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2014年5月19日 (月)

地面の滑る子とラセンを上る女

 昨日は一日仕事が無い日だったので、当然、我が家は越後でした。

 みつまたには7時45分着。我が家としては頑張った方なのですが、もうすでに駐車場は入口近くまで車が入っています。昨年同時期よりも混んでます。やれやれ。

 朝のうち、リフトも激コミでした。2014051810040000 右は第一クワッドの見事な行列です。久々にこんなに並びました。12分待ちました。やれやれ。~o~;;

 しかし、この日は意外と引きが早く、11時頃にレストランが満員になり、昼食後は帰る人もチラホラ。午後は普通の混雑になりました。

 ゲレンデには、例によってデモレッスン花盛り。昨年同様のメンバーに、今年は丸山貴雄デモまでいました。 ゲレンデ全体のレベルが高くなるのも昨年同様。

 そんな中、我が娘(仮称ケミ)ですが、こんなに混んでいては・・・というパパママの心配をよそに、かなり堂々と滑りきり、親馬○パパは感心しました。

 まず、みつまたからかぐらゴンドラ乗り場へと降りて行く細い廊下状のコースで感心。細くなって混雑しコブコブの斜面をママにくっ付いて堂々と滑って行きます。そのポジションの見事なこと。

 昼間のかぐらでもメインコースの短いペアリフトのコースをスイスイ滑りましたが、この日一番感心したのは、帰りのみつまた連絡コース。すぐ目の前でボードのお姉さんに転ばれ、あわやっ、というところでピタッ!と止まりました。

 板に乗っているポジションが抜群なので出来ることです。どの斜面でも板の上にポンと自然に乗り、上体は完全にリラックスしています。それを見ていて思い出したのですが、昔、八海山のイントラさんに、「雪アリ県の人間は、子供の時から地面は滑るものだと思って育つ。その足裏感覚は雪ナシ県育ちとは決定的に違うものだ」と聞いたことがあります。

 この子、雪アリ県感覚なんです、きっと。いやはや、我が子ながらウラヤマシひ。~o~

 さて、もう一人ウラヤマシイのが、内弟子Yです。土曜日に晩酌しながら最近のYのコブ滑りのビデオを見せ、2012年春の世界を変えた一本の滑りを見せてやったところ驚いて、「アタシ、下手になりました」というので、「スキーの技術というのは、直線的に向上するのではなく、もとの場所に戻って退化したように見えることがある。しかし、その時でも以前に比べて何か出来るようになったことがあるはずなので、ラセン階段の上のフロアに来ているだけなのだ。必ず進歩している」と慰めてやりました。

 それでも、納得していないようだったので、世界を変えた時の滑りを説明し、こんなふうにアドバイスしたら、こうなったと言ってやったところ・・・。

 また、思い出しやがりました。それも、二年前より安定しています。今年散々やった横滑りの練習の成果を織り交ぜて、単に速いだけではない安定したコブ滑りをして来やがりました。

 今度こそ本物かもしれません。まーったく才能のあるヤツはウラヤマシひ。~o~;;

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