ごみ収集車の苗場制覇と鬼夫婦
昨日は、半日だけ苗場を滑りました。夜から授業だったので。
昨日の苗場は雪。それも前夜からドカドカ降って半端ではない新雪になりました。苗場スキー場さんも一応踏んでくれてはいるらしいんだけど、ちょっとくらい踏んでもすぐに非圧雪ゾーンになっちゃいます。
開いているコースは、大斜面からダウンヒルコースと第四ゲレンデ、ホテル前のペアのみ。この積雪なら第三ゲレンデもオープンできるはずなんだけど、まあ、整備する人員がいないのか、やる気がないのか。平日だから仕方ないといえばそれまでですが。
しかし、もともと苗場嫌いの内弟子Yには大不評でした。ホテルの建物内も掃除してあるのは一部分だけだし、オープンしたからには、もうちょっとやる気だしてくれるとこちらも気分盛り上がるんですけどねへ。
とりあえず、娘(仮称ケミ)を連れて第二ゴンドラで上へあがってみました。ところが、大斜面の巻き道がオープンしてなひ・・・。~o~;;
うわー、この積雪で四歳児に大斜面が滑れるんだろうかと思ったのですが、まあ、大人が二人いるから何とかなるかなぁ。内弟子Yに先導役を頼み、ワタシはケミさんの後ろを滑り出しました。ところが、先導役のYはシューっと気持ち良く二、三ターン滑って止まり、「ハイ、ケミちゃんこっち来てー」。
き、きみは、ケミさんのためにプルークで先導して道を作ってあげる係じゃないのかー。~o~;;;;;
それでも、最初のうちケミさんは好調に滑りました。ちょっと前から雪だまりがあると、板の上に溜まった雪を乗せたまま滑り、「ゴミ収集車みたーい」なんてやっていたので、今回も、「ゴミ収集車だー!」なんて言っていたのですが・・・。
次第に雪だまりが多くなっていきます。Yは相変わらず気持ち良く滑って行って、「こっち来てー」。徐々にケミさんの進み方が遅くなっていき、半泣きになって、「こわいー!!」と言い出しました。
「何こわがってんの、アンタわっ?!」とYがちょっと怒り出しました。コイツは、一級取る前から深雪かっ飛ばし女だったから、深雪の怖さが判んないんだろーなー。
Yを説得して、ケミさんのすぐ前でプルークをさせ、なんとか大斜面を乗り切りました。よしっ。
と思ったのですが、その下のダウンヒルコースは大斜面よりもさらに深い雪。雪だまりでは我々の膝上くらいまであります。ケミさんがあんな所に入ったら、下手すると胸まで埋まっちゃうぞ。
なるべく、ボーダーの通った後を通らせるようにして、最後にはケミさんは、ほとんど泣きながらダウンヒルコースを滑り切り、四歳にして雪の苗場を制覇しました。途中、お尻をついてコケたのは二、三度。それよりも、雪だまりに入ってしまって、「うごかなーい!」で泣き出したり、疲れての休憩が多かったですね。
それでも、どうにか滑りきったのは、雪だまりに負けないポジションの良さとボーダーの滑った跡を正確になぞれるケミさんの技術があったからこそ。
まあ、それに・・・、多少泣いても「だいじょぶ、だいじょぶ」「がんばれがんばれー」で行かせちゃった鬼夫婦のせいですか。~o~;;;;;;
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