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2014年10月11日 (土)

艱難去ってまた艱難

 昨日、本屋さんの店頭で、『下剋上受験』という本を見ました。時間がなくて中身はあまり見ていないのですが、ちらっと見た範囲では、お父さんが娘の有名私立中学受験のために身を粉にして尽くす話らしいです。自分の仕事が終わった後、娘の勉強を見てあげて、娘が寝た後、翌日の娘の勉強のための予習をする毎日だったとか。

 いやはや、中学受験は大変だなあと思ったのですが、あまり他人事ではありません。もう、十年も経たないうちに我が身に降りかかってくるのかぁ。

 と思う一方、現在、ワタシは他人の御嬢さんが東大を受けるお手伝いをしています。最近、休み時間に東大を受験する子が過去問を解いて質問に来るので、ほとんどポランティア家庭教師状態。昼休みのほとんどを質問に対する解説に充て、授業後も一時間ほど、その子のノートを添削しています。

 まあ、力のあるマジメな子の質問を受けることはある意味楽しいので、それは構わないのですが、本人の努力は大変なもんだよなぁと思い知らされています。これだけ実力のある子がここまで努力しなきゃ東大は受からんのかぁ。

 と思うと、上記、『下剋上』の方などは、中学受験で一難去っても、六年後にはまた一難なわけなんですね。『下剋上受験』自体は、「艱難汝を玉にす」的な結論だったようなので、苦労するのは良いんだろうけど・・・、大変だなぁ。

 これが他人事じゃなくなるだけに切実です。でも、ワタシゃ自分睡眠時間を削ってまで、娘の家庭教師はできないよなぁ。つか、そこまでしても、艱難去ってまた艱難なんだもん。

 さて、一難去ってと言えば、昨日、vsジャマイカ戦があり、アギーレ体制初勝利だったとか。あんまり詳しく見てないんですが、後半を一緒に見ていた内弟子Yが一言、「ジャマイカって強いんですねー」。

 んんんん、サッカーってのは、対戦相手によって強くも弱くも見えちゃうわけなのね。~o~;;;;

 なんか、どうも、アギーレさんパッとしませんねえ。おまけに、初勝利をあげたら、今度は香川君が脳震盪で離脱ですと。さてはて、こちらの艱難去った後は、どうなることか。玉になってくれると信じたいのですが・・・。

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コメント

 確かに中学校受験をするとなると、8年後でしょうか。この間生まれたかと思ったら、もうあっという間に4年。8年もぼやぼやしているとすぐです。人にものを教える仕事をしているけれども、自分の子供となると別かな。教えにくい。親父の背中を見て勉強しなさいといいたいのですが、定年退職後、毎日ごろごろ新聞と本ばかり読んでいては、説得力ないかもしれません。
 それにしても『下剋上受験』、以前はこういう眉唾物は一切手にすることすらしなかったのですが、いざ子供ができると、気になります。本日本屋で立ち読みしてみます。
 私は、学歴よりも俗に言う「生きる力」があればいいと思っています。少々なことではへこたれず、体力、気力充実させて、食っていける経済力を維持できるような人間に育ってほしいと願っています。

投稿: ニラ爺 | 2014年10月11日 (土) 07時42分

 ワタシも、ほぼ同感です。
早く社会の中に上手いこと自分の居場所を見つけて、たくましく生きて行ってくれれば良いなあと思います。

 なにしろ、ワタシゃ、この子の人生の大半を見届けられないでしょうからねー。~o~;;

投稿: Mumyo | 2014年10月12日 (日) 10時32分

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