滑るのって大変だの上
この週末は家族でかぐらでした。昨日は、我が家としては早起きしてゴタゴタと準備をしたのですが、なにせ内弟子Yはシーズン初日。いろいろ準備が遅れがちになり、七時出発でかぐら到着は九時半過ぎでした。
すでに駐車場は売店と入口の間まで車がいました。が、それより驚いたのは、ロープウェイがまだ行列していたこと。上がバス輸送なので、ロープウェイ乗車に制限がかかっているようです。
結局、かぐらへ着いたら昼前でした。まず、ワタシが様子見で滑りました。ゲレンデの雪付きは万全。リフト待ちはさほどありませんでしたが、ゲレンデは激混み。先週の丸沼と同様、初心者ボーダーの多いこと。
そのため、ゲレンデも所々アイスバーンがむき出しになっています。初級者ボーダーが多いと、木の葉落としで雪を削り落としちゃうから。メインバーンは、けっこう危険な感じでした。
内弟子Yと交代して、ワタシは娘(仮称ケミ)のお相手だったのですが、ケミさんが滑りたいと言い出しました。ゴンドラコースは開いていなかったので、仕方なくメインバーンの急斜面の下まで担ぎ上げて滑らせることにしたのですが、ケミさんが両手を広げて、「だっこ!」とせがみます。
ケミさんに滑って欲しいパパは、こうなると、「歩きなさい」とは強く言えず、仕方なく、板を付けたケミさんをダッコして担ぎ上げて滑らせました。コレ、かなりシンドイです。
最初、この程度の斜面ならとハーネスを付けずに滑らせてみたのですが、ウッカリしていました。この子は今シーズンの初スキーだったんです。昨春の感じなら、この程度の斜面はハーネス無しでもイケたんでしょうけど・・・。
滑り出してすぐに怖がってしゃがみこんでしまいます。当然、そんな姿勢では滑っていられず、転倒の連続。ヤバい。~o~;;
ハーネスを付けて何とか昨春の感覚を思い出してもらいました。「スキーたのしー!」と言ってもらってパパはひとまずホッとしたのですが、その頃には、13kgを連続して担ぎ上げたため、ワタシの太腿と両腕の筋肉は悲鳴を上げていました。今度は、パパがヤバひ・・・。~o~;;;;;
昼食後、ゴンドラコースが開いたので、ワタシ一人でケミさんを滑らせました。すっかり春の頃の感覚を取り戻したケミさんは絶好調。緩斜面で止まりそうになると、後ろにいるワタシに、「すぴーどあーっぷ!」と叫びます。仕方なく、押してあげるのですが、これもかなり体力がいるんですよ。
一本、滑り終わった時には、ワタシは疲労困憊でした。ところがケミさんも初スキーに疲れたと見えて、二人でしばし休んでいる間に、ゴンドラの終了時間が来てしまい、あわや、というところを頼みこんで乗車。なんとかメインコースを滑っていた内弟子Yと合流して、再びゴンドラコースを下山しました。
ところが、その時には、ゲレンデにあれだけ大量に来ていたスキーヤー・ボーダーが下山した後で、当然のようにゴンドラ乗り場からのバス輸送待ちは大行列。ほぼ最後尾に並んでみたものの、遅々として行列は進まず、どんどん暗くなり寒くなります。ケミさんは、ワタシの背中で寝てくれたから良かったのですが、我々は、放射冷却でドンドン冷え込む山の中でほぼ一時間半待たされました。
「滑るのって大変ですね」とは内弟子Yのその時のお言葉。ホントーに大変な土曜でした。
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