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2014年1月 3日 (金)

十二月の旅人と羹の行方

 ナイアガラの旦那が亡くなってから、ちょっと気になりだしたことがあります。旦那のヒット曲というと、「さらばシベリア鉄道」は外せないのですが、以前から、歌詞の中の「十二月の旅人」というのは、当然、雁の使いなんだろうと思っていました。当然、世の中的にもそうなっているのかと思ったのですが、ネットで検索すると出てきませんねえ。

 作詞の松本隆さんに確認するしかないんだろうけど、でも、シベリアから出された「君の手紙」読み終えた男が、「不意に北の空を追」って、「伝えておくれ、十二月の旅人よ」と呼びかけているんだから、飛んできた雁に、春になったら私の手紙を持ってシベリアへ帰っておくれと言ってるんじゃないんですかねえ。

 ただ、「十二月」という季節は、雁が北から飛んでくるには、やや中途半端な気もします。出来たら初雁の「十月の旅人」にするか、帰雁ってことで「三月の旅人」にした方が良かったんですけどね。でも、「十月の旅人」じゃレイ=ブラッドベリだし、「三月」じゃ暖か過ぎて曲想に合いませんかね。

 何にしても、『漢書』蘇武伝に始まる雁信の故事が下敷きになった珍しいJポップだと思います。

 さて、年明けの冬期講習は、昨年一昨年と同様。高1高2のための基本文法講座です。一昨年、時間が余り、羹に懲りた昨年は、時間が足りなかったので、その間と思って進めているのですが、さて、どうなることか。今のところ、順調なようですが・・・。

 今日は、昨年の今日と同様、施設の母の所に年始参りに行きました。娘(仮称ケミ)は、マイコさんが治った直後から食欲が一段と旺盛になり、今や、体重が13.4kgほどあります。もう、母は抱え上げようともしません。

 その母ですが、ひと頃のウェートオーバーの時期を脱して、体調も良いようです。「去年までのつもりだったんだけど、ここにいると長生きしちゃうねえ」などと冗談も出るようになりました。みんな元気で何よりです。~o~

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