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2013年12月31日 (火)

さらばナイアガラ、そして、じょんのびの国へ

 今日、今年最後の仕事を終えて帰宅。ネットをつないで見たら、検索ランキングのトップが「大瀧詠一」だったので、ナイアガラの旦那、久々に何か人騒がせをやらかしたかと思ったら、ナント、訃報ってマジっすか、旦那。

 大瀧詠一さんは、全盛期が何時なのか判らない人だけど、世間的に一番売れた時期がワタシの学生時代と重なり、当時売れまくっていたウォークマンのヘッドホンを使ったコンサートにも行ったこともあります。それにしても、コンサートに行った人がみんなヘッドホンで音を聞いていたんだから、今から考えたら随分???なコンサートでした。~o~;;

 ナイアガラの古いアルバムも仲間うちでけっこう受けてたし、ナイアガラトライアングルのコンサートにも行ったり、確実に、人生の一番楽しい時代のバックグランドミュージックだったので、いきなり死なれちゃうとなぁ・・・。

 まあ、あんまり湿っぽくなるのが似合う人でもないので。~o~;;;

 というわけで、大瀧の旦那の訃報を後に、八王子を出発して越後へ。途中、事故渋滞などあって、八海山到着は七時過ぎになりましたが、夕食を取って、ホッと一息。娘(仮称ケミ)と一緒にお風呂をいただきました。

 もう、お客さんは、みんなお風呂を済ませた後ということで、家族でのーーーんびり入浴。ケミさんのオママゴトの相手をゆっくりしてあげました。ケミさんが洗面器で「特製チャーハン」を作っている間、こちらは湯船で手足を伸ばして、うわーーー、じょんのびじょんのび~~~。~o~

 常連の皆さんと恒例年越しそばをいただき、紅白を見るともなしに見ながら二年参りの時間を待っています。今年もこうやって、家族じょんのびで年を送れます。

 来年も引き続き、家族が健康で穏やかでいられますように。そして、来年もこのブログをお読みの方にとって良い年になりますように。

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2013年12月30日 (月)

発見しつつの年末

 授業の方は、今年の最終タームに入っています。毎年恒例になった感がありますが、年末のタームは、午前が文章のつまらない高二講座、夜が某W大対策講座です。

 「文章がつまらない」とずっと言い続けてきましたが、なんとなくそれにも慣れ、いまや普通にストレスなく授業しています。この講座を取る生徒さんは、何故かみんなマジメで知的好奇心のある子が多いので、それにも助けられてのこととは思うけど。

 そんな中、一昨日、夜の某W大対策講座で小さな発見がありました。出典は、『成尋阿闍梨母集』第二巻渡宋するため筑紫にくだった息子成尋との別れを悲しむ母が、成尋を行かせたことを悔やむ場面です。

 よろづにつけて恋しく、「などてただいみじき声を出だして泣きまどひても、ひかへとどめ聞こえずなりにけん」と悔しうぞ。「日ごろ、仏に申すは、『いたくな思ひ泣かせ給ひそ』とのたまひししるしに、仏まどひて、出だしやりたてまつりたるなめり」とぞ心憂くおぼゆる。

 (さまざまなことにつけて成尋が恋しく、「どうしてひたすらはなはだしい声を出して泣いて取り乱してでも、成尋をお引止め申し上げなかったのだろう」と悔やまれて。「日ごろ、成尋が仏に申し上げることは、『母をそれほど思い悩ませて泣かせてくださるな』とおっしゃっていた霊験で、仏が間違えて、成尋を筑紫に行かせ申し上げたのであるようだ」とつらく思われる。)

 この文章は今まで何回かこの教材で使われて授業してきたのですが、この「仏まどひて、出だしやりたてまつりたるなめり」の部分がどうもよく判らず、なんとなく誤魔化してきたのでした。ところが今回、授業中に突然ひらめきました。

 「まどひて」の「て」で主体が代わったと考えれば良かったんです。泣きわめいてでも成尋が行こうとするのを引き止めれば良かったのに、それが出来なかった作者が、私が泣きわめくことが出来なかったのは、成尋が仏に「母を泣かせないでくれ」と祈っていた霊験だったのではないかと考え、

 「仏まどひて(仏が間違えて)」泣きわめこうとする私を泣かせず、その結果私は成尋を、「出だしやりたてまつりたるなめり(筑紫へ行かせ申し上げたのであるようだ)」と読めば良かったんです。

 「て」の前後で主体が交代することは、例外的だけどあり得ないことではありません。だいち、そう読んだ方が敬語法的にも自然です。判ってみれば簡単でした。

 この部分、数少ない『成尋阿闍梨母集』の注釈書、講談社学術文庫などでも、「仏が困り果てて(成尋を唐土に)お出しになられたのであろう」などと訳していますが、こんな風に敬語を誤訳するくらいだから、気づかなかったんでしょうね、訳注をつけた宮崎荘平さん。

 さて、昼間はそんな発見をしたのですが、夜は夜で発見がありました。静岡県土井酒造の「開運 無濾過純米生」が、んまい!!

 神田の和泉屋さんで購入してきました。もともと開運は好きだったのですが、この「無濾過生」は特にんまい。炭酸系の刺激とほのかな甘さのバランスがグッド。最近、神田和泉屋さんでは、山形県酒田酒造さんの「上喜元」をよく購入していて、これも以前から好きなお酒だったのですが、とても品の良い甘旨味のステキな酒です。特に、上喜元は、日本酒の苦手な内弟子Yも気に入っている模様。

 老舗神田和泉屋、相変わらず良い仕入れしてるなあ、と今さらの発見でした。~o~

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2013年12月28日 (土)

ありがとうありがとうで年も暮れ

 昨日は冬期講習の合間のお休みの日。となると、我が家的には、当然越後です。雪は積もってるし、内弟子Yの大回り板を試してみなければなりませんから。

 今シーズンは、都技選が苗場で行われるので、苗場で練習でした。朝はまずワタシが滑りました。この季節に苗場を滑ることはほとんどないので、どうなることかと思ったのですが、平日とあって比較的空いていました。まあ、それでも苗場なので、ガラガラということはありませんが。

 天候は雪、それも、どんどん冬型が強まる予想になっていました。一昨日まで暖かかったらしく、一旦融けた雪が凍って下は硬くなっていましたが、その上に軽い新雪の乗った状態。悪いバーン状況ではありません。

 天候が悪くなる前に娘(仮称ケミ)を滑らせました。大丈夫かなと思ったのですが、第三クワッドで上って第二ゲレンデを滑らせてみました。第二ゲレンデは一部急な所もあるのですが、難なくクリア。楽しく二本滑ってくれました。ヨカッタ。

 続いて、内弟子Yは新しい板です。さてさてどうなることかと見ていたのですが、可もなく不可もなしで下りてきました。どうも、内側に倒れたままターンを引っ張る悪いクセが出ていたので、外手を下げろと言ったら、手だけ下げて内倒したまま窮屈そうに滑ってきました。そこで、言い方を変えて、「ストックを突く準備を早くして、遠くに突きなさい」と言ったら、一発で直してきました。サスガ。

 板の方は、走りも扱いやすさの点でも問題はなさそうです。ヨカッタ。これで、この後何年間か、Yさんの板は心配しなくて済みます。

 天候が荒れて来る三時頃に上がりました。急いで帰京して、この日は我が家恒例の忘年会。昨年良かったBrasserie貘を今年も予約してあったんです。

 昨年と全く同じ席に座りました。昨年同様に、お店の人はケミさんに優しく、料理もホッとする内容でした。違うのは、ケミさんが、ずいぶんしっかりしゃべるようになったってこと。まずは乾杯だったのですが、「パパ、今年もお仕事してくれてありがとう!」と言われてしまいました。

 もちろん、これは、内弟子Yが教えたことです。しかし、そんなことを言ってくれるようになったとは・・・。~o~;;;;

 こちらこそ、ここまで健康で良い子に育ってくれてありがとう!

 今年も感謝感謝の忘年会でした。~o~

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2013年12月26日 (木)

遠いわくわく三題

 昨日、仕事で御茶ノ水に行ったついでに、懸案事項になっていた内弟子Yの大回り用板を購入してきました。年度オチの175cm前後でRが17~19くらい、少し柔らかめだけどしっかりした板で、できればYさん好みのデザイン、という条件でカタログで候補を絞り、御茶ノ水のカンダハーを訪れたら、アウトレット店店頭で、いきなり第一候補と思っていたBlizzard WRC176cmに遭遇。

 よし、これに決定!と思ったのですが、いざ購入するとなると、果たしてこれだけ元気な高性能機を体重の無いYが使いこなせるかどうか、と心配になり、カンダハー本店も見に行ったら、やはり、条件にピッタリのBlizzard GSR IQ174cmも見つけてしまい、迷った末に店員さんにも相談の上、Yさんの使いやすさを重視してGSRに決定!価格的にもBin付きで6万円なら納得です。

 帰宅後、リビングの壁に開いて立ててみたのですが、うーーん、デザインも良いねぇ、コレ。~o~

 昨夜は、板を眺めながらの晩酌でしたが、Yと一緒にワクワクしてしまいました。GSRも以前ワタシ自身試乗したことがあり、使いやすさと高性能は判っています。良いだろーなー、この板。

 こういう時、他人の板であってもスキー馬○はワクワクします。自分じゃ履くことはないと判ってるんですけどね。なんか、遠くの方でワクワク。~o~

 遠くでワクワクと言えば、W杯サッカーグループリーグの組み合わせが決まり、サッカー雑誌の話題になっています。まだちょっと遠い先の話だけど、これも、最近のワクワクです。情報を総合すると、初戦コートジボアールは付け入るスキがありそう。第二戦ギリシアも何とかなりそうなので、第二戦までのところで、勝ち点6を取って、決勝トーナメント行きを決めてしまいたいところです。しかし、現実には勝ち点4あればオンの字かもしれません。

 というのは、第三戦の相手コロンビアも二戦終わった時点で勝ち点4になっていそうだから。そうなると、お互いに引き分けで良いという心理が働き・・・、何とかそこで引き分けられるんではないかと。

 まあ、わかんないですけどね。

 さて、もう一つ最近ワクワクすること。日本酒が美味いです。それも、我が冬のホーム八海山の酒が。

 八海醸造さんの今年のお酒、地元限定販売の純米酒「魚沼で候」と純米吟醸原酒の「越後で候」を飲んだのですが、どちらもこれまでの八海山とは違います。今年、八海醸造は酒質を変えた模様。

 しかし、これは随分思い切った決断だったのではないでしょうか。八海山は全国的に名の知れた銘酒で、もはや居酒屋さんのスタンダード。放っておいたって後何十年かは売れ続けると思うのですが、よくぞ、これほど変えたものです。

 「魚沼で候」も「越後で候」も、今までより酸を感じさせる造りになって、より今風の美酒に仕上がっています。美味いです。

 今まで、正直に言って、八海山に滞在している時以外、八海山を飲む気になれませんでした。東京だと、もっと自分好みの酒が飲めるから。別に、今までの八海山が嫌いなわけじゃないけど、他の酒も飲める所でわざわざ注文する気にはなれなかったんです。

 でも、こんなに今風の美酒を作ってくれるんだったら、東京でも飲んでみたいです。もちろん、越後滞在中は八海山です。

 これから先、八海山はどう変わっていくのか、それを考えるとワクワクでせずにいられません。

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2013年12月25日 (水)

サイレントな夜を過ぎて

 クリスマスイブの昨日は、普通に働きました。センター対策の授業も高二の普通の子向けの授業もマジメな子ばかりで気持ち良く授業でき、つつがなく終わりました。

 本格的に寒い日でしたが、コートの襟を立てて帰宅。帰宅してみると、娘(仮称ケミ)が起きて待っていてくれました。この日のケミさんは元気一杯で、食欲モリモリ。咳が本当に時々出ることを除けば、病気のことは忘れてしまうほどです。

 ところが、内弟子Yの方はどうもスッキリしません。熱は全くないのですが、時々咳き込むため喉を傷め、ほとんど声が出ません。のど飴を買ってきたのですが、もともと飴が嫌いなため、なんやかやと言い訳をしては舐めません。まるで子供です。つか、こうなると、言い訳を考えつくだけ子供より始末に負えません。

 んで、なんだか、とっても静かな夜でした。~o~

 さて、そんなホーリーナイトを過ぎて今日はクリスマス。といっても、何か特別なこともないのですが、仕事が夜からなので、歯医者に行き、買い物をして銀行に行って、最後に近所のパティスリーkeiさんでクリスマスケーキを受け取ってきました。P105021111

 昼食後に、ケミさんがローソクを立ててくれました。火をつけて、我が家のささやかなクリスマスパーティーです。

 ローソクの火は、一分ほどかかってケミさんが全て消しました。一年半前には、ワタシの誕生日ケーキのローソクの炎に手を出しそうになったのに、もう、ちゃんと自分の息で吹き消せます。~o~

 もちろん、その後、自分の分を完食。「あっまーい!」「おいっしー!」と大喜びでした。~o~

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2013年12月23日 (月)

これがスキー、これが八海山

 環境がととのってきたら、当然。ということで、昨日は八海山でした。いやー、八海山はやっぱり良い!~o~

 一日、雪が降ったり止んだりでしたが、降っている雪も八海山にしては重くなくてグッド。お客さんの入りも、三連休中日の日曜にもかかわらず適度で、混んではいないけど、寂しくない程度でした。

 午前中は、まずワタシが偵察で上がったのですが、昨夜から朝にかけて降った新雪が軽く積もって、すでに荒れていましたが、雪が柔らかいため優しく感じられます。シーズン初めのせいで地形が影響するためもあって、テクニカルバーンもエキスパートコースも、うねってボコボコしていましたが、それがまた刺激となって楽しく大回りできました。

 こういう所を滑っていると、自然とニコニコしてしまって、「うわー、これだよ、スキーはっ!!~O~~O~」って感じになります。人工雪中心の丸沼や激コミのかぐらでは決して味わえない至福のひと時でした。

 セパレートAもチャレンジも雪付きはほぼ完璧。「オープンした週にこんなに良いコンディションの八海山って、いつ以来だろう」などと書いたのは昨年同じ時期ですが、二年続いてくれました。

 娘(仮称ケミ)も午前中に第一リフトの初滑りを済ませました。もう、第一リフトでは楽過ぎて、いろいろ余計なことをやってしまうらしく、「そろそろ、上だね」などとスキー○鹿親馬○夫婦は鳩首して企んでいたとか。~o~;;

 午後は、内弟子Yが滑りました。状況が良過ぎたので、まだ体調万全ではないんだから慎重になどとアドバイスしたのですが・・・、八海山常連のAちゃんと遭遇し、後ろに付かせてもらったそうで、「Aさんってターン弧が深いんです」としきりに感心していました。二年前とは感想もだいぶ進歩しています。

 んで、結局、しっかり筋肉痛になるまで滑り込んだと。~o~;;

 まあ、二人とも元気になってくれているようで何よりです。~o~ 

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2013年12月21日 (土)

ととのいゆく日々

 冬眠していたYさんと娘(仮称ケミ)が、ようやく起き出しました。昨日まではちょっと元気なかったのですが、今日は、すっかり元気になり、ケミさんは、今までの分を取り戻す勢いで食欲旺盛。今日の昼は、のり巻き二本とお稲荷さんとスープを平らげたとか。

 二人ともまだ少し咳が残っており、ワタシとしては、引き続きうつらないように用心しなければなりませんが、それを除けば良い方向に向かっています。

 仕事も順調に進んで、今日は第二タームのカリスマA師のテキストを好評のうちに終了。何の問題もありません。

 そうして、この時期の最大関心事、スキー場の雪ですが、こちらも順調。八海山も今日、全コースオープンしたようです。ヘルメットの小さなトラブルも今日解決したし、よしよし、環境が順調に整っていっています。へっへっへっ。~o~

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2013年12月19日 (木)

治癒する才能

 早くも抗生物質様の効果で、今朝は二人とも平熱でした。抗生物質ってエラいもんです。

 しかし、その抗生物質よりも感心したのは、内弟子Yです。病院から帰ってきてから、根性決めて治りにかかりました。なにしろ、ずっと寝続けています。この二日間というもの、Yの起きている姿を見たのは、朝食の時だけ。徹底して寝続けています。まるで冬眠中の熊のようです。

 もっとも、この人は、普段から、「アタシ熊になりたいです」とボヤいているくらいの眠たがりなので、こういう時は、その才能を遺憾なく発揮しているということなんでしょう。

 母親のYが寝ていると必然的に娘(仮称ケミ)も寝ることになり、結果的に、ケミさんの治癒にも役立っています。ケミさんの治りが早いのは、多分ママの才能のおかげです。

 しかも、Yさんは、眠たがりというだけでなく、茨城県人気質の三ポイの人なので、そちらの方もケミさんの治癒に役立っている模様。

 昨日の朝のこと、Yは、食後の薬をケミさんに飲ませようとしたのですが、ケミさんはイヤがって泣き出しました。ワタシも加わって、なんとか飲ませようとケミさんを説得したのですが、ケミさん、泣きわめくばかりで全く聞き入れません。こりゃ困ったことになった・・・。

 その時、Yの頭のヒューズが飛びました。いきなり、ケミさんの頬を張り、腕をわしづかみにして、「薬飲まない子は、ウチにいさせないっ!出てけっ!」

 泣き喚くケミさんを玄関まで引きずって行き、ドアを開けて放り出しました。うげっ、熱のある三歳児をこの寒空の中に放り出すか、おいっ!

 ワタシが慌ててケミさんを家の中に入れましたが、ずいぶん、荒っぽいことをするもんです。つか、ワタシにゃ絶対に出来ません。でも、その後、ケミさんはちゃんと薬を飲みきりましたし、今朝は、ボロボロ泣きながらも健気に、「がんばってのむっ」。

 これだけ頑張って薬飲んでくれれば、治りも早いでしょう。しかし、病気が治る以上に、逞しい子に育っちゃうかもしれませんね。~o~;;;;

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2013年12月18日 (水)

マイコさんには気を付けて

 八王子に帰ってからも、内弟子Yと娘(仮称ケミ)の具合は良くならず、昨日は二人とも八度台の熱を出しました。それでも、ただの風邪だろうと高をくくっていたら、昨日、午後ケミさんの熱が九度を超えてしまいました。こりゃ、マズイ。

 内弟子Yは嫌がったのですが、ワタシは夕方からの授業であったため、このままにしておいて夕方さらに熱が上がったりすると、その時には病院へ連れて行くことができません。Yさんの方もダルそうで、当てにならないし。

 ということで、ケミさんのかかりつけ、Y先生のところへ母子を連れて行きました。Y先生、部屋の外でケミさんが咳をしたのを聞いて、「今のは、ケミちゃんの咳?」と聞くんだそうです。

 それから聴診器でいろいろ調べて、「マイコプラズマ感染症」という診断が下りました。「マイコプラズマ」は、小児や若い人がかかりやすい病気で、一昨年あたりから流行しているのだとか。感染しても、多くは気管支炎で済むんだけど、重症化して肺炎になる人もいる怖い病気です。

 患者の80%は十四歳以下なのだそうで、大人はあまり感染しないらしいんですが、Y君、キミは(精神年齢が)若いからねえ。~o~;;

 ただし、感染すると、小児の方が軽く済み、大人の方が重症化しやすいらしいので、Yさんは気を付けなければなりません。ワタシも気を付けて感染を避けないと、この時期の受験生にうつしたりしたら大変です。

 Yさんとケミさんは、抗生物質を飲んで寝ています。抗生物質を飲んで二三日寝ていれば、熱は引くのだそうです。何はともあれ、早めに病院へ行ってヨカッタ。~o~

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2013年12月16日 (月)

吹雪の中で思ったこと

 一昨日の夜から越後に行っていました。夜遅く宿に入って、昨日の朝は早起きしてかぐらのはずだったのですが、どうも、娘(仮称ケミ)に元気がありません。少し熱っぽい様子。内弟子Yも鼻をグズグズさせていたのですが、微熱があります。

 Yさんにしては大変珍しく、「ワタシ達、今日は滑らないから、○○さん、滑ってきてクダサイ」と弱気な提案がありました。このYと言う人は、大変な滑りたがりなのですが、同時に大変な貧乏性でもあり、スキー場に来ていながら誰も滑らずに帰るなどということは許せないらしいのです。

 折しも、昨日の越後は超冬型で、外は吹雪でした。こんな中に風邪っぴきのケミさんを連れ出すわけにはいかず、アレコレ相談した末に、Yの提案通りワタシだけ滑ることになりました。

 こんな吹雪の日は、かぐらも空いているんじゃないかしらなどという甘い思惑は全く当たらず、昨日のかぐらは超激コミ。みつまた駐車場は隅から隅まで満杯で、後から後から来る車を苗場に回らせています。すげー。

 九時半頃ロープウェイの行列に並び、かぐら着は十一時ちょっと前でした。かぐらは吹雪、にもかかわらず、リフトは大行列です。ぐげー。

 そのリフトに乗りながら考えたのですが、今年のかぐらと丸沼の混雑は異常です。かぐらは、昨年からバックカントリーをある程度認めるという判断が当たり、大繁盛だったのですが、今年はまた、19歳無料の効果なども相まってか、それに輪をかけての大繁盛です。ボードの子が無茶苦茶多い。

 一方、丸沼は、格安のツアーバスが昨年から来るようになり、これまでスキー場では見かけなかったようなハイヒールのお姉さんなんかがたくさん訪れるようになりました。やはり、ボードの子が多いです。先週の日曜には、食事のための行列が大きなレストランの端から端まで行って折り返したという話です。すげー。

 これだけ混雑すると、トラブルも起こります。先週の金曜には衝突事故が起こって、救急車は来るは警官は来るは、大騒ぎだった模様。先日、マジで危ないなどと書いたことが実現してしまったんでしょうか。

 こういうの何とかなりませんかねえ。スキー場側も考えてほしいけど、利用者側も、みんな同じ所に出かけるのって何とかならないんですかねえ。エンカ系レジャーってことかもしれないけど、これほど人気になるずーっと前から利用している我々は、たまったモンではありません。

 来年以降、この時期の土日は、丸沼とかぐらを避ける方向で考えなきゃならないかもしれません。なんせ奥只見なんて「楽園」ですからねえ。

 まあ、かぐらを避けるとなると、熱烈かぐらフリークのYを説得するのがホネなんですが。~o~;;; 

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2013年12月14日 (土)

始めから丁寧にNG~『Tの古典文法はじめからていねいに』

 「そのうち徹底チェックして記事にしたい」などと書いた手前、やらないわけにもいかず、やってみました。始めから丁寧にNG。

 んで、まず結論なのですが、「マトモな部分が多いし一生懸命なのは判るから、全面的否定は忍びない。しかし、このまま放置すると犠牲者が出る」って感じでしょうか。

 ワタシの参考書に関する基本ポリシーは「間違ってなければ○」。したがってこの本もできるだけ許容したいのですが、このままだとかなり危険な部分を含んでいます。この本を信じきって人生狂わせちゃった犠牲者がきっといるはずです。まあ、ご本人は犠牲者だってことに気付いていないだろうけどね。~o~;;

 なので、特別危険な個所だけを記事にします。では、危険度順に。

・危険度No.1 「らむ」の識別。

 これは調子こいた予備校屋がよくやる誤りなのですが、「らむ」を、この人が言うように「直前の音が何かをチェックするだけで、一瞬で識別」なんてやっていると、次のような例で泣きを見ます。

 <反例>「祭らむ」「つかうまつらむ」「塗らむ」「降らむ」「天がけらむ」「照らむ」「練らむ」「帰らむ」「奉らむ」「はべらむ

 これらは全て、「ラ行四段またはラ変動詞の未然形+助動詞『む』」です。でも、この人の言った通りに識別すると、ウ段音の下の「らむ」は<現在推量>になるし、エ段音の下の「らむ」は「り」+「む」になるってわけです。

 特に、「たてまつらむ」と「はべらむ」は超頻出の形だし、入試的にも文法問題で聞いてみたい形ですが、この人の言った通りにやると、「『たてまつ』しているだろう」「『はべ』したような」などと訳すハメになるってことですネ。~o~ ~O~

・危険度No.2 「が・の」の用法の判断マニュアル① 

 コレ、申し訳ないけど、まるでデタラメです。『夢・雲・露・例』などの語が「『の』の上にあったら、『の』は比喩の用法だということです」と断言しちゃってるけど、反例はとても簡単にみつかります。次のような例が出てきたら、どうしようっていうんでしょう。

 <反例>「夢通ひ路人目よくらむ」「雲あなたは春にやあるらむ」「紫だちたる雲細くたなびきたる」

 いずれも有名な和歌や文章の一部です。入試で使われたっておかしくありません。「夢のような通い路」「雲のようなあちら側」「紫かがった雲のように細くたなびいている」なんて解釈するんでしょうか。誰が考えたって、こんなマニュアル危な過ぎて使えません。

・危険度No.3 「めり・なり」~二つの「なり」

 四段動詞に接続した「なり」を見分けるのに、上の語が、「『耳関係』の動詞(「言ふ・聞く・伝ふ・鳴く」など)だったら、『なり』は『伝聞・推定』」などと上の動詞だけで判断するのはかなり危険。たとえば、『枕草子』「職の御曹司におはしますころ」に、次のような例がある。

 <反例>「なま老いたる女法師の・・・、猿さまにていふなりけり」

 ここは、清少納言が出て行って女法師を見て「猿さまにていふ」と言う判断をしているので、<伝聞・推定>にはならない。そもそも、「なりけり」の「なり」が<断定>というのは、結論が出ていることである。

 また、「『なり』の上の『体言』が場所・地名だったら、『なり』の意味は『断定』でなく『存在』になるんです」というのも危険。これらは、「なりやすい」くらいなら言えるのだが、「・・・です」と断言できることではない。

・危険度No.4 「に」の識別~付属語「に」の識別マニュアル

 この「マニュアル」は、「絶対」と「確実」を「なりやすい」と読み替えてあげれば、なんとか使える。しかし、「絶対」と思い込むと例外が出て来て足元をすくわれる。たとえば、『平家物語』「継信最期」に次のような文がある。

 「黒き馬の太うたくましいに、黄覆輪の鞍置いて、かの僧にたびにけり」

 「たくましい」は、形容詞「たくまし」の連体形のイ音便形。「連体形+に、」の形だが、この「に」は明らかに格助詞。この人の言うことに従えば、「ほぼ確実に接続助詞」にならなければならないのだが・・・。

 ちなみに、今の『平家』の引用は小学館日本古典全集によったが、他の注釈書でもここは「に」の下に「、」を打っているはずである。

・危険度No.5 「る・らる」~「る・らる」の意味を一発で判別する方法

 ここに関しては、すでに11月10日の記事で触れています。

 危険度の高そうなのは、この辺でしょうか。他の部分にもちょこちょこ間違いはありますが、まあ、いちいち指摘しているとキリがないので。

 しかし、なんだって、こんなに「なりやすい」を「絶対」「確実」と言いたがるんでしょう。察するに、私文系の選択式の文法問題は、短い選択肢で判断させねばならないために典型的な形の例文を使いやすく、そのような選択肢であれば、「なりやすい」を「絶対」と言い切っても、解けることが多いんでしょう。この人は、そういう問題をたくさん解説し過ぎて、古文の文章を丁寧に読むということを、あまり授業の中でしてこなかったんではないでしょうか。

 しかし、そういうやり方は、私文系の文法問題では通用しても、文章自体の読解を求めるセンター試験や国公立二次では全く通用しないはず。某T進さんにだって、国公立志望の子はいるんでしょうにねえ。

 最後に思い切り間抜けなNGを一つ。「る・らる」の説明で、現代語「れる」に<可能>の意味があることを説明しようとして、「これで心おきなくそこに行け」を例として出しているけど、「行ける」は可能動詞だぞー。助動詞じゃないぞー。そんなことも判らずに古典文法の本、書いてんのか、コイツっつ。~o~~O~ 

<後日記>

 早速、危険度No.5に、案じていた通り犠牲者が出てしまいました。センターだけに影響デカかったでしょうねえ。

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2013年12月13日 (金)

虹を描きたいパパ、にじをみてるパパ

 一昨日の奥只見から一転して昨日は丸沼でした。今度はワタシがレッスンを受ける番です。もはや毎年恒例となった徳竹剛デモのガンガンキャンプ。今年は仕事があって一日だけの参加です。

 例年、一日は視界が悪くてガンガントロトロなのですが、今年は雪良し視界良しちょっと寒いけど絶好のコンディションの中、初日からガンガンでした。かなりグルグル回して滑らせてくれました。もちろん、所々でゆっくりバリトレも入ります。

 今年の滑りをタップリ教わりました。ちょっと昔風のトレーニングが多かったかもしれません。昨年一昨年のハイブリットスキーイングという幻想の呪縛から解放されて、ちょっと昔風にもどったのかな。

 でも、その中でも、虹のように丸い弧を描きたいという目標は同じ。小回りの弧を少し小さくするように言われて、なんとか小さい弧を丸くしようとパパが苦戦している頃、娘(仮称ケミ)は、内弟子Yに連れられて、丸沼イエローコースを爆走していました。

 「パパー、ケミすべってるよーー!」などと大声を上げながら、ほぼノーブレーキで直滑ってます。Yさん、もっとハーネス引いて!見てる方がコワイから。~o~;;

 レッスン終了後、レストハウスにいる内弟子Yと交代して、ワタシがケミさんの面倒を見ます。ケミさんは、従姉のCちゃんにもらったクレヨンでお絵かきの真っ最中。

 「何を描いているの?」と聞いてみたら、小声で教えてくれました。

 「にじをみてるぱぱ」2013121215160000

 じ、じょーずっ!!良く描けてるーーーっ!!~o~

 左下のワタシの顔に無精ひげが生えてるところなんて、観察が細かいです。それにしても、ワタシが虹を描こうとして苦戦している日に、「にじをみてるパパ」とは!~o~

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2013年12月12日 (木)

あちら側の楽園

 昨日は、奥只見でした。前日、八海山のペンションYに宿泊して宿を朝八時過ぎに出発。ペンションYのあたりでは雪は欠片もなく、時雨が降っていたのですが、湯之谷村を過ぎて、長いトンネルを抜けるとそこはスノーランドです。いきなり路面にも雪があり、スリップしそうになります。~o~;;

 奥只見着は午前九時。駐車場はガラガラで、緑の学園前に停められました。今回、内弟子Yは、ここで関塚真美さんのレッスンを受けます。

 Yさんは、毎年、この時期に佐藤麻子さんのレッスンを受けていたのですが、麻ちゃんのキャンプが人気沸騰で取れず、シーズンインの時期に誰かのレッスンを受けたいという本人の希望もあり、さてどうしようかとなって、真美さんのホンワカした顔が頭に浮かんだと。~o~

 一昨年、ワタシ自身が受講して、地味な良い人であることは判っていました。スキー技術に関しては文句のつけようがないし、この人ならきっと野生動物内弟子Yを飼い慣らしてくれるだろうと見込んで、白羽の矢を立てたのでした。

 この日の奥只見は、曇り時々晴れ。それほど寒くもなりませんでした。一番下の第一リフトは滑れませんが、その上のコース上の雪付きはバッチリ。特に、一番上の春に巨大パークが出来る斜面は、キレイに整地されていて最高の雪質でした。しかも、ゲレンデは、ガラガラガラガラっと音が響くほど空いています。うおー、ここは、なんて楽園なんだー。

 内弟子Yを集合場所まで案内するために、ワタシも娘(仮称ケミ)を背負って山頂まで上ったのですが、あまりのコンディションの良さに、ついつい、ケミさんを背負ったまま何本も滑っちゃいました。その間、ケミさんは、大イビキで寝てました。あはははは。

 内弟子Yは、かなり基礎的な所から滑りを組み立て直してもらったようでした。一方、ケミさんとワタシは一番下にある無料休憩所の体育館で、「ら」の字を練習したり駆けっこしたり。なにしろ、その間、無料休憩所には、他のお客さんは、二、三人来たか来ないか。とても伸び伸びと過ごせました。

 午後四時、一日のレッスンを終えたYさん、下りの第一リフトで帰ってきました。一目で大満足と判る笑顔で下ってきます。「すごい良い人で、ファンになっちゃいましたー!」あははは、してやったり。~o~

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2013年12月10日 (火)

「つ」を書く日々、「の」を書く日々

 週末からかぐらに行っていました。土曜のかぐらは、前の週ほどではないにしても激コミ。朝、七時半に駐車場に入って、一時間ほど並びました。

 例によって、ワタシが朝一番は偵察に行って何本か滑り、内弟子Yと交代して娘(仮称ケミ)を見ます。ケミさんは、新しいひらがなの練習帳を買ってもらい、かぐらのレストハウスでゴキゲンで練習しています。上手に書けたので、「ケミさん、上手だねー」と大げさに感心すると、おもむろにこちらに向き直り、「ケミがおべんきょうしてるんだからっ、しーーっ!」としかられます。~o~

 いつまで、こんなにお勉強好きでいてくれるやら。~o~;;

2013120710130000 画像をブログにアップすると、見難いのですが、 右端がケミさんの書いた「つ」です。割とよく書けてますね。~o~;;

 ケミさんが「つ」を書いている間に、ママも「つ」を書く練習をしていました。スキーのターンは、ターン後半にテンションが強くなる「し」より、ターン前半にテンションのある「つ」が理想的です。

 内弟子Yは、右ターンで外向傾が強くなる関係で、小回りの左外足のエッジを緩めるのが苦手で、そのため、左ターンに入るところで板を振ってしまい、左ターンだけ「し」の字っぽくなります。

 ビデオを撮ってやって、その欠点を指摘してやったところ、次に滑った時には何故か簡単に治ってます。

 「今のは良かったけど、どうしたの?」と聞いたところ、「ストックを遠くにつけば良いんじゃないかと思いました」との返事。うーーん、それで治っちゃうかー。~o~

 日曜は、田代のオープン日で田代に上りました。月曜は、一家揃ってかぐら。ところが今日は、天候が悪くなるという予報。おまけに我が家的にもかぐらに上りにくい状況でした。

 実は、ケミさんは、木曜の夕方にウンチして以来、ウンチが出ていません。本人は、元気一杯で食欲もあるのですが、これほど出ないのはどうも心配です。我々が環境を変えすぎたからかと、ちょっと反省して今朝はケミさんにウンチが出るまで出発を待とうかということになっていたのですが・・・、出ない。

 仕方なく、水を飲ませたり、お腹の「の」の字マッサージをしたり、いろいろやってみるのですが、「の」の字マッサージをしてやってもくすぐったがるだけで、どうも効果なさそう。もう四日半も出てないのに・・・。

 仕方なく、スキー場に出かけましたが、みつまたは雨。まず、ワタシが滑りに行ったのですが、みつまたエリアは雪が消えていて、おニューの板のYを滑らせることの出来る状況ではありません。

 その旨メールして、仕方なくワタシだけ滑りました。かぐらは、昼頃ガスがかかって、午後から雨が次第に雪となり、風が強まって午後二時過ぎには、上部はほとんどブリザード。三時にリフトが止まって、みつまたに帰りました。

 ロープウェイからYに連絡を取ってみたら・・・、ケミさんウンチの真っ最中でした!ヨカッタ。~o~

 三十分ほどかけて、大量のウンチをしたそうです。ウンチし終わって、お尻を拭いている最中に寝てしまうほど疲労困憊だった模様。お疲れ様でした。~o~

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2013年12月 7日 (土)

第二十二回無名講師日記アクセスランキング

 ココログのアクセス解析ページがリニューアル時の混乱で、ちょっとデータを取り出せないでいました。ようやく取り出せたので恒例アクセスランキング、二十二回目です。13'8/1~13'11/30の総アクセス数は23699。ベスト10はこんな感じでした。

1.トップページ                   7596

2..良心の死~『古文研究法』小西甚一著(07'6/2)     697

3.薦めない理由~『古文の読解』小西甚一著(10'4/23)  553

4.とりあえず「なんだこれは?!」(13'3/10)     524

5..古文の参考書               500

6..あやしい試乗レポと父娘の初体験(13'3/26)       361

7.予備校                    349

8.スキー                    281

9.目を覚ます時(13'4/15)                   265

10.古典文学                   263

 前回前々回に比べてアクセス数が大幅に落ち込んでいますが、これは、前回前々回が異常に多かったというべきでしょう。昨年同時期の第十九回と比較すると2000アクセスほど減っただけで、それほど大きくは変わりません。

 一時期爆発的に増えていたスキー板試乗関係のアクセスが減っています。4位だった「まなざしキャンプ覚書と楽しいオマケと天才少女デビュー(13'4/11)」が14位   6位だった「あやしい試乗レポⅡと良子さんの後継者(13'4/14)」 が15位に転落しました。

 例年だとこの時期にスキー試乗関係が増加するのですが、今年は、もしかしてみんな板の購入時期がズレてるってことでしょうか。それとも、購入しようという人が減少してるんでしょうか。ちょっと謎。

 代わって、参考書系とカテゴライズのページがアクセス数を増やしています。参考書系は増やしているというよりずっと変わらないってことなのかな。

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2013年12月 5日 (木)

かんきに寄せて

 とうとう二学期が終わりました。今朝ほど模試関係のデスクワークも終わってスッキリ。やたーーーーっ!~o~

 この季節は、予備校屋にとって喜びの季節です。昨年もそうだったけど、「歓喜の歌」が自然と口をついて出て来る、そんな感じです。世の中の全ての人が信じられる気がします。まあ、某永田町の一部で信じられないような法案が可決しちゃったみたいですが・・・。~o~;;;

 今年の最終授業は、特に、上手く行った気がします。例年以上に生徒さん達に喜んでもらったような、信用してもらっているような・・・、まあ、気のせいかもしせませんが。

 でも、万雷の拍手を二つのクラスでもらい、全員が起立して礼を言ってくれたクラスもありました。ああいうのは、予備校屋としては嬉しいモンです。

 んで、全て終わって、帰宅して、ネットを見てみると、うーーん、歓喜ならぬ寒気の方はイマイチかな。もうちょっと積雪がほしいかもネ。

 でも、まあ、一応アチコチ滑れます。今年は、昨年と違って娘(仮称ケミ)も健康で元気一杯。それが何よりです。これからしばらくは、家族一緒にスキーヤーでいられます。~o~

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2013年12月 3日 (火)

おしごとありがとう

 二学期がどんどん終わって行きます。大変ではあるけれど、カタルシスの季節。今年もいっぱい太鼓判を押してます。

 今日は、午前中、授業がなかったので、南大沢のアウトレットに娘(仮称ケミ)のスキーウェアを購入しに行きました。なかなかステキなウェアを購入。

 帰宅して内弟子Yは昼食を作り、ワタシは授業の準備をしていた時のこと。ケミさんは、最近、従姉のCちゃんからいただいたクレヨンに夢中で、何か書いていました。

 それをワタシの所へ持ってきたので見ると、赤い○がいくつも並んでいます。「ケミ、パパとママにお手紙を書いたの」「ふーん、何て書いてあるの?」「『パパママ、いつもお仕事とお料理、がんばってくれてありがとう』って書いたの」

 うーーーーーーん、天才だーーーーっ。~o~

 この子はホントにワタシとYの子なんでしょうか。かしこ過ぎです。昨日もミカン大好きのYがミカンばかり食べていて、「ミカンってホント、いくらでも食べられちゃうね」と言ったら、落ち着き払って「ミカンばっかり食べないで、他の物も食べてね」と返したとか。

 うーーん、ケミさん、キミは本当に三歳児なのかね。Yさん、キミは本当にこの子の母親なのかね。~o~;;;;

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2013年12月 2日 (月)

滑るのって大変だの下

 土曜が激コミだったので、日曜は朝のスケジュールを前倒しにして、朝7時50分頃にみつまた駐車場に到着したのですが・・・。停まっている車は昨日と同じくらいで、ロープウェイの行列は売店の所を越えて駐車場入り口付近まで続いていました。ぐげつっつ!

 並ぶ準備をしている時に、同じマンションのスキーフリークAちゃんファミリーと遭遇。内弟子Yは驚いていました。というのは、昨夕、バス輸送待ちで凍えながら、Aちゃんママにメールして、かぐらのネガティブな情報を書き送っていたはずだったから。「あんなにネガティブな情報を書いたのに、かぐらに来るなんて・・・」

 と驚いているので、ワタシがそのメールを読んでみたのですが・・・、コレのどこがネガティブなのかね、Y君。~o~;;

 このYという女は、自分が気に入ると徹底的に贔屓してしまう性癖があり、狂がつくほどのかぐらフリークである彼女が、かぐらのネガティブな情報を書き送れるわけがないと思っていたのですが、それにしてもこれほどとは。だって、「結論、雪はよい。リフト待ちはほとんどなし」から始まるんですゼ。~o~

 まあ、確かにそれは事実だったんだけど、ロープウェイ待ち、バス輸送待ちの話がほんの申し訳程度書き添えられてるだけ。これじゃかぐらの公式サイトよりポジティブだ。~o~;;

 それにつられて早朝から来てしまったAちゃんファミリーは、我が家と一緒にロープウェイ1時間50分待ちに耐えてくれました。Aちゃんパパママが良い人で良かった。~o~

 結局、かぐらには、10時50分頃に到着でした。ゲレンデは昨日以上の激混み。まず、内弟子Yが子供たちを見て、ワタシとAちゃん家夫婦で滑りました。メインコースは激混みの上、アイスバーン露出と判っていたので、ジャイアントへ回ったらコレが当たり。ジャイアントは空いている上に最高の雪。適度に大きなコブがあり、こりゃ面白いゼっ。Aちゃん家夫婦もすっかり満足してくれた模様。ヨカッタ。

 その後、誰か一人が交代で子供たちの面倒を見て、三人で滑りました。子供たちは本当に仲良く一緒に遊んでいてくれて、世話要らず。楽でした。

 少し早めにゲレンデから撤収して、最後に子供たちをゴンドラコースで滑らせながら下山しました。娘(仮称ケミ)は、昨日よりさらに安定感を増し、スイスイ滑ります。雪が良いので春よりスピードが出るのですが、「うわー、なんでこんなにはやいんだー!」などと叫びながら終始ご機嫌。最後には踊りながら滑っていました。

 狭いコース上に座り込んだ初心者ボーダーを巧みにかわしながら、「みんななんですわってるんだー、みんなすべりにきたのにー」などと叫びまくってます。我々夫婦はそんなこと教えてないのにね。~o~

 結局、3時半頃からバス待ちをしてバス待ち30分。四時半にはみつまたに着いていました。高速は全く渋滞なくスムーズに流れ、帰宅したのは午後10時前。長い週末でした。おつかれさまー。~o~

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2013年12月 1日 (日)

滑るのって大変だの上

 この週末は家族でかぐらでした。昨日は、我が家としては早起きしてゴタゴタと準備をしたのですが、なにせ内弟子Yはシーズン初日。いろいろ準備が遅れがちになり、七時出発でかぐら到着は九時半過ぎでした。

 すでに駐車場は売店と入口の間まで車がいました。が、それより驚いたのは、ロープウェイがまだ行列していたこと。上がバス輸送なので、ロープウェイ乗車に制限がかかっているようです。

 結局、かぐらへ着いたら昼前でした。まず、ワタシが様子見で滑りました。ゲレンデの雪付きは万全。リフト待ちはさほどありませんでしたが、ゲレンデは激混み。先週の丸沼と同様、初心者ボーダーの多いこと。

 そのため、ゲレンデも所々アイスバーンがむき出しになっています。初級者ボーダーが多いと、木の葉落としで雪を削り落としちゃうから。メインバーンは、けっこう危険な感じでした。

 内弟子Yと交代して、ワタシは娘(仮称ケミ)のお相手だったのですが、ケミさんが滑りたいと言い出しました。ゴンドラコースは開いていなかったので、仕方なくメインバーンの急斜面の下まで担ぎ上げて滑らせることにしたのですが、ケミさんが両手を広げて、「だっこ!」とせがみます。

 ケミさんに滑って欲しいパパは、こうなると、「歩きなさい」とは強く言えず、仕方なく、板を付けたケミさんをダッコして担ぎ上げて滑らせました。コレ、かなりシンドイです。

 最初、この程度の斜面ならとハーネスを付けずに滑らせてみたのですが、ウッカリしていました。この子は今シーズンの初スキーだったんです。昨春の感じなら、この程度の斜面はハーネス無しでもイケたんでしょうけど・・・。

 滑り出してすぐに怖がってしゃがみこんでしまいます。当然、そんな姿勢では滑っていられず、転倒の連続。ヤバい。~o~;;

 ハーネスを付けて何とか昨春の感覚を思い出してもらいました。「スキーたのしー!」と言ってもらってパパはひとまずホッとしたのですが、その頃には、13kgを連続して担ぎ上げたため、ワタシの太腿と両腕の筋肉は悲鳴を上げていました。今度は、パパがヤバひ・・・。~o~;;;;;

 昼食後、ゴンドラコースが開いたので、ワタシ一人でケミさんを滑らせました。すっかり春の頃の感覚を取り戻したケミさんは絶好調。緩斜面で止まりそうになると、後ろにいるワタシに、「すぴーどあーっぷ!」と叫びます。仕方なく、押してあげるのですが、これもかなり体力がいるんですよ。

 一本、滑り終わった時には、ワタシは疲労困憊でした。ところがケミさんも初スキーに疲れたと見えて、二人でしばし休んでいる間に、ゴンドラの終了時間が来てしまい、あわや、というところを頼みこんで乗車。なんとかメインコースを滑っていた内弟子Yと合流して、再びゴンドラコースを下山しました。

 ところが、その時には、ゲレンデにあれだけ大量に来ていたスキーヤー・ボーダーが下山した後で、当然のようにゴンドラ乗り場からのバス輸送待ちは大行列。ほぼ最後尾に並んでみたものの、遅々として行列は進まず、どんどん暗くなり寒くなります。ケミさんは、ワタシの背中で寝てくれたから良かったのですが、我々は、放射冷却でドンドン冷え込む山の中でほぼ一時間半待たされました。

 「滑るのって大変ですね」とは内弟子Yのその時のお言葉。ホントーに大変な土曜でした。

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