まなざしのマジック
昨日の丸沼高原は、雪のち晴れ。晴れていても風が強くゴンドラは運行中止でした。朝のうちの気温はかなり低く、バーンはところどころ氷っていて朝の新雪が載った所だけ止まる雪でした。
一昨年昨年も入った山田卓也キャンプに、内弟子Yとともに参加しました。Yと一緒にレッスンに入れるのは、お義母さんが丸沼に来てくれたからで、娘(仮称ケミ)はお祖母ちゃんと遊んでいてくれました。お義母さんとケミさんに感謝。
まず、卓也さんの方から今回の練習のテーマの説明がありました。脚の関節を曲げて足裏全体にウェートを収める動き(いわゆる「荷重」)と軸を作る動きの組み合わせ方を、状況に応じて使い分けようということ。今年の山タクレッスンは、滑りの幅を広げて状況に合った滑りをするというのがテーマだったようです。
一通りの全体練習の後、卓也さんが止まって見てくれている中で全員がグルグル回る放牧形式の練習でした。ワタシは、次の課題として目線の高さを変えずに切り替えた後、長い軸を出してみなさいとのアドバイスを受け、やってみると、なんか良い感じかも。
数本滑って、だんだん感じがつかめてきました。実は、八技選の惨敗の後、ちょっと自分の滑りが判らなくなっていたのですが、頭の中が徐々にスッキリした気がします。うーーん、卓也マジックだなー。
内弟子Yも目線の先行をアドバイスされて良い感じになってきました。他の人も滑るに従って、良い感じになってきます。
ワタシやYや他の人達へのアドバイスを聞いていると、どうも、卓也さん、ホメ上手なんです。八つホメて二つ注意という感じ。ところが、その人の良い所を上手くみつけてホメ、良くなるポイントをその人に応じて的確にアドバイスしてくれるために、みんなが気持ち良く上手くなっちゃうんですね。
一言で言えば、教わるスキーヤーを見るまなざしが優しいんです。去年もマジックの仕掛けについて書いたけど、このまなざしの優しさもマジックの仕掛けなんでしょう。
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