治癒する才能
早くも抗生物質様の効果で、今朝は二人とも平熱でした。抗生物質ってエラいもんです。
しかし、その抗生物質よりも感心したのは、内弟子Yです。病院から帰ってきてから、根性決めて治りにかかりました。なにしろ、ずっと寝続けています。この二日間というもの、Yの起きている姿を見たのは、朝食の時だけ。徹底して寝続けています。まるで冬眠中の熊のようです。
もっとも、この人は、普段から、「アタシ熊になりたいです」とボヤいているくらいの眠たがりなので、こういう時は、その才能を遺憾なく発揮しているということなんでしょう。
母親のYが寝ていると必然的に娘(仮称ケミ)も寝ることになり、結果的に、ケミさんの治癒にも役立っています。ケミさんの治りが早いのは、多分ママの才能のおかげです。
しかも、Yさんは、眠たがりというだけでなく、茨城県人気質の三ポイの人なので、そちらの方もケミさんの治癒に役立っている模様。
昨日の朝のこと、Yは、食後の薬をケミさんに飲ませようとしたのですが、ケミさんはイヤがって泣き出しました。ワタシも加わって、なんとか飲ませようとケミさんを説得したのですが、ケミさん、泣きわめくばかりで全く聞き入れません。こりゃ困ったことになった・・・。
その時、Yの頭のヒューズが飛びました。いきなり、ケミさんの頬を張り、腕をわしづかみにして、「薬飲まない子は、ウチにいさせないっ!出てけっ!」
泣き喚くケミさんを玄関まで引きずって行き、ドアを開けて放り出しました。うげっ、熱のある三歳児をこの寒空の中に放り出すか、おいっ!
ワタシが慌ててケミさんを家の中に入れましたが、ずいぶん、荒っぽいことをするもんです。つか、ワタシにゃ絶対に出来ません。でも、その後、ケミさんはちゃんと薬を飲みきりましたし、今朝は、ボロボロ泣きながらも健気に、「がんばってのむっ」。
これだけ頑張って薬飲んでくれれば、治りも早いでしょう。しかし、病気が治る以上に、逞しい子に育っちゃうかもしれませんね。~o~;;;;
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