見守られる二日間と恒例のオマケ
土日、内弟子Yが滑り続けた代わり、と言ってはナンですが、一昨日昨日はワタシの番でした。恒例、丸沼での山田卓也キャンプに、今年はワタシだけで入りました。
本当は今年も二人で入る予定だったのですが、娘(仮称ケミ)が「ならし保育」中で、休ませることまかりならず、Yさん、涙を呑んでのお留守番。んで、「山タク」に入れない代わりに、土日にタクヤ違いの「モグタク」に入ってもらっていたということです。~o~
今年の山タクキャンプは二日とも快晴。雪もさほど緩まずゲレンデはガラ空きだし、最高のコンディションでした。今年のテーマは一昨々年感動した「大腿部のしぼり」の進化バージョン。足裏の感覚と連動した大腿のしぼりでした。
初日、緩斜面で足裏の感覚だけでのターンを何本かやってビデオに撮ったのですが、ビデオを見て自分の感じとやってることの違いに愕然。上体が浮かされた感じになっています。そこで、二日目は卓也さんのリラックスした上体の構えを出来るだけマネしてみたら、あらら、なんだか上手くウェートが足裏に伝わるような。うーーん、ポイントはコレか。
大回り小回りに関しては、それぞれ、大回りはターン後半でのタメを小回りではターン始動時の荷重の移動を意識するようにアドバイスを受けました。特に大回りはキモチよく板が抜けるようになり、卓也さんにもホメてもらいました。
今回、気づいたのですが、卓也さんは、レッスン初日、テーマを説明してからひたすら参加者の滑りを見ます。そのため、初日の午前中にはそれほど具体的アドバイスがありません。おそらくこの観察している間に、今年のこの人の個人的テーマはコレ、個人的アドバイスはこんな感じでと個人的指導の方向を決めるのでしょう。
それに基づいて、初日の午後以降のキャンプが進むという仕掛けなんでしょう。やっぱり、参加者を見る「まなざし」が、山タクキャンプのキモなんですね。やっぱ、この人に見守られて滑るのは安心だし楽しいです。
さて、今年のオマケです。例によって、Head来期モデルを試乗させてもらいました。
・Head Worldcup Rebels iGSX 163cm 115-68-99 R=13.3
ジャパンオリジナルでカタログには載っていないが、試乗会では好評とのこと。コスメはレース用なのだが、中身は三年ほど前のSupershape iSpeedだとか。メーカーサイドの人によると、ジュニアレーサーのレース入門用として開発したのだが、意外とシッカリした物が出来たため、基礎オールラウンドとしても販売することになったとのこと。
履いてみると軽く、163cmという短さもあって、大変取り回しが楽。フルキャンパーなので最近のロッカー化したSupershapeにはない安心感があり、落ち着いて乗れる。挙動も落ち着いていて、ドッシリ乗れる感じ。硬い雪でのグリップも悪くなし、ズラしも楽。個人的にはもうちょっと返りがある方が好きだが、このくらいでも特に不満はなく、このくらい落ち着いている方がミスが出にくいと感じた。
大回り小回りとも安心して出来て、コブでも安心。一級からテクニカルくらいの人で、最近のロッカーよりも落ち着いて乗れる昔のキャンパーが好きと言う人が、オールラウンドに使うならかなりおススメ出来る。女性は163、男性は170を選べば、一本でテク受験出来るだろう。
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