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2014年2月28日 (金)

終わりの中の始まり

 昨日で今年度の仕事が無事終了しました。来年度の募集のための授業は残っていますが、今年度の授業は終了。デスクワークも残っていないはずだし、今年度も終わったなー。

 昨日は、もう特別授業等でも会わない高二クラスの生徒さんにご挨拶をしてしまいました。

 「国公立二次試験が一昨日行われましたが、皆さんがこの国公立二次を目標としていると仮定すると、皆さんの本番までは今日を含めて、あと364日です。今日から363日間、いかに自分を苦しめることが出来るかに、364日目の成功が掛かっています。受験勉強は苦しいものだけど、たった363日です。その間、できるだけ積極的に失敗し、積極的に自分を苦しめてみてください。364日目の成功を祈ってます」

 な~~んちゃって。~o~;;;;

 なんだか、いっちょ前の先生みたいですね。~o~

 さて、本来なら仕事がなくなったらすぐに雪国のはずなのですが、今日は、娘(仮称ケミ)が四月から通うことになる保育園の説明会の日です。ケミさんは、保育園に行くのが嬉しいらしい、妙にはしゃいでママと出かけて行きました。

 さてはて、四月に入園してからも、あんなに喜んで出かけてくれると良いのですが・・・。ケミさんの今年の課題は、「親離れ」でしょうからねえ。 

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2014年2月26日 (水)

孤高のその他大勢

 昨日は、毎年恒例の某東北大の解答速報でした。夜の授業がある日だったので、九時に吉祥寺で授業終了後、御茶ノ水に回って仕事という、かつてないようなハードなスケジュールになってしまったのですが、何とか無事クリアできました。今年の東北大が比較的マトモだったことにも助けられましたが、何と言っても、長年一緒にこの仕事をしているT先生のおかげです。

 つか、まあ、全くT先生におんぶにだっこ。その上、お土産までいただいてしまったと。T先生、毎年お世話になってまーす。~o~

 というわけで、今朝の我が家の朝食は、T先生にいただいた仙台土産の美味しいマドレーヌでした。娘(仮称ケミ)の顔がマドレーヌまみれになったのは言うまでもありません。ケミさん大満足。

 さて、そのケミさんですが、今日は幼稚園のプレ保育のクラスの授業参観日でした。この日は授業参観日であると同時に、ケミさんのブレ保育最後の日でもありました。

 最後の日だったということもあり、昼間の仕事もないということでワタシも授業参観させてもらいました。以前から何度か送迎はしているので、それほど違和感なく教室に入りました。ビデオを撮りながら見せてもらったのですが・・・、うーーむ。

 以前から、ケミさんがこのクラスに馴染んでいないという話は聞いていたのですが、そもそも三歳児というのは、それほどお友達と仲良くして集団で遊ぶものでもないようです。他のお子さんも、お遊びの時間には一人一人勝手に遊んでます。まだ、社会性が獲得されていないということでしょうか。

 ただ、他のお子さんは子供らしい無邪気さが目につきます。突然はしゃいで大声を上げる子や教室をむやみに走り回る子なんかもいますし、中には先生が何か話そうとしても、走り回っちゃって止まらないなんてお子さんも。

 そんな中で、どうもウチのケミさんは妙に落ち着いています。自分のしたい遊びを一人静かに黙々としています。しかし、だからと言って全体行動に従わないわけではなく、先生が何か言うと大人しく聞いているし、全員でお片付け、全員でお歌などの時は他のお子さんと歩調を合わせています。

 その他大勢として全体に歩調は合わせられるけど、自分のしたいことをマイペースに続けている様子は、何だか幼児の中に大人が一人混ざっているようです。「孤高」の三歳児。~o~;;;

 ナルホド、こりゃクラスの中で浮いちゃってるなあ、とは思いますが、でも、もしかして、このマイペース振りは、ワタシの幼児の時そのものなのかもしれません。ワタシゃ小学校低学年頃まで「大人のようだ」と言われ続けていたので。

 もっとも、その反動か、大人になってからは幼児性が抜けないといわれているようですが・・・。~o~;;;;

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2014年2月24日 (月)

モンスターの覚醒?

 土曜の夜、八海山に入って、日曜は八海山でした。もっとも、お受験の近い内弟子Yの練習日ということで、ワタシはもっぱら子守りでしたが。

 日曜の八海山は、前夜にうっすら新雪が積もり、曇り時々晴れ。それほど暖かくもならず寒くもなく、絶好の練習日和。

 朝は、ワタシが娘(仮称ケミ)を山頂から滑らせ、Yさんは練習でした。ケミさんは八方でやや片利きが出ていて心配していたのですが、この日は絶好調。もう左足も器用に使えます。左右均等のターン弧でらくらくコースを、本当に楽そうに降りました。

 一方Yは良い練習が出来た模様。午後、お昼寝中のケミさんを背負ってビデオ撮りをしたのですが、小回り大回りともに絶好調。特に大回りは、麻子さんのアドバイスが効いたのか、今までにないような板を雪面に張り付かせたスピーディーな深回りをしてきました。

 とりわけ、八海山一番の急斜面、セパレートAコースでの大回りは圧巻でした。うーーーん、これじゃ来週のクラウン検定で80点出るだけじゃなく、来年の苗場での都技選でそうとうな高得点が出ちゃうぞ。

 大回りが懸案だっただけに、大回りで合格点出ると小回りももしかすると・・・。しかし、一級を取得した2010年から、出産を挟んで四年でクラウンまで駆け上がったら大変な快挙でしょう。もともと才能はあると思っていたけど、このまま今年クラウンまで行ったらちょっとしたモンスターです。

 まあ、しかし、コイツ、小心者ですからねえ。~o~;;

 さて、今日のタイトルは、この内弟子Yの話ではありません。お昼過ぎに内弟子Yが滑りに行っている時のこと。丁度、八海山無料休憩所では、五輪の男子SLを放映していました。それを見ていたケミさんは、「コレこまわりしてるよね?」「うん、小回りだねえ」というやり取りの後、確かに宣言しました。

 「これにケミがでてじょうずにこまわりしたら、金メダルとれるね」

 出たーーーーっ!三歳にして金メダル宣言っ!~o~;;;

 将来ホントに実現したらモンスターなどと言うものではありません。さて、どうなることか。~o~

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2014年2月22日 (土)

ありがたいんですが

 昨日は尾瀬岩鞍に日帰りでした。佐藤麻子さんのレッスンに一日参加させてもらうためです。娘(仮称ケミ)は、託児所に預かってもらいました。最初は嫌がっていたのですが、岩鞍の託児所の先生は、いかにも経験豊富な方で子供の扱いが上手く、お迎えの時間に行ってみるとケミさん一言、「なんで来たのー。もっとすべっててよー」ですと。まあ、託児所に馴染んでくれるのはありがたいんですが・・・。~o~;;

 麻子さんのレッスンは、相変わらず熱心で丁寧。内弟子Yもいろいろ有益なアドバイスをいただいたようですが、三シーズン前から見てもらっているだけに、進歩の具合を誉めてもらい激励されたのが一番ありがたかったようです。

 今日は、午前中、某W大S経学部の解答速報でした。去年もそうだったけど、S経学部、簡単になりました。何のトラブルもなく解答速報終了。ありがたや。

 なにしろ難しそうなのは、定家と家隆の百人一首の歌を選ばせる問題くらい。でも、アレは予備校で教えてどうにかなる問題じゃありません。例の国語常識です。予備校屋は関係ない問題ですねえ。

 そういう意味じゃ、ちと困った問題かも。~o~;;;;;

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2014年2月21日 (金)

まほならぬものに幸あれ

 昨日、高校生の授業中に「まほならぬ」というフレーズが出てきました。「まほなり」は、完全であることを表す形容動詞です。思わず、「完全な人間はいないってことですかねえ」とつぷやいてしまいました。「まほ」ならぬ「まお」ちゃんのSPのあった日だったので。

 勝負がどんな結果になろうと求道的なまでにパーフェクトな演技を追求してきた彼女は、「まほ」であることを誰より求めてきた人でした。でも、「まほ」にはなりきれなかった。結局、人間は完全にはなりきれないってことなんでしょう。

 そんな思いもあり、今朝のフリーはどうなることかと思って注目していたのですが、メダルの呪縛から解き放たれたということなのか、完璧な技術を披露して会心の演技をしてくれたようです。(「ようです」というのは、実は、生では見ていないので。なにしろ、我が家は今日、早朝出発だったモンですから。~o~;;;)

 翻って考えてみると、これがオリンピックであり、これがスポーツだということでしょう。スポーツとは、完全な人間がいないことを前提に成り立つ営みです。完全な人間が出場しては競技になりませんからね。

 その完全でない人間が、どこまで完全に近づけるかを競うのがスポーツでありオリンピックです。とすれば、完全に近づこうとする意志と努力こそが、スポーツとオリンピックの意義だと言えるのではないでしょうか。

 常に完全な演技をすることにのみ価値があるのなら、プログラムの通りに作動する機械だけを出場させておけば良いのです。「大事なところでいつも転倒する」人間だからこそ、完全であろうとする意志と努力は尊く美しく、人々の感動を誘うのです。

 「まほ」になりきろうと苦闘して「まほ」にはなりきれず、それでも、最後まで「まほ」であろうとし続ける意志を全世界に示した「まお」ちゃんは、そういう意味では今回の五輪でスポーツとオリンピックの精神を体現したと言えるのではないでしょうか。彼女の「まほ」になりきれない苦しみ、「まほ」であろうとする意志こそ、スポーツとオリンピックの美しさであり尊さです。

 だから、どうか胸を張って帰ってきてください。リザルトやメダルは、あなたの美しさ尊さをいささかも損なうものではないのですから。

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2014年2月20日 (木)

年中行事と始まりの日

 今日は、夕方からの仕事だったので、午前中に年中行事のお雛様を飾りました。娘(仮称ケミ)も手伝ってくれました。多分、去年よりは戦力になったんではないかと思います。もっとも、お雛様の埃取りのための道具で、床を掃除しちゃったりするので、やっぱり、相殺すると去年と同じくらいか。~o~;;;

 年中行事が済んだ後は、家族で買い物に行き、ここのところの懸案事項だった、子供用の箸を購入してきました。ケミさんは、ここのところ、出かけるたびに大人用の箸を使いたがり、ある程度、持ち方も判ってきていたので、自分用の箸を与えて使わせてみようというわけです。

 以前から、「エジソンの箸」という幼児用の箸は使わせていたのですが、何も補助的な部品の付いていない子供用箸は初めてです。アンパンマンの箸を購入してもらって、ケミさんは大満足。貧乏性のママは、ちょっとお高いキャラクター箸で不満顔でした。

 昼食時に早速使いたがり、使い始めさせてみたのですが、なんとかなりました。今日の昼食はスパゲティーだったので、あんまり箸には向いてなかったんですが・・・。~o~;;

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2014年2月19日 (水)

ありがたやありがたや

 昨日、八方から帰ってきました。本当は、月曜の夜帰りの予定だったのですが、昨日の仕事は夕方からだったし道路が通っていなかったので、もう一泊せざるをえなかったということです。

 しかし、中央高速は月曜の深夜には片側とは言え開通。昨日は、朝、八方を出て、恐る恐る車を走らせてみたら、途中の道はほぼノンストレス。まあ、高速一車線だったので、遅い車につかまったり、ETCの故障とかで出口渋滞はありましたが、八方の宿を九時半に出て、途中ゆっくり昼食を取って15時過ぎの帰宅ですから、あの状況から考えるとかなり運に恵まれた方でしょう。

 なにしろ、スキー関係のブログなど読むと、金曜の夜出発して二日半雪道と格闘しただけで帰宅したなどという週末を過ごした方もいるんですから。ほぼ予定通り滑れたことは大ラッキー。ありがたやありがたや。~o~

 さらにありがたいのは、八方にいる間、午前中、娘(仮称ケミ)を滑らせ、午後託児というパターンを取ったのですが、意外とケミさんが八方の託児所に馴染んでくれたこと。預ける時は涙ぐんだりするのですが、帰る時には、「もっとせんせいとあそびたかったー!」などと言ってくれるので、パパママは安心して練習できました。ありがたや。

 さらにさらにありがたいのは、ケミさんが、八方の定宿Bゲンオーナーのお孫さんMちゃんと仲良しになってくれたこと。二人でよく遊んでくれました。

 実は、ケミさんは幼稚園のプレ保育のクラスに行っても、同い年の子にあまり仲良しが出来ず、内弟子Yなどは、「ウチの子は同じ世代の子供との付き合い方が下手なのかしら」などと心配していたのでした。一つ上の学年のMちゃんがお友達になってくれたのは、大感謝。

 ペンションBゲンの夕食時、「もうおなかいっぱい」などと取り分けた食事を残そうとするケミさんに、「ご飯をいっぱい食べないとスキー上手くならないよ。Mちゃんと一緒に滑れないよ」と言ってやったところ・・・、ケミさん、猛然と御飯を掻き込みだしました。

 あ~、ありがたや。~o~

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2014年2月17日 (月)

別天地の金返せ的愉悦

 実は、金曜日朝から八方尾根スキー場に来ています。ちょっと通信環境が悪くて、ブログの書き込みが出来ませんでした。

 この金曜朝からというタイミングが絶妙でした。関東甲信越に雪が降るという予報は見ていましたが、まさか、関東甲信越があんなことになるとはねえ。

 ここ、八方の週末は快適そのものでした。なにしろ、空いてます。お客さん来られないんだもの。首都圏や高速の話をテレビでは見ていたのですが、もう別世界の話です。すみません。~o~;;

 天候も悪くありませんでした。土曜は重い雪ではありましたが、新雪。午前中は娘(仮称ケミ)と滑り、午後は託児してYと二人で滑ったのですが、新雪が適度に荒れた斜面でかっ飛び放題でした、

 特に、人の少ない北尾根スカイラインなんて、荒れ方が適度で最高に楽しい滑走・・・だったのですが、「たのしー!」「こんな雪だと八海山みたいだよな」「でも、八海山だったらシーズン券持ってますよ」「うーーん、そっか」

 「リフト券代返せー!」と言いながら二人とも大笑いでした。~o~

 日曜は風が強くなり、スカイライン第二リフトが止まりました。ところが、今日月曜は、さらに風が強まり、スカイライン第二のみならずゴンドラやウサギ平、黒菱のリフトも止まり、やや不自由ではありましたが、国際第一ペアやリーゼンクワッドは動いていました。

 動いている国際第一を利用して、午前中はケミさんをパノラマ下まで連れて行きました。ところが、折からの強風に、ケミさんすっかり怯えてしまい、パパの膝にしがみついて・・・。

 それでもパノラマ下から巻道を自力で降りました。ヨカッタ。これで、八方に連れてきてもいろんな所を滑れます。

 さて、明日、中央高速が全線開通していると良いのですが、どうでしょう・・・。

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2014年2月15日 (土)

宣旨書きは見知らずなむ

 最近、教材で『平中物語』十八段の「上達部めきたる人」の娘が、女房に恋文の代筆をしてもらっていた話を扱っています。交際を始めた姫君が、いくら恋歌を送っても返歌をしなくなったので平中が怪しんでいると、上流階級の姫君のはずなのに「手もいとあし、歌はた知らず」(字もたいそう下手で、歌はまた詠み方を知らない)という娘で返事が出来なかったという話です。

 そこで、つい最近話題の「代作」の作曲の話を思い出してしまったと。~o~;;

 古典作品だと、この手紙の代筆、歌の代作という話は良く出てきます。『伊勢物語』なんかにも、業平が恋文の代作をする話が出てきます。『源氏物語』でも明石の巻に、源氏からの懸想文に返事をしようとしない明石の君に対して、明石の入道が代作代筆をしてしまい、源氏から、「宣旨書きは見知らずなむ」(代筆の手紙は見たことがありません)などと呆れられています。

 しかし、いくら源氏が呆れていても、「宣旨書き」(代筆)という言葉がある以上、実態の方もやはりしばしばあったんでしょう。『宇津保物語』なんかにも「宣旨書き」の話は出てきます。

 これは、この時代、恋歌恋文の出来が異性を惹きつける女性の魅力の一つだったということが深く関わっています。簡単に言うと、平安時代は歌が上手くなけりゃモテないってことです。だから、美男美女とされる人は必ず歌の名手です。したがって歌の下手な姫君が女房に代作を頼むのも、まあ仕方ないかなと。

 そういう目で例の「代作」の話を見ると、別にどうってことないと思えるんだけどダメかしらと思っていたら、某週刊誌に、昨曲の世界では忙しい有名作曲家に代わって無名の弟子が作曲するのは日常茶飯事だという話が出ていて、我が意を得ました。

 まあ、身体障害者を騙ってマスコミに感動話を売り込んだという点は、ちと問題だと思いますが、それを除けば、音楽自体は誰に著作権があろうと同じ旋律を奏でているわけですから、その旋律に感動しておいて、作者が別だと判った瞬間に怒り出すというのは、ちとどうかなとワタシなんかは思います。

 受験参考書なんかでも、有名講師の本で、目次の下に極小の活字で「協力者」なんてのが紹介されていて、明らかにゴーストライターが書いていそうな本もあるけど、内容に問題がなければ、まあ構わないんじゃないかなと。~o~;;

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2014年2月12日 (水)

最近の車内では

 最近、通勤電車の車内では、『danchu3月号 特集日本酒』や『GetNavi特別編集 LOVE♡日本酒!』などといった日本酒を特集した雑誌を読んでいます。どうも、ここんとこ類似の本がたくさん出ているので。

 しかも、これらの雑誌、かなり内容的にもシッカリしています。もはや、一時の流行という感じではありません。どうも、「必ず来る!」と思っていた日本酒新時代が到来しつつあるようで、喜ばしいかぎりです。

 そんな雑誌に取り上げられることの多い、福岡県白糸酒造さんの「田中六五」を、先日、「出かせぎ」で通った東京駅の「はせがわ酒店」さんで購入してきました。昨日まで飲んでいたのですが、ナルホドこれは、んまい!

 繊細な酸が旨味をうまく切り上げてくれます。白糸酒造さんは地元糸島産の山田錦を用いて、この「田中六五」だけを作っているとのこと。単一銘柄で勝負しているというのは、かなりユニークです。蔵元の克典さんの考え方のようですが、この人、まだ二十代だとか。

 こういう若くてキチンとした思想を持った酒蔵が増えているというんだから、日本酒業界の未来は明るいです。他の業界、まあ、どことは言わないけど、某受験業界とか某スキー業界とかでも、見習ってくれませんかねえ。~o~;;

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2014年2月11日 (火)

このこーすはおもしろいよね

 今日は午前中、八海山、昼には、帰京しなければなりませんでした。午前中の八海山は曇り時々晴れ。それほど寒くはなく、昨夜降った軽い新雪が圧雪された上に載って、非常に滑りやすいコンディションでした。

 今日は、午前中に重要な行事がありました。娘(仮称ケミ)のロープウェイデビューです。もちろん、ケミさんは、ロープウェイに乗ったことが何度もありますし、ワタシの背中で八海山を滑り降りたこともあります。しかし、まだ、自分の足で山頂から滑り降りたことは無かったんです。

 一昨日、ストックを持ち始め、すっかりスキーヤーらしくなったケミさんは、一昨日はワタシの出かせぎ中に前倉を滑り、昨日は、第一リフトを七本ほど滑りました。ポジションも安定しているし、そろそろ、新しい挑戦をしても良い頃です。

 幸い、今日は天気も雪も悪くありません。まず、ワタシが山頂から滑って状況を確認。その後、内弟子Yとケミさんとワタシの一家三人でロープウェイに乗り込みました。

 朝のウチ空を覆っていた雲が切れ始め、我々が山頂に着いた頃には、ケミさんのロープウェイデビューを祝福するかのようにお日様が顔を出しました。明るい日光に照らされて、山頂付近の雪をかぶった木々が輝いています。年に何度もないような美しい日です。

 そんな中をケミさんは颯爽と、八海山の巻き道「らくらくコース」を滑り始めました。「パパママ、ケミのあとについてきてね」。新雪をかぶった木々のトンネルの中を、ケミさんは実に安定したポジションで滑って行きます。ストックを突いて、「すぴーどあーっぷ!」なんて叫びながら。

 中腹のダウンヒルレストランまではアッと言う間でした。ダウンヒルレストランで休んでジュースを飲むかリフトで上がってもう一本滑るかと聞いたところ、「もう一本すべってからジュースにするのどう?」って、ずいぶん意欲的です。~o~

 リフトの上で、「ケミさん、さっきは上手に滑ったねえ」とホメてあげたら、「やっぱりこのこーすはおもしろいよね」だって。~o~

 「雪が木に付いていて真っ白で奇麗だねえ」と言ったところ、娘は「うん、はるみたいだね」と確かに言いました。「春立てば花とや見らむ白雪のかかれる枝に鶯の鳴く」は素性法師の古今集六番歌です。いくら古典の教師の娘だからって、三歳から古今集かよ。~o~;;;

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2014年2月10日 (月)

初めてのストック~雪国へのでかせぎ

 昨日、太平洋側では大雪だったそうですが、八海山は小雪。つか、こっちじゃ30cmくらいは大雪って言わないヨ。

 朝はまずワタシがロープウェイのコースを滑りました。朝の八海山はガラ空きの上、上から下までキレイに踏んでくれていた上にうっすらと新雪が載り、非常に気持ち良く滑れました。一時間ほどで内弟子Yと交代。

 娘(仮称ケミ)のお相手をしていたのですが、最近、ケミさんはYのストックを持ちたがるので、ケミさん自身のストックを用意しました。レンタルのセットですでに車の中に置きっぱなしになっていたので。

 ストックを持たせると、いかにも一人前のスキーヤーって感じで、パパはちょっと感慨深いものがありました。しかし、子供用ゲレンデでストックの練習をさせていた時のこと、滑りながら漕ぎたがるケミさんに、つい、「おてては前に出して~」などと余計なことを言ったら、手を前に出そうとするあまり腰が引けてへっぴり腰の滑りになってしまい、ちとアセりました。今までノンストックの時には完璧なポジションだったので。

 あわてて、「滑りながら漕がないようにね~」と訂正。ポジションがもどったから良いけど、ホント、子供には余計なアドバイスしない方が良いですね。

 さて、そんな子守りも午前中まで。ワタシだけは、11時50分にスキー場を出てペンションにもどって着替え、一時間後には浦佐から新幹線に乗っていました。夕方、吉祥寺で特別授業があったので。

 普段は、雪国から都会への「出かせぎ」なのですが、昨日に限っては、雪国の長いトンネルを抜けたら、そこはまだ雪国。「出かせぎ」先の吉祥寺も雪国でした。まあ、東京も午後には雪が片づけられて交通の不便はなかったので、ヨカッタヨカッタ。~o~;;

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2014年2月 9日 (日)

カラを破る力

 別に、アイコさんの話題ではありません。今回もメダル届かずかとガッカリしている人もいるとは思いますが、実のところ、オリンピアの女神の顔色をうかがう難しさは、我々に簡単に論じられるものではありません。

 「カラを破る」は、内弟子Yのカラです。内弟子は、今年の東京都技選でロングターンに欠点を持っていることがハッキリしました。昨日は、その対策として、早速、八海山麓スキー場に出かけてポールトレーニングでした。

 Yのロングターンは、クセの少ないキレイなフォームになってきているのですが、エッジングに鋭さがなくスピード感がありませんでした。こういう場合、何故「ポール」が対策になるのかというと、簡単に言えばターン弧に規制がかかるからです。

 フリーや基礎のトレーニングでは、どこでどのようなターンをしても、地形にさえ合っていれば何の問題もありません。そのため、どうしても自分の都合の良い所で都合の良いターンをするクセがついてしまいます。

 しかし、それでは板のアールなりのターンになりやすく、板をたわませるエッジングの鋭さが身につきません。多少力づくでも次の旗門に入るためにジタバタしていると、自然と板をたわませるエッジングが身に付くというわけです。

 今回も、八海山麓のレーシングコーチから最初に指摘されたのは、「キレイなターンだけど、板のアールなりになってる」ということでした。コーチからは「旗門の横で目線を下げるようにして板に力を加えなさい」と教わったとか。「まさにアタシに欠けていたものデシタ」とはトレーニング終了後のYの感想です。

 でも、ワタシとしては、Yが楽しそうだったことの方が嬉しかったかもしれません。このところ、大会直前で欠点矯正のための練習ばかりだったので、あんまり楽しそうじゃなかったから。「楽しくカラを破る」が、ポールトレーニングの本当のネライなんで。

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2014年2月 8日 (土)

つている・に・すぐ・る

 昨日は仕事もなく、当然、ウチはスキーです。平日で都技選も終わった苗場は、修学旅行が入っていたもののガラ空き。のびのびと滑れました。

 ワタシと内弟子Yは大会も終わってノンビリなので、娘(仮称ケミ)優先。まず、ケミさんを滑らせたのですが、大会期間中、ケミさんは滑っていなかったにもかかわらず、ドンドン進歩してます。第四ペアの緩斜面なんて自由自在です。板の操り方に安定感があります。もう片利きの不安もほぼありません。いやはや、三歳児の進歩はスゴい。

 三歳児の進歩といえば、スキー以外でもめざましいものがあります。一昨日、ケミさんを乗せた車中で信号待ちしていた時のこと。後部座席のケミさんが突然、「『つている・に・すぐ・る』ってなに?」と聞くので、ケミさんの見ている方を見ると、そこには、「待っている間にすぐ出来る」と書いてある看板が。平仮名拾い読みしてたんです。

 そんな感じで、最近、平仮名の拾い読みをします。かなり的確に。絵本なんかも平仮名だけなら、少しずつ読めるようになってきました。貧乏性の内弟子Yは、「従姉のIちゃんから絵本をもらわなきゃっ!」と言ってます。これだけ娘が進歩してるんだから、買ってやれよ。~o~;;;

 お話にも興味があるようで、Yに、「かみしばいよんで!」とせがみます。モチロン、ウチに紙芝居などあるはずはなく、Yが口から出まかせに語るのですが、このYという女は、この口から出まかせバナシが得意で、「飛び過ぎた蛙の弟」とか「お豆腐になった風呂好き爺さん」とか、どうやったらそんなことを思いつくのかという奇想天外なお話を、次から次へと語ります。

 これをケミさんは片っ端から覚えて、ワタシに語ってくれるのですが、「むかしむかし、あるところに、おふろのすきなおじいさんがいました。おばあさんにもっとはたらきなさいといわれました。おしまい」

 真ん中が十分間分ほど飛んでますヨ、ケミさん。~o~;;;; 

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2014年2月 6日 (木)

ずっと書きたかった

 この冬、ずっと書きたいと思っていたことがあります。最近、日本酒が、んまい!

 何をいまさらって感じですが、最近、どうもアタリを引くことが多い気がします。昨日も近所の居酒屋「トリキチ」さんに行った時に、置いてあった奈良県千代酒造さんの「篠峯 山田錦 純米超辛 無濾過生」をいただいたところ、うーーーーむ、んまいっ!! 

 まるで発泡ワインのような炭酸の刺激があり、発酵を強めに進めた結果糖度は低いのですが、やや甘酢っぱ系の爽やかな酸と旨味が残りました。そのため本当に良く出来た発泡ワインのようです。これでアルコール濃度は17.2あるのだそうですから、飲み口の良さに油断するととんでもないことになります。

 篠峯さん、やるなー。~o~

 その他にも、今年に入ってアタリが続いています。例えば、たまたま湯沢駅前で購入した新潟県青木酒造さんの「鶴齢 五百万石 特別純米 生 平成22年醸造」。どうやら、販売店さんの方で保存していたらしいのですが、見事に熟しています。これをぬる燗にした時のジワッとくる美味さは・・・。うーーーむ、鶴齢ってやるなー。

 燗と言えば、先日、近所の加枡屋さんで購入した栃木県松井酒造店さんの「松の寿 純米 とちぎ酒14 八割八分磨き 燗美味し」。低精白のためヒヤで飲んでも香ばしさがあるのですが、燗した時の美味さは格別です。香ばしい熟成香はそのままに、柔らかいながらジュワっとくる刺激、旨味がタマリマセン。ワタシゃ同じ酒を続けて購入することが滅多にないのですが、コイツは、四合瓶の後、すぐに一升瓶を購入してしまいました。コストパフォーマンスの良さは、群を抜いてます。

 その他にも、新潟で夕食を取ったお店にたまたま置いてあった、新潟県の大手A酒造さんの「元旦しぼり」なんてのも、意外な美味さで驚きました。正直に言って、この蔵元さんのお酒で一番美味いと思います。こちらの看板商品Kなんか、美味いと思ったことないんですけどネ。~o~;;;

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2014年2月 5日 (水)

苗場攻略のための覚書

 苗場から帰京して昨日は午後から仕事でした。今日は仕事がない日なのですが、娘(仮称ケミ)の幼稚園があり、その送り迎えなどでマッタリのんびりと暮らしています。まあ、体の方が限界に近かったので、お休みもちょうど良いかと。

 それでも、内弟子Yとの会話はほどんどスキーの話です。二人とも、まだ「シアワセ」の余韻に浸っちゃってるってこともありますが、Yさんは次の課題が見えてきたので、その対策なども。

 Yは、今回、小回り系で長足の進歩を遂げたのですが、大回り系がイマイチの成績でした。練習の通りに出来てるはずなのに点が期待したほど出ませんでした。そこで、来年のための対策をちょっと覚書風に書き留めておきます。

 Yさんの今年の大回りは、昨年よりもクセがなくなったけどスピード感に欠ける滑りでした。あの滑りだと、235点くらいが限界になりそうです。スタート直後のクローチングの下手さはすぐに改善できるとしても、ターン中の外足への圧がまだ弱く、板のたわみと走りが欠けていました。

 そこで考えられるのは、レーシングのポールトレーニング。今シーズンの残りは、なるべくたくさんポールをくぐってもらわねばならないでしょう。

 また、これは二人とも共通して言えることなのですが、総滑のバリエーションを増やしておかねばなりません。今年練習と大会を通じて痛感したのですが、一月の苗場は硬軟さまざまな雪質になります。予選二日目のような滑らない雪質になった時に、車山と同じギルランデパターンの総滑しか用意していないのでは、点数を伸ばせません。

 それと、来年は、Yさんも決勝に残ることを考えておかねばならないので、男子リーゼンを想定して急斜面の大回り小回りを練習しておかねばなりません。幸い我がホームゲレンデ八海山にはセパレートAという整地急斜面があります。あそこでたくさん練習しておけば、まず男リーくらいでは困らないはず。雪質も似てるし。男子リーゼン対策としては最適でしょう。

 そうして、Yの底上げをしておくことは、実は、ワタシの来年の苗場対策にもなるはずです。Yが決勝に残るほど実力をつけてくれれば、二日目の、あの「絶対三日目に残ってねプレッシャー」がかな~り軽減されるもの。~o~;;;;

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2014年2月 4日 (火)

ジャンプアップ夫婦のシアワセな日

 昨日の月曜は、都技選決勝の日でした。天候は曇り。気温がやや高く、雪は時間を追うに従って緩みました。

 ワタシの第一種目は、第三ゲレンデでのフリー。一班目の時にはまだカリカリだった雪が緩み始めて滑りやすくなっていました。予選二日目の失敗に鑑みて、大腿の絞りを意識し、ギルランデ一回のリズム変化だったものを、ゴール前で中ターンを入れる構成にしてみました。

 途中、ちょっと荒れかけた雪に捕まりそうになりギルランデのタイミングが遅れたり、ゴール前の中ターンを余計にし過ぎて、最後の大回りがゴールゾーンの中になったりしましたが、悪くないフィーリングでゴール。得点もまあまあ。よしっ!

 二種目目は、男子リーゼンでの大回りでした。この種目には二つ不安がありました。一つは、まだ整地された男子リーゼンを滑ったことがないってこと。もう一つは、この種目には「スピードコントロールされた中での質の高いターン」という採点基準が付いていたこと。なんせ、ワタシゃスピードコントロールなんて普段してないから。~o~;;

 一つ目の不安は、朝のインスペ時に各自一本滑走させてくれたことでいくらか解消しました。ねじれはあるけど、八海山セパレートAほど斜度はないじゃん。これなら何とかなるだろー。

 しかし、二つ目の方は、ギリギリまで悩みました。ところが、偶然、リフト上から前の班で滑る柏木デモの滑りを見ることが出来、何となく判りました。そうか、滑走スピードは出しても、深回りして落下スピードを抑えれば良いんだ。

 腹は決まりました。思い切り漕いでスタートし、出来る限りの深回りをしてゴール。得点は、うん、まあまあ。~o~

 ビデオを見てみると、滑走スピードは速いけど、十分深回りして落下スピードはコントロールされています。内傾角も取れているし、重心を低く抑えて安定してるし、うーーん、会心の滑りっ。もっと点が出ても良かったんじゃなーい。~o~

 休憩時間をはさんで三種目目は、男子リーゼンでの小回りでした。この種目も「スピードコントロールされた中での質の高いターン」という注文が付いていましたが、そういう小回りは、今年、麻子さんのアドバイスをもらって舞子で散々練習してきました。

 自信を持ってスタート。途中ねじれに流されそうになったり、左ターンへの切り替えで失敗して少し乱れたりはしたけど、かなり安定した低いポジションのまま小さ目のターン弧を維持してゴール。得点、これまたまあまあ。~o~

 さて、最後は第四ゲレンデ上部でのコブでした。ラインは五本あり、上から見て右端が深く細かいライン。右から二番目と一番左は浅く、真ん中と左から二番目は、ある程度深くてリズムの良いコブでした。休憩時のインスペクションで、上から見て左から二本目のラインに入ることを決めました。

 ところが、スタート地点からコブのラインへの入口が見えにくく、ウッカリ真ん中に入ってしまいました。シマッタと思ったけど、行っちゃえー。

 途中、深くなったところで自然とドルフィンしちゃったりしてアセりましたが、最後までキッチリ先落としして無事ゴール。得点、おおおお、今年初めての250点台でした。~o~

 ビデオで見ると、上部で少し立ち上がってしまったターンはあったものの、楽しそうにコブと戯れている感じで滑ってます。まあ、本人は必死だったんだけど、楽しそうに見えるってことは良いんじゃないかしらん。

 最後のコブが終わる時は、毎年、選手みんなが和やかになります。特に、完走できて得点が良いとシアワセな気分になります。ここんとこ何年か、こんなシアワセな気分で終われなかったんですよねー。

 結局、ワタシは予選から三十人抜いて69位のフィニッシュでした。久々の六十位台です。しかも、総合の順位は目標の「年齢=順位」に達してなかったものの、決勝四種目はいずれも50位台。決勝だけなら十分に目標達成です。

 競技終了後、事務局に行って、内弟子Yの賞品をもらってきました。Yは、昨年の順位から14位アップしていたため、ジャンプアップ賞の対象になっていたんです。ジャッジの森幸元デモから賞品のニット帽を授与していただき、事務局の方に拍手していただきました。

 「アタシ、スキーで何かもらったの初めてだし、拍手されたのも初めてなんです~」とYは、シアワセ一杯の笑顔でした。

 ワタシの方も、自分はまだまだやれると確認できてシアワセな日でした。まあ、こんな日があるから、都技選出場は止められないんですよね。~o~

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2014年2月 3日 (月)

攻めと守りの配合

 昨日は、苗場での都技選二日目でした。天候は曇り。昼前に何か降り出す予報でしたが、結局、何も降らず、午後は晴れ間ものぞきました。少し暖かくなって雪は緩み、第三ゲレンデの総滑は、班によっては滑らない雪で苦しんだようです。

 我々の一種目目は、ワタシが総滑、内弟子Yがコブで、二人とも最初の班でした。朝一番でコブバーンをインスペ。一昨日の午後、コブバーンで選手みんなが練習した結果、コブラインはどれも手におえないほどの階段コブになってしまいました。まさか一昨日のママやらせることはないだろうと思っていたのですが、ナント、少しデラを入れた程度でそのままやらせる模様。やべー。

 と思ったのですが、スタート地点をかなり下げてくれたようで、女子選手もみな比較的楽に滑り降りたようです。都連ジャッジのナイス判断でした。

 さて、ワタシの総滑は班の中では遅いスタート。徐々にスタートが近づく中で、よーし、やってヤルゾという気持ちが高まります。スタート前に、「パパがんばって」と送り出してくれた娘(仮称ケミ)のことなんか考えたりして。

 目一杯気合を入れて、攻めの気持ちでスタート!

 ・・・したのが良くなかったようです。~o~;;;

 大回り系の今年のテーマである大腿部の絞りの意識が十分ではありませんでした。気負い過ぎて、途中で少し浮かされたかもしれません。得点イマイチどころではありません。まあ、でも、昨日の貯金があるから、予選通過にはまだ余裕があるかな。

 一方、Yのコブ。この人は、コブが好きで女子の中では得意と言っても良いと思うのですが、小心者のため、いまだ検定や技選でまともにコブを降りられたことがありません。そのため、今回も守りに回って、一つ一つ確実に降り、確実に完走。それでも、242点で、昨日の小回りに続いての240点台でした。

 さて、二種目目はワタシがコブです。この種目に予選通過がかかっています。例年の予選通過ラインを考えると、まだ若干余裕がありそうですが、コケたらおしまいという状況。

 Yからは、「大丈夫なんですか」とプレッシャーをかけられます。お義父さんお義母さんに来てもらっている以上、決勝に残るのは、我が家的には絶対の義務です。ここは、絶対完走せねばなりません。

 こういう場合、完全に守りに入るのはダメです。男子選手が滑って深くなったコブですから、ズラシを多めに入れすぎる安全策は、ドスンと落とされてかえって危険です。先落としを忘れない程度に攻めの気持ちを残し、でも、いつもよりズラシを多く入れて、守りきる。攻め20%守り80%の配合で何とか完走。ちょっとみっともなかったけど、これで予選は通ったろう。

 と思っていたら、計算通りでした。順位は20位ほど落としましたが、100位以内には残りました。ひとまずホッ。~o~

 一方、Yの総滑ですが、ミスなく今年練習してきたことを出し切ったと思います。しかし、結果はイマイチ。結局、Yさんの方は決勝には残れませんでした。しかし、前日の順位をほぼキープ。年齢以下の順位という目標は達成しました。

 240点台を二つももらい、目標も達成してホッとしたはずなのですが、「ここまで来たら、決勝に残りたくなりマシタ」だそうです。~o~

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2014年2月 2日 (日)

プレゼントの正体

 昨日から苗場スキー場で東京都技術選手権が始まりました。昨日の苗場は快晴。比較的暖かくなりましたが、その割に雪は緩まず締まったまま。最高に近いコンディションだったと思います。

 我が家は、例年通りお義父さんとお義母さんに子守りに来てもらい、娘(仮称ケミ)はジジちゃんババちゃんに遊んでもらってゴキゲン。その間パパママは自分の滑りに集中できました。ありがたや。~o~

 昨日は第三ゲレンデで整地大回りとウェーブ小回りでした。我が家は、まず、内弟子Yの大回り。この種目のYの課題は右外足が軽くならないこと。ワタシは隣の小回りスタート付近から見ていたのですが、まずまずその点はクリアしていました。八海山仲間のI夫妻に撮ってもらったビデオを見ても、練習の成果が出た滑りだったのですが、点数はイマイチ。うーーむ。

 ビデオを詳細に見直してみると、スピードを得ようと長めにしたクローチングが、ハッキリ言って下手でした。これじゃ、クローチング組んで逆に減速してるかも。うーーん、クローチングの練習まで手が回らなかったなぁ~。~o~;;

 続いてワタシの小回りでした。小回りは、今年、重点課題として取り組んできていたので、いっちょ練習の成果を見せてやろう!

 と意気込んでスタートしたのですが、アレ?! 雪硬くね?! 意外に荒れてるぞ、オイ。右外足のエッジが荒れた雪に取られてピシっと決まってくれません、オマケに最後のウェーブとリズムが合わず、最後の左ターンが小さくなってしまい、最悪の感触。やべー。

 と思ったのですが、点数は意外と出てくれました。どうもこの日の小回りジャッジはやや甘めに点数を出してくれた模様。プレゼントのような得点に、ひとまずホッとしました。

 二種目目のYの小回りは、生では見られずビデオで確認しました。Yさんは今年、小回りで最も進歩したので、結果に期待していたのですが・・・。ナント、243点!Yさん初の240点越えでした。しかも、五審三採でカットされたとは言え、84点などという爆弾点のプレゼント付き。H川ジャッジ、この女にそんな点付けたら、付け上がりますゼ。~o~;;;

 まあ、確かにゆったりとした良い小回りでした。スピード感はイマイチでしたが、姿勢を低くキープして安定した小回りが出来ていました。本人によると、コース整備した直後でキレイなバーンコンディションだったとか。

 続いてワタシの大回りでした。これまた、コース整備の直後でキレイなバーン。今年の課題である大腿部の絞りを意識してゆったりと大きく回りゴール。得点は・・・、うーーん、まあまあか。

 でも、このところ差を付けられ気味だった畏友H氏の大回りと同点と聞いてホッとしました。ちょっと中間発表の順位に期待したのですが、本人の期待ほどではありませんでした。でも、まあ、去年の初日のことを思えば、贅沢言えないですかね。なにしろ、去年の初日より40位も良いんだから。~o~;;

 宿に帰ったら、ケミさんはお昼寝中。ジジちゃんの「お土産」のアンパンマンのDVDを抱きしめて満足そうに寝ています。机の上にはババちゃんの「お土産」のアンパンマンやキティちゃんのお菓子が散らばっています。

 我が家では、この手の物は普段買い与えないので、ケミさん、大喜びしてくれたようです。このジジババの「お土産」が、本当は、練習と大会のために一緒にいてあげられなかったパパママの罪滅ぼしのプレゼントだったってことは、本人には内緒にしておきましょう。~o~

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