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2014年1月30日 (木)

明日への一本

 昨日、技術選甲信越予選が終了しました。甲信越予選は、出場者の約半数が全日本に出場し、上位何十位かまでをデモと名の付く人が占める恐ろしくハイレベルな予選です。でも、例年、特にこの大会には注目していませんでした。ハイレベルと言っても、所詮他人事なので。

 ところが今年は違います。このブログでは何度も名前を出したことのある我がコブの師匠にして最も若い友人、モーグラータクヤが出場しているんです。記念すべき彼の基礎転向第一戦だったんです。

 んで、結果、残念ながら新潟県代表は逃しました。どうやら、一日目のコブでストックにトラブルがあり、得点が伸びなかったらしいです。

 しかし、最終日となる二日目のコブ種目で意地の一発を見せてくれました。有名選手がどうしても有利となる採点競技の基礎において、全くの無名選手が270点、種目七位はリッパです。この種目だけで言えば、彼の上に並んでいる名前は、丸山貴雄、柏木義之、青木哲也、西村斉、松沢寿、水落亮太という錚々たる面々。なんだ全員デモじゃん。~o~;;;

 あのコブの名手、星和弘より上なんだからスゴイ。繰り返しますが全くの無名選手が基礎でこれだけの点をたたき出すには、よほどのスーパーランが必要です。まあ、彼は元モーグルナショなんだから、普通に滑れば当然なんですけどネ。~o~

 今年は、残念ながら新潟県代表を逃してしまい、全日本デビューできませんでしたが、この一本で甲信越のジャッジの頭に、滑りと名前が深く刻みこまれたはず。この一本は必ず来年の甲信越の成績につながります。明日につながる一本です。

 これから都技選の我が家も、タクヤの一本にあやかって一発やったるかー!!~o~

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2014年1月28日 (火)

教え教わるレベル

 今日の昼まで苗場で練習でした。いやー、密度の濃い~日だったー。

 昨日の苗場は早朝の雪が止んで快晴、今日も午前中は快晴でした。今日昼までは気温もそれほど上がらず、良いバーンのまま。昨日に比べて、今日はガラ空きで良い練習ができました。

 我々にとっては良い練習の二日間だったのですが、娘(仮称ケミ)にとっては、土日に離れていたパパママに甘える二日間だった模様。何かにつけて我々に甘え、駄々をこねます。まあ、仕方ないのかなぁ。

 駄々をこねながらも、一応滑るだけは滑ります。しかも、とんでもなく上手くなってます。ケミさんは先週の金曜日に突然小回りを始めたのですが、土日にママミキーで教わって、その小回りに磨きをかけた模様。もう、第二ゲレンデをノーハーネスで小回りして降りてきます。

 急斜面の入口で二度ほどコテンと尻もちをついたりしましたが、その他は危なげなところもなく、余裕のある小回りでした。「パパ、ケミのうしろについてきて!」と言うので、後ろで見ていると、板の長さが長さだけに超小回りのプルークなのですが、左右に体重を移動するだけではなく、ちゃんと股関節を回してます。すげーーー!だから、あれだけ細かいターンになるのかー。~o~

 以前、中里の小林平康先生が、「子供は生まれながらにしてカービング能力を持っている。それをダメにするのは親が余計なことを教えるからだ」とおっしゃったと聞いたことがあります。聞いた時は、そんなことあるかしらと思ったのですが、うーーん、ホントだったのね。~o~

 今日の最後は、親子三人で滑りました。ところが、「ケミが教えてあげるから、パパママは、ケミが『良いよ』って言ったら降りてきてっ」ですと。~o~;;;;

 考えてみると、日曜にこの子はママミキーSS代表のママミキー先生に教わったのですが、ママミキー先生は、つまり、中沢美樹元デモなわけです。また、今日この子が教えたのはパパママだけど、それがクラウンとテクニカルなわけです。

 この子、まだ三歳なんですけどねへ。~o~;;;;;;

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2014年1月27日 (月)

マジックの応酬さまざま

 昨日一昨日と娘(仮称ケミ)をママミキースキースクールに入れるために舞子高原でした。まあ、ケミさんを入れるためというより、我々が二人で練習するためなんですが・・・。~o~;;;;

 一昨日の舞子は晴れ、昨日は終日雪で、午後にはブリザードとなりました。

 ケミさんには少し前から今日はママミキーと言い渡しておいたのですが、やはり、朝食時からポロポロ涙をこぼします。パンを食べているお皿にケミさんの涙が溜まって行きます。うわー、切ないなぁー。~o~;;

 と思ったりしても、それでもケミさんを預けて我々は練習に向かいました。舞子は三連休の時ほどではないにしても人が多いです。そんな中、午前中は、舞子エリアのドルフィンコースで小回り、午後は奥添地でコブのトレーニングでした。

 ワタシの方は、先日、麻子さんに指摘された欠点の矯正がかなり進みました。麻子マジックと言っても良いかもしれません。一方、内弟子Yは、ワタシの一言がマジックになってしまったようで、コブの滑りで何かを掴んだ模様。

 内弟子Yは、コブで左ターンの外足を振り出すクセがありどうしても左ターンの先落としが出来ませんでした。どうしたもんかと思っていたのですが、Yとワタシは体のクセが良く似ているので、ワタシがコブで常々気をつけている「左足首を緩めない意識」を教えてやったら・・・。

 なんだか、急にコブ滑りに安定感が出てきました。うーーん、あんな一言で上手くなっちゃうモンなのかー。我ながらマジックだー。

 さて、マジックと言えば、最近ケミさんは、「魔法」を使いたがります。先日もワタシに、「パパ、強くなる魔法をかけてあげるっ」

 ここんとこ、少しオーバートレーニング気味で、腰膝に微妙に違和感があり、「ああ、オレも年か」と思うこともあります。「強くなる魔法」が効いてくれると良いのですけどね。~o~;;

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2014年1月25日 (土)

案ずるより産むがニョロニョロ

 仕事も一段落し、昨日は苗場でした。昨日の苗場は快晴微風。おまけにガラガラに空いて絶好の練習日和。ラッキー。苗場でもこんな日があるんですね。

 我々も練習になり、それぞれ良い感じを掴みつつあるのですが・・・。娘(仮称ケミ)のスキーのことをいろいろ悩んでいたら、ケミさん自身が一気に解決してしまいました。

 第四ロマンスの緩斜面で、ノーハーネストライスキー付きでワタシがバックボーゲンで先導して滑らせたのですが、コンディションが良かったので、試しに左右にターンして、「こっち来てくださーい」と導いてみたら・・・。

 ケミさんは面白がってパパの後にくっ付いてきて、左右にターンをしてしまいました。あはははは。~o~

 よく見て見ると、ズラせる方の右外足は丸くズラしたターンなのですが、左外足は、ターン導入時に方向を決めて後は切ってます。おお、スキッド&カーブかよっ!? ~o~;;;;;

 第四ロマンスで五本、左右の大回りをした後、第二ゲレンデに行ってみました。ここは少し斜度があるけど、ターン出来れば何とかなるんじゃないかしらん。

 と思っていたら、滑り出しで、「いいことかんがえたっ!!ニョロニョロっ!」と宣言するや、今度はワタシの先導に従わずプルークで直滑降し始めます。あらら、もどっちゃったかしら、と思ったら、ナント、左右に小さく曲がり始めました、自分で勝手に小回りしてるっ!!~o~~O~

 夕食時、ケミさんは「ケミ、おおまわりもこまわりもできるよっ」なんて言って、大威張りでした。うーーーむ、パパの心配は何だったんでせふ。~o~;;;;;;;; 

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2014年1月23日 (木)

難しい事情

 八王子へ帰ってくると、仕事+雑用で飛び回ることになります。飛び回りながら考えるのですが、子供にスキーをさせるのは難しいです。ウチの娘(仮称ケミ)など、かなり順調にスキーしてくれているし、上達してくれていると思うんだけど、いろいろと次の壁が現れてきます。

 ケミさんは、緩斜面ならノーハーネスノートライスキーでぶっ飛ばせるのですが、その時にワタシがバックボーゲンで先導してあげています。ところが、このバックボーゲンってヤツは、ハムストリングにダメージが来るんですよね。

 普通のボーゲンは、大腿部の前の筋肉が疲労するのですが、バックボーゲンは腿の裏側の筋肉を酷使します。そのため、ケミさんをたくさん滑らせるとワタシの腿の裏側に疲労感が溜まります。今回は、まだそれが治ってません。さて、この先、パパのハムストリングは大丈夫なのかしらん。

 おまけに、例のケミさんの体の片利き問題があります。左足でもズラしなさいというのを子供にどう教えたら良いやら。今度ママミキーの先生にでも相談してみようかしらん。

 さらにその後、この子にどういう方向でスキーを教えようかというのが悩みのタネです。幼児のうちから体に負担をかけ過ぎると骨格の発達に悪影響があるらしいので、急斜面やコブは絶対NG。出来るだけ長い緩斜面をパパママと楽しく安全に滑るようにしたいんだけど、そういう斜面は限られてますからねえ。いつまでも八海山第一リフトじゃ飽きちゃうだろうし。

 順調なようで、パパとしてみりゃいろいろ難しいんですよ。~o~;;

 さて、難しいと言えば、今年のセンターの古文です。今朝の朝日新聞によると、国語の平均点は過去最低になりそうな見込みで、しかも、この原因は『源氏』にあるらしいんですよね。

 こういう時は、予備校の古文の教師は針のムシロなんです。なにしろ、報告に来る子供がみんな、「古文で失敗して・・・」とくる。困ったモンだ。~o~;;;;

 朝日の朝刊には、某ゼミナールの人の「源氏物語は本格的な古典なので受験生には難しかったのではないか」という談話が載っていますが、専門でやってる人間に言わせると、それは、少し違うでしょう。

 今までのセンターの出題だって、本格的な古典作品なんですが、今回の『源氏』の難しさは、まず、出題された場面にあります。夫が浮気して怒った妻が実家に帰ってしまったので、困った夫が妻を迎えに行くなどという場面、十八才や十九才の子には想像しにくいでしょう。

 おまけに、他の古典作品にはないようなリアルな心理描写やリアルな中年夫婦の会話もありときては、子供は場面を想像できないです。ようは、古典作品としての難しさよりも現代小説を読むような難しさがあるのではないでしょうか。

 さらに、登場人物は全て身分の高い人間なので、敬語に頼った人物判定もできません。人物判定は敬語に注目すればOKと教わってる子には、歯が立ちませんよね。

 さらにさらに、「れ給ふ」の「れ」は、「十中八九、『受身』の意味なんです。たまーに『自発』もあるのですが、まあ、『受身』だと考えてOKです」などとお気楽なマニュアルを売れセンの参考書で勉強しちゃった子が、簡単なはずの文法問題をしくじって平均点を少しだけ下げていたりもします。

 この人、自分を信じて真面目に勉強した子に対して、どう責任とるつもりなんでしょうかねえ。「『たまーに<自発>』と書いたじゃないか」では言い訳になりませんゼ。~_~;;

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2014年1月22日 (水)

さまざまに浦島的雑感

 昨日の昼前に帰京して、昨日の午後からフルに仕事です。久々の授業だとしゃべりは絶好調なのに板書の字配りがハチャハチャになります。

 ワタシが山に籠っている間に世の中的には色々あったらしく、毎週、ちょっとした浦島太郎気分になります。ソチ五輪の日本代表が決定したのもよく知らなかったんだけど、女子のアルペンは代表を一人も送らないんですねえ。我が家は、昨年の二月に薬師で星瑞枝選手の滑りを生で見て以来密かにファンだったので、ガッカリです。

 女子アルペンはバンクーバーにも選手を送っていないので、トリノの関塚さん以来、女子アルペンのオリンピアンは生まれてないってことです。選考基準に達した選手がいなかったってことだけど、あんまり選手を送らないでいると競技自体の覇気がなくなっちゃうんじゃないでしょうか。一人くらい何とか出してあげれば良かったのに。

 一方、女子モーグルは四人も代表を送るんだそうですが、特にモーグラータクヤの縁で昔から知っている星野純子選手が代表入りしたのは、大変なビッグニュースです。あの純子ちゃんがとうとうオリンピアンかー。すげー。~o~

 中学高校の頃は、そんなにたいした選手じゃなかったと思うんですが、一人で福島のチームリステルへ移籍し、リステルのホテルで働きながら練習して掴んだ栄光です。立派としか言いようがありません。

 こういうニュースを聞くと、つい親の立場になって考えてしまいます。純子ちゃんの親御さんはどんなに嬉しかったことか。星さんの親御さんはどんなに無念だったことか。

 我々が山に籠っている間に、センター試験も終わっていました。もちろん、古文の問題についてはちらっと見ていたのですが、よく見ていませんでした。山から帰ってきて解いてみて、うーーん。

 『源氏』とはオドロキです。しかも、和歌が出題されていません。まあ、字数的には予想通りなんですが、文章の難易度が高ったので受験生の皆さん苦労したようです。設問的には無理が無いんですが。

 文章の難易度に負けずに粘り強く読み進めるメンタルタフネスを持った人が、高得点をゲットしたんじゃないでしょうか。

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2014年1月20日 (月)

雀百まで

 昨日は、レベルアップ講習会の二日目でした。一昨日の好天から一転、一日雪が降り続きました。

 どんな天気でも講習会はあります。本番でもこんな天気はあり得るんだから・・・などと言ってはみるけど、何にも見えない吹雪になったりすると、やる気もスポイルされます。実際のとこ、いくら全員でデラをかけようと、すぐに新雪滑降になってしまうので、本気の大回りなんて危なくてできやしないしね。

 つことで、早い段階から小回り板に履き替え、午後は全員で掘ったコブで不整地小回りのトレーニングでした。舞子でさんざんコブを滑り込んできたので、比較的好感触のうちに講習会は終了。

 内弟子Yを滑らせてから帰ろうかとしたのですが、娘(仮称ケミ)がナイターで滑りたがり、やむなく、また先日同様にホテル内を端から端まで移動して、ナイターゲレンデの第五クワッドを四本。しかも、今度はノーハーネスノートライスキーです。いやはや大変な進歩。

 ところが、バックボーゲンで先導しながらケミさんの滑りを見ていると、制動をかけるのはほとんど右足で、左足を上手くズラすことが出来ません。うーーん、片利きなのかー。人間の体って、こんなに早くから片利きなんですね。我々が左右非対称で苦労するのも無理ないか。

 さて、今日の苗場は、昨日からまたまた一転してのド快晴。ガラ空きのゲレンデで良い練習が出来ました。

 ワタシは小回りで、麻子さんから言われていた左ターンの欠点を矯正。なんとか、板の進む方向について行き板の軌道を変えずに右外足で雪を捕える感覚を、掴んだ・・・ような気がするのですが、どうなんだかね。何しろ、左右非対称なんて、三歳ぐらいからあんなにハッキリ出ちゃうんだもんなあ。

 午後、ケミさんを背負って内弟子Yのビデオ撮りをしようとしたところ、ケミさんがなかなか寝てくれません。久々にワタシの背中で滑ったのが面白かったらしく、「パパ、あと十回すべって!」などと叫んで背中で足をバタバタさせます。

 これではビデオ撮りできないと、困り果て、ものは試しと、昔良く歌ったフリースの子守唄を歌ってみたら・・・。ナント、ワンコーラス終わらないうちに、コテンと寝てくれました。

 雀百まで踊り忘れずとは言いますが、子守唄っていつまでも忘れないものなんでしょうか。~o~

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2014年1月19日 (日)

とまどう人すすむ人

 一昨日は、麻子さんのレッスンを受けるために岩鞍でした。天候も良かったし、平日の岩鞍は申し訳ないくらいのガラ空き。この土日に催される茨城県技選の選手が練習してはいましたが、それもストレスにならない程度でした。

 ワタシとしては麻子さんのレッスンを受けるのは初めてだったのですが、うーーん、熱心だし丁寧だし、判りやすくできる所は判りやすく話してくれるし、ナルホド、レッスンが人気になるわけです。

 しかも、いろいろと娘の託児のことで気を使ってくれました。相変わらず、麻ちゃん良い人。~o~;;;

 レッスン内容としては、外股関節のタメを重視する内容だったと思います。やっぱ、今年のSAJの方針ってことでしょうか。外足一本での小回りなんて久しぶりだなぁー。

 んで、昨日は、苗場で某東京都連のレベルアップ講習会でした。もう毎年のことなので、慣れたもの・・・のはずだったのですが、今年のレベルアップ講習会は、スゴかった。参加人数125人って、何なんでしょう。昨年は62人だったのに。みんな、新しいSAJの方針がどの程度ジャッジに反映されるのか知りたいんじゃないかな。

 内弟子Yは、「どうせ参加してもワカリマセンから」と最初から参加を拒否。ワタシだけ参加で、Yは一日、娘(仮称ケミ)のお相手でした。

 さて、肝心の講習ですが、まず、土曜の苗場であるにも関わらず、メインコートとなる第三ゲレンデをセパレートしてくれたのには驚きました。いやー、こういう形での練習が出来るのは嬉しいなぁー。

 もっとも、参加人数125人もいると、待ち時間が半端ではなく、ちょっとストレスではありましたが。

 んで、内容なんですが、そんなに変わったことは言われませんでした。前半から外足で捕えて、体を浮かされないように、等々。ごくごく常識的なことに終始しました。これは、逆に言えば、昨年一昨年のアドバイスが変だったってことかもしれませんね。

 でも、その「常識的」がなかなか出来ないんだよなー。~o~;;;;

 他の参加者を見ると、今年の傾向なんて気にしない人と、今年の傾向に合わせようとしてギクシャクしている人がいたような気がします。特に、小回りは、ターン弧を小さくしようとして苦労している人が目についたかも。まあ、ワタシもその一人なんですが。

 もちろん、どんな場合でも本当に上手い人は上手いんですけどね。

 さて、そんな中で、SAJなんて組織と無関係に進歩し続けるのは、ケミさんです。ケミさんは、一昨日の岩鞍で託児終了後、ファミリーコースをノーハーネスノートライスキーで四本滑りました。もう、まったく不安がないどころか、ブッ飛ばし状態。先導するワタシのバックボーゲンの方が限界スピードに近いです。

 昨日も、ナイターの第四ロマンスを余裕の快走。ブッ飛ばしなんだけど、「ケミさん、もっと三角!(もっとハの字)」と言ってやると、ちゃんとプルークで制動をかけます。

 この後は、曲るのを教えることになるんだろうけど、しばらくは、ただブッ飛ばしを楽しませてやりたいかなあという気もしています。

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2014年1月16日 (木)

すべてはシューのためにⅡ

 昨日、直前講習が終わりました。「親の顔が見たい単語の講座で目の回る思いをし、しかも、夜はこの寒いのに高校生の授業が夜九時まであり、正直、ちょっとツラかった」と思っていたら、去年のこの時期、全く同じことを考えてマシタ。~o~;;;

 それにしても天候も、全く去年と同じようなことになってるんですね。この寒さときたら・・・。太平洋側に雪が降りそうになってるのまで、同じです。

 我が家的に大きく違うのは、娘(仮称ケミ)がスキーするようになってくれたこと。いやー、楽になりました。

 でも、ウチの子はまだ保育園に入れていないので、親離れがまだまだ。この間ママミキーに預けただけでかなりストレスを感じたようです。今朝も、今度我々夫婦の受ける麻子さんのレッスンの話をしていたら、「その時、ケミはどうしてるの?」と聞きます。

 ワタシがハッキリ答えられずにいると、「ケミはその間、どこにいるの?」とさらに追及してきます。見かねた内弟子Yが「ケミちゃんは、その間、先生の所にいるのよ」と答えると、もう託児所だということが判っていて、目に一杯涙を溜め黙り込んでしまいました。

 うーーん、これはマズいことになったとアレコレ慰めた末に、「パパとママの練習が終わったら、ケミさん、パパと一緒に滑ろうね。上手に滑れるのを麻ちゃんに見せてあげようね」

 これでようやく御機嫌が直りました。やっぱ、自分が滑れるとなると、機嫌が直るってことかしらん。~o~;;;

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2014年1月15日 (水)

スキー合宿拾遺

 昨日から直前期の講習が始まっていますが・・・、ワタシゃ全身ダルく階段を昇るのが苦痛ですし、内弟子Yは寝ている間スキーの夢ばっかり見てるとか。我が家は相変わらずスキーヤーモードから抜けられませんねー。~o~;;

 んで、今回のスキー合宿中考えたこと感じたことで書いてなかったことを二三。

 今回は三連休が絡んでいたので、舞子高原は大変な混雑でしたが、どうやら19歳リフト無料の効果はかなりハッキリ出て来ている模様。混雑嫌いの内弟子Yは不満顔でしたが、これはスキー業界にとっては久々に明るい話題です。

 リフト券無料でもウェアや小物や板はいつまでもレンタルじゃ物足りなくなるので、必然的にモノが売れるようになります。今回、19歳無料なのかなと思うボーダーさん達も、ウェアは新しかったりしました。そういうお金が回りまわって、スキー業界全体を潤してくれるはず。

 なので、我々もゲレンデの混雑くらい我慢してあげないとね。~o~;;

 その混雑したゲレンデを滑りながら思ったのですが、SAJ教育本部さん、方針転換して良かったですね。というのは、昨年までの谷回り系小回りなんかやってたら、初心者ボーダーが座り込んでいる間をすり抜けて滑るなんて出来なかっただろうから。

 SAJは、2000年頃から小回りにカービング要素を加えようとしてきました。最初のうち、それはカービング小回りという種目の中だけで行われたものでした。したがって、技術選上位選手やデモに話をうかがっても、「アレは種目としてやらされているだけ」というご意見が多かったように思います。

 というのは、アレをゲレンデでやろうとすると、当時の用具や技術ではかなり無理があったし、また、当時はゲレンデにたくさんのスキーヤーがいたので、カーコマなんてやってたら事故も起こりやすかったからです。当時、故グッギー故TOK先生に、「あのカービング小回りというのは、危険だから何とかならないのか」とコボしていたとTOK先生からうかがったことがあります。

 ところが、その後、カービング要素の小回りに関して技術が向上し、それと反比例するようにゲレンデは空いて行きました。そのため、カービング小回り以前の逆捻り系小回りは、コブ以外では必要がなくなり、SAJ教育本部さんが検定や競技会で推奨する小回りの弧はドンドン大きくなって行きました。その行き着く先が、昨年までの谷回り系の小回りだったと。

 それで、今ではかなりの上級者でも、逆捻りで細かいターンを刻むことは苦手です。我が内弟子Yもテクニカルプライズのクセに、逆捻りの細かいターンが全く出来ませんでした。

 ところが、今年、SAJ教育本部は大方針転換をして、逆捻りや外向傾にスポットライトを当てようとしている・・・らしいんです。んで、それは、もしかして、初心者ボーダーの座り込みが増えるこれからのゲレンデにマッチしているのかもしれませんね。実際、内弟子Yは、そういうゲレンデを滑るために、どうにか逆捻り系の細かい小回りを覚えたし。

 まあ、時代の流れとSAJ教育本部内の権力闘争が、たまたま上手くシンクロしてくれたということなのかもしれませんが。

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2014年1月14日 (火)

母子の証明

 一昨日は、三連休の中日とあっていつもの定宿ペンションYが満員。なかば仕方なく、同じ八海山のペンションCさんにお世話になりました。こちらはオーナーが八海山のスキー馬○仲間で、以前から一回は泊まってみたいと思っていたのですが、うーーん、好感度高いです。

 おそらく、スキー宿ミシュランの上位にランクインするでしょうねえ。料理美味しかったし、部屋はキレイだし、設備も悪くないし。

 そうして、昨日は八海山でした。昨日の八海山は一日中雪。前夜からの降雪で上部のパウダーゾーンは粉天国だったようなのですが、練習モードに入ってしまった我が家は、ひたすら前倉ゲレンデで整地の練習でした。

 まず例によって朝はワタシが一人で練習。昼前に戻ってきて娘(仮称ケミ)を滑らせる手筈だったのですが、ケミさんが雪遊びしたいと言うので内弟子Yを滑りに行かせました。

 ところが、この日のケミさんは何時になく御機嫌ナナメ。まず、雪遊びゾーンに、パパを入れてくれません。やっと入れてもらって一緒に雪遊びと思ったら、「ケミ、すべりたい」と言い出しました。

 よしよし、昨日のママミキーの成果を見せてもらおうということで、「じゃあ雪遊びの道具を片付けようか」と言ったら、途端に雪の上に寝転んでゴネ出しました。いくら、「パパがお手伝いするからお片付けしようね」と言っても、横を向いて「フン」。ワタシと目を合わせようとしません。

 どうも、パパはナメられてます。内弟子Yと一緒だとこんな態度は取らないのですが・・・。でも、昨日一昨日と連日ママミキーに預けられて寂しかったんだろうなあと思うと不憫でもあり、むやみには怒れません。しかし、だからと言ってこのままこの態度を容認してはこの子のためにならないしなぁ・・・。

 そういう態度は良くないということを言って聞かせ、いろいろ説得の末、ようやくお片付けをさせて、さて、滑り出しました。

 第一リフトをノーハーネス、ノートライスキーで三本。最初は斜度の緩いうさぎ平を滑ったのですが、余裕で降りてきて、「ケミ、おやま(ウェーブ)の方に行きたい」。

 そこで、二本目三本目は、やや斜度のあるポプラ平の方へ。最初の狭い廊下は我々が手伝いましたが、他の部分はワタシがバックボーゲンで先導しただけ。自分で方向を変えてウェーブの方へ向かい、ちゃんとウェーブもクリアしました。ご立派です、ケミさん。つか、スゴイぞ、ママミキー。~o~

 んで、滑り終わったら、スッカリ御機嫌になりいつものケミさんでした。なーんだ、滑らせてやりゃ良かったワケね。

 午後は、ワタシがちょっと小回りの練習をした後、内弟子Yを行かせてやったら、前倉を三本、ロープウェイを三本、ひたすら小回りしてきたそうで、ニッコニコで帰ってきました。コイツも滑らせときゃ御機嫌なんだよなー。~o~~O~

 帰りは、夕食を取ってから七時半過ぎに八海山出発。途中、除雪車がいたためスローペースになりましたが、ほとんど道路のストレスは無く、十一時には帰宅しました。

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2014年1月13日 (月)

ストレスは進歩の母か

 昨日も舞子でした。昨日の舞子は快晴。夕方近くになって曇り出し、帰る頃に小雪が降り出しました。

 朝、起きた時から娘(仮称ケミ)の様子が不穏でした。今日もママミキーだということを察していた模様。出発する頃にはグズグズと泣き出して、「おわったらすぐにむかえにきてね」と何度も何度も念を押します。

 スクールの中に入っても、他の子が泣き出したのをきっかけにして大泣き。我々は後ろ髪を引かれながら、出て行くことになりました。

 ところが、この日のケミさんは絶好調だった模様。我々が出て行くとほとんど泣かなかったそうです。同じクラスの小学生のお姉ちゃんHちゃんと仲良くなり、「先生の言うことは聞かないけどHちゃんの言うことは良く聞くんですよ」だったそうで。

 我々が昼食を取りに日帰りセンターの近くに降り、ゴンドラに乗ったところ、すぐそばの長いクワッドリフトにママミキーの先生と生徒さんが乗り込もうとしているのが見えました。ふーん、ママミキーの子でも上の方のクラスだとこのリフトに乗るんだねえなどと思っていたら・・・。なんと、ありゃケミさんだ!

 おいおい、大丈夫かよー、と思ったのですが、後で聞いたら、なんとそれは二本目だったのだそうで。ノーハーネスでクワッドリフトを二本!親が聞いてビックリの長足の進歩でした。恐るべし、ママミキー。~o~;;

 さて、進歩と言えば、内弟子Yも小回りがだいぶ上達しました。この日の舞子は一昨日の激混みに比べてもさらに輪をかけて超激コミ。なにしろ、ゲレンデ中腹のマウンテンレストランなんて、午後二時過ぎても、料理を注文するのに長蛇の列。あきらめて一番下の日帰りセンターまで昼食を取りに降りたほどでした。

 当然、混雑の嫌いな内弟子Yにはストレスだったようで、顔つきが険しくなっていきます。しかし、その人ごみをかわして小回りすることで、少しはコントロールを覚えた模様。最後は、余裕をもって初心者ボーダーさん達の間をすり抜けられるようになりました。

 コブ滑りの方も、昨日に比べてかなり立派に育った奥添地グングンコースの長いコブラインを、最後には一回ストップするだけで滑り切りれるようになったので、まあ、進歩してるんでしょう。これなら、都技選の予選でもけっこう良いセンいくんじゃないかしらん。

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2014年1月12日 (日)

三たび濃密な日

 またまた濃密なスキー馬○一家の日を送ってしまいました。こうなると、もう「濃密」は特別じゃなくて普通ですね。~o~;;;;

 二日目の濃密の日にお世話になったママミキースキースクールに、再び娘(仮称ケミ)を入校させました。もちろん、ケミさんのスキー上達のため、ではなく我々のトレーニングのためです。ゴメンね、ケミさん。

 ケミさんには朝の出発の時、今日、ママミキーの日だと知らせました。ところが、道中の車のチャイルドシートで静かに座っているので、ルームミラーを覗き込むと、目に涙を一杯に溜めて声を上げないようこらえています。うわー、ゴメンよーーー、ケミさん。

 などと心の中ではひたすらケミさんに詫びるのですが、それでも預けちゃうオニ夫婦なのでした。~o~;;;

 まあ、ケミさん自身も二度目なので、スクールの部屋に入ってしまうと、もう泣きません。スクールの講習中、一昨日の八海山の新雪が楽しかったせいか、「雪がかたい~、やわらかい雪がない~~」と言って泣いたそうですが、すかさず同じクラスのお兄ちゃん達が雪をかき集めて持ってきてくれたとか。サスガっ、愛の才能!~o~

 その頃、オニ夫婦は奥添地でした。三連休初日とあって、舞子高原のゲレンデはモノスゴイ人。このあたりのスキー場で盛況と言えば、かぐらくらいかと思っていたんだけど、舞子もスゴイ!でも、そのほとんどが初心者ボーダーです。ゲレンデでの座り込みが半端じゃありません。

 この日の舞子は、雪時々晴れ。朝のウチ雪だったので、圧雪バーンはほとんどなく、しかも、人酔いしそうなほどの初心者ボーダーの人波に、混雑嫌いの内弟子Yの顔は、次第に険悪になります。

 半ば仕方なく、奥添地クワッドを使って、比較的空いているグングンコースをグルグル回りました。最初は、ただの荒れた新雪バーンだったのですが、我々が回るに従ってコブラインが出来、最後には、かなり立派なコブがワンライン出来ました。

 奥添地グングンコースはかなり長いコースなのですが、そこのラインコブをノンストップで滑るのは、かなりハードなトレーニングです。リフト終了まで、そこを何十本回ったやら、数えきれなひ・・・。~o~;;;

 内弟子Yは、さすがにノンストップは出来ず途中二回ほど止まりますが、最後には、転ばずに降りられましたから上達したんでしょう。でも、最後までノンストップを通した師匠の体力と技術に感心してくれていた模様。

 まあ、どうせ二日三日で忘れるとは思うが、師匠の偉大さを認識してくれや、Yクン。~o~

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2014年1月11日 (土)

幻想とファットスキーの世界

 昨日の八海山は、午前中ドカ雪。午後は一時晴れましたが、夕方から再び降り出しました。夜の間も降り続け、現在、ペンション前の駐車場の車の上は、25~30cmほど。ちなみに、昨日の朝雪おろしをしたまま、夕方の雪おろしをサボったワタシの車は・・・、ほとんど巨大モンスターと化してました。~o~;;;

 昨日は、午前中、ドカ雪の中、ワタシが滑りました。最初のうち、テクニカルバーンからセパレートAのダウンヒルコースは圧雪してあって新雪がうっすら載っている状態だったのですが、ドンドン降り続く雪に、ただの荒れた新雪バーンと化しました。

 最初から非圧雪のエキスパート・チャンピオン・セパレートB・チャレンジのコースは、一日、ご機嫌なパウダーコースでした。ワタシは、マイファットスキー、V社のマントラを持ち出しひたすらグルグル回りました。

 ところが、前夜、子供が暗いのを嫌がるからと常夜灯をつけっ放しで寝ていたため、変に睡眠不足で、降り続く新雪の中で次第に意識が朦朧としてきます。真っ白に閉ざされた世界の中で白昼夢を見続けているような、幻想的な滑走でした。

 ロープウェイで知り合いに会う時だけ、白昼夢から覚めます。こんな日にはピッタリの知人、悪雪大魔王のSさんに遭遇、ファットスキーバナシに興じてしまいました。Sさんは毎年ファットスキーをいろいろ買いあさっているのですが、現在の愛機はアルマダのトップロッカータイプ。

 なんでも、トップ&テールロッカータイプだと新雪が踏み荒らされてきた時にテールが粘ってくれないのだとかで、現在の愛機に落ち着いたらしいですが、このトップロッカータイプだと、もう足首の緊張は要らないのだそうです。

 一般的には、踵荷重にし足首を緊張させて、スキーのトップを雪面の上に浮かせるのが、深雪滑りのキモなのですが、このトップロッカータイプは、それが必要ないんだそうで、ふーーん、ワタシなんざ、まだフルキャンパーだからなあ、関係ないってか。まあ、ファットの世界も奥が深いってことです。

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2014年1月10日 (金)

驚愕の新事実と判り切っていたこと

 昨日はホームゲレンデにもどって八海山でした。昨日の八海山は一日雪。特に、昼前から本降りとなりました。ちなみに雪は夜の間も降り続き、今朝のペンション駐車場の車の上は5~60cmほどの新雪。

 さて、昨日ですが、朝一番はワタシが滑りました。降雪もさほどでなく、しかも、メインコースはキレイに踏んでいてくれていたため、非常にキモチ良く大回りできました。これは、内弟子Yにも練習させねばと交代。

 交代して娘(仮称ケミ)の相手をしていたところ、ケミさんも滑りたいと言い出しました。昨日のママミキーでの進歩を確認したいと思っていたので、支度をして、八海山スタートハウス前の子供ゲレンデにケミさんを連れて行きました。

 最初は短い距離から、と思ったのですが、ケミさんがどうしても一番上から滑ると言い出し、新雪がうっすら積もってスピードも出ないだろうから、良いだろうと、一番上から、でも、初めてのノーハーネスノートライスキーです。

 一番上でケミさんを構えさせておいて、ワタシは一番下まで駈け下り、「『ひこうきブーン』のポーズで板を△にして下りてきてー」と言ったら・・・・。

2014010910310000_2 滑り出したケミさんは、実に安定した構えで、雪に合わせてスタンスを変化させながら少し左右にターンをしてきて、待ち構えているワタシの目の前で、ピタリッ!!

 と得意そうに止まられた時には、あまりの驚愕に一瞬何も言えませんでした。この子天才だったんだー!!~o~

 右の写真がその時のケミさんの残したシュプールです。滑っているところは撮り忘れました。つか、あんなに見事に滑れると思ってなかったモンで。

 でも、シュプールでも左右のターンがハッキリ判りますよね。~o~

 当然、もう一度上に連れて行って滑らせました。今度は、新雪の積もった所だったので、なかなか滑り出せず、スピードが出なくて本人は不満だったようですが、でも、安定したプルークを見せてくれました。

2014010910340000ハッキリ言って、ワタシや内弟子Yよりプルーク上手いです。~o~;;;

 これは、もう本人の天賦の才!と親馬○としては言いたいところだけど、まあ、半分はママミキー様のおかげです。たいしたモンだよママミキー。

 二本目を滑り終わったところで、降りてきたYと合流。二人で第一リフトを滑らせました。さすがに、第一リフトは斜度があるので、ノーハーネスで長い距離は滑れず、ワタシが下に待っていて、少し滑らせては抱き留めるという形でしたが、何とかリフト一本滑りました。

 それにしても、子供を滑らせるのはなかなか大変で、最初の一滑りは、こちらの準備が出来てないウチにスタートされしかも予想外にスピードが出てしまったため、抱き留めようと振り返った瞬間にワタシが転倒。そこへ子供が突っ込んでくるという最悪の事態となり、こちらは強打した後頭部の痛みも忘れて子供を抱き上げて、「ごめんよー、ケミさん」

 まあ、子供に怪我が無くて何よりでした。~o~;;;;;

 その後は、雪の降る中、ワタシとYは交互に練習。んで、判り切っていたことを確認してしまいました。新雪が踏み荒らされた「バラバラ雪」のゲレンデで、「谷回り系」なんて寝言言ってると危ないってこと。昨年までのクセでつい、谷回り系のイメージで小回りをして、コケそうになりました。やっぱ、アレは、「机上の」とは言わないけど圧雪された整地限定の空論ですね。荒れたゲレンデは外足重視に限ります。~o~;; 

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2014年1月 9日 (木)

二日目の濃密な日

 一昨日がかつてないほど濃密な日だったのに、昨日はまたまた濃密なスキー馬○一家の日になってしまいました。あはははは。~o~

 昨日は、舞子高原スキー場に行ってきました。天候は、晴れのち曇り。午後雨という予報だったのですが、滑り終わるまで降り出すのを待ってくれました。ラッキー。

 何故、「マイコ」かというと、ここには、中沢美樹元デモが代表を務めるママミキースキースクールがあるからです。三歳から受け入れてくれて、しかも幼児の面倒見が良いという情報を、同じマンションのスキーフリークAちゃんファミリーから聞いていたので、これは使えると。~o~

 ママミキースキースクールは、舞子高原の日帰りセンター内にあります。舞子自体、十年ほど前に来たきりなので、ほとんど初めてと言って良く、あまりの施設の立派さに圧倒されてしまいました。

P10502201_2 右の写真がスクール入口なのですが、なんだか、幼稚園の施設のような趣。実際、中に入るとホントにそんな感じがします。日当たりが良くて明るくて清潔で、先生はみんな優しそうだし、まず、親としてはこれを見ただけでホッとします。

 娘(仮称ケミ)には、一昨日から言ってあったので、何の抵抗もなく、普通に入校してくれました。イヤがったりするんじゃないかとちょっと心配していたのですが、拍子抜けするほど。

P10502211 左がママミキーで使う子供用ゲレンデです。動く歩道があり、それで上がれますが、小さい子は、もっと短い距離から始めます。先生が斜面にマットを引いてくれて、その上でスキーを履くので、簡単にスキーの脱着をおぼえるようです。

 ウチのケミさんも短い距離から始めて、徐々に長い距離を滑らせてもらったらしく、最後には、自力で止まれるようになったらしいです。「らしい」というのは、 もちろん、スキー○鹿の両親は、その頃にはゴンドラで奥添地エリアに上がっていたから。~o~;;

 師弟二人の練習は久しぶりだったので、ものすごく濃密に練習してしまいました。内弟子Yが全身筋肉痛になるくらい。Yさんは一昨日、小回り技術が急速に向上したのですが、この日もそれを継続。ドンドン滑りの幅を広げてます。

 なにしろ、先ほど目を覚ましてボソっと一言、「夜の間、スキーの夢ばっかり見てマシタ」。なるほど夜も昼もスキー三昧じゃ、そりゃ上手くなるわけだ。~o~;;;;;;

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2014年1月 8日 (水)

苗場様をしゃぶり尽くす

 昨日も苗場で練習でした。昨日の苗場は快晴。飛行機雲以外、雲というものを見なかったような気がします。暖かくもなり過ぎず一日良い雪でいてくれました。しかも、月曜にまして空いています。これならガラガラと言っても良いでしょう。大ラッキー。

 朝は、ワタシ一人で滑ってみたのですが、あまりに状況が良いので予定を前倒しして、すぐに娘(仮称ケミ)を滑らせました。ケミさん、第二ゲレンデを四本も快走。「二十本すべるー!」などと言っていたのですが、内弟子Yがそれをさせるはずなく、第三ゲレンデの下でケミさんに雪遊びをさせながら、交代でビデオ撮り。

 ワタシの方は、大回りで左ターンの山回りを引きずるクセが出て、あまり良いフィーリングではありませんでした。どうしたものかと思っていたら、ちょうど柏木義之デモがレッスンをなさっていて、目の前で大回りしてくれました。ラッキー。

 ナルホド、あのタイミングで外手を下げていけば良いのかも、とマネしてみたら、アラッ、コレって良いかも。~o~

 内弟子Yの方は、最初、どうやって小回りして良いか判らなくなったとかで、一級も受からないんじゃないかという止め止めパターンの滑りをしてきました。うーーん、どうすんだろ、こりゃ。

 昼食後、ケミさんを背負って第三ゲレンデでYのビデオ撮り。ところが、Yの小回りがドンドン良くなって行きます。どうしたのかと聞いたら、「すごく上手い青い人がいるので、マネしてみました」とのこと。ちょうど、柏木さんのスクールの若い人がトレーニングしていたので、それを盗み見てマネしたらしいのですが、うーーん、それだけであんなに良くなるのかぁー。

 それでも、急激に良くなった板の走りに体がついていけず、何回も失敗したのですが、「少しエッジングをソフトにしてご覧」とアドバイスしたちょうどその回、Yさん、見本にしていたイントラさんとリフトで乗り合わせたとか。

 その人を先に滑らせて上でじっくり観察していたYは、ホントにソフトなエッジングでしかも板をピュンピュン走らせて完走して一言。「上で青い人見ていて、ソフトなエッジングというのが初めて判りました」うーーん、ズルいヤツだなあ。あんな小回りがプライズテストで出来たら、80点出ちゃうぞ。~o~;;

 一日中、絶好のコンディションでトレーニング出来て、しかも、夫婦ともども、柏木さんのスクールのレッスンを盗み見て、それなりに上達してしまいました。しかも申し訳ないことにタダで。Yなんて、下手をすると、SAJ基準で70→80の10点くらいアップしてます。ズルいなぁー。

 最後は、ケミさんが滑りたいと言うので、ナイターまでしてしまいました。ゲレンデ山に向かって右端のフードコートから、ナイターゲレンデまで板を持ってホテル内を移動。ケミさんも自分の板を持って移動したがり、いくら「手伝おうか」と聞いても「だいじょぶっ!」最後は泣きながらも板を運びきりました。うーん、この意地っぱりは誰に似たのか。~o~;;;;

 「ケミ、これだけすべるっ!」と両手を広げてアピールしていたのですが、結局、ナイターの第五クワッドを四本滑ったところでタイムアップ。それでも満足げな娘の様子に、パパも大満足。つか、コレ以上は、パパの大腿筋が持たないヨ。~o~;;;

 朝イチからナイターまで、一家そろって滑りまくり、上達しまくりでした。スミマセン。多分、この日苗場にいた人達の中で一番得をしたのは我が家です。一家で、苗場をしゃぶり尽くした気分の一日でした。~o~

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2014年1月 7日 (火)

ワタシの知らない苗場

 今年は、都技選の会場が苗場に変わったため、苗場に練習に来ています。この時期に苗場を滑るなんて・・・初めてかも。

 昨日の苗場は、朝のうち小雪。都技選のメインコートになる第三ゲレンデは、非常にキレイに圧雪され、気持ち良く滑れました。都技選用の大回り板を持ち出してみたのですが、188cmのR=21くらいだと、よく曲がります。つか、曲り過ぎるかも。車山ヴィーナスコースと違って、最初の急斜面で落とされるということがないので、ターン弧がコンパクトになり過ぎるかもしれません。

 本番用の小回り板で小回りもしてみたのですが・・・、うーん、このバーンを本気で小回りしたこと今まで無かったんだなぁー。意外と小回りしづらいです。微妙に片斜面になったていたり、うねりがあったり・・・。

 斜面に関して、発見の連続でした。やっぱ、苗場を競技会をやるつもりで滑ったことなかったから。

 昼前に娘(仮称ケミ)を滑らせました。ケミさんは、第二ゲレンデに慣れて、非常に安定した感じで滑り下ります。もう、ある程度意識的に曲ったり制動をかけたりします。部分的にハーネスを外して滑らせてもみたのですが、けっこう良いポジションで滑るし、うーーん、そろそろか。

 午後、内弟子Yが滑り出す前に吹雪となり、第三ゲレンデも荒れた模様。ワタシとケミさんはフードコートで過ごしました。さすがに苗場はこの時期の月曜でもそこそこ人がいます。まあ、苗場にしてみりゃ、正月明けの月曜なので「ガラガラ」なんでしょうけど。

 でも、八海山の常連にしてみりゃ、「こんなに人がいるの?!」です。苗場ってスゴイなあ。

 この時期にプリンスに何泊も家族で泊まってスキーを楽しむ優雅な人達って、いるんですねえ。日本もまだまだ捨てたモンじゃないってことですか。~o~

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2014年1月 5日 (日)

膾のシアワセな結末と「ただ単にふあんてい」

 やたーーーーーーーー!!冬期のお仕事終了です。

 昨年、羹に懲りて膾を吹いた高1高2の文法講座ですが、やっぱり、「膾」でした。終わんないよーーー。~o~;;

 やはり、補章も演習問題も終わりません。去年より、延長の時間が若干短くなっただけです。一昨年は、なんだって時間が余ったりしたんだろう。謎です。

 しかしながら、昨年に続いてアンケートはエクセレント。やっぱ、高1高2で、正月から古典文法を勉強しちゃおうなどという生徒さんは、マジメだからねえ。

 まあ、何はともあれ、冬期のお仕事終了です。今はただ、充実感、満足感一杯です。娘(仮称ケミ)をお風呂に入れて、ノンビリくつろぐ時間のシアワセなこと。~o~

 ケミさんは体調もお口も絶好調で、ここ何日か、「ただ単にぃー」というのが口癖なんだとか。内弟子Yが「子供らしくないからヤメなさい」と叱っても、全く止めないらしいです。どうも、ワタシの真似らしいのですが、ワタシゃそんなこと言ってるかしらん。

 おまけに今日は、一緒にお風呂に入って、「お風呂の真ん中に行くとぉー、ふあんていだね」などと言い出す始末。

 ワタシゃ、子供の頃、「大人のような理屈をこねる」とよく言われてましたんでねへ。~o~;;;;;;

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2014年1月 3日 (金)

十二月の旅人と羹の行方

 ナイアガラの旦那が亡くなってから、ちょっと気になりだしたことがあります。旦那のヒット曲というと、「さらばシベリア鉄道」は外せないのですが、以前から、歌詞の中の「十二月の旅人」というのは、当然、雁の使いなんだろうと思っていました。当然、世の中的にもそうなっているのかと思ったのですが、ネットで検索すると出てきませんねえ。

 作詞の松本隆さんに確認するしかないんだろうけど、でも、シベリアから出された「君の手紙」読み終えた男が、「不意に北の空を追」って、「伝えておくれ、十二月の旅人よ」と呼びかけているんだから、飛んできた雁に、春になったら私の手紙を持ってシベリアへ帰っておくれと言ってるんじゃないんですかねえ。

 ただ、「十二月」という季節は、雁が北から飛んでくるには、やや中途半端な気もします。出来たら初雁の「十月の旅人」にするか、帰雁ってことで「三月の旅人」にした方が良かったんですけどね。でも、「十月の旅人」じゃレイ=ブラッドベリだし、「三月」じゃ暖か過ぎて曲想に合いませんかね。

 何にしても、『漢書』蘇武伝に始まる雁信の故事が下敷きになった珍しいJポップだと思います。

 さて、年明けの冬期講習は、昨年一昨年と同様。高1高2のための基本文法講座です。一昨年、時間が余り、羹に懲りた昨年は、時間が足りなかったので、その間と思って進めているのですが、さて、どうなることか。今のところ、順調なようですが・・・。

 今日は、昨年の今日と同様、施設の母の所に年始参りに行きました。娘(仮称ケミ)は、マイコさんが治った直後から食欲が一段と旺盛になり、今や、体重が13.4kgほどあります。もう、母は抱え上げようともしません。

 その母ですが、ひと頃のウェートオーバーの時期を脱して、体調も良いようです。「去年までのつもりだったんだけど、ここにいると長生きしちゃうねえ」などと冗談も出るようになりました。みんな元気で何よりです。~o~

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2014年1月 1日 (水)

いつも通りのシアワセ

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。我が家は、先ほど、八海山から八王子へ戻ってきました。

 今日の八海山は、朝のうち曇り。毎年恒例のペンションYの雑煮を、今年も祝うことができました。八海山スキー場は、いつも通り空いていて、ノンストレス。

 朝イチは、ワタシが滑らせてもらいました。雪は、少し少な目ながら、全面に付いており、少し湿雪ではありましたが、キモチ良く滑れました。昨年同様、ロープウェイのコースを真っ直ぐ滑り降りてみましたが、新年の一本目は、やはり気持ちが改まります。

 ロープウェイを二本滑ってから、娘(仮称ケミ)を滑らせました。昨年まで、ケミさんは第一リフトだけだったのですが、今日は、思い切って第二リフトまで連れて行きました。

 前倉ゲレンデは、やはり、三歳児には少し急だったかとは思いましたが、でも、本人は、どうってことなく滑り降りました。少し急だと感じたのは、後ろでハーネスを持ってプルークしていたパパの大腿筋。~o~;;

 ケミさんが滑り終わる頃から、何か降り出し、内弟子Yが滑る間、ずっと雨交じりの雪が降っていて、しかも上部にはガス。そんな中を全てのリフトが終了するまで滑っちゃうYさんは、今年も相変わらずです。

 ペンションYにて夕食を取り、七時半頃出発。高速はノンストレスで、八王子着は10時半過ぎでした。これもほぼ昨年通り。まずまずシアワセな一年のスタートでした。~o~

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