まなざしのマジックⅡとダッシュ女
昨日の丸沼は晴れ。少し暖かくなり雪が緩みました。昨日の朝降った新雪が載ったままの部分は、所々、雪の中から出てきた手に足を掴まれるかのように板に急ブレーキのかかる難所になりました。
山タクキャンプ二日目は、ゴンドラを使って長い距離を滑るレッスンでした。標高差があるのでかなり雪質が変化しますが、雪質の変化に対応した滑りがこの日のテーマだったようです。
切り替えて体を中に入れながら外足で雪を飛ばすように押すパターンやターン中盤から圧を加えていくパターンを練習。一人一人にアドバイスがありました。
ワタシには、「雪飛ばし」パターンの動きを整地小回りでも使ってエッジングを長くするようにアドバイスがありました。また、グサ雪で中盤から圧を加えて板を走らせる滑りに好感触がありました。
レッスン後にビデオを見たのですが、自分の滑りがなんだかとても伸び伸びしています。今シーズン、谷回り系理論に縛られてギクシャクしていたものが、自然でスムーズな動きになり、板が走ってます。うーん、卓也マジックだなー。
卓也さんは一つ二つ失敗しても何も言わず、そのスキーヤーの良いところを探してホメてくれます。それで、受講する人間が失敗を恐れず伸び伸び滑れるようになるんじゃないかな。伸び伸び滑って本来の良いところが出てきたところで、ポンと肝心な所だけ注意してくれるから、それを直すのに集中出来るんでしょう。やっぱ、まなざしのマジック。~o~
内弟子Yもすっかり卓也マジックにかかって調子よく滑っていましたが、実は、今回のキャンプでYには一つどうしても叶えたい願いがありました。それは、卓也さんとペアリフトに同乗して質問すること。昨年までもリフトに同乗したことはあるのですが、なんせ、昨年までは質問することを考えつかなかったし、質問しても理解できなかったので。~o~;;;
今年はある程度スキー用語を理解しているし、彼女なりに頭の中が整理されています。「リフトで山タクに質問したいことがたくさんありマス」と前々から言っていたのですが、初日はリフト乗車のタイミングが合わず、この日はゴンドラをグルグル回るレッスンだったので、Yさん、密かにアセりまくっていたのでした。
午後のレッスンも終盤になって、ようやく卓也さんから、「それではあのリフトに乗りましょう」の声が掛かりました。リフト乗り場へ向かう山タクを追いかけて、Yさん猛ダッシュ。他のメンバーの方からは失笑を買っていたようですが、ようやく念願を果たしましたとさ。~o~
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