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2014年3月30日 (日)

学歴フィルターと最近飲んだ良い酒

 今朝の朝日新聞朝刊の一面に、「これって、学歴フィルター?」という見出しがついていて、何のことやらとつい読んでしまいました。何でも、会社の採用説明会にネットから応募すると、「大学名」だけで自動的にフィルターが掛かって撥ねられてしまうことがあるとか。

 時間的に限られた採用の現場を考えるとナルホドねえと思う一方、そんなことばかりしてたら、有能な人材を逃すんじゃないかしらんとも思います。

 ワタシゃこういう仕事ですから、学歴社会を否定することは出来ません。つか、ハッキリ言って学歴社会というものに寄生して生きています。しかし、一方で、我々の仕事自体は、学歴というものが全く関係無い仕事です。

 よく、予備校の先生になるには高学歴が必要だと勘違いしてくれる人がいますが、全くの誤解です。もちろん、有名大学の出身者が多いのは事実ですが、それが必要なわけではありません。授業で人気を集めてしまえば、出身大学なんてどうでも良くなってしまいます。

 また、出身大学を営業用の看板として使用することも出来ますが、あくまで「看板」に過ぎません。早い話が「学歴詐称」と呼ばれることをしても、調査を受けたり咎められたりすることはありません。まあ、そういうことを詮索したがる生徒さんもいることはいますが、自分が受かるか落ちるかという瀬戸際で、そんなどうでも良いことを気にするのは少数派でしょう。

 ワタシ個人は、予備校屋は授業が全てだと思っているので、それで構わないと思っています。だから、普段、生徒さんの前で自分の学歴について語ることもありません。予備校屋の世界は学歴の通用しない実力主義の世界だと知っているからです。

 そういう目で「学歴フィルター」の話を読むと、うーーむ、微妙ですねえ。こういう学歴社会が続いてくれるのは飯を食うには正直ありがたいのですが、大丈夫かしらん、ニッポン大企業。~o~;;

 また、こういう話を娘の父親として読むと、これまた複雑ですね。ウチの娘(仮称ケミ)は、幸せになってくれさえすれば高学歴じゃなくても良いと思うのですが、でも、幸せになるのにはある程度の学歴があった方が有利なのかしらん、と思うと、つい、進学校と呼ばれるような学校に入学させたくなってしまうのですが、うーーん、それでケミさんの幸せが保証されるわけではありませんからねえ。

 何とか、自然にのびのびと育って、自分の能力や才能にピッタリ適した居場所を、早くみつけてくれないものかしらん。~o~;;

 さて、そんな適材適所が実現しているのが、実は最近の日本酒の世界です。最近飲んで感心したお酒は、たいてい適材適所です。

 積極的に飯米を利用して素晴らしいお酒を造り続けている奈良県油長酒造さんの「風の森」などはその良い例でしょう。安価な飯米を使ってあれだけの酒を造るのは高い技術が必要ですが、単に技術だけではなく、飯米の性質を熟知して飯米で出来るタイプの酒を設計する適材適所の発想が素晴らしいのです。

 また、先日取り上げた栃木県松井酒造店さんの「松の寿 純米 とちぎ酒14 八割八分磨き 燗美味し」は、「とちぎ酒14」というマイナーな米の性質を上手く利用して低精白にしたお酒ですが、あの後、雑誌で取り上げられた結果、今や加枡屋さんでは売り切れで入手できないほどの大人気だとか。

 また、先日、昭島のモールで「風の森」と一緒に購入してきた福島県豊国酒造合資会社さんの「豊久仁 純米 袋取り本生」は、福島県の開発した酒造好適米「夢の香」と十号系酵母と袋取りという製法のマッチングが素晴らしく、スッキリ奇麗な甘旨味と微妙な酸のバランスが絶妙です。これで四合瓶で1285円はほとんどルール違反のハイコストパフォーマンス。~o~

 これらの酒は、いずれも、すでに評価の定まった高価な酒造好適米ではなく、安価な材料を適材適所に使って、見事なハイコストパフォーマンスを実現した例です。こういう適材適所が、ウチのケミさんの人生でも実現してくれると良いんですけどねえ。~o~;;

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2014年3月28日 (金)

備える日々

 春期の仕事が本格的に始まっています。毎年、春期は「買ってはいけない」バナシから始まります。今年は、今までの「買ってはいけない」リストに新人さんも加わったりして。~o~;;

 加えて新年度と夏期講習の時間割も送られてきて、いよいよ、新年度という雰囲気になってきました。新年度のワタシの時間割は、昨年と大筋で変わりません。しかし、今まで入れていなかった土曜日の仕事が入ってしまい、完全な休日が減りましたが、その割に、時間数は0.5減だったりして、内弟子Yは不満タラタラのようです。

 なにしろ、土曜日に仕事が入ると、四月五月のスキーの予定が大幅に制約を受けますからねへ。~o~;;;

 毎日、手帳を見ながら、何とか上手いこと滑走時間が増えないものかと考えています。まあ、新年度の備えとしては、平和なもんですけどね。

 新年度の備えと言えば、消費税です。何を隠そう、我が家は消費税アップの備えを早い時期からしていて、早い時期に買い溜め出来るような物に関しては既に備蓄済みです。今は、内弟子Yのための第三のビールを買い溜め中。

 貧乏性の内弟子Yは第三のビールの中でもサントリーの「金麦」が好きなのですが、「金麦」350mlは、吉祥寺ドンキホーテで消費税込で六缶593円の特売中。これを吉祥寺校舎への行き帰りに買い込んでいる毎日です。まあ、四月一日から明らかに上がりますからねえ。

 そんな中で、さらに新年度の備えとして、娘(仮称ケミ)の保育園入園の準備も進行中です。新しい園服やら新しいバックやらを用意してお名前を書き込んでいます。

 最近、ケミさんは平仮名を書きたがり、バックに書き込むお名前も自分で書きたがります。内弟子Yが入園の準備をしているところにケミさんが割り込んで行って、どうしても自分で書くと言い張り、給食セットを入れるバックに名前を書き込んだんだそうです。

 帰宅したワタシが、バックに名前が書きこまれているのを見て、あら、上手に書けてると思ったら、それはケミさんが書いた物だったのだそうです。何だか他の物に書かれた名前より上手な気がしたんですが・・・・。~o~;;

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2014年3月26日 (水)

赤い板の夢を見る

 先日、八海山で乗ったVolklのGDとSDのレポートを忘れないうちに書いておこうかと思います。実は、怪我のこともあり時間のこともあって十分に試乗できたとは思っていないので、もう一度試乗してからレポートを書きたいのですが、今シーズン、これ以上試乗する機会がないかもしれないので止むを得ません。

 ・Völkl Platinum GD Speedwall 175cm 116-70-98 R=17.9

 今までのGDがチップロッカーになって生まれ変わった。持ってやや重いが、履くと軽く感じる。この軽さは基礎オールラウンドとして使うなら武器になるだろう。八海山第一リフトの緩斜面は止まる雪になりかけていたのだが、大変よく走った。SpeedWallの効果なのかチューンナップが良かったのかは不明。

 滑り出すとすぐにしなやかさが感じられる。八海山ダウンヒルコースは雪が柔らかくやや荒れていたが、大変よくたわみ走った。ただし、ややポンと返ってしまうことがある。この返り方は、一世代前のCDに似ているかもしれない。板の返りを走りにつなげる技術を持った人には武器になるが、切り替えで立ち上がってしまう人にはマイナスに働くだろう。板のたわみを使えると、中~小回りが大変し易く、リズム変化が楽しい。中斜面でのカービング小回りなんかも快感。板の返りを走りにつなげる技術が必要なので、テクニカル受験者あたりから上の技術を持った人向けの板だろう。

 この日の八海山は雪が柔らかく、振動吸収システムUVOの効果は確認しにくかった。もし、額面通りUVOが働いてくれるなら、硬い雪でエキスパートが乗っても快感度の高いカービングを楽しめるのかもしれない。しかし、こんなにたわみやすいと、体重のあり過ぎる人には向かないかもね。

 ・Völkl Platinum SD Speedwall 165cm 123-68-104 R=12.7

 同じくチップロッカーになって生まれ変わった。GD同様、履くと軽い。止まる雪の緩斜面ではGD同様によく走った。

 非常にしなやかで扱いやすい。GDよりも返り方が自然な気がして、ワタシ的にはこちらの方により好感を持った。トップ部が非常に柔らかく、かつチップロッカーしているため、ターン前半に雪面を捕えてたわみを作ることが容易。しかも、テール部は結構シッカリしているため、粘ってくれる。もうちょっといろんなシチュエーションで試乗してみたかった。

 コブにも入ってみたが扱いやすかった。ただし、膝の負傷のため本気のコブ滑りを試していないのは残念。

 ちなみに、タイトルは、八海山の古い常連でテクニカル持ちのKさんがGDを試乗した翌日にシミジミと言っていた台詞です。ワタシ、この台詞に惹かれて試乗してみたのですが、まあ、ある程度の技術を持った人には、それほど魅力的な板ってことですね。 

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2014年3月25日 (火)

ウンチ、ポール&二日酔い記念日

 一昨日、八海山はクローズドしてしまったため、昨日は八海山から尾瀬岩鞍に移動してのスキーでした。

 通常、こういう場合、一刻も早く出発したがるのは滑りたがりの内弟子Yなのですが、昨日は少し違いました。Yさん、朝食をほとんど口に出来ず、朝食後、部屋にもどって布団に入ってしまいました。打ち上げでビールを飲み過ぎ、二日酔の様子。

 移動の最中も助手席でグッタリするのみ。岩鞍に着いてようやく少し元気を取り戻し、昼食は取りましたが、滑り出してもリフトに乗るたびに、「ウッ、キモチ悪いデス」。~o~

 この日、何故岩鞍だったかと言えば、岩鞍の早売り券が一枚余っていたってことと、娘(仮称ケミ)が託児所の先生に馴染んでいてくれたことが理由です。当然、ケミさんは託児所に預け、久しぶりに二人で滑りまくり・・・のはずだったのですが、Yさんは、リフト一本ノンストップ滑走が出来ません。

 滑りたがりYとしては一生の不覚でしょう。二日酔記念日として書き残しておいてやろうかと思います。~o~

 さて、記念日と言えば、昨日はケミさんにとっても大切な記念日になりました。昨日、岩鞍での昼食後、ケミさんはとうとう生まれて初めて大人のトイレでウンチが出来ました。ブラボー!~o~

 もう何カ月も前から出る前には教えてくれていたので、そろそろトイレでしないかなあと思っていたのですが、昨日、便意を訴えてきたのでYが水を向けたところ、やる気になってくれたとのこと。意外にアッサリと難関をクリアしてくれました。

 託児後、ケミさんと一緒にゴンドラで上がってミルキーウェイを滑りました。夕方のカリカリバーンだったのですが、数か所パパ抱っこがあったとは言え何とか下まで滑りました。

 ミルキーウェイの後、一本、ロマンスコースを滑りました。ロマンスコースに設置されていた常設ポールコースにケミさんが入りたがります。ケミさんは、苗場や八海山でもポールコースに入っているのですが、岩鞍の常設ポールは、いかにも大人のレーサーのためのきちんとしたGSコースで、ケミさんにはちょっと無理だろー。

 と思ったのですが、入れてみたら、意外と簡単にクリアしてくれました。本格的なGSセットは初めてです。これも、記念日かな。~o~

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2014年3月24日 (月)

一つの終わりいくつかの始まり

 昨日は、八海山スキー場クローズドの日。今年はこんなに早く閉めてしまいます。昨年は三月末までやってくれたのですが、今年は一昨年と同じ日にもどってしまいました。公式サイトの積雪量は330cm!全くどこにも土は出ていません。

 スキー場側は非公式に、来年は三月末までやると言っているようですが、もし、来年、今年より早かったらシーズンパス不買運動が起こりますゼ。まーったく。~_~;;

 一昨々日深夜に帰京した我が家ですが、一昨日夜には八海山に戻り、クローズドの日を楽しみました。

 午前中は三人でゲレンデに出ました。第一リフトを降りたところで娘(仮称ケミ)が、「これ、いらない」とスキートップ部のトライスキーを指さしました。今までもノートライスキーを試みたことは何度かあったのですが、自己申告は初めてです。

 ロープウェイを上り、内弟子Yはテクニカルコースで自分の練習、ワタシがらくらくコースでケミさんを滑らせました。ノートライスキーでのらくらくコースは初めてで、どうかと思ったのですが、ケミさん、何の違和感もない様子で滑り出しました。

 この日はスキー友達のS氏夫人が一緒に滑ってくれました。ベテランのイントラでもあるS氏夫人が上手く持ち上げてくれたおかげで、ケミさん、御機嫌でらくらくコースを二本滑走。今までも滑走中にスタンスを変えたりすることはあったのですが、ノートライスキーのおかげで平行スタンスが取りやすいのか、「ぐーっぱーっ!」と叫びながら、プルークを開いたり閉じたりし始めました。

 うーーん、いよいよ、パラレルスタンスへの移行が始まるのかしらん。

 我が家では、小林平康先生から、「子供にパラレルスタンスを無理強いしてはならない」とうかがっているので、子供が自然にパラレルにするのを待っているのですが、いよいよそれが始まるのかもしれません。まあ、今シーズの八海山ではこれ以上発展させられないけどね。~o~;;

 午後、子守りを交代してワタシが滑りました。来期Volkl板の評判が良いらしいので、八海山スキー場レンタルコーナーのシー券所有者1000円試乗を利用して来期のPlatinumGDとSDに乗ってみたのですが、ナルホド、こりゃ面白いかも。詳しいレポはそのうち書きますが、どちらも非常にしなやかで良く走ります。特にSDはトップ部が非常に柔らかく、好感を持ちました。

 SDが使いやすかったこともあり、つい、チャンピオンコースのコブに入ってしまいました。三週間前に怪我をして以来、初めてのコブだったのですが、何だか普通に滑れました。まあ、頑張る滑りはしていないので、無理なリカバリーなどするとどうなるか判らないけど、とりあえず、コブもオッケーだな。~o~

 クローズドの日の夜は、ペンションY恒例の打ち上げ宴会。ワタシは2011年以来の参加でした。今年はナント、ケミさんのカラオケデビューでした。椅子の上に正座して画面を見つめ、「アンパンマン体操」を(部分的に)熱唱。うーーん、この「初めて」はどうなることか。~o~

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2014年3月22日 (土)

雪中悪戦苦闘

 昨日は八海山技術選の日でした。天候は朝から雪。我が家は内弟子Yのみ出場です。ワタシの方は、整地だけなら出場可能なのですが、なんせ、コブは無理でしょう。体操が怖いうちは。~o~;;

 ということで、ゴール地点で子守りだったのですが、子守りしてるだけならとペンションYの公式ビデオカメラマンに指名されました。ペンションY常連さんのためにビデオ撮影する係ってことです。

 娘(仮称ケミ)にはゴール地点で雪遊びをさせておいて撮影という目論見だったのですが、前夜、ペンションYオーナーお孫さん達と遊び過ぎたケミさんは興奮して夜中まで寝付かず、朝のスキー場で「ねむい~」とむつかるので、仕方なく、背中に背負って昼寝させながらのビデオ係となりました。

 ところが、大会コートになっているテクニカルコース下部の天候が悪化。ジャッジ席の隣にビデオを構えたのですが、スタート地点どころかコート上部がほとんど見えないほどの降りで、雪のカーテンの中から選手がうっすら現れたと思ったら、もうゴール。こりゃ撮影は大変ですよ。

 おまけに時折吹雪状態になると、風の音におびえたケミさんが悲鳴を上げます。この子は、どういうわけか、風の音が大の苦手で大変怖がります。ちょっと風が吹く度に、「ぱぱ~、もうや゛め゛て゛よ~!だずげで~!!」などという子供の喚き声がビデオに入ってしまっては、ほとんど虐待ビデオですよ。~o~;;;;

 仕方なく、撮影を他の常連さんに任せ、ワタシはダウンヒルレストランで子守りに専念しました。

 一方の内弟子Yは、その間にも雪の中で悪戦苦闘していた模様。ビデオで滑りを確認していないので判らないのですが、例の小心者をやらかしていたようです。最後のコブ種目ではお定まりの転倒もあったとか。

 大会終わってしょんぼりのYさんだったのですが、なんとか女子の三位に入りました。まあ、参加者五人中三位なんですが・・・。でも、賞状と賞品のペンションY宿泊券をゲットしたから良しとしましょう。

 土曜にワタシの仕事とマンションのディスポーザー清掃があるため、昨夜のうちに帰宅しました。ところが、帰路の関越自動車道は、吹雪のため塩沢~湯沢間通行止め+あちこち大渋滞。なにしろ、三国トンネルに上る坂道でトラックが次々スタックしちゃうんだもの。

 結局、夕食をとった六日町の中華屋さんを午後八時に出て、赤城高原についたのが午後十一時。その間、ドライバーのYさんは悪戦苦闘でした。この日のYは一日中、雪中悪戦苦闘だったわけです。ドライバー交代した赤城からは快適な夜のドライブで、帰宅は深夜一時でした。

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2014年3月20日 (木)

体操こわい

 昨日の八海山は曇り後晴れ。気温は上昇し春雪になりました。ゲレンデ上部は滑りやすかったのですが、下部はちょっと粘りのある雪質になりました。

 一昨日に引き続いて、というか、一昨日の恐る恐るお試しスキーを受けて、昨日は本格的に復活の日でした。まず、三人でロープウェイを上がり、内弟子Yはテクニカルコースで自分の練習。ワタシは娘(仮称ケミ)を連れてらくらくコースでした。

 滑り出す前、久々に三人で準備体操しました。準備体操は、まだちょっと怖いです。特に、逆ハの字に開いた板を押し出す股関節を開く運動は、かなりヤバいです。痛めた左膝を外側に曲げることになるので。恐る恐る板を開いて行って、「痛っ!」ってところで止めるのですが、かなーりコワいです。

 こわい体操も終わり、ケミさんとともにらくらくコースへ。ワタシゃケミさんと滑るのも久々だったのですが、本当に滑りが安定してきました。らくらくコースで安定しているのはもちろんなんですが、ロープウェイ乗り場まで行く第一リフト下を横切る短い急斜面を、こちらが何も指示しないのにコントロールされた小回りで滑って行った時には、わー、コイツ、いっちょ前のスキーヤーだなぁと思いました。

 これだけ滑れるようになってくると、急斜面やコブ斜面などにも連れて行きたくなるところですが、今シーズンだけはそれを我慢しようと思っています。この子の体の発達に悪影響があるといけないので。

 コブの多いKスキー場などで時々、まだ就学前のお子さんにハードなコブ滑りをさせている親御さんを見かけますが、どうなのかなあと思います。我が子がこんんなに安定して滑れるようになると、次のステップを用意したくなる気持ちは判るのですが・・・。

 まあ他所様はともかく、ウチは我慢します。今は、この子がスキーに飽きないように、嫌いにならないように、ひたすら長い中緩斜面でお相手。昨日は、ケミさんがやりたがったので、らくらくでずっと大回りでした。

 もちろん、「大回り」と言っても、小さく回らないプルークってことですけどね。~o~;;

 らくらくを滑り終わった後は、ケミさんへのご褒美にダウンヒルレストランでジュースです。ケミさんにジュースを飲ませながら、窓からYの滑りを見たのですが、徐々に元の滑りを取り戻していくのが判りました。

 帰る前の一時間ほど、ワタシも本気でダウンヒルコースを四本ほど滑らせてもらいましたが、コブ以外はオッケー。ほぼ本気で滑って違和感がありません。ただ、コブだけは、なんだか膝のお皿がガクガク言うような気がして、長く滑る気になりませんでした。まあ、コブは体操が怖くなくなってからで良いかな。~o~ 

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2014年3月19日 (水)

なーんだ普通じゃん

 一昨日の夕方、整形外科に行ってきました。診察室に入って、「どうですか」「良いみたいです。普通に生活してます」というやり取りの後、いきなり、「では治療は終わりにしましょう」とニコヤカな顔で宣言されてしまいました。

 へっ?! 患部見ないんですか、と戸惑ってしまったのですが、もう必要ないんでしょうね。「もうシーズンも残りわずかですが、様子を見ながら気を付けて滑ってください」とのことで、事実上のスキーヤー復活許可をいただきました。~o~

 内弟子Yの方も、日々良くなって普通に歩けるようになりました。そうなると、我が家は・・・。

 というわけで八海山です。昨日はさすがにゆっくりと家を出発。午後二時間ほどの滑走でした。ワタシは膝に装具を装着してのスキーでした。

 サイドに金属が入って余計な動きをしないようサポートする装具を購入していたのですが、それを初めて使ってみました。家で付けた時は、頼りにはなるけど何だか重くて締め付けられてヤダなあと思ったのですが、滑り出してみると・・・なーんだ、普通じゃない、コレ。~o~;;;

 ごく普通に滑れます。6~7割ほどのスピードで大回りも小回りもしてみましたが、特に痛みや違和感は無し。装具による不自由もほとんど感じません。ホッとしました。不整地にはまだ行く気がしないけど、整地ならかなり普通に滑れますねえ。

 昨日の八海山は雨模様。メインコースはキレイに整地された上悪くない雪でした。ガラ空きでもあり、ロープウェイのコース二本をとても気分良く滑ることが出来ました。気分良過ぎて、自分を抑えるのに苦労するほど。

 一時間ほどで内弟子Yと交代しました。Yの方も、「ブーツ履けるかしら」などと不安そうだったのですが・・・。一時間後、ニッコニッコしながら帰って来て、「普通に滑れましたーー!」。

 ようやく、我が家は普通のスキーヤー生活に戻れます。まあ、残りわずかですが・・・。~o~;;

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2014年3月17日 (月)

ぽかぽかデートと乾杯の嵐

 この数日、我々の負傷があって娘(仮称ケミ)を何処にも連れて行ってあげられなかったので、昨日は日の出のイオンモールにケミさんを連れて行きました。

 本当は、内弟子Yの怪我の具合が良ければ家族一緒にと考えていたのですが、朝の段階ではまだ歩かせない方が良さそうだったので、ワタシとケミさんだけで行きました。Yからは「パパとデートしてきてね~」などと言われ、送り出されました。

 快晴で暖かくなり、ぽかぽか陽気だったのですが、この時期にそんな陽気ということは当然、花粉日和。「デート」などと言われても、こちらはマスクを外せません。痒い目を擦りながらのお出かけでした。

 日の出のイオンモールに付属している映画館で『しまじろう くじらのうた』を見ました。「しまじろう」ってまとまった映像を見たのは初めてだったんだけど、幼児向けとしては大変よく出来てます。昨夏に見た「あんぱんまん」映画なんかより幼児に判りやすいストーリーで、幼児を飽きさせない工夫もあるし、やるな、ベネッセ。

 映画の後、フードコートで昼食。土日の混雑したフードコートで幼児と二人の食事は、ちょっと心配でしたが、ケミさんが良い子でいてくれて助かりました。頼まれていた買い物を済ませて三時過ぎに帰宅。

 帰宅してみるとYは上機嫌です。育児から解放されていたせいかと思っていたのですが、半日大事を取ったおかげか、足の具合が大変良くなり、踵をついて体重を載せられるようになりました。もう足踏みしても大丈夫だとか。ちょっとホッとしました。

 夕食前にネットで全日本技術選の結果を探ろうとしたのですが、不思議なくらい女子の結果が出てきません。代わりに八海山常連Kさんから、ペンションY常連O女史一級合格の速報が入りました。おおっ、そりゃメデタイ!

 O女史は昔からのペンションYの常連さんなのですが、この十年ほど八海山の一級を受け続け、ようやく念願かなったとのこと。我が家は夕食前に、Yとワタシの足が快方に向かっていることとO女史の合格を祝っての乾杯となりました。

 夕食後、気になっていた八方の結果を探したら、ようやくSAJ公式サイトに優勝者の発表がありました。麻子さん、二連覇です。おめでとーっ!!~o~

 我が家は、再び乾杯の嵐です。考えてみたら、八方の結果がネットにアップされなかったのは、八方でもみんな乾杯の嵐だったからなんですかね。~o~;;

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2014年3月16日 (日)

気をつけてくださいよー~o~;;

 昨日も傷傷介護の日でした。内弟子Yの肉離れは徐々に快方に向かっているように見えたので、昨日の朝は踵を下させてみたのですが、体重を載せなければ踵をついても痛みは出ないとかで少しホッとしました。

 本人も良くなっていると思って油断したのか、昨日は外出すると言い出しました。「まだなるべく歩かない方が良いんじゃないのー」とは言ったのですが、「保育園の入園準備もあるんだから」など言っては出たがります。

 もともと家の中に籠るのを苦手としている女なので、一昨日の外出禁止で退屈してるんだろうとは思ったのですが、そろそろ入園準備をしなければならないからという言葉に負けて外出を許しました。

 三人で外出して要件を済ませ、ちょっと離れたブラッセリー貘さんのランチを食べたいというので、そこまで歩いて・・・。

 一日終わり座り込んで左右の足を比べていたYが、小さな悲鳴をあげました。「こんなにむくんでマス」。右に比べると、左足ふくらはぎが見事なほどに太くなってます。

 本人は、外出したせいじゃない家に居たって主婦は仕事が多いんだから、とかなんとか言ってますが・・・。オマエの怪我が治らないと我が家はスキーに復帰できないんだぞー。気をつけてくださいよー。~o~;;

 まあ、今朝になってむくみは取れたようなので、順調に回復には向かってるんでしょうけどね。

 「気をつけてくださいよ」と言えばもう一つ。昨日、特に仕事もなかったので、ネットで八方の情報を探っていました。夕食前に麻子さんのブログが更新されたので読んでみると、特に結果は明記されていなくて記事の最後が、

 「最後の1ターンまで諦めず、戦い抜く事を誓います!って、言ったしなぁ~。頑張るから!」

で結ばれているのを見て、愕然としてしまいました。何か決定的な失敗があって、それでも諦めないで滑るってことなのかしらん。

 麻子ファンの内弟子Yは、自分のふくらはぎのむくみのこともあってしょんぼりしています。二連覇はアサちゃんでも難しいってことかなぁー。などとガッカリしていた我が家だったのですが、今朝になってリザルトがアップされているのを見たら・・・。

 なーんだ。麻子さん、堂々のトップじゃないですかっ。決勝一日目は全種目ラップで、二位の兼子さんとは三点差がついてます。よかったー。

 それにしても、麻子さん、この書き方では余計な想像をしちゃいますぜ。気をつけてくださいよー。~o~;;;

 とは思ったものの、何はともあれ良かった良かった。今日の決勝は得意種目のコブですが、油断のないように。ホーントに気をつけてくださいよー。

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2014年3月15日 (土)

傷傷と幼傷の日々

 本当は、この期間、八方尾根に行って技術選の佐藤麻子選手を応援するはずだった我が家なのですが、自宅でのんびり過ごしてます。つか、そうせざるをえません。

 内弟子Yのふくらはぎは少しマシになってきた模様。腫れが目立たなくなり、触ってもさほど痛くないとのこと。しかし、まだ踵をつけて歩けません。Yさんには昨日一日外出禁止を申し渡し、外での買い物雑用は全てワタシと娘(仮称ケミ)が請け負いました。

 ホントのところ、ワタシの膝とて万全とは言えないのですが、仕方ありません。一昨々日の夜、八海山でYの介護をしていたところ、歌舞伎町の帝王Oさんに「おい、まるで老老介護だな」と茶化されましたが、ほーんと、傷傷介護です。

 昨日はまずケミさんを連れて早期保育でご厄介になった幼稚園を訪れ、忘れ物を回収。続いて、ケミさんを車に乗せて昭島のショッピングモールにお買い物でした。何故、昭島なのかと言うと、もちろん、ワタシ用のお買い物があるからです。~o~

 ケミさんは、車の中でも大変良い子でいてくれました。車中から、「ママは足が痛い痛いだから、ケミさんは良い子にしてママをお手伝いしてあげなきゃいけないよ。ケミさんが良い子にしてママを怒らせないようにしていると、ママの足が早く良くなるからね」と言い聞かせておいたら、帰ってからYの言いつけをよく守ること守ること。

 いつもはイヤがってなかなか来ない御トイレにも、「ケミさん、御トイレに来てオシッコ」と一言言うだけでサッと来てくれますし、いつもは遊んでしまってなかなか出ようとしないお風呂からもサッと出て、言われなくても靴下をサッと履いたりして。~o~

 三歳児なりに怪我をしたママに気を使ってくれている模様。幼傷介護ってことですね。~o~;;

 昭島では、昨夏に続いて奈良県油長酒造さんの「風の森 純米大吟醸 秋津穂 無濾過生原酒」を購入してきました。昨夜さっそくいただいたのですが、金属の封を取って瓶をテーブルに置き、封の金属片を捨てに席を立ったら、その瞬間に「ポン!」と威勢の良い音で栓が飛びました。シャンパンかよー。~o~

 相変わらず、油長酒造さんはやってくれます。「風の森 純大」は炭酸の刺激が快い銘酒で、大変料理に合わせやすいです。これで四合1575円はお得感ありますねー。

 さて、やってくれると言えば、我が家贔屓の佐藤麻子選手。昨日の本選は悪天候を物ともせず、兼子佳代選手と同点ながら首位に立ったようです。決勝では得意のナチュラルバーンや不整地の種目もあるので、おおいに期待できます。

 八方には行けなかったけど、ケミさんと一緒に八王子から応援してます。「がんはれー、アサちゃん!」~o~

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2014年3月13日 (木)

二つ目の穴の中の幸い

 ホッして昨日から八海山に滑りに行きました。もちろん、滑るのは内弟子Yと娘(仮称ケミ)で、ワタシはもっぱら子守りです。

 昨日の八海山は快晴で暖かく絶好のスキー日和・・・に見えたのですが、無料休憩所に入って行ってみると、出会う知り合いの顔は全員あまり明るくありません。「止まる~」「滑らない~」「疲れる~」。どうやら、モノスゴイ悪雪になっている模様。

 その悪雪をものともせず、Yとケミさんは午前中、ロープウェイで上がり第三リフトを三本滑ったそうです。滑らない悪雪でも子供は関係ないんですね。なにしろ止まっちゃったらママが背中を押してくれるから。Yだけは疲れ果てて帰ってきました。

 午後は、ワタシがケミさんの子守り。疲れ果てたとは言いながら、こういう時に最後まで滑っちゃうのが滑りたがりYさん。常連さんがどんどん上がってくる中を最後まで帰ってきません。ケミさんは、最近お気に入りの「かずかぞえ」の練習帳に飽きて眠くなり、ワタシに背負われてお昼寝中。Yはいったい何時帰って来るんだろう。

 と待っていたら、最終ロープウェイの時刻から三十分以上経って帰って来ました。尋常ではない様子。ボロボロ泣いて涙と鼻水まみれになりながら、「あ゛じがい゛だい゛んでず~」。

 うわっ、コイツも膝やっちゃったかと一瞬目の前が暗くなったのですが、どうやら膝ではなさそう。左足ふくらはぎを痛がっています。何でも、最後の一本にエキスパートコースに行って、最上部で転倒、外れた板を履き直して滑り出そうとした時にテールが雪に刺さって引っ掛かり、「いや~な伸ばし方をしちゃったんです」とのこと。

 パトさんを呼んで見てもらったところ、「多分、肉離れでしょう。整形外科で見てもらってください」

 仕方なく、ケミさんをペンションで預ってもらい、車で六日町駅近くの整形外科へ向かいました。Yを介護したのですが、ワタシの怪我が回復してきた時でヨカッタ。不幸中の幸いでした。

 車中でのYは、顔の暗いこと暗いこと。なにしろ、コイツ、怪我らしい怪我をしたことがないので。その暗~い顔で自嘲気味に、「先週、○○サンが怪我した時、実は、マヌケなヤツって思ってたんですけど、今度はアタシがマヌケになっちゃいマシタ」だと。

 ばっかモーン!そんなこと考えてるから、「人を呪わば穴二つ」になるんだーっ!~o~;;

 まあ、コレでYさんも怪我した人間の気持ちが判るでしょう。我が家的には、より夫婦円満になるのかもしれません。それがさらに不幸中の幸いか。

 しかも、見てもらった整形外科の先生はちょっと触診しただけで、「軽い肉離れです。シップして四、五日経って痛みが引かなかったら、東京の病院に行ってください」と、いかにも軽症という診断。そりゃホントに不幸中の幸いでした。

 ペンションYに帰ってみると、ケミさんは良い子で待っていてくれました。ケミさんのなついている常連のSさんが夕食の面倒まで見ていてくれました。良かったSさんのいる時で。不幸中の幸いだー。

 加えて、過去にふくらはぎ肉離れの経験のある常連さんから、寝る時は少し足を高くした方が良いとアドバイスされその通りにしてみたら、今日はだいぶ良いようです。踵はつけないものの、何とか一人で歩けます。

 変な言い方ですが、ペンションYが安心して怪我できるペンションでヨカッタ。これも不幸中の幸いでした。~o~

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2014年3月10日 (月)

ホッとしましたよ

 今朝、娘(仮称ケミ)が起きて来るや吐きました。ケミさんは下痢と嘔吐にはほとんど縁が無い子だったので、内弟子Yはひどく動揺してしまいました。

 実は、昨夕スキー場からの帰り道、我々が夕食を取る際に、雪遊びとスキーで疲れ切ったケミさんは熟睡してしまい、夕食を取らずにそのまま寝てしまいました。そのため嘔吐したのは胃液だけ。

 最初、ワタシは空腹過ぎて気持ち悪くなっているのではないかと思ったのですが、一度嘔吐した後、何か飲みたがったり食べたがったりするかと思いきや、全く何も摂取したがらないので、さしもの楽観的なワタシも、うーーむ、どうも様子が変だと思うようになりました。

 ちょうど一昨日から昨日にかけて、中里の宿で同じ年代の子とかなり接触があったので、もしや何かもらったかしらん。「ノロ」とかってのをもらったんじゃないかしらん。

 ケミさんは、何度も嘔吐するので、パパママはかなり心配しました。ネットで「ノロ」を検索して、事情を調べたりしたのですが、「ノロ」は潜伏期間が24~48時間だと言うし、もし一昨日の夜にでも他の泊り客の子からもらったならピッタリ符号があいます。うーーん、もしかして・・・。

 「ノロ」だとすると、我々への感染は避けられないだろなぁ。スキーの予定も狂うだろうし、仕事先の子に感染させることは避けなきゃいけないし・・・。

 とあれこれ悩んでいのですが、ケミさんの容体が落ち着いた10時過ぎに、ケミさんお気に入りの「アンパンマン」のDVDを見せて御機嫌を取りながらアクエリアスを飲ませたところ・・・、急に色んな物を飲みたがり食べたがるようになり、おいおい大丈夫かよと心配するパパママに一言、「なおった!」。

 どうやら、やっぱり空腹過ぎて気持ち悪くなっただけだったようです。すぐにバナナ一本、ヨーグルト、アンパン一つをたいらげました。なーんだ、ヨカッタ。ホッとしました、「ノロ」じゃなかった~~。~o~

 さて、今日の午後、ワタシは整形外科に膝を見せに行きました。診察室に入ってすぐに先生が触診をしたのですが、何にも感じなかったので黙ったていたら、「ほほう良くなりましたねえ~~」。

 どうやら、痛いはずの所を触っていたらしいのですが、もう何も痛くありませんでした。先生も喜んでくれて、「これだけ良くなったというのは、最初から軽傷だったのかもしれませんね」とまで言ってくれました。

 「こんなに良くなったなら、もう一度見せに来てくれれば治療はオシマイです」

 よかったー。ホッ。~o~

 この一週間、大事をとって、内弟子Yにもいろいろ負担をかけていたし、ケミさんをダッコすることもほとんどしませんでした。雪遊びの時も無理な姿勢は取らず、ケミさんにはツマラナイ思いをさせていたはず。

 ホント、良かった。ホッとしましたよ。~o~;;

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2014年3月 9日 (日)

感心する日々ふたたび

 昨年に続いて今年も、内弟子Yを小林平康先生のキャンプに入れるために、中里スキー場に来ています。もっとも、今年はワタシも一緒に入るはずだったのですが・・・。まあ、昨年に引き続いてワタシは子守りです。~o~;;;

 中里スキー場は相変わらず活気があります。とにかく家族連れが多い。ちょうど、スノーカーニバルという催し物があったたためもあるらしいのですが、スクールの指定宿にも家族連れが何組も宿泊しています。

 昨日朝、センターハウス傍の駐車場に車を入れてみると、すでに満車に近く、しかも、停まっている車が実に種種雑多。普通のスキー場によく来ている4WDタイプはもちろんですが、スポーツカーや軽自動車も来てるし、驚くことにキャンピングカーがたくさん来ています。車中泊しているらしいんだけど、なんで中里で車中泊なの?

 なんにしても、車の種類が多いってことは、いかに種種雑多なお客さんを呼び込んでいるかということでしょう。たいしたモンです。

 スキー場は、去年感心したように、子供を遊ばせる施設アトラクションがたくさんあり、足の不自由なパパでも楽に子供の世話が出来ました。スキースクールのイントラにも働いている人達にも活気があるし、エライなぁ、中里。

 と感心しきりだったのですが、一つだけ感心しなかったこと。昼食時、ゲレ食で娘(仮称ケミ)が「お子様ランチ」を食べたがり、注文してみたのですが、うーーん。

 他のスキー場でも感じたことなのですが、なんだってお子様ランチって、あんなに栄養のバランスが悪いんでしょう。つか、ご飯・ハンバーグ・海老フライ・フライドチキン・ジュース・プリンって組み合わせ、作っててなんだか変だと思わないんでしょうかね。

 確かに、子供の食いつきの良い物ばかり並べるとああなるのかもしれないけど、上記の組み合わせでは炭水化物と動物性蛋白質だけですゼ。もうちょっと野菜や魚を食べさせる工夫って出来ないモンなのかなぁー。

 まあ、他のゲレ食でも感じたことなので仕方ないのかもしれませんが、その他が感心させることばかりだったのでちょっと残念でした。

 Yは昨年に続いて、平康先生のレッスンに感心しきりでした。キャンプ参加者はリピーターばかりでレベルも高かったようです。やっぱ平康さんはスゴイ。

 宿にもどって夕食後、ワタシは新潟県青木酒造さんの「鶴齢 特別純米 越淡麗」、Yは缶ビール、ケミさんは野菜ジュースで一家三人が乾杯していると、ちょうど窓の外でスノーカーニバルの花火が上がりました。折から雪が降り続き、花火の火もやや湿りがちだったようですが、雪の中の花火は不思議な眺めでした。

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2014年3月 6日 (木)

遠く旅した日

 昨日は、一日仕事の無い日。当然、スキー・・・のはずなのですが、ワタシは滑れず。かと言って、滑りたがりの内弟子Yが家でじっとしているはずもなく、一家で苗場でした。もちろん、ワタシは無料休憩所。~o~;;

 午前中、Yが娘(仮称ケミ)を滑らせている間、ひたすらビデオカメラのハードディスクに入っている昔のビデオの整理をしていました。2009年頃からの録画を見て、要らない物を消去していったのですが、順番に見て行きながらいろんなことを思い出して、はるか遠くに旅をしているような気になりました。

 2010年の都技選を詳細に見直したのですが、うーーん、下手ですね~、ワタシ。練習の時の滑りも見たのですが、とにかく、小回りが話にならないほど下手です。大回りも荒っぽく雑で、とにかく谷回りが短いです。

 こんなんじゃナルホド「底」になるわけです。しかも、次の年に「二番底」が来るのもうなづけるほどです。それを思うと、よくぞ復活したモンだ。

 また、内弟子Yの復活の日からの滑りも見直したのですが、上手くなってますねー、コイツ。

 Yは再現性の低い女で、出来不出来がその時その時で大きく違うのですが、長い期間の滑りを一気に見ると、着実に一歩一歩上手くなってるのが判ります。特に、出産後のヨチヨチした滑りから、浦佐での「感動のレッスン」を経て上手くなっていく様子はちょっとウルっと来るくらい感慨深いものがあります。

 などと感慨に耽っているうちに、無料休憩所の一日はたちまち終わりました。ケミさんは、苗場の火打ゲレンデから第四まで滑りまくり、なんちゃってGSセットにも入ったとか。人生初ポールです。

 Yさんは、腰痛になったそうですが、帰宅してから「腰が痛くなるってことは、あーー、滑りが足りない」とワケの判らないことをつぷやいてます。まーったく。~o~

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2014年3月 4日 (火)

しおざけ召されたか

 昨日、病院から帰って以来、シップと氷で患部を冷やしています。今日は、今までのところ外出もせず、ひたすら安静に務めていますが、たいぶ動くのが楽になりました。

 今思うと、軽傷で済んだのには二つラッキーが重なりました。転倒はシャーベット状の雪のコブに左足エッジが引っかかって起こったのですが、左膝が外側に曲げられたまま落ちて行って股裂き状態になった時に、運良く左足のビンディングが外れてくれました。

 普段、ビンディングの解放値は比較的高めなのですが、この時はワタシの膝の靭帯の強度よりも少し弱いところに設定されていたようです。ラッキー。

 しかも、今年は一月にハードな練習をした結果、普段より1~2kgウェートが軽くなってそのままだったんです。少し体重をもどしても良いなあと思っていた時だったので、まだ軽量のままだったのはラッキーでした。

 反省材料も二つあります。一つは、あまり滑る気がなかったので、十分な準備体操をしていなかったということ。子供と滑る時に子供に合わせて軽くしていたのですが、そのまま本気の滑りをしちゃいけなかったですね。

 もう一つは、内弟子Yの検定後、ご苦労さんということで缶ビールを二人で一缶開けていたのでした。もちろん、これは滑る気が無かったからなんですが、アルコールが入った後、本気の滑りをしちゃイカンですね。これは忘れないように書き留めておきます。

 ちなみに、タイトルは昨夜のこと。娘の雛人形を前に、ワタシは山形県酒田酒造さんの「上喜元 特別純米 活性にごり」、内弟子Yは最近お気に入りの「ほろよい」という缶チューハイで乾杯した際、ちょうど二人とも白く濁った酒だったので、「雛祭りにピッタリだねえ。白酒だよ」と言ったら、Yさん、変な顔をして、「アレ?! 『しおざけ』デショっ」

 どうやら、赤いお顔の右大臣が召されたのは、「塩鮭」だと思っていた模様。さすが、Yさん。~o~;;;;

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2014年3月 3日 (月)

パパはケミのたからもの

 昨日もらったオマケは、どうもトンデモナイ物だったようで、今朝起きても、左足は上から踏んでいる分には痛くないのですが、横の動きや捻りを加えた動きをしようとすると激痛が走ります。こりゃ、やっちゃったなあと、悄然たる思いで八海山を後にしてきました。ヤレヤレ、怪我しないのが自慢だったんだけどなあ。

 八王子に帰って来て、まず、近所の整形外科へ行ってみたのですが、触診とレントゲンの結果、「内側側副靭帯損傷」だそうです。膝の内側の靭帯が損傷しているそうです。切れてはいないし、半月板や骨や前十字靭帯に問題はなく深刻な怪我ではないとのことで、まずはホッとしました。今シーズン中に復帰できそうです。

 何よりホッとしたのは、内弟子Yが平常に戻ってくれたこと。ワタシもYも怪我らしい怪我をしたことがないので、Yはかなり深刻な想像をしていたらしく、病院に行くまでのYの顔が険しかったこと、怖かったこと。~o~;;;

 病院から帰宅したら、娘(仮称ケミ)も大事なかったことを喜んでくれました。「はやくよくなってね、パパはケミのたからものだから」~o~;;;;;;

 「ケミはパパの宝物」なんてワタシゃ当人に言ったこと無かったような気がするんですが、どこでそんな言い方を覚えてきたんでしょうね。

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2014年3月 2日 (日)

リスペクトされる複雑と余計なオマケ

 金曜夜から八海山に入り、昨日今日と内弟子Yのクラウンプライズ受験でした。当然ワタシはほぼ二日間ずっと子守り。

 昨日は事前講習でした。Yさんは朝一番で出かけて行きました。当然、ワタシは子守り。~o~;;

 午前中、ケミさんはペンションから出たがらず、ずっとペンションの中で遊んでいました。本当は、Yさんの事前講習を見に行きたかったのですが、「ケミさん、ママを応援に行こうよ」「いかない」というやり取りを何度もした末に、昼前になってようやく出かける気になってくれました。

 スキー場に着いてすぐに昼食。昼食後、ケミさんを滑らせながら、前倉ゲレンデ下部で行われている事前講習を見に行きました。午後の事前講習は小回りとコブだったのですが、Yの小回りとコブを見せてもらって・・・うーーむ。

 実は、事前を見るまでは、もしかして今回受かってしまうかと期待していました。大回りが劇的に良くなってるから。モンスター覚醒かなんて思ってたんです。しかし、コブを見てちょっとガッカリしました。こりゃダメだろー。

 Yの悪い時のクセである左ターンで頭からの突っ込み、右外足テールの振り出し、内倒ローテーション、その結果の右ストック空振りがフルコースで出ています。こりゃ受かるわけないよ。

 苗場の都技選の時にコブは劇的に改善されていたのですが、すっかり元に戻っています。最近、コブを滑らせてなかったからなあ。

 それでも、当日に何か奇跡的なことが起こらないとも限らないと思ったのですが・・・。今日は曇り時々雪。ガスが出て視界が悪く、フリーと大回りはジャッジが中腹まで上がっての検定でした。視界が悪いという不運もありましたが、Yさんの整地種目は全てイマイチ。コブ種目の時にはガスが立ち込めて上部が見えなかったのですが、ガスの中から「きゃー!」という悲鳴がっ。

 ラインコブの上部でバランスを崩して隣のラインまで行ってしまったらしいのですが、下からほとんど見えなかったんだから、声上げるなよー。~o~;;

 結局、整地三種目は79オール、コブは76でした。ヤレヤレ。

 クラウンって難しいですねえ。同じペンションYの常連さんでは、NZ友達でもあるH谷さんの合格がせめてもの救いってとこです。

 検定終了後、「クラウンがこんなに難しいとは思っていませんでした。改めて○○さんをリスペクトする気になりました」とは内弟子Yのお言葉。まあ、師匠をリスペクトしてくれるのは結構なんですが、ちょっと期待していただけになんか複雑だなー。

 おまけに、全てが終わった後、ワタシはもう滑る気もなかったのですが、「アタシはもう滑る気になりませんから、○○さんゼヒ滑ってきてクダサイ」と言ってくれて・・・よせば良かったのにワタシもつい・・・。

 検定のコブを滑りに行って、なんだたいしたコブでもないじゃないかと油断していた二本目。左足のエッジが、融けかかったシャーベットのような雪のコブの壁に引っかかり・・・、転倒。

 膝をやってしまった模様です。あああ、余計なオマケがついちまったゼ。

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