« あやしい試乗レポⅡと良子さんの後継者 | トップページ | 働くツキノワグマの憂愁 »

2013年4月15日 (月)

目を覚ます時

 昨日の丸沼は晴れて暖かくなってしまいました。それでも朝のうちは硬くしまってくれたのですが、昼前からメインコースのバイオレットはザクザクになりました。

 一昨日、内弟子Yに一日試乗させたので、昨日はワタシの番でした。土曜のときわスポーツさんに続いて、日曜もパワーズ小山店さんの試乗会があったんです。この週末は菅平の試乗会が悪天候で中止になったiciの試乗会までもがやってきたので、丸沼はさながら試乗天国でした。

 来期の内弟子Yのための購入候補を中心に試乗しました。

・Blizzard SRC Racingsuspension  165cm  121-70-106  R=13

 朝の比較的締まったバーンで試乗。前回156cmに乗った時と同様、しなやかさは感じるが、それだけでなく、しっかりした感じを受けた。現在使用している10-11シーズンのB社SLRと似ているとは思うが、SLRは時々返りが軽くなるのに対して、コイツは微妙にしっかり感があり雪面に張り付く。SLRよりもややレーシングテイストが増しているのかもしれない。ローズコース下のラインコブにも入ってみたが、SLRよりやや元気。しかし、使える範囲だと思われる。

・BLIzzard  WRC  Racingsuspension  182cm  115-71-100  R=20

 昨年、試乗してベタ惚れし、ワタシのオールラウンド板として購入寸前まで行った板。コスメが変わっただけで昨年の継続と思われるが、相変わらず、良いな~~~、コレ。硬いバーンだと兎に角しっかりグリップしてすごい旋回力。この安定感と走りには、惚れちゃうなー。しかし、昼前のバイオレットのザクザクでは、走りイマイチ。しなやかではあるものの、やはりそれほどフレックスが柔らかいわけではないので、足場のないザク雪ではたわんでくれないのである。その点で、昨年はイタリアンパパに負けちゃったんですね。~o~;;

・Rossingnol  Demo α R20 Racing  166cm  122-68-104  R=12.8

 内弟子Yのための購入候補DemoαSoftが来ていなかったので、R20の方に試乗。持って重く、履いても重量感がある。独特のトップ形状にはちょっと違和感を感じるが、滑り始めるとほぼ気にならなくなる。しなやかで非常にターンに入りやすいのはアーリーライズロッカーのためか。なるべく硬いバーンを選んで滑ってみたのだが、大回りも小回りも板が自然と返ってきて次のターンポジションまでスムーズ。適度に走ってくれて、こりゃ良いわー。

 しかも、驚くべきはコブでの滑りやすさ。独特の形状とワイドなトップ幅から言って、コブは苦手なのではないかと予想していたが、全く違っていた。シルバーコースの深いコブを最初回して入り、次に直線的に行ってみたが、どちらをしてもトップが落としやすく、返りが適度で安定している。ナルホド、麻子さんのうさぎでの快走はこの名機に支えられていたのかと得心した。

 試乗の合間に、娘(仮称ケミ)を連れてゴンドラのコースを上がり、丸沼の頂上から滑らせてみました。もちろん、ハーネスを着けてなのですが、ゴンドラのコースはカーブもあり、ちょっと急斜面もあるので、正直、おっかなびっくりでした。

 パパの心配をよそに、ケミさん快走。なぜか曲ったコースでもコースなりに曲ってくれます。ローズコースの急斜面も怖がらずに滑走。さすがにバイオレット上の狭い廊下は、危険なのでパパの抱っこでクリアしましたが、レストランとんふぁんまで無事に滑り降りました。

 ところが、さすがに疲れたのかオネムになり、とんふぁんでの昼食も半分眠りながら。「食べ終わったら、センターハウスでアイスを食べようね」とアイスで釣ってようやく昼食を終わらせ、とんふぁんから下はワタシが背負って下しました。ところが、センターハウスまで降りたところで、パッチリ目が覚め、「アイス~~~」と食堂へ一直線。~o~

 試乗後、内弟子Yの練習を何本か見て、我が家の九日間の夢のようなスキー三昧生活が終わりました。八王子へ帰宅する日は、イコール仕事の始まる日、日常にもどる日です。ケミではありませんが、パパもママも目を覚ます時が来てしまいました。

 まー、しょーがねっか。~o~;;;

 帰京すると、もう八王子ではすっかり桜が散っていました。

|

« あやしい試乗レポⅡと良子さんの後継者 | トップページ | 働くツキノワグマの憂愁 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 目を覚ます時:

« あやしい試乗レポⅡと良子さんの後継者 | トップページ | 働くツキノワグマの憂愁 »