本滑り終わったところで、「もう一本、シューしようか」と聞くYに対して、「もう一本、しゅーしない!」と言い出しました。うわー、やべー。~o~;;

 どうも、パパの方へ行きたいけど行けないというのが、ストレスになったんではないかと思います。こりゃ、もう一度、ハーネスに戻さなきゃならないかな。我々としては、スキーしたくないという言葉だけは聞きたくないので。

 娘を休憩室に入れて、まずワタシが滑りに出ました。今度はワタシも再挑戦です。昔、NZでの基礎板試乗で、「谷回りを見せる滑りに合わない」と結論を出して以来、使わなかったB社SL板を再び持ち出してみました。なにしろ、まだ全くヘタっていないので、使わないのはあまりにもったいないですから。

 んで、結論。そこそこ使えるんじゃないかなぁー、多分。~o~

 どうも、谷回りの中で少し押しずらすような動きを入れてやると、上手く体の下に回り込んでくれるようです。さすがに車山スポーツマンコースで使う自信はありませんが、その他のゲレンデなら、大回り小回りとも何とかなりそうな予感がします。結局、今まで単に自分の技術不足で使いこなせなかったってことなのね。~o~;;;

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2013年3月12日 (火)

去るもの近づくもの

 昨日は大震災からちょうど二年目だったのですが、一昨日は父の三回忌でした。父は大震災の五日後に、地震とは無関係の心筋梗塞で息を引き取ったので。

 一昨日はひどく暖かい風の強い日でした。当然、八王子は花粉ジゴクでしたし、相模湾沿いの田舎町でも、箱根からの花粉がかなり飛んでいた模様。三回忌の出席者の方が目をしょぼつかせていたのは、故人を偲んでいただけではなかったような・・・。~o~;;

 三回忌が終わると、次の法事は七回忌ということになります。「去る者は日々に疎し」とは言いますが、父の死は徐々に遠ざかって行くんですね。

 大震災から二年の昨日は、急激に気温が下がり、花粉ジゴクも一息ついた日でした。花粉が一息ついたからってわけじゃないけど、昨日、我が家は娘(仮称ケミ)の通うことになる幼稚園を訪れて手続きをしました。娘は、この五月から幼稚園のプレ入園のクラスに入ることになったんです。

 二年前、ようやく「お座り」出来るようになったケミさんも、今では幼稚園の遊具で遊べます。すべり台、ブランコは勿論、タイコ橋のような物まで上ることが出来ます。もうすぐ、この幼稚園の園庭を元気に駆け回ることになるんでしょう。

 昨日、大震災の頃のブログを読み返してみました。改めて、アレは大変な出来事だったなあと思いました。特に、あの頃感じていた原発事故に対する不安の大きさを最近の我々は忘れているなあと痛感しました。

 なにしろ、父の葬儀の頃は、あちこちでまことしやかにデマがささやかれていました。あの頃のブログには「そのうち笑い話として紹介できる」などと書いていますが、「皇族はもう九州に避難しているそうだ」「米軍が家族を避難させていたらしい」「茨城にはもう人が住めないそうだ」なんてみんな言ってたんですね。あははは。~o~

 ワタシも海外在住の親しい方からメールをいただいて、マジメに海外脱出を勧められたりしましたからねえ。アレ、実行していたら今頃どうなっていたやら・・・。~o~~O~

 まあ、今だから笑い話になりますが、あの頃の放射能への恐怖は、こんな話に真実味を与えていたんですよね。いくら「去る者は」などと言っても、あの時の喉元の熱さはいつまでも忘れてはならないんじゃないでしょうか。

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2013年3月10日 (日)

とりあえず「なんだ、これは?!」

 昨日は苗場スキー場で、地元のショップ「クレブ」さんの試乗会でした。天候は晴れ。雪はどんどん柔らかくなります。

 土日の苗場はさすがの混雑でした。もっとも全盛期を考えればガラ空きと言っても良い程度なのですが、全盛期を知らない内弟子Yは、すっかりウンザリした様子でした。

 来期の我が家は、ワタシの方に板を買い替える予定がなく、内弟子Yの小回り板が試乗会のターゲットでした。それで、まず内弟子Yにメボシをつけた板を試乗させて、ワタシはひたすら育児でした。こんな混んでいるスキー場で、子供をどうやって遊ばせるんだろうかと思っていたのですが、そこは何とかなるもので、試乗会に子供用のソリや雪遊びグッズの貸出があり、新型のソリや雪遊びグッズを借りて娘(仮称ケミ)も満足。

 内弟子Yの試乗が一通り済んだ後、ワタシも一時間強、試乗させてもらいました。本格的な試乗会は久々なので、ちょっとドキドキ。内弟子Yの購入候補を三台ほど試乗しました。んで、感想、「なんだ、これは?!」。細かいことはまだ判らないので、とりあえず今の所のインプレッションです。

 ・Fischer  RC4 WC SC PRO 165cm 122-68-103 R=13

 F社 WC.SCと言えば、ボコボコのカマボコのような板で、シッカリしているけど重く硬いというのが印象だったので、この板にはちょっとビックリ。板の表面がフラットでそんなに重くない。トップ部が今までより少し長いと思ったら、昨年までよりセンターを少し下げた模様。その分、普通っぽい感じ。

 しかも、今までと比べてとてもしなやか。荒れた斜面でもスムーズに抜けて走ってくれる。基礎ユースだと、ちょっと元気すぎるかもしれないが、今までのSCに比べて、このしなやかさは驚き。もしかして、素材に使っているチタンのせい?それとも見た目に判らない程度のロッカーの影響?

 強い板なのて、コブはツライだろうと覚悟を決めてコブに入ったのだが、何故か、コブの中でも暴れない。ちょっと深いコブを真っ直ぐ行っても、全く大丈夫。こりゃ、内弟子Yより、ワタシの方が欲しくなるなあ。

 ・Fischer Superior SC 165cm 120-67-100 R=14

 見た目もトップ部がロッカーっぽく、板を脱いで合わせてみると確かにトップがロッカーしてる。軽くしなやかな印象で整地では十分元気。コブでも返りが適度で楽。小回りとコブに関しては、良い印象しか持たなかったが、整地大回りでは、やや返りが軽い感じがする。整地小回り&コブ専用と割り切って使った方が良いかもしれない。

 ・Elan Race SLX 165cm 123-69-107  R=12.5

 昨年から、左右非対称のAmphibio構造というヤツを是非試してみたかったのだが、ようやく乗れた。んで、結論。「なんだ、これは?!」。

 エッジを切り替えると、次の内足の引っ掛かりが無い。その分、次のターンにはスムーズに入れて、コレは良いかもしれない。そっか、あの引っ掛かりって要らない物だったのか、と今さらながら驚く。これは良いかも。

 ただし、コブではちょっと元気過ぎ。基礎ユースだともうちょっと穏やかな方が使いやすいかも。

 ところで、今日のタイトルなのですが、先ほど、ちょっと記録しておきたいことがありました。ケミさんをお風呂に入れていた時のこと。ケミさんの体を洗おうと座っているワタシの足の間を、ケミさんが覗き込んで、一言、「なんだ、これは?!」~o~;;;;;;;;;

 今まで全く興味を示さなかったんですけどねえ。コレもまあ、成長ってヤツですね。~o~

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2013年3月 8日 (金)

リハビリと出かせぎの日々

 昨日の八海山は快晴で暖かく、娘(仮称ケミ)を滑らせるのに絶好のコンディションでした。まず、ワタシが滑って雪が硬くないことを確認・・・してから一緒に娘をリフトに乗せる手筈だったのに、ワタシが下まで降りてくると、内弟子Yとケミさんはもうリフトに乗っています。こーの、セッカチ女めー。~o~

 絶好のコンディションだったこともあって、ケミさんは絶好調。単に滑るだけではなく、二本目には初心者ゲレンデに設けられたウェーブまでこなしました。あんまり調子良く滑るので、三本目にちょっとスピードを出させてみたら・・・、最後のウェーブで転倒。近寄って行ったワタシに、「パパ、スピードおおすぎ!」

 「おおすぎ」ってことは、つまり「過多」なのね。合ってる合ってる。~o~

 結局、この日は、ウェーブのコースをもう一本滑って第一リフト四本でした。安定感出てきているので、そろそろプルークスタンスを教えてみるのも良いかもしれません。

 ケミさんの滑走の後は、ケミさんを背中に背負って内弟子Yのビデオ撮り。午後はワタシが一時間ほど滑らせてもらいました。でも、そこまでです。三時には撤収してペンションYで着替え、久々に「出かせぎ」でした。夜は、横浜で仕事です。

 昨夜は夜中過ぎに帰ってきて、今日も八海山でスキーです。今日の八海山も暖かく、雪は柔らかくなりました。こんな柔らかい雪だと、もともとSL板のイタリアンパパはいくらエッジをたらし気味にしてもグリップ過剰になります。足の調子が良い時ならそれでも何とかなるのですが、ちょっと膝の調子が・・・。

 つことで、今日はほとんどコブには入らず、整地のみをタラタラとリハビリスキー・・・のつもりだったんですが、つい、まあ。~o~;;;

 でも、膝の調子は徐々に戻っているようなので、ま、いっか。~o~

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2013年3月 6日 (水)

やっぱりホームやっぱり100度

 昨日一日、雑用と仕事をして、今日からまた越後です。

 昨日、二人とも抜け殻のようになっていたので、今日はノンビリと家を出て、ゆっくり八海山に入りました。八方はスキーヤーとしては最高に楽しい所だし、宿の人も良くしてくれたし、おまけにスキー仲間Aちゃん家の人々と一緒だったし、言うことのないスキー旅行だったんだけど・・・。

 でも、こうして越後に来てみると、妙にホッとします。やっぱり何と言ってもここはホームゲレンデだなぁー。

 八方で硬いコブを滑り過ぎて、ワタシの方は膝にちと違和感があり、今日はお休み。ひたすら育児でした。一方、内弟子Yにも、「オマエも疲れてるんだから、今日は少し慎重に滑んなさい」と言い渡しておいたのですが・・・。

 最終ロープウェイまで時間一杯バリバリ滑り、「雪が柔らかくて楽です~」だと。やっぱ、コイツは100°だ。~o~;;;

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2013年3月 5日 (火)

お友達スキーと眠れぬ夜の備忘録

 昨日、八方尾根から帰ってきました。今は、夫婦ともども真っ白な灰です。燃え尽きました。

 八方尾根は、金曜日が雨。土曜日が嵐で上部のリフトが止まり、天候に恵まれない二日間だったのですが、日曜、月曜と回復しました。特に月曜は快晴で雲一つなく、絶好の八方尾根日和。どこを滑っても絶景。どこを滑っても快適でした。

 雪は一日硬いままで、整地は快適そのもののかっ飛ばしバーンでした。それに対してコブは硬いまま深くなり、内弟子Yのチャレンジングスピリットを刺激し続けて・・・。結果、今日は二人とも燃え尽きた灰です。~o~;;

 日曜に同じマンションのスキーマニア家族Aちゃん家が合流し、初めての合同スキーだったのですが、そんな天候だったので、みんな大満足でした。特に、娘(仮称ケミ)は、お友達のAちゃんと一緒にシューできたのが嬉しかったらしく、日曜は咲花第二トリプルを五本。月曜は四本も滑りました。

 斜度やスピードへの恐怖感がないのか、滑っている時の姿勢が良いため、もう、ほとんど転ぱないし、あまり疲れない模様。親バカ夫婦は大満足で、昨夜はケミさんの将来のスキーライフを語り合っちゃったりして・・・。~o~;;

 さて、そんなご機嫌スキー旅行に、一つだけ忘れがたい失敗があります。というか、忘れてはいけないので懺悔して記録しておきます。日曜の夕食後、ワインでご機嫌になったワタシは、Aちゃんと食堂で遊んでいるケミさんを抱き上げ、つい、いつものように「高い高い」を・・・。

 ペンションBゲンの食堂は洋間作りなのですが、二部屋からなっていて部屋と部屋の境目が鴨居のように低くなっています。ワタシが「高い高い」をしたのは、その低くなった鴨居状の部分だったんです。ギリギリで持ち上げる腕の力を緩めたのですが、ケミさんの頭頂部は鴨居に・・・ゴチン!!☆☆

 幸い、ケミさんはちょっと泣いただけで済みましたが、その夜は夜中に何度も目を覚まし、隣で寝ているケミさんの寝息を確認してしまいました。もし、あそこで力を緩めていなかったら、もし、ケミさんの身長があと5cm高かったら、もし、当ったのが鴨居の角の部分だったら・・・。

 夜中に悶々としながら、二度と酔って「高い高い」はするまいと心に決めた大馬鹿モンのパパなのでした。

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2013年3月 4日 (月)

フラフープの難しさと100°女

 八方尾根に行ってきました。金曜日午前、八方尾根に着いてみると、大変暖かく道路の雪が融けかけています。うーーん、イヤな予感。午後何かが降るという予報だったので、ゲレンデに出てすぐに娘(仮称ケミ)を滑らせることにしました。
                                                                                              先日はハーネスを使ったのですが、今回はフラフープを利用してみることにしました。ハーネスよりもフラフープの方が、子供が後傾にならなくて良いというのを聞いたことがあったので。先日同様、内弟子Yが先に滑って手本を見せ、ワタシが後ろから、今度はフラフープを持ってコントロールします。先日の八海山での成功があったので自信満々に咲花第二トリプルリフトの降り場から滑り出そうとしました、ところが・・・。
                                                ありゃりゃ、フラフープだとこんなに子供との距離が近いのか、ゲゲッ、この斜面って意外に急じゃないか。ヤバッ!と気付いた時には、もういくらプルークで制動をかけてもケミさんのスピードは緩みません。後で思ったのですが、慌てて娘の板を踏んでいたのかもしれません。コントロールを失ってケミさんは転倒。すぐ後ろのワタシはあわやケミさんを轢くところでした。やべー。~o~;;;;
                                                うーん、フラフープは難しい。ワタシのオーラウンド板174cmはちょっと長過ぎたかと思い、内弟子Yと役割交代。急斜面の部分が終わった所から滑り出したこともあって今度は上手くいきました。
                                                フラフープだと、子供との距離が非常に近くなります。結局、内弟子Yも自分のプルークの中でケミさんを滑らせていました。その辺のことが判らないうちに滑り出したのは失敗だったかな。土曜日にハーネスで同じ所を滑らせてみたのですが、ハーネスだと離れた所から子供をコントロールできるので親に余裕があります。少なくとも慣れないうちは、こちらの方が親は楽です。
                                                あと、斜度感覚も我々の普通の感覚でイケイケになっちゃったらダメですね。思い出してみりゃ、自分が初心者の時にはちょっとした斜面でも急に感じていたんです。まして、ケミさんは二歳五か月なんだからね・・・。~o~;;;
                                                結局、この日は内弟子Yのフラフープで二本滑らせました。ところが、二本目を滑っている最中に何か降り出しました。ぐげっ!三月初めの八方で雨かよー。
                                                昼食後、ケミさんを託児所に預かってもらい、二人で滑りました。カッパは持ってきていたのですが、八方で雨に降られるわけはないと思い、宿に置いてきてしまいました。グラブも普通のグラブです。ところが、降るわ降るわ、土砂降りじゃないっすか。上に上がれば雪だろうと上がってみたけど、黒菱あたりまで上がってようやく湿気の多い雪です。ウェアもグラブの濡れ放題でした。最初のうちは大丈夫だったワタシも、濡れたグラブに堪えられなくなってきました。
                                                もういい加減にして宿へ戻ろうよと言いかけたところで、内弟子Yがニコニコ笑って一言、「雨だと空いてるし、雪が柔らかくて滑りやすいですねー」。
                                                うわっ、ダメだ、こりゃ。~o~;;;;;
                                                同じマンションのスキー馬鹿ファミリーAちゃん家では、「ウチのスキー熱が50度だとすれば、ケミちゃん家は100度」ということになっているそうです。しかし、今日と言う今日はハッキリ悟りました。ワタシはせいぜい75度で、100度はこの女だったんです。~o~

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2013年3月 1日 (金)

久々に胸躍る旅立ち

 昨日で今年度の授業は全て終了しました。来年度のプレ授業を担当するクラスの生徒さんとは来週また会うのですが、プレ授業を持たないクラスの生徒さんには、お別れの言葉を言って来ました。

 来期テキストの仕事も終わりました。これで今年度のデスクワークは全て終了。キレイサッパリしてます。

 んで、そうなると、(つか、仮にそうならなかったとしても~o~;;)、我が家はスキーでしょう。しかも、目的地は内弟子Yも気に入ってくれたアノ山です。やっぱ、アノ山だけは特別で、これだけ年間に滑りまくっているワタシでも胸躍ります。

 つわけで、行っくぞーー!!~o~

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