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2014年11月30日 (日)

長い夜とコングラSL再び

 娘(仮称ケミ)のお熱は、金曜の夜も下がりませんでした。40度近い高熱で一晩中うなされていました。何か悪い夢を見ているらしく、一時間置きくらいに泣き叫びます。これにはマイッタ。~o~;;

 何となく、寝たんだか寝ないんだか状態で起き出した土曜日は、実は忙しい日でした。朝のうちにデスクワークを済ませて、小田原に向かいました。姪の結婚式だったんです。本当は家族三人で列席のはずだったのですが、ケミさんがあの状態ではやむを得ず、ワタシ一人の出席でした。

 神前の結婚式が11時からあり、神社内の披露宴会場で13時から披露宴。ところが、ワタシだけは、開宴三十分で抜け出して小田原駅13時45分の電車に乗り、藤沢へ。藤沢で14時30分から授業だったんです。

 以前もこんなことをやったことがあります。別の姪の結婚式で。まーったく、姪ってのは、どうしてこちらの仕事が忙しい時に結婚したがるんだか。

 もっとも、仕事が忙しくない冬にやられるともっと困るんですけどね。~o~;;

 結局、この日は、藤沢の後、町田に回って授業。帰宅は夜でした。一日かけて神奈川県をグルグル回っていたことになります。前回よりも回り方がダイナミックなので、今回はスラロームっていうよりGSですかね。~o~;;

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2014年11月28日 (金)

良いことばかりはありゃしない日々

 先日、娘(仮称ケミ)が夫婦喧嘩の仲裁に入ってくれたことを書きましたが、後でいろいろ聞いたら、どうやら、ケミさんが保育園の先生に「パパとママがときどきけんかするの」とお話をして、「そんな時は、『すとーっぷ!』って言ったら良いヨ」と教わった通りにしたした模様。~o~;;

 ケミさんが妙に上から目線に見えたのは、「しめたっ、ここだわ」って得意げだったからなんですね、きっと。~o~

 内弟子Yは恥ずかしがってました。確かに、四歳児が保育園の先生にお話をしちゃうくらい、口喧嘩の多いデコボコ夫婦で、それは恥ずかしいことですが、パパママの口喧嘩を気に留めて仲裁に入ろうとしてくれる娘がいるのは誇らしいことです。まあ、世の中、バランスが取れてます。良いことばかりでも悪いことばかりてもないってことか。

 さて、ここのところ、仕事は順調です。一昨日の水曜日は、恒例、一年で一番忙しい日でしたが、無事クリア。

 今年は時間割の関係で授業のない昼間に会議が入ってくれたのでかなり楽だったとは言え、朝からPCとにらめっこして時間ギリギリまで掛かって採点基準を決め、プリントにして池袋に移動。会議後は、町田に移動して夜の授業でかすから、やっぱり目が回るほど忙しかったです。

 でも、まあ、なんとかつつがなく終了。ホッ。さきほど採点も終了しました。ホッ。今年は楽だったね。

 ところが、仕事が楽だと、その分なのか、私生活は楽じゃなかったりして、娘がお熱を出しました。昨日の朝は37度台で、念のために保育園を休ませようかと言っていた程度だったのですが・・・、昨日の夜は39度台に跳ね上がり、今日は病院に行ってきたものの、依然としてお熱は39度台。

 明日は少し良くなっていると良いのですが。

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2014年11月24日 (月)

1/100の「難しい」

 体調がスッキリしたら、我が家は当然初滑りです。昨日は土曜にオープンしていたかぐらでした。

 本当は、雪の状態の良さそうな丸沼と迷ったのですが、結局、シーズン券を購入するってことと内弟子Yのかぐら好きに配慮して、かぐらに決定。

 朝、8時20分頃駐車場着。ちょっとドキドキだったのですが、さすがにこの時期に駐車場が一杯になっているということはありませんでした。比較的楽に入れました。この日はまだバス輸送なので、ロープウェイに行列がありましたが、それも10分ほどかなぁ。

 まあまあ順調にゲレンデまでたどり着きました。今日から娘(仮称ケミ)は新しいウェア、新しい板、新しいブーツです。ケミさん、ちよっと興奮。

 ワタシも新しいブーツだったのですが、一番薄い靴下を忘れてちょっと履くのに往生しました。相模原の親方の所のブーツは、フィット感を重視してタイトに作るために、最初は一番薄い靴下でなければ履けないことが多いのです。まあ、その時のブーツの出来にもよりますが。

 今回のブーツは・・・mmm何とか足を入れました。~o~;;

 さて、最初は家族3人で滑りました。短いペアリフトのコース。ケミさんは順調に滑り出した・・・と見えたのですが、落ち込みの急斜面のところでペタンとお尻をついて転んでしまいました。

 この日、ちょうど気温が上がり、雪が融けてコースが少し狭くなっていました。しかも、雪が柔らかいうえにゲレンデ激コミ。急斜面にはコブが出来掛かっていました。

 そのコブのところでペタンとお尻をついてしまったのです。起こしてあげて再び滑り出したのですが、すぐにまたペタンとお尻をついて転倒。あれれ、ケミさん、昨シーズンの終わりには、この程度の斜面は楽勝で滑っていたのに・・・。

 そうか。いくら順調に上手くなっていたとは言っても、所詮、幼児。まだ完全に身についていたわけではなかったんだな。

 と気づいてみると、この日かぐらを選択したのは完全にワタシのミスでした。丸沼なら2コースあって緩斜面での足慣らしが出来たのに、かぐらではこの急斜面を滑ってもらうしか選択肢がありません。ゴメン、ケミさん。

 結局、ケミさんは、シーズン初めの一本で四、五回転びました。いずれも、急斜面とコブへの恐怖心でプルークを開き過ぎてしまい、お尻が雪面に着いてしまうミス。

 最後に転んだ時に助け起こしてやったら、「はー、スキーって、むずかしいね」とのたまいました。~o~

 ケミさん、キミは、これからの人生、スキーを止める日までの数十年間で、あと99回は同じセリフを口にするに違いない。もちろん、それは大人になってからスキーを始めたパパ達に比べれば半分くらいの回数なんだけど、でも、あと99回くらいはスキーの難しさに打ちのめされるに違いない。今回はその記念すべき一回目なんだよ。

 結局、ケミさんは昼食をはさんで、ペアリフトを二本、クワッドを一本滑りました。最後のクワッドは昨シーズンのことをやっと思い出したか、転ばずに滑り降り、緩斜面では得意の小回りも披露。やっぱ、ナチュラルスキーヤーは思い出すのも早いね。

 でも、この日はさすがに疲れたらしく、三本で「ねむい」と言い出し、後はパパの背中で熟睡でした。したがって、残り時間は内弟子Yの単独行になりました。Yさんも筋肉痛になるほど滑って満足した模様。ワタシも、まあ、ブーツ慣らしが出来て、三人ともそこそこ満足の初滑りでした。

 視界の悪さもあり、バス移動への心配もあって、内弟子Yには珍しく、リフト終了三十分前の三時に上がってくれたので、ゆっくりゆとりをもって風呂に入り食事をとって、渋滞の尻尾に少し巻き込まれたけど、十時に帰宅していました。

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2014年11月22日 (土)

どきどきすっきり

 切り替えたはずなのですが、どうもスッキリしません。咳が残ります。

 昨夜の夕食時には、初滑りを前にした内弟子Yに、早く治せとさんざん言われ、やや険悪な雰囲気になりました。娘(仮称ケミ)が間に入って仲裁してくれるほど。

 しかし、こういう時、仲裁に入れるようになったとは、ケミさんはエライなぁ。~o~

 Yにさんざん言われて今日は朝から病院に行ってきました。ケミさんもお世話になっているY先生のところ。問診して聴診器を当てたY先生、おもむろに、「念のためにレントゲンを撮りましょう。近年、予備校や塾は結核の発生しやすいところとして知られていますから」

 え゛ーっ、ヤバイなー、ソレ。~o~;;;;;;

 学校側からも結核検診の通知は毎年来ていて、何年か前から受けてはいたのですが、身近で結核発症という話は聞かないし、そんなものの検診を毎年受けては、レントゲンの被ばくの被害の方がはるかに大きいだろうと今年は受けていませんでした。まさか・・・。

 すぐに結果が出て先生に呼ばれ、「心配ありませんでした。肺はキレイです。しかし、ほとんど熱の出ないマイコプラズマ肺炎というものもありますからね、その検査もしましょう」

 昨年同時期にYとケミさんが罹ったヤツです。うわーそいつもヤバい。ドキドキ。

 これまたすぐに結果が出て、「結局、何にもありませんでした」。

 どうも、単なる風邪が少し尾を引いているということのようです。でも、いろいろ調べてもらってスッキリしました。これで、ポジティブな気持ちで初滑りを迎えられます。よかったー。~o~

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2014年11月20日 (木)

切り替えました

 切り替えなければっ、と思って気合を入れたら、熱が下がりました。~o~

 いや、まあ、もちろんそれだけではなく、昨日は仕事の無い時間にずっと寝ていたり、液状葛根湯を飲んだり、栄養とったり、いろいろやったんですが、決め手は、「週末からスキーだっ!」これに尽きます。~o~

 今朝はとっても爽やかな目覚めで、うわー、治ったと思ったのですが、やっぱり、仕事に出かけて帰って来ると、ちょっと咳が出ます。今週は高12の授業の無い週で、夜、娘(仮称ケミ)と遊べる楽しい週のはずなのですが、仕方ありません。今日は早く寝ます。

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2014年11月19日 (水)

切り替えなきゃ

 各スキー場のライブカメラが順調に白くなっています。今日は、昼間仕事のない日だったので、スタッドレスタイヤを購入に行きました。前のスタッドレスは二シーズン半履いて、そろそろという感じだったので、春に交換せず夏タイヤとして履きつぶし、新しいタイヤ購入ということになりました。

 しかしまあ、タイヤってヤツはお高い。~o~;;

 でも、これで雰囲気は俄然盛り上がる・・・はずなんですが、どうも、体調がイマイチ。ワタシにしては珍しく、二週間も前の風邪を引きずっています。常々(スキー)バカは風邪ひかないと嘯いてきたのですが、今回はどうもイカンなぁ。

 しかし、雪が降りゃワタシゃスキーヤーですからね。風邪なんかひいている場合ではありません。切り替えなければっ。

 昨日、同じマンションに住んでいる娘(仮称ケミ)のお友達のママが、我が家に遊びに来て、Yといろいろ話をしたんだそうです。んで、その人が一番驚いたのは、「ケミちゃんのパパって、スキーが仕事じゃなかったの?!」~o~ ~O~

 ホントに真面目にそっち関係の仕事と思い込んでいたらしいです。まあ確かに、いつも二、三本板抱えてウロウロしてるし、冬、マンションの廊下ですれ違う時は、多分、かなりの確率でウェア着てるし、きっとそう思っている人は、このマンションに他にもいるんだろうなぁー。

 そういう意味でも(どういう意味だか)、もう切り替えなければっ!~o~ 

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2014年11月18日 (火)

送られてきた「よろし」

 一昨日、吉祥寺の校舎で特別授業があり、出かけている間に、この時期、毎年待望のアレが送られてきました。娘(仮称ケミ)が昼寝している間に、開封して夫婦で見たのですが、うーーーん。

 ブーツは昨年と同じだし、ストックは真っ赤で可愛いんだけど、板がちと地味過ぎないか?

 シーズンレンタルのケミさんのスキーセットなのですが、最初のシーズンはとっても可愛い新品の板でした。ところが、昨年はあんまり可愛くなくなり、三年目の今シーズンの板は、親のワタシが見ても地味だなーと思う黄色のSwallow。四歳の女の子にはあまりに地味です。

 実は、先日ハードオフに行った時に、同じ90cmの板でピンクのミニーちゃんの可愛い板を見つけて、こんなのだったら、ケミさんは大喜びなんだけどねえ、と内弟子Yと話し合ったばかりでした。

 なので、ちょっとガッカリしたのですが、我々がガッカリしていたら、ケミさんはしょんぼりしてしまいます。ケミさんの前では無理矢理、「ストックの赤い色が板の黄色とマッチしてキレイねえ」「ブーツのインナーとも色があってるし、ケミさんすごく良いよ、コレ」などと盛り上げたのですが・・・。

 やっぱり、ケミさんはちょっと喜びイマイチ。まあ、彼女にとって、今年のスキー道具が嬉しくないはずないんですが、やっぱりこの板はイマイチだよね。ゴメンね、ケミさん。

 最近、授業の中で、「『よろし』という形容詞は、決してほめる言葉ではない、五段階評価に直すと3に相当するような、”まあまあ・悪くない”って感じなんだよ」と教えているのですが、まさしくそんな感じ。よろしき板だな、こりゃ。

 んで、昨日、ワタシの元に「よろし」がもう一つ送られてきました。恒例、授業アンケート。今年は、ほとんどのクラスで、我ながらエクセレントにしゃべれていたので、期待していたのですが・・・。

 よろし!~o~;;;

 前期に失敗した横浜もおおむね改善されていたし、これでもトータルで自分史上最高の数字なんですけどね。何せ教科平均が上がり過ぎです。前期の教科平均なら追いついているんだけど・・・、ウチの教科平均は逃げ水のようにこちらに合わせて上がって行きます。

 まあ、ちょっと盛り上げに失敗したクラスがあったので、足を引っ張るかなあとは思ったけど、まさか、こんなにとは。はたはっは。~o~;;;

 救いは、足を引っ張ったクラスの授業が今週はもう終わっていること。これからだったら、「オマエかーっ!」になりかねないから。~o~;;;;;;;

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2014年11月16日 (日)

15年後の娘への手紙

 これは、将来の娘(仮称ケミ)への手紙です。したがって、その他の方をまったく読者として想定していません。なんで、そんなものがブログにアップされるのかと言えば、ここに書いておかないとワタシが忘れちゃうからです。~o~;;

 昨日、15年後の娘に是非読ませたいようなことがあったので。

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 前略。

 15年後、成人する前のあなたに是非読んでほしいことがあって手紙を書いています。 

 昨日、パパとママとあなたは、あなたの靴を買いにでかけました。ほら、我が家にしては珍しくちょっとオシャレな、リボンのついた合皮の白い靴です。従姉のKちゃんの結婚式に履いていくことになる靴です。

 八王子の駅前には、福島に残されたペットのための募金を募るお兄さんが来ていました。以前は大きな張りのある声で募金を呼び掛けていたのに、しばらく見えないと思ったら、この頃復活したのは良いけれど、ずいぶんと声が小さくなってしまった人、多分、15年後のあなたは覚えていないだろうけれど、そういう人がいたんですよ。

 パパは、正直言って、ペットのための募金というのは、あまり賛成できなかったんです。福島じゃ人間が生きて行くのに大変なんだから、そっちが優先だろうと思っていました。だから、今までその人に募金したことはありませんでした。

 しかし、最近、ペットのことより、声の小さくなったお兄さんの方が気になってました。あんな声しか出なくなっているのに、これ以上、駅頭に立ち続け、精一杯声を出し続けていて、体を壊さなきゃ良いけどと思っていました。 

 それで、ちょうど小銭があったので、あなたに渡して、お兄さんの所へ持って行かせました。お兄さんは、小さなあなたが近づいて来るのを見て、ちょっと驚きと戸惑いの表情を見せましたが、すぐに、精一杯の笑顔になり、「ありがとうございました」と頭を下げました。再びあげた時の顔に少し涙が浮いていたかもしれません。

 あなたも嬉しそうな顔でパパのところへ戻ってきました。ところが、小声で「パパ」と呼ぶので、しゃがんで耳を寄せると、内緒話をするような声で、「パパ、ケミ、だれかのやくにたつひとになりたい」。

 確かにそう言ったんですよ、4歳のあなたは。

 もちろん、「誰かの役に立つ人になりなさい」なんてことはパパママは一言も教えていません。あなたも教わった記憶はないはずです。何故、この時のあなたが突然そんなことを言い出したのか、パパには判りません。もしかすると、あのお兄さんの笑顔と涙のせいかもしれませんね。

 でも、「役に立つ人」をイメージするのが4歳児には難しかったんでしょう。その後、「やくにたつ人になりたい。どろぼうとかつかまえちゃうの」と言うので、「それじゃお巡りさんだよ」と教えると、「ケミ、おまわりさんになりたい」と言い出したのには、ちょっと困りましたが。~o~;;;

 今、この手紙を見て、あなたがどう思っているのか、パパには判りません。まさか、この時のことを覚えているとは思えませんが、もし、まだ「誰かの役に立つ人になりたい」という気持ちを持っているなら、それはすばらしいことです。

 でも、あまり大げさに考えないでください。人は普通に真っ当に暮らしていれば、必ず誰かの役に立っているんですから。

 たとえば、パパだって、限られた数の生徒さんに対してだけど、少しは役に立ってきたはずです。あなただって、すでに2歳にして被災地の人の役に立っていたんです。別に全世界の人を救う大仕事じゃなくたって良いんです。社会正義のためじゃなくても良いんです。

 だから、本当のところ、お巡りさんは止めといてほしいとパパは思っています。~o~;;

 でも、これからのあなたが、4歳の時に抱いた志に恥じることない生き方をしてくれたら良いなあとパパは思っています。

 15年後の娘へ。 

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2014年11月15日 (土)

「プロ」を思う

 昨日今日と八王子でも寒いのですが、スキー場のライブカメラが楽しいことになっています。北日本のスキー場は真っ白!ひゃっほー!

 かぐらや丸沼は、オープン目指して降雪機フル稼働中らしく、コースが出来上がって来ていますが、昨夜は天然も降った模様。良い感じです。ひゃっほー!

 さて、そんなナイスな天候とは無関係に、唐突ですが、「プロ」の話。英語で「Professional」という言葉は本来、”専門的・職業的”という意味なんだろうけど、日本語で「プロ」というのは、およそ二つの側面を持つ言葉だと思います。優秀な専門的仕事人という側面と職業に徹することの出来る商売人という側面。

 例えば、我々の仕事の場合だと、自分で「プロ」だなぁ、と思うのは、肉体的コンディションが最低の時にも教壇で普通に授業できちゃった時。昔、『ダイヤモンドは傷つかない』という映画で、山崎努扮する予備校教師が、酔っぱらって喧嘩してボロボロヘロヘロになりながら、「オレはプロだ」と嘯いて教壇に立つシーンがありましたが、まさしくアレ。~o~

 予備校の場合、教師の側にどんな事情があろうと、生徒さんの受験は待ってくれないので、何が何でも、毎週、普段と変わらない授業をしなければなりません。そういう意識を持つ人が「専門的仕事人」なんですね。

 まあ、本当に「優秀な専門的仕事人」となると、コンディションの維持にも気を使わなきゃいけないから、体調崩すこと自体、「プロ」とは言えないかもしれないんですけどね。

 例えば、リトバルスキーが初めてJリーグに来た時、ジェフ市原の選手寮の部屋の冷蔵庫にビールが入っているのを見て、プロ意識のなさに呆れたという話があります。サッカーのプロたる者、ビールなんて飲んでちゃ体調を維持できないってことのようです。シビアなプロの世界です。

 閑話休題。ワタシは予備校屋が専門的知識を持っていること自体には、あんまり「プロ」を感じません。だって、プロになろうとして身に着けた知識でもないし、アマチュアの人だって知識くらい持ってるし。

 一方で、ワタシが同業者に「プロ」を感ずるのは、後者の側面、「職業に徹することの出来る商売人」のことが多いです。怪しい参考書を売りまくることの出来る有名講師の方たちなどまさに「プロ」。

 以前、某有名講師Xが、自分が教えている公式の反例を持って質問に来た生徒に対して、「僕の言ったこと以外入試では出ないんだよ」と大見得を切ったという話を書いたことがあるけど、これなんか、まさに「プロ」だなぁーって感じです。

 だから、ワタシは生徒さんに対して自分が「プロ」だと誇りたくありません。我々の職業にとって、「プロ」的であることは、そんなに自慢できることでもないかなと思うから。

 ところが、数日前、本当に良い意味での「プロ」の仕事人を見てしまいました。ワタシの模試関係の仕事について、執筆したワタシだけでなく、他の先生が何人も目を通してチェックし校了、印刷寸前まで行った原稿の誤りを、模試関係の職員さんが最後のチェックで発見してくれたんです。

 言い訳をしておくと、我々教師は内容的なことについ目が行ってしまい、形式的なミスは見落としがちです。ワタシも他の先生方も、内容についてのチェックは何重にもしていたのですが、まさかこんなところに・・・という落とし穴を見つけられませんでした。

 以前から、ウチの模試関係、テキスト関係の職員さんの優秀さには時々感心させられていたのですが、今回ばかりは本当に感心しました。普通なら、古文の専門家が何人もチェックしているのだから、油断して見落としそうなものなのに、地道に真面目に最後のチェックをしたからこそ発見できたんです。本物のプロ意識のなせる業です。エライもんだ。

 こういう人が本当の「プロ=優秀な専門的仕事人」なんでしょう。感謝感謝。~o~ 

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2014年11月12日 (水)

馬と鹿夫婦の驚きと「驚き」のその後

 今日は、昼間授業の無い日でした。直前講習のテキストの校正を済ませてから、内弟子Yとともに、ハードオフに向かいました。必要なくなったベビーシートを処分するためです。

 行きの車中で、ちょっと嬉しい話を聞きました。昨夜、帰宅した時に娘(仮称ケミ)が保育園の先生に書いたお手紙と工作を見せてもらっていたのですが、実はそれは、保育園でもらってきた「あんふぁん」という雑誌に載っていた、「先生にお手紙をあげよう」という工作ページを、ケミさんが自分で読んで、自分一人で完成したものだったのだそうです。

 まあ、雑誌に載っていた見本とはだいぶ違いますが、それでも、四歳児がやった仕事にしてはご立派だし、そもそも、雑誌を自分で読んで、これをやってみようと思い立ち、一人で完成したところがエライ!

 我が家は一人娘なので、我々はどうしてもケミさんの行動に対して干渉し過ぎてしまいがちです。このままでは我々の指示を待ち、親の顔色をうかがう子供になってしまうのではないかと、不安にかられることが時々ありました。

 そういう意味で、親馬○パパは嬉しかったし、驚きました。自分で先生にお手紙を書く子になってくれたか。ウチの子は良い子に育ってるなー。~o~;;;;

 今朝ほど、登園時にケミさんの大好きな女の先生にお渡ししたところ、先生、大感激だったそうです。「年少さんのクラスで、このページをやってくる子がいるとしたら、ケミちゃんかなって言ってたんですよー」と先生がおっしゃってくれたと親○鹿Yさんは喜んでました。~o~

 さて、ハードオフで査定してもらっている間、いろいろ見て回っていて、去年の「驚き」のその後を発見しました。ワタシが昨年の十月にここで売って驚いたA社GS板ですが、17400円という値がついて売られていました。

 ふーん、12000円で買って、売値が17400円か。割と真っ当な商売だね。

 でも、同時に売ったYの板は売られていませんでした。そりゃ、まあ、アレに20000円近い値をつけたら、売れるわけないからなぁ。廃棄処分・・・ですかねえ。~o~

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2014年11月10日 (月)

内弟子Yの燃える秋

 昨日の日曜は授業の無い日でしたが、デスクワークを二つこなし、懸案事項だった模試の仕事を一つ完成させました。ちょっとホッとしました。

 デスクワークと平行して、というか、デスクワークの逃避行動として、この冬の家族スキー旅行の予約を済ませました。家族スキー旅行と言っても、我が家のことですから、バリバリに練習旅行、つか修業旅行。

 それでも、家族で遠出して大きなホテルに泊まるのなんて、震災直後に鹿沢に行って以来かということになりました。あの時は我々も夜泣き対応で大変だったけど、日本中真っ暗だったんだよなー。

 あの時の大変だったことを我々もちょっと忘れてたけど、少しは思い出してほしいなあと思う人達が、最近、蠢いているみたいですねえ、どーも。~o~;;;

 閑話休題。午後は、娘(仮称ケミ)のチャイルドシートを見に行きました。ケミさんは、今まで新生児の時から使っていたシートに乗っていたのですが、そろそろ切り替え時。これからは本当に子供席です。ちょっと感無量。

 さて、修業旅行の予約を取ったこともあって、Yさん、燃えてます。最近は、ワタシの勧めで暇があるとマンションの階段を登ったりしています。この日も夕方にワンセットやってきたそうです。筋力付けないとねえ。

 夕食の時の話題もスキーでした。ちょうど、年間購読しているスキー雑誌が送られてきていました。その中の対談記事を目にして、Yさん、俄然燃えました。お医者さんが病院を退職して二年間苗場に籠ってスキーに打ち込み、テクニカルを取得したという話だったんだけど、この話が内弟子Yの金持ちコンプレックスに火を付けました。

 「仕事辞めて、二年も籠ってテクニカルしか取れないなんて、こんな人には負けられマセン」「オマエなんか、仕事辞めて二年かぐらに籠ったけど、一級も取れなかったんだろ」「アレは普通のロッジ。この人、苗場プリンスですヨ」

 ま、そりゃ使ったお金はケタ違いだろなー。おまけに毎日レッスン受けてたらしいし。でも、そういう奇特な人がいるから、スキー界もどうにかやってけるんだよ。

 「とにかくこの人より先にクラウン取りマス!」

 うーん、まあ、何が理由にせよ、燃えてくれるのは師匠として歓迎です。

 Yはなんだか対抗心を燃やしたようですが、この対談記事に関して、ワタシ的には、世間のほとんどの男性と同じ感想しか持ちませんでした。スキーはともかく、奥さん美人でうらやましひ。~o~;;;;

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2014年11月 7日 (金)

ムスジン夫婦の秋の休日

 昨日は、珍しく平日で授業の無い日。何をするかまるで予定が無かったのですが、朝食を食べている最中に、施設の母の所へ行ってみようかという相談になりました。しばらく行ってないし、雪が降ったら、なかなか行けないしねえ。

 しかし、問題もありました。ワタシの風邪の方は幸いほぼ全快したので、問題ないのですが、内弟子Yがひどい口内炎になりマトモにしゃべれない状態なんです。でも、母は娘(仮称ケミ)が見られれば満足なはずだし、実の息子であるワタシが行くのだから、まあ、いっか。

 んで、出かけたのですが、すぐに、うわっコレは・・・と思わされました。二学期の疲れが溜まってきているのか、気候のせいなのか、この日は朝から例の足の痺れが出て、普通に歩くのにも違和感があります。やだなぁ。

 まあ、それでも、電車に乗って座ってしまえば問題はありません。なんとか、施設の母の所までは、楽しい家族旅行でした。

 母は、今年、八十七才にもなったのですが、いまだに自分の歯が残っており、そのことが逆に負担になっているのだそうで、先日、入院してそのうちの数本を抜歯しました。抜歯が済んだこの日は、なんだかちょっと晴れやか。体調も良さそうでした。

 ケミさんは、母の前で絵本を朗読してあげ、朗読が上手だと母を喜ばせていました。内弟子Yはあまりしゃべれなかったけど、まあ、来てよかったよね。

 帰り道も途中までは楽しかったのですが、途中でケミさんがオネムになり、ワタシが背負うということなりました。ちょっと不安だったので、ケミさんを背負いながらも、なるべく座席に座るようにしていたのですが・・・。

 ケミさんを背負いながらなので、座席で自然な姿勢が取れません。浅く座っているのですが、どうも、この姿勢は足が痺れるなぁ。

 足の痺れるワタシは、自然と無口になり、内弟子Yは、口内炎のためにムスっと黙り込み、なんだか、妙な夫婦でした。

 八王子の駅で降りる頃には、ワタシの足の痺れは頂点。内弟子Yは口内炎が痛くてムスっとしたまま気付かずどんどん歩いていっちゃうし、一方のワタシは足がジンジン痺れるのでヨチヨチとしか歩けず、ケミさんを背負ったまましばらく立ち止まって往生していました。

 内弟子Yの口内炎は、どうやら昨日がピークだった模様。一方、ワタシの足の痺れは、帰宅するとウソのように治まり、今日は全く出ていません。やっぱ、気候のせいなのかなぁ。  

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2014年11月 4日 (火)

秋の日のお留守番

 一昨日朝は、一旦よくなったように感じたワタシの病状だったのですが、どうも熱が下がり切りません。うーーん、どうも変だなぁ、と思っていたところ・・・。

 昨日の朝起きて検温。体温計を見て眠気が吹き飛びました。38度台の半ばあります。ぐげー。

 土曜から節制して早寝につとめ、娘のお見舞いの葛根湯を飲み続けていたので、すっかり平熱を期待していたのですが、これは困ったことになった。

 実は、この月曜は、ワタシが人並みに祝日休みであることを利用して、お義母さんの誕生パーティーを義兄の家でやることになっていたのですが、これではちょっと参加できまい。

 起き出してきた内弟子Yが「何度なの」と聞くので、恐る恐る「八度」と答えると、Yは見る見るうちに不機嫌な顔になりました。この内弟子Yという女は、家族を大事にする女で、しかも宴会好きの家系。したがって、お義母さんの誕生パーティーは以前からずっと楽しみに準備していたのでした。 

 しかし、もうちょっと病気の夫を気遣う態度を取ってくれても良いのにねえ。~o~;;;

 二人を駅まで送って行ったところ、別れ際に娘(仮称ケミ)だけは、「パパ駅まで来てくれてありがと」とワタシを気遣ってくれました。最後まで不機嫌な態度だったYもこれには苦笑い。

 二人を送った後、暖かな秋の日が射し込む部屋に布団を敷いて、DVDを見ながら日がな一日ウトウトボンヤリしていました。こういうのもたまには良いかも。

 結局、W杯サッカーの録画を二試合見て、昨シーズンの全日本技術選のDVDを二枚見ました。今年は引退する選手が多かっただけに、解説の渡辺一樹さんも感動的なコメントが多いなあ。「努力の人。中田良子」とか。粗忽者Tデモは、「最後まで演技するのが望ましい」なんて苦言を呈されてるけど。~o~;;

 などと平和な一日を寝て過ごしましたが、体温は、ずっと38度前後で推移。いくら寝ていてもダメじゃんと思い掛けた夕方になって、ようやく下がり出しました。

 すっかり暗くなって、Yから電話があり、「ケミちゃん寝ちゃったから駅まで迎えに来て」だと。

 まあ、いっか、こちらもノンビリできたし、熱も下がったし、Yもケミさんも楽しく一日過ごしたようだから。

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2014年11月 2日 (日)

見舞われる日々

 昨日は午後から授業の日でしたが、締切の催促が来ている直前講習のテキストの仕事をせねばならず、朝五時半に起きてデスクワーク。なんとか、午前中に終わらせたのですが、なんだか、体調がすっきりしません。ちょっと風邪気味なのかなぁ。

 外は冷たい雨でした。内弟子Yは、こういう時、しばしば「いってらっしゃい」の後に、まるで子供に言うように、「転ばないようにね」と付け加えます。一度、結婚直後に、雨の日に歩道に躓いて転倒したことがあるからなのですが、娘(仮称ケミ)がマネするとみっともないからと止めてもらっていました。

 それをこの日は、久々に口にしたので、「止めなさいって!」と少し強い口調で言って出かけたら・・・、放射線通りに敷かれたタイルは、雨の日滑りやすくなっているのですが、それにしても見事な転倒でした。いきなり足払いを食ったような。~o~;;

 うーーん、マイッタ。こんな厄災に突然見舞われるとは。もしや、内弟子Yの呪いか。

 そんなことがあっても、授業は順調に進みます。ところが、休み時間に質問に来た生徒さんの帰り際に、「お大事になさってください」とお見舞いを言われてしまいました。

 「えっ、どうして」「だって先生お風邪ひいてるみたいだから」

 あれれ、そんな風に見えてるのかなあ。

 帰宅して、念のため測ってみたら・・・、微熱ながら確かにありました。まあ、この程度の熱だと、転倒は熱のせいじゃなく、気候の変わり目にしばしば出る眩暈の発作の方かもしれません。

 しかし、風邪をひいたのはどうも間違えの無い事実。昨夜はなるべく早寝をしました。

 お陰様で、今朝はすっきり目覚めました。まだ少し熱が残っているかもしれませんが、まあ、すぐに治るだろう。

P10601471_2 と思ってデスクワークしていたら、ケミさんが仕事部屋にたくさんお見舞いを持って来てくれました。まだ、葛根湯は飲んだ方が良いということのようです。~o~;;;→

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