このこーすはおもしろいよね
今日は午前中、八海山、昼には、帰京しなければなりませんでした。午前中の八海山は曇り時々晴れ。それほど寒くはなく、昨夜降った軽い新雪が圧雪された上に載って、非常に滑りやすいコンディションでした。
今日は、午前中に重要な行事がありました。娘(仮称ケミ)のロープウェイデビューです。もちろん、ケミさんは、ロープウェイに乗ったことが何度もありますし、ワタシの背中で八海山を滑り降りたこともあります。しかし、まだ、自分の足で山頂から滑り降りたことは無かったんです。
一昨日、ストックを持ち始め、すっかりスキーヤーらしくなったケミさんは、一昨日はワタシの出かせぎ中に前倉を滑り、昨日は、第一リフトを七本ほど滑りました。ポジションも安定しているし、そろそろ、新しい挑戦をしても良い頃です。
幸い、今日は天気も雪も悪くありません。まず、ワタシが山頂から滑って状況を確認。その後、内弟子Yとケミさんとワタシの一家三人でロープウェイに乗り込みました。
朝のウチ空を覆っていた雲が切れ始め、我々が山頂に着いた頃には、ケミさんのロープウェイデビューを祝福するかのようにお日様が顔を出しました。明るい日光に照らされて、山頂付近の雪をかぶった木々が輝いています。年に何度もないような美しい日です。
そんな中をケミさんは颯爽と、八海山の巻き道「らくらくコース」を滑り始めました。「パパママ、ケミのあとについてきてね」。新雪をかぶった木々のトンネルの中を、ケミさんは実に安定したポジションで滑って行きます。ストックを突いて、「すぴーどあーっぷ!」なんて叫びながら。
中腹のダウンヒルレストランまではアッと言う間でした。ダウンヒルレストランで休んでジュースを飲むかリフトで上がってもう一本滑るかと聞いたところ、「もう一本すべってからジュースにするのどう?」って、ずいぶん意欲的です。~o~
リフトの上で、「ケミさん、さっきは上手に滑ったねえ」とホメてあげたら、「やっぱりこのこーすはおもしろいよね」だって。~o~
「雪が木に付いていて真っ白で奇麗だねえ」と言ったところ、娘は「うん、はるみたいだね」と確かに言いました。「春立てば花とや見らむ白雪のかかれる枝に鶯の鳴く」は素性法師の古今集六番歌です。いくら古典の教師の娘だからって、三歳から古今集かよ。~o~;;;
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コメント
それにしてもスキーは既にかなりの腕前。加えて三歳にして「古今集」とは。末が楽しみですね。
私のところは、妻の強い意向があり、英語塾には通わせていますが、私としては英語は中学校からで十分。それよりもスイミングでも通わせたらいいのにと思っています。
投稿: ニラ爺 | 2014年2月13日 (木) 15時16分
英語ですか、そりゃすごい。
ウチは、スイミングという話もあったのですが、なんせ、冬になると習い事に通う時間がなくなるので…。~o~;;;
投稿: Mumyo | 2014年2月13日 (木) 22時51分