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2014年1月22日 (水)

さまざまに浦島的雑感

 昨日の昼前に帰京して、昨日の午後からフルに仕事です。久々の授業だとしゃべりは絶好調なのに板書の字配りがハチャハチャになります。

 ワタシが山に籠っている間に世の中的には色々あったらしく、毎週、ちょっとした浦島太郎気分になります。ソチ五輪の日本代表が決定したのもよく知らなかったんだけど、女子のアルペンは代表を一人も送らないんですねえ。我が家は、昨年の二月に薬師で星瑞枝選手の滑りを生で見て以来密かにファンだったので、ガッカリです。

 女子アルペンはバンクーバーにも選手を送っていないので、トリノの関塚さん以来、女子アルペンのオリンピアンは生まれてないってことです。選考基準に達した選手がいなかったってことだけど、あんまり選手を送らないでいると競技自体の覇気がなくなっちゃうんじゃないでしょうか。一人くらい何とか出してあげれば良かったのに。

 一方、女子モーグルは四人も代表を送るんだそうですが、特にモーグラータクヤの縁で昔から知っている星野純子選手が代表入りしたのは、大変なビッグニュースです。あの純子ちゃんがとうとうオリンピアンかー。すげー。~o~

 中学高校の頃は、そんなにたいした選手じゃなかったと思うんですが、一人で福島のチームリステルへ移籍し、リステルのホテルで働きながら練習して掴んだ栄光です。立派としか言いようがありません。

 こういうニュースを聞くと、つい親の立場になって考えてしまいます。純子ちゃんの親御さんはどんなに嬉しかったことか。星さんの親御さんはどんなに無念だったことか。

 我々が山に籠っている間に、センター試験も終わっていました。もちろん、古文の問題についてはちらっと見ていたのですが、よく見ていませんでした。山から帰ってきて解いてみて、うーーん。

 『源氏』とはオドロキです。しかも、和歌が出題されていません。まあ、字数的には予想通りなんですが、文章の難易度が高ったので受験生の皆さん苦労したようです。設問的には無理が無いんですが。

 文章の難易度に負けずに粘り強く読み進めるメンタルタフネスを持った人が、高得点をゲットしたんじゃないでしょうか。

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コメント

 『源氏物語』が久しぶりに出題され、受験生には思った以上に難しかったようで、おそらく『源氏』と聞いただけで、抵抗感を示した人間が多かったと思われます。翌日の新聞を使い解くのは私にとって年中行事なのですが、今年の国語は易しかったのではないかと判断していたのは誤りだったようで、平均点は下がったようですね。
 『源氏物語』で思い起こすのは愚妻との昔の会話。「友達のえりりんのおじいさんは、『源氏物語』を大学で教えていた人みたい。知っている?」と聞かれ、「大学で源氏を教える人は、もう五万といるわけだから、わかるわけない。だいいちどこの大学で教えていて、何という名前なんだい。もっともそれを正確に言われても、私にはわかるはずないけれども」「たしか東大のはず」「ふうん。なおさらわからないな。えりりんの旧姓は?」「池田さん」「ごくごくありふれた名字だなあ」「あ、そうそう、確か名前に亀さんがついていたような気がする」「池田亀(カメ)??」と思うまもなく、高名な源氏学者の名前が出てきたのは言うまでもありません。

投稿: ニラ爺 | 2014年1月23日 (木) 15時12分

 池田先生ですか、そりゃまた…。我々にとっては雲の上の存在です。

 もっとも、僕が大学に入った時には、とっくに地上にいらっしゃらなかったということでもありますが。~o~

投稿: Mumyo | 2014年1月23日 (木) 23時17分

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