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2013年4月30日 (火)

「一年後」の世界補足

 昨日から再び労働強化週間です。世の中はのんびりしてますが、ワタシは横浜で授業でした。今年の横浜の子はマジメな子が多くて質問が途絶えません。やりがいはあるけど、つ、疲れる~~@@。

 そんな中でも、仕事の合間には日曜のかぐらのことを思い出しています。内弟子Yは、田代のコブで進歩の跡を見せたのですが、あのままクラウン検定を受けたとしたら、多分、78点、良くて79点止まりでしょう。

 クラウンの事前講習を見て思ったのですが、さすがにクラウンを受ける方は皆さん、そつなくコブをこなしてきます。でも、みんながそつなくこなして来るということは、無難に滑り下りただけじゃ合格点は出ないってことです。

 受験者の中にも、ほんの数人、板の走りや落下スピードをアピール出来るレベルの人がいます。ああいう人に80点以上が付くんでしょう。そういう点で、内弟子Yはもう一皮剥けないとダメですね。

 一方、娘(仮称ケミ)ですが、こちらの進歩の方はたいしたモンです。田代の第一高速のコースを二本滑った後、田代第一ゲレンデまでの斜面も滑ったのですが、ハーネスを持ちながら後ろで観察していると、ただ板の上に乗っているだけでなく雪面の荒れや凹凸に対応して板を操る動きが見て取れます。

 バランスを崩しそうになると、スタンスをちょっと変えたり片足で蹴って立て直したりします。スピードにも斜度変化にも強くなりました。もしかすると、ハーネスいらないんじゃないかと本気で思ったりします。

 でも、止まる曲るはまだ教えてないですからねえ。~o~;;;;

 日曜の思い出と言えば、田代ゲレンデに入る斜面で、レッスンしている人を見かけました。顔はスカーフで隠しているので誰だか判らないけれど、非常に大柄で、ものスゴイ大回りをしていきます。

 つい、ケミさんを背負ったままマネをして大回りしていき、その人からちょっと離れたところで止まったら、「○○さーん」と声を掛けてくれました。ん?誰かな・・・。

 ゴーグルを取りながら爽やかな声で、「○○さーん、木村です」。

 あわわわわっ!!公宣さんだーーっ。~o~;;;;;;

 その後、公宣ファンの内弟子Yとキミノブばなしで盛り上がっちゃったことは言うまでもありません。一年前は駐車場でケミさんとツーショット写真を撮らせてもらったんです。あれから、もう一年経つんですよねー。 

 何年後になるか判らないけど、いつか、ケミさんを連れて富良野に行き、三人でレーシングキャンプに入ろう、というのがこの日の我が家的結論でした。~o~

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2013年4月29日 (月)

「一年後」の世界

 「労働強化週間」などと言っても、日曜はお休みなので、当然、我が家は越後に出かけることになります。田代ロープウェイに7:50頃到着。みつまたでボードのイベントがあるというのをかぐら公式サイトで見ていたので、最初から田代を目指しました。実際、その時間にはすでにみつまた駐車場は満杯だった模様。

 田代の駐車場で、「ゲレンデは吹雪なので寒くない準備を」というアナウンスを聞いたような気がしたのですが、ナント、本当に上は吹雪でした。娘(仮称ケミ)には念のため冬のウェアを着せていたし、内弟子Yはそれなりに着ていたようなのですが、ワタシゃ、春スキー用のナメた恰好に、春スキー用のエッジのない板。うわー、マイッタ。~o~;;;;

 かぐらまで移動してみると、朝のかぐらは真冬の締まったバーンに真冬並みの積雪量でした。ワタシゃ和田小屋で、暖かくなるまでひたすら育児。内弟子Yを滑らせました。Yによると、クワッドリフトは朝から激混みで、リフト待ち10分以上だったとか。

 昼食後、混んでいるかぐらに見切りをつけ、田代に移動して滑りました。田代第六リフト沿いのダイナミックコースは折しもクラウンプライズテストの事前講習中でした。受験者の作ったラインコブでYを滑らせてみたのですが、うーーん。

 どうもYさんは最近コブでお悩みモードです。ストックワークに注意させていたら、全体がおかしくなってコースアウトばかり繰り返すようになりました。GW最初の日曜というと、昨年は「世界を変える一本」の日だったのに、すっかり「変わる前」の滑りにもどっています。

 どうしたもんか、と思ったのですが、一日の終わりに、ロープウェイ待ちの田代第一ゲレンデに出来たコブでYを滑らせ、「ストックは良いから、低い姿勢でスタートし足首を緩めるな」とアドバイスしたら、いきなり先落としが出来るようになり、ラインコブを完走してくれました。なーんだ、ヤレば出来るじゃん。

 昨年の「革命」の頃より落下スピードはありませんが、その分安定感の増した良い滑りになりました。この滑りなら、クラウン検定の受験者の中に入っても遜色はないでしょう。この一年間、いろいろやって来て、総合的に進歩したんですね。

 Yを滑らせるだけでなく、田代でケミさんも滑らせました。田代第一高速リフトの斜面は、斜度変化のある緩中斜面で、長さもあるため、二歳児にはちょっと手強いかと思ったのですが、途中のウェーブも楽しく滑った後、「今度、パパママは自分で滑って。ケミは一人で滑る」とのたまいました。あははは。

 思えば、彼女が「スキーする」と言い出したのは一年ちょっと前でした。それが今や独立宣言ですからねえ。進歩したもんだ。~o~

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2013年4月27日 (土)

禁断のカウントダウン

 毎年同じことを書いていますが、今日からGW、つまり我々にとっては労働強化週間です。一学期二週目の授業が昨日やっと終わったと思ったたら、今日は朝から一日会議でした。ふへーー。~o~;;;

 昨日までの授業スケジュールがかなり一杯一杯の上に、模試作成のデスクワークがあって、昨日はヘロヘロ。授業中に、コメカミの血管が膨れてくるヤーな感触。うわー、ヤバいなぁ。

 夜になって帰宅したワタシを娘(仮称ケミ)が満面の笑みで迎えてくれました。「パパおかえり~」。うーん、これだけが癒しの時間だー。

 そこへ、内弟子Yが慰めるように明るく言い放ちました。「頑張ってクダサイね。一学期はあと、九週ですから」

 ぐわー、それ、言っちゃダメー。~o~;;;;;;;

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2013年4月24日 (水)

泣くな、オトコの子!

 一学期第二週の今週は、毎日、目の回る忙しさで授業をし合間に模試の仕事もしています。正直、ブログなんて書いている余裕はないのですが、でも、今日は書いておきたいことが起こってしまいました。

 今日の昼休みのこと。教えていないクラスのオトコの子が、何故か質問に来ました。一般的な学習法の話だったので、気軽に応じたのですが、彼は、昨年、国語三教科の中で古文に八割以上の時間を掛けて必死で勉強したにもかかわらず、センター試験の古文で大失敗。今年どのように勉強したら良いかというのです。

 昨年の勉強の仕方をかなりキチンとメモして説明してくれました。論理的に考える能力のある子のようです。ところが、その中に、某有名講師Aの名前が・・・。~o~;;;;;

 なんでも、某有名講師Aの文法・単語・古文常識の本を三冊とも三回やり、隅から隅までみっちり暗記したんだとか。ナルホド、努力の量に対して結果が伴わなかったわけです。

 この某有名講師Aという人は、どんなことでも暗記させたがります。文法の本でも暗記万能主義は鼻につくのですが、古典常識の本などでも、暗記暗記暗記と暗記を強要します。ところが、この人の古典常識の本というのは・・・。

 まず、細かい知識の誤りがいたるところに散りばめられています。例えば、最初のページ。「覚え」という語について、この人は、「『世間で覚える』の発想で評判の意味になる」などと説明しています。こんなのはちょっと古語辞典を引けば、誰でもデタラメだと判るはずです。「覚え」が「評判」の意味になるのは、「覚え」に受け身の意味があって、世間で思われることだからです。

 以下、細かい知識の誤りが延々と続きます。いちいち指摘するのは面倒だし、誤り自体は小さな無害な物が多いので、まあ許容するとして、問題なのは、所々に「難関校志望者は覚えてください」「入試に頻出」などという暗記の強要が付いていること。

 さらに宮中の建物、宮廷行事なんかの説明が変に詳しかったりするのも困り物。こんなこと古文読むのに必要ないだろうってことまで書いてあり、そこにも「多くの大学がさまざまな角度で問題を出しました」「難関校では出題されます」などという脅かし付き。

 申し訳ないけど、「白馬節会」について「あをうまのせちゑ」という読み以外のことを聞いてるのは、見たことがありませんが・・・。

 あっちで脅かされこっちで脅かされして、マジメな彼は、散々時間をかけてこの本を端から端まで暗記したんでしょう。その結果、国語の勉強の八割の時間を古文に費やし、古文の得点が三割ちょっとだったと・・・。

 「買ってはいけない」バナシを交えて、彼のやった本がどんな代物なのか説明してあげたら、彼はいきなり泣き出してしまいました。うーーん、長いことこの仕事をしているけれど、講師控室で男の子にこんなに泣かれたのは初めてかも。

 まあ、女の子に泣かれたこともないかもしれませんが・・・。~o~;;;

 しかし、こんなことになったのは、誰が悪いんですかねえ。彼にこれらの本を推選したのは、いったいどこのどなただったやら。責任者出てこーい。

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2013年4月22日 (月)

冬と強い子とナイフ記念日の日曜

 一昨日、仕事の後、丸沼高原に向かいました。高速の赤城あたりからミゾレが降り出し、沼田ではすっかり雪でした。吹雪に近いような降りになった峠道をドライブ、鎌田から先は完全に真冬同様の雪道でした。

 昨日は朝から本格的な雪でした。朝のペンションの前で15~20cmほどの積雪。湿り気の多い雪だったので、ちょっと心配したのですが、様子見でまずワタシがゴンドラコースを滑ってみると、非常によく滑る雪で、ゲレンデコンディションは悪くありません。しかも、心配していた雪付きもオッケー。シルバーコースのコブもまだ大丈夫です。これなら丸沼はGWまでイケるかもね。舞い戻ってきた冬に感謝です。

 様子見の後、小雪降る中を娘(仮称ケミ)を背負って内弟子Yとともに滑りました。この日は内弟子Yを試乗会に参加させる最後のチャンスだったので。Yは購入候補のB社SRC165cmとR社Demo α soft161cmを履いて、硬くしまったバイオレットコース、新雪の乗ったシルバーコースのコブ、ゴールドコースに出来た硬いラインコブを滑りまくりました。

 Yさんとしては、デザイン的に気に入っているSRCで行きたいようなのですが、この日はコブでヤラれまくり、やや弱気になったようです。「大回りはオレンジ(B社SRC)が良いんですけど、小回りは麻子さんの板(R社Demo α)の方が失敗が少ないし・・・」と迷いが出てきた模様。

 さて、Yさんを試乗させるのに夢中になっている間に、背中で寝ていたケミさんが起き出しました。「ケミさん寒くない?」と聞くと、「さむくない」と答えるのですが、やや元気がありません。昼食前の最後の一本では、「もう一まい(一回)、リフトに乗らない」などと言い出す始末。いつもは一緒にリフトに乗りたがるのに・・・。

 昼食にセンターハウスにもどってビックリ。ちょっと唇の色が悪く、手先が冷たくなってます。うわー、ヤバい。寒かったね。ゴメンよー、ケミさん。~_~;;;;;;;;

 パパママはひたすら恐縮してしまったのですが、暖かいレストランにもどったケミさんは、すっかり元気を取り戻し、お昼をいつも以上にバクバク食べた後、センターハウスを走り回って遊び、最後にはオヤツの大きなワッフルを食べまくってくれました。良かったー。逞しい我が子に感謝!~o~

 おまけに、ワタシがワッフルを切っているのを見て、ナイフとフォークに挑戦。大人のナイフとフォークでワッフルを食べることに成功しました。昨日は、彼女がナイフとフォークを使いこなした最初の日です。もっとも、ナイフで「切る」というより「削る」「引き裂く」だったようですが・・・。~o~

 一日の最後はケミさんの滑走で〆ました。第一リフト乗り場へ降りる急斜面の上でうっかりママがケミさんを離してしまい、うわー、ケミさん駐車場に向かって大暴走(!)・・・になりそうだったりしましたが、そんなトラブルにもケミさんの滑る意欲は衰えず、ハーネス付きではあるけれど見事に滑り切りました。

 ウチの子は逞しく育ってるなあと、しみじみ思った日曜でした。

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2013年4月20日 (土)

眩暈とカウントダウンの一週間

 例によって一学期第一週はメチャメチャハードです。「買ってはいけない」バナシをテープレコーダーとなって繰り返し続けるのは疲れます。特に、今年度は昨年度よりも一コマ増え、授業のコマ数が人間的生活の限界値に近づいてしまった結果、時々、眩暈がして意識が遠ざかってといきそうになります。

 そこを踏みとどまっていられるのは、偏に、クリアファイルに入れた娘(仮称ケミ)の写真のおかげ。パパはケミさんがいなかったら、この仕事続けられないなは・・・。~_~;;;;

 一昨日あたりから、残り何コマというカウントダウンだけが楽しみになりました。昨日は一コマ一コマ減っていくのが嬉しくて嬉しくて・・・。

 最後は絶好調でしゃべりまくって終了。良かったー。ホッとして帰宅。内弟子Yとケミさんが迎えてくれる・・・と思いきや、内弟子Yはぐったりして寝てます。どうやら久々の自宅での育児に疲れ果てた模様。今日はかなりケミさんを怒ったそうです。

 ところが、ケミさん、怒られながらも、「パパは、怒らないでって言ってた」と言い返したとか。女の子ならではだと感心してました。

 ホッとした昨夜の晩酌は栃木県惣誉酒造さんの「惣誉 純米吟醸 生」と宮城県寒梅酒造さんの「鶯咲 純米」。「惣誉」は爽やかな中に山廃を思わせる独特のコクがあって、んまい!

 一方、「鶯咲」は、冷やでも美味いのですが、ぬる燗にすると、優しい香りとともにじわっと滋味が口中に溢れて行き、いやー、ホッとする味です。

 ワタシはこの二杯で寝てしまったのですが、一旦寝ていたYさんは復活してビールを飲みまくり・・・気づいたら冷蔵庫のビールを飲み尽くしていたそうです。まあ、フラストレーション溜まってたってことで。~o~

 今日はこれから毎年恒例、出来ない君のための特別授業です。それが終わるとようやく一週間の仕事が終わります。昨日から再び寒くなり、山には冬がもどっているらしいので、日曜はちょっと楽しみかもね。~o~

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2013年4月17日 (水)

働くツキノワグマの憂愁

 一学期が始まってしまいました。毎年のことなのですが、ネムイ。授業の方は例の「買ってはいけない」バナシのリピートで、それなりに上手くしゃべれていると思うのですが、兎に角ねむひ・・・。

 おまけに雪焼けが変に目立ちます。日焼け止めは必ず塗っているし、リフト上でゴーグルを外す等の努力をして逆パンダは避けているのですが、この数年、GIROのヘルメットを着用しているので、ノドにヘルのあご紐痕がくっきり・・・。

 パンダを避けたらツキノワグマ、それも、この眠さは、冬眠明けのツキノワグマかよっ?!~o~;;;;

 気分によって体感温度が変化する内弟子Yも、「春はサムくてヤですぅ~」と言って弱っています。我が家で唯一元気なのは娘(仮称ケミ)です。

 ケミさんは帰京してから絶好調。食欲旺盛だし、よく動きよくしゃべります。今朝もパンの上にリンゴと海苔を乗せて、「はんばーぐぅ」なんて言って元気にパクついてました。ハンバーガーなんて食べさせたことないんですけどねえ。~o~;;

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2013年4月15日 (月)

目を覚ます時

 昨日の丸沼は晴れて暖かくなってしまいました。それでも朝のうちは硬くしまってくれたのですが、昼前からメインコースのバイオレットはザクザクになりました。

 一昨日、内弟子Yに一日試乗させたので、昨日はワタシの番でした。土曜のときわスポーツさんに続いて、日曜もパワーズ小山店さんの試乗会があったんです。この週末は菅平の試乗会が悪天候で中止になったiciの試乗会までもがやってきたので、丸沼はさながら試乗天国でした。

 来期の内弟子Yのための購入候補を中心に試乗しました。

・Blizzard SRC Racingsuspension  165cm  121-70-106  R=13

 朝の比較的締まったバーンで試乗。前回156cmに乗った時と同様、しなやかさは感じるが、それだけでなく、しっかりした感じを受けた。現在使用している10-11シーズンのB社SLRと似ているとは思うが、SLRは時々返りが軽くなるのに対して、コイツは微妙にしっかり感があり雪面に張り付く。SLRよりもややレーシングテイストが増しているのかもしれない。ローズコース下のラインコブにも入ってみたが、SLRよりやや元気。しかし、使える範囲だと思われる。

・BLIzzard  WRC  Racingsuspension  182cm  115-71-100  R=20

 昨年、試乗してベタ惚れし、ワタシのオールラウンド板として購入寸前まで行った板。コスメが変わっただけで昨年の継続と思われるが、相変わらず、良いな~~~、コレ。硬いバーンだと兎に角しっかりグリップしてすごい旋回力。この安定感と走りには、惚れちゃうなー。しかし、昼前のバイオレットのザクザクでは、走りイマイチ。しなやかではあるものの、やはりそれほどフレックスが柔らかいわけではないので、足場のないザク雪ではたわんでくれないのである。その点で、昨年はイタリアンパパに負けちゃったんですね。~o~;;

・Rossingnol  Demo α R20 Racing  166cm  122-68-104  R=12.8

 内弟子Yのための購入候補DemoαSoftが来ていなかったので、R20の方に試乗。持って重く、履いても重量感がある。独特のトップ形状にはちょっと違和感を感じるが、滑り始めるとほぼ気にならなくなる。しなやかで非常にターンに入りやすいのはアーリーライズロッカーのためか。なるべく硬いバーンを選んで滑ってみたのだが、大回りも小回りも板が自然と返ってきて次のターンポジションまでスムーズ。適度に走ってくれて、こりゃ良いわー。

 しかも、驚くべきはコブでの滑りやすさ。独特の形状とワイドなトップ幅から言って、コブは苦手なのではないかと予想していたが、全く違っていた。シルバーコースの深いコブを最初回して入り、次に直線的に行ってみたが、どちらをしてもトップが落としやすく、返りが適度で安定している。ナルホド、麻子さんのうさぎでの快走はこの名機に支えられていたのかと得心した。

 試乗の合間に、娘(仮称ケミ)を連れてゴンドラのコースを上がり、丸沼の頂上から滑らせてみました。もちろん、ハーネスを着けてなのですが、ゴンドラのコースはカーブもあり、ちょっと急斜面もあるので、正直、おっかなびっくりでした。

 パパの心配をよそに、ケミさん快走。なぜか曲ったコースでもコースなりに曲ってくれます。ローズコースの急斜面も怖がらずに滑走。さすがにバイオレット上の狭い廊下は、危険なのでパパの抱っこでクリアしましたが、レストランとんふぁんまで無事に滑り降りました。

 ところが、さすがに疲れたのかオネムになり、とんふぁんでの昼食も半分眠りながら。「食べ終わったら、センターハウスでアイスを食べようね」とアイスで釣ってようやく昼食を終わらせ、とんふぁんから下はワタシが背負って下しました。ところが、センターハウスまで降りたところで、パッチリ目が覚め、「アイス~~~」と食堂へ一直線。~o~

 試乗後、内弟子Yの練習を何本か見て、我が家の九日間の夢のようなスキー三昧生活が終わりました。八王子へ帰宅する日は、イコール仕事の始まる日、日常にもどる日です。ケミではありませんが、パパもママも目を覚ます時が来てしまいました。

 まー、しょーがねっか。~o~;;;

 帰京すると、もう八王子ではすっかり桜が散っていました。

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2013年4月14日 (日)

あやしい試乗レポⅡと良子さんの後継者

 昨日は丸沼にもどって、ときわスポーツさんの試乗会でした。丸沼は快晴。午前中は前夜の冷え込みから硬く締まったバーンとなり、午後は一転してグズグスの軟雪。硬い雪柔らかい雪の両方で板を試せる最高のコンディションでした。

 この日の丸沼はいろんな方のレッスンが入っていたのですが、朝イチで佐藤麻子さんを発見。さっそく三人でお祝いを言いました。でも、全日本優勝のお祝いより内弟子Yのテクニカル合格報告の方を喜んでくれました。やっぱ麻ちゃんは良い子だなー。

 試乗会は、事前予約制だったこともあり、内弟子Y一人が参加。ワタシの方は、午前中、娘(仮称ケミ)を背負ってビデオ撮り、午後は育児でした。

 まず、来期購入の最有力候補Blizzard SRC 165cmを試乗させました。前回の試乗が156cmだったため、実際購入しそうな長さに乗せてみたかったのですが、特に問題なく乗りこなしました。

 続いて、対抗馬になりそうなRossingnol Demo α Soft TPX166cmに乗せてみました。こちらは、麻子さんたち選手の使うR20プレートのものと比べて柔らかく、たわみを出しやすいとのこと。大回りは非常に安定した感じで楽そうに降りてきました。Yの感想は、「滑りやすいデス。ゆったり乗れる感じ」。小回りも現段階のYの技術を出し切った感じの安定した小回りでした。

 次に、シルバーコースの深いコブを滑らせてみましたが大転倒。やっぱ、同じ板を使っても、麻子さんにゃなれないね。~o~;;

 でも、板自体はコブでも使いやすいとのことでした。見た目でも明らかにYの技術的なミスでした。卓也さんにも指摘されていたのですが、Yはコブで右ストックに問題があり、それが転倒の原因だったようです。

 どうも、この二本を気に入った様子だったので、午後は試乗時間いっぱい、この二本を比較させました。結論は、「麻子さんの板の方が楽だけど、オレンジ(SRC)の板に挑戦したい」とのこと。

 ワタシが見ていた範囲でも、Demoαの方が安定感があり、ミスがなさそうでしたが、板の走りはSRCでした。多分、現段階のテクニックを出し切らせるのだったらDemoαを選ぶべきなのでしょう。でも、コイツはまだまだ上手くなっているし、元気の良い板が好きだから、挑戦してみるのも良いかもしれません。

 さて、タイトルの「良子さんの後継者」というのは、麻子さんのことではありません。丸沼の定宿、「Kのみてらす」さんで中田良子さんのキャンプと何度もご一緒しているのですが、昨年から良子さんはケミさんを可愛がってくれて、アヒルの鳴きまねなどをして遊んでくれていました。

 今年もあひるの鳴きまねをしてくれる良子さんに対して、なんと、ケミさんもあひるの鳴きまねを始めました。おおっ、中田良子の後継者だっ。~o~;;

 スキーの方も良子さんのマネしてくれると良いんですけどねえ。~o~

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2013年4月13日 (土)

感心し続ける日々

 昨日一昨日と、かぐらマニアの内弟子Yの希望で、かぐらに行って来ました。

 一昨日のかぐらは晴れのち雪。昼前にみつまたの駐車場に着くと、ド平日にも関わらず、すでに無料休憩所のこちらまで埋まっています。話には聞いていたのですが、今年のかぐらは大繁盛の様子。

 どうも、オフピステ滑走をある程度認めたためにバックカントリー系の人が大量に流れ込んできた模様。ロープウェイでも和田小屋でもそっち系のウェア、そっち系の道具が目立ちます。しかも、パークを充実させているからボードの子やフリーライド系は依然としてたくさん来ています。すごいなー。

 ここ何年か、バックカントリー系やフリーライド系に静かなブームが来ている気がしていました。今年、試乗会に行くとそれを痛感させられます。バックカントリー系やフリーライド系の板の方が、一般ゲレンデ用や競技用よりはるかにたくさん並んでますから。そういう需要があるってことです。

 閑話休題。昨日、かぐらで出逢った知人の話によると、ハイシーズン中の土日は物凄い人出になったようです。その人は、かぐらゴンドラ一時間待ちというのを経験して半日で帰っちゃったとか。BC系に加えて、例の小学生未満無料の効果で家族連れがたくさん来ていたとのことでした。

 こういう話を聞き、実際に大繁盛の様子を見ると、かぐらってホントに上手くやってます。この辺のスキー場では一人勝ちでしょう。特に、オフピステを開放してBC系を呼び込む経営手腕は、まさに機を見るに敏。感心してしまいました。同じ国土系の気の利かない八○山さんには、是非とも見習ってもらいたいところです。~o~;;;

 ところで、感心といえば、なんといってもウチの娘(仮称ケミ)です。あはは。~o~;;;;;;;;

 ケミさんはとうとうかぐらゴンドラコースを制覇してしまいました。いくらなんでも二歳児にはコースが長過ぎると思い、念のためにオンブ紐を用意しておいての滑走だったのですが、全然大丈夫でした。昨日も一昨日も、悪雪やウェーブに足を取られて二三度転びはしたものの、転んだ後も笑って滑り出してくれました。コースの最後には余裕なのかちょっと飽きたのか、お歌を歌いながらのゴール。~o~

 しかも、最近、いよいよお口が達者になり、思いがけないところでハッとするようなことを言い出します。一昨日は、ワタシと内弟子Yがちょっとしたことで口論になり、別々に食事を取りました。ケミさんは険悪な雰囲気を察したのか、ワタシの傍に座ってしばらく寂しそうに黙っていたのですが、突然、ポツンと、「ケミ、パパとママだいすき・・・」。

 こんな泣かせる台詞、イマドキの三流TVドラマの脚本家にゃ思いつきませんゼっ!~o~;;;;;;;;;

 この子の前では本当に夫婦喧嘩なんて出来ません。賢すぎて怖いくらいだとは親バカ夫婦が話し合った末の結論でした。~o~ 

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2013年4月11日 (木)

まなざしキャンプ覚書と楽しいオマケと天才少女デビュー

 昨日書いた内弟子Yの質問と卓也さんの回答を忘れないように書き留めておきます。Yにはいろいろ聞きたいことがあったらしいのですが、思い悩んだ末に一つだけ「クラウン取れるほど上手くなるにはどういう練習をしたら良いですか」

 卓也さんの回答は、

1.スタンスを今より少しだけ広くして力感を表現できるようにすること。

2.自分の好きなターンだけでなく、意識的に大きいターン小さいターン深いターン浅いターンといろんなターンを練習すること。

3,二種類のストックワークを使いこなせるように練習すること。

 このうち、1と3はレッスン中にも言われていたことです。ワタシも師匠として、Yを上達させるにはどうしたら良いか悩んでいたのですが、卓也さんの回答は言われてみれば「うん、ナルホド」と手を打ちたくなるものばかり。

 しかも、アドバイスの最後に、「目標を持つのは楽しいよね。Yさんなら必ずクラウン取れるよ」とまで言ってもらって、Yさん大感激だったのでした。~o~

 さて、ワタシの方は、キャンプ中に楽しいオマケがありました。というのは、Head社の来期モデルの試乗をさせてくれたこと。これまた、忘れないうちにインプレッションを書き留めておきます。

・Head iSUPERSHAPE SPEED 170cm 119-66-98 R=14.3

 ロッカーを取り入れたH社デモ用オールラウンド。持ってみるとさほど軽く感じないが履くと軽い。滑り出した瞬間になんだかグリップが頼りないと感じる。今までのH社iSPEEDには無かったことなので驚いた。しかし、滑ってみるとグリップ不足という感じはそれほどなく、板の柔らかさを強く感じる。小回りをしてみると、パワーレールの効果で板全体が丸くたわむ気がする。ソフトで非常に楽に扱えるのはロッカーのためなのか、それとも、パワーレールのためなのか。滑っているとただ楽なだけだが、ビデオを撮ると意外に板が走っている。卓也さんに「その板合ってるんじゃない」と言われてしまいました。~o~;;

・Head Worldcup Rebels iSL 165cm 122-66-107 R=11.5

 iSL RDの下の一般レーサー用SL。履いて重量感としっかりしたグリップ感があり、滑ると雪面に張り付く。やっぱ、iSPEEDよりコッチが好きだなー。Rが小さいため普通に滑ると大回りにはならないが、小回りはピュンピュン切れて快感。小回り用でなら是非欲しいと思う。コブも浅いコブなら楽しく滑れる。しかし、シルバーの深いコブでは、楽しいけどこれじゃ体が持たないと思わされました。~o~;;

 さて、表題の「天才少女」というのは、もちろん、ウチの娘(仮称ケミ)のこと。昨日、ワタシがキャンプの復習をしてセンターハウス前に滑り降りてきたところ、Yとケミさんがリフト乗り場付近で待っていました。なんと、ケミさんはスキーを履いているのにハーネスをつけていません。ヲイヲイ、聞いてないぞー。~_~;;;;

 そのまま、中央リフト乗り場付近からセンターハウスに向けて滑り出しました。大丈夫かよ~~?!と思ったのですが、何と言うことも無くセンターハウス前まで10mほど滑り降りて行って自然に止まりました。昨日の午後はこれを十本ほどこなしたとのこと。

 とうとう、ケミさん単独スキーに成功です。今までは、我々が滑らせていたのですが、これでめでたく独立したスキーヤーとしてゲレンデデビューしました。しっかし、新しいことやらせる時には、前もって言ってくれよ~~。~o~;;;

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2013年4月10日 (水)

まなざしのマジックⅡとダッシュ女

 昨日の丸沼は晴れ。少し暖かくなり雪が緩みました。昨日の朝降った新雪が載ったままの部分は、所々、雪の中から出てきた手に足を掴まれるかのように板に急ブレーキのかかる難所になりました。

 山タクキャンプ二日目は、ゴンドラを使って長い距離を滑るレッスンでした。標高差があるのでかなり雪質が変化しますが、雪質の変化に対応した滑りがこの日のテーマだったようです。

 切り替えて体を中に入れながら外足で雪を飛ばすように押すパターンやターン中盤から圧を加えていくパターンを練習。一人一人にアドバイスがありました。

 ワタシには、「雪飛ばし」パターンの動きを整地小回りでも使ってエッジングを長くするようにアドバイスがありました。また、グサ雪で中盤から圧を加えて板を走らせる滑りに好感触がありました。

 レッスン後にビデオを見たのですが、自分の滑りがなんだかとても伸び伸びしています。今シーズン、谷回り系理論に縛られてギクシャクしていたものが、自然でスムーズな動きになり、板が走ってます。うーん、卓也マジックだなー。

 卓也さんは一つ二つ失敗しても何も言わず、そのスキーヤーの良いところを探してホメてくれます。それで、受講する人間が失敗を恐れず伸び伸び滑れるようになるんじゃないかな。伸び伸び滑って本来の良いところが出てきたところで、ポンと肝心な所だけ注意してくれるから、それを直すのに集中出来るんでしょう。やっぱ、まなざしのマジック。~o~

 内弟子Yもすっかり卓也マジックにかかって調子よく滑っていましたが、実は、今回のキャンプでYには一つどうしても叶えたい願いがありました。それは、卓也さんとペアリフトに同乗して質問すること。昨年までもリフトに同乗したことはあるのですが、なんせ、昨年までは質問することを考えつかなかったし、質問しても理解できなかったので。~o~;;;

 今年はある程度スキー用語を理解しているし、彼女なりに頭の中が整理されています。「リフトで山タクに質問したいことがたくさんありマス」と前々から言っていたのですが、初日はリフト乗車のタイミングが合わず、この日はゴンドラをグルグル回るレッスンだったので、Yさん、密かにアセりまくっていたのでした。

 午後のレッスンも終盤になって、ようやく卓也さんから、「それではあのリフトに乗りましょう」の声が掛かりました。リフト乗り場へ向かう山タクを追いかけて、Yさん猛ダッシュ。他のメンバーの方からは失笑を買っていたようですが、ようやく念願を果たしましたとさ。~o~

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2013年4月 9日 (火)

まなざしのマジック

 昨日の丸沼高原は、雪のち晴れ。晴れていても風が強くゴンドラは運行中止でした。朝のうちの気温はかなり低く、バーンはところどころ氷っていて朝の新雪が載った所だけ止まる雪でした。

 一昨年昨年も入った山田卓也キャンプに、内弟子Yとともに参加しました。Yと一緒にレッスンに入れるのは、お義母さんが丸沼に来てくれたからで、娘(仮称ケミ)はお祖母ちゃんと遊んでいてくれました。お義母さんとケミさんに感謝。

 まず、卓也さんの方から今回の練習のテーマの説明がありました。脚の関節を曲げて足裏全体にウェートを収める動き(いわゆる「荷重」)と軸を作る動きの組み合わせ方を、状況に応じて使い分けようということ。今年の山タクレッスンは、滑りの幅を広げて状況に合った滑りをするというのがテーマだったようです。

 一通りの全体練習の後、卓也さんが止まって見てくれている中で全員がグルグル回る放牧形式の練習でした。ワタシは、次の課題として目線の高さを変えずに切り替えた後、長い軸を出してみなさいとのアドバイスを受け、やってみると、なんか良い感じかも。

 数本滑って、だんだん感じがつかめてきました。実は、八技選の惨敗の後、ちょっと自分の滑りが判らなくなっていたのですが、頭の中が徐々にスッキリした気がします。うーーん、卓也マジックだなー。

 内弟子Yも目線の先行をアドバイスされて良い感じになってきました。他の人も滑るに従って、良い感じになってきます。

 ワタシやYや他の人達へのアドバイスを聞いていると、どうも、卓也さん、ホメ上手なんです。八つホメて二つ注意という感じ。ところが、その人の良い所を上手くみつけてホメ、良くなるポイントをその人に応じて的確にアドバイスしてくれるために、みんなが気持ち良く上手くなっちゃうんですね。

 一言で言えば、教わるスキーヤーを見るまなざしが優しいんです。去年もマジックの仕掛けについて書いたけど、このまなざしの優しさもマジックの仕掛けなんでしょう。

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2013年4月 8日 (月)

波乱ながらもオッケー

 昨日は、丸沼で滑りました。丸沼は昨夜の雨で融雪が進み、下から見るとかなり土が出ています。ヤバいかなぁと思いながら、昨シーズン使ってお得感のあった四月からのシーズン券を購入しました。

 まず、ワタシが単独でゲレンデの様子を見てきたのですが、一番下のイエローコースは、プラスノーのマットがかなり出てきました。メインコースのバイオレットの雪つきは完璧だけど、ラインコブのできるローズコース下部は土が出てますし、シルバーコースもゴンドラから見た限りでは、上部に土が出ていて、もうすぐにでもダメになりそう。思っていたより雪がなひ・・・。

 という報告を内弟子Yにしたところ、「だから、アタシが言ったのにぃー」と怒られてしまいました。Yはシー券購入に反対していたので。でも、そんなこと言ったってなぁ・・・。~o~;;;

 荒れるという予報に反して、午前中、何も降って来なかったので、まず、娘(仮称ケミ)を滑らせました。八海山第一リフトよりも丸沼中央リフトは斜度があるので、ちょっと心配したのですが、ケミさんは余裕で滑って、ゴンドラのお客さんたちに手なんか降ってます。

 ケミさんが二本滑ったところで何か降り出しました。ここでケミさんは中に入り、内弟子Yが滑走。ワタシは育児でした。その間に、外ではスゴイ音で何か降ってます。雹だっ。ひょーっ!~o~;;;

 昼食後、今度は交代して今度はワタシが滑りました。シルバーコースに入ってみたのですが、なんだ、ヤバいの最上部だけで、その下は何も出てません。これならオッケーオッケー。

 と笑っていたら、遠くでゴロゴロと鳴り出しパラパラと痛い物が降り出しました。再び雹!しかも、雷付きだってよ。~o~;;;

 さすがに雷はヤバ過ぎるので、少しの間レストハウスに逃げましたが、それを除けばワタシもまずまず滑れました。大荒れという予報の割には、我が家的には三人ともそこそこ滑れた一日でした。オッケーオッケー。シーズン券問題だってシルバーコースが滑れれば問題ナシです。

 おまけに昨夜から冬型になって、今朝六時半現在、ペンションの外は真冬のように雪が降っています。まぁ、新たな積雪量は5~10cmというところだろうけど、寒けりゃ雪は減りません。今週一杯、丸沼はオッケーでしょう。その後は判らないケド・・・。~o~;;

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2013年4月 7日 (日)

不思議なほどのありがたさ

 昨日は、尾瀬岩鞍でした。岩鞍はここのところの暖かさで一番下の雪が融け、上部だけの営業。ゴンドラであがってゴンドラで下りることになります。

 まず、娘(仮称ケミ)をワタシが背負って二人で滑りました。西山から女子国体にかけては、女子国体上部に土が出ていることを除けば、全く問題なく滑れます。さすがにリーゼンコースは滑走不能だし、エキスパートコースのコブもコブ底にブッシュが出ていますから、心置きなくコブの練習をするというわけにはいきませんが、整地はだいたいOK。

 オガサカキャンプの人とテククラ事前講習の人達を除くと、一般スキーヤーは数えるほどでした。スキー11日ぶりの我々はゆっくり足慣らしできました。

 昼食後、ケミさんを託児に預ける予定になっていました。午後から天候が荒れるという予報だったし、そもそも岩鞍に来たのは、託児できるのが理由ですから。でも、予約の時間が迫るにつれてなんだか切なくなってきました。ケミさん、泣くだろなー。

 ところが、託児所まで行って、先生にお会いしても、まったく声をあげません。この子ながらにこうなることを予測して覚悟を決めていたかのように、大人しく先生に連れられて行きました。うーーーん。先生が優しそうだったから?

 荒れると予想された天候の方は、我々が滑り終わるまで降り出さないでくれました。二時間、気持ち良く練習できました。三時過ぎにケミさんを受け取ったのですが、良い子で先生と遊んでいたそうです。なんだか不思議にありがたい一日でした。

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2013年4月 6日 (土)

伸びざかり知りたがりの11日

 昨日は年に一度の教科の会議でした。会議自体は何と言うことも無く終了。帰宅して、駅で内弟子Yと娘(仮称ケミ)に合流。帰宅したのですが、エレベーターの中で何時ものように、ケミさんが「なんかいですか~」と聞きます。これまた、いつものように自宅の階数を答えたところ、背伸びして手を伸ばしたケミさんの伸ばしきった指先が、自宅のある階数のボタンに届いてます!おおーっ!

 実は、今まで届いたことがなかったんです。確か三月末頃にもやらせてみたのですが、2~3cmは足りない感じだったので、「やっぱりまだ無理だねえ、届くのは秋頃かなぁ」なんて会話をYとしていたのでした。それが、どうして?!

 どうも、三月末に山から下りて以来、娘の身長が伸びているような気がしていたんです。Yも、「この子は山から下りるたびに大きくなるみたいデス」と証言しています。この間山から下りたのは、3月25日だから、十一日間で2cm伸びたってことですか~?! ~o~;;;;;;

 最近、いろいろ言葉をしゃべるというだけでなく、好奇心も旺盛です。昨日は、夕食時に、何か食べるたびに「コレどこでかったの?」とYに尋ねます。Yさんが握ったオニギリまでも、「コレどこでかったの?」

 めんどくさくなったYがいい加減に答えると、シラっと、「きこえない」。~o~

 近頃、こういうのが多いんだそうです。Yは閉口していました。しかし、知りたがり話したがりは、娘の知的成長の証です。やっぱ、こちらの方も山から下りるたびに育ってるんでしょうか。

 というわけで、唐突ですが、今日から我が家は再び山です。今度下りてきたら、ケミさんはどんなに大きくなることか。~o~

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2013年4月 5日 (金)

シアワセのために

 昨日、春期講習が終了しました。午前の町田、夜のあざみ野、ともに順調にテキストを消化。アンケートもまあまあ合格といったところ。でも、久々の六時間はちょっと疲れたかも。

 特に、一昨日は六時間目に頭がガソリン切れになり、話がちょっとヨレました。こういう時は、休み時間中に甘い物を取ったりして脳にエネルギーを供給してやらなきゃならないんだけど、久々の六時間で忘れてました。

 無事仕事を終えて、あざみ野で夕食。こういう時、以前なら間違いなく居酒屋に寄っていたのですが、昨日は自宅にシアワセのタネが待っていたので中華屋さんで簡単に食事を取って急いで帰宅しました。シアワセのタネは冷蔵庫の中です。

 このところ、我が家の冷蔵庫は充実しています。先日まであった「栗林 特別純米 無濾過生」も良かったけど、同じ栗林酒造店さんの「春霞 純米吟醸 美郷錦 無濾過生」がまた、んまい!軽く爽やかな甘味と鮮やかな酸。美郷錦という米の良さを上手く引き出してると思います。

 それと、この間、横浜そごうで購入してきた香川県川鶴酒造さんの「川鶴 吟醸あらばしり無濾過生」がまたまた、んまい!爽やかな香りがあって、ややコクのある甘味がキレイに切れてくれます。川鶴さんって今まで知らなかったけど、良い酒ですねー。

 そんな美酒たちを味わいながら、ビールを飲む内弟子Yとスキーの話、娘(仮称ケミ)の話をしました。娘の教育の話は、行き着くところ、どうしたらケミさんがシアワセになってくれるかということです。娘は、どういう学校に行ってどういう仕事についたら、シアワセになるんだろう。

 ワタシはこういう仕事なのですが、高学歴がそのまま人間としてのシアワセにつながるとは思っていません。特に、女性の場合、そうでない例を身近でたくさん見てきているので。だから、娘を良い大学に入れれば、それが娘のシアワセに直結するとは思えません。また、お金をたくさん残してやればシアワセになってくれるかと言うと、そんな簡単なものではないだろうし・・・。

 うーーん、結局、判りません。

 ただ、仕事がそこそこ充実していて、好きなお酒を飲んで、スキーの話と可愛い娘の話で盛り上がってる今の我々自身は、そこそこシアワセなのかもしれません。だから、我々がこういうシアワセのサンプルを見せてあげることって、結果的にケミさんのシアワセのために大事なのかもしれないと思ったりもしたのでした。

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2013年4月 3日 (水)

成長と報告のよろこび

 昨日は、夜だけの仕事だったので、午前中は久々に、南大沢のアウトレットに出かけました。

 まず、娘(仮称ケミ)の足のサイズを測ってもらいました。この間測ってもらったのは半年前だったので、さぞや大きくなっているだろう・・・と期待していたのですが、右13.9左14.0と言われて拍子抜けしてしまいました。昨年の10月に左右とも13.6cmだったので。半年で0.3~4cmしか大きくなっていません。昨年春から夏にかけての急成長は止まっちゃったのかしらん。

 でも、まあ、あのままのペースで大きくなり続けたら、三年後くらいにはエライことになってしまうので、これで良いんでしょう。そもそも、スキーブーツ履くのには、もう十分な大きさなんだし。~o~;;

 今日は、ワタシは午前中町田で授業だったのですが、ケミさんは、初めて幼稚園に行く日でした。プレ入園の二歳児のクラスにこの五月から通うことになっていたので、内弟子Yとともにその説明会に行ったんです。

 ケミさんは初登園にどんな反応を見せるのだろうと楽しみに帰宅。玄関のドアを開けると、ニコニコ笑ったケミさんが走って来ました。「ぱっぱ~~~っ!!」ケミさん大興奮。~o~

 ワタシが昼食を取っている間、ケミさんは、テーブルの向かいに座って今日あったことを報告してくれました。もちろん、理路整然と報告するなんてことが出来るはずありません。一生懸命、考えて考えて言葉を探しながら、たどたどしく、でも、とにかく何かしゃべりたくてしょうがないという様子で。

 「ぱぁぱー、ケミ、○○ちゃんのぉ~、ママにぃ~、会えなかったの」「アレ?!会ったでしょ」と内弟子Yが突っ込みを入れると、「ぱぁぱー、ケミ、○○ちゃんのぉ、ママにぃ、会えたの」と訂正。~o~

 「ぱぁぱー、ケミ、エレベーターでぇ~、ワンワンにぃ~、会ったの」「アレ?!今日はワンワンには会ってないわよ」今度は無視して、「ケミが、ワンワンだぁ~、って言ったの」~o~;;

 とこんな調子で、延々と報告が続きました。報告の内容はともかく、目をキラキラさせて一生懸命報告してくれる娘を見ていると、ウチのケミさんもいよいよ子供になったんだなあと感慨ヒトシオのパパなのでした。~o~

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2013年4月 2日 (火)

第二十回無名講師日記アクセスランキング

 恒例アクセスランキングもめでたく二十回となりました。12'12/1~13'3/31の総アクセス数は36924。ベスト10はこんな感じでした。

1.トップページ                   9957

2.スキー板試乗                  1443

3.とりあえず「なんだこれは?!」(13'3/10)     1242    

4.良心の死~『古文研究法』小西甚一著(07'6/2) 695

5..薦めない理由~『古文の読解』小西甚一著(10'4/23)  669

6.舟に乗る幸運(13'2/17)     592

7.バラバラ雪試乗と二本板記念日(12'3/1)    538

8.再び試乗会のススメまたは雨に歌えば(12'3/6) 509

9.ファットスキー事始めとキャピキャピ老嬢(12'3/23)   504

10.古文の参考書               480

 過去最多アクセスだった第十七回をはるかに上回るアクセス数新記録でした。

 これは、最近、スキー板試乗関係のアクセスが急増しているためかと思われます。トップ10だけで、3位「とりあえず『なんだこれは?!』、6位「舟に乗る幸運」、7位「バラバラ雪試乗と二本板記念日」、8位「再び試乗会のススメまたは雨に歌えば」と試乗記事が並んでいますが、ランク外にも、11位「かいほー!の奥只見」、13位「奥只見三昧試乗三昧・・・のむくい」、16位「あやしい試乗レポと父娘の初体験」、17位「イタリアンパパと南魚沼娘」、18位「久々のイロモノ試乗と『スキー』記念日」と続いています。どうも、スキー板試乗ブログとして認知されてきたということなんでしょうか。

 参考書系も変わらず頑張っていますが、前回の第十九回に13位まで上がってきていた「出産・育児」は、23位にダウン。今や、もっぱらスキー板試乗と参考書のブログってことになってるようです。

 うーーん、なんだかそれもなぁ~~。~o~;;;

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