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2015年1月11日 (日)

それぞれの啐啄

 昨日のナクアは朝のうち晴れ間が出たものの、それ以外はほぼ一日雪でした。寒かったー。車山の都技選を思い出しました。

 娘(仮称ケミ)は今日も、午前中ナクアSSのキッズレッスンでした。今日は優しそうなお母さん先生。引き渡しの時にワタシにしがみついて泣いたものの、すぐに馴染んでくれた模様。

 ケミさんをスクールに任せてワタシと内弟子Yはチャンピオンペアリフトに向かいました。緩中斜面中心のナクア白神スキー場にあって、じょっばりコースとともに上級者コースと呼べるのは、このチャンピオンペアで上るツイスターコースとコザックコースだけですが、雪付きの関係でこの日のオープンでした。

 内弟子Yは、昨日までの良子さんレッスンの成果を急斜面で試そうと張り切っていたのですが、薄く積もった新雪が踏み荒らされ雪面抵抗が変わるコンディションにやや苦戦。今一つ、前々日の「モドキ」を出し切れませんでした。

 右腕の返しを意識するあまり、やや肩に力が入っていたかもしれません。中斜面でのターンからの抜け出しは早くなっているので、進歩の跡は見られるのですが、急斜面に行くと少しだけ左ターンでの外足への荷重~エッジを緩める動きが遅いかなー。

 もうちょっとで殻を破れそうなんですけどねえ。雛が卵からかえる時、殻から出ようとして内側から鳴くのを「啐」、母鳥が外から殻をつつくのを「啄」というそうですが、ちと「啐」が弱くて、良子さんという絶好の母鳥の「啄」を引き出しきれなかったかも。

 本当ならここから、師匠のワタシが「啄」してやらなきゃいけないんでしょうけど・・・、まあ、自分で頑張って殻破ってくれや、Yクン。~o~

 午前中、Yのビデオ撮りで過ごし、お昼にケミさんを迎えに行きました。ケミさんのお昼寝の間、ワタシが滑らせてもらって、お昼寝終了後、交代してケミさんを見たのですが・・・またまた上手くなってます。ゴンドラ降り場下の短い急斜面も両足を上手くズラして降りて行きます。緩斜面では「体でグーするとはやくなるって先生におそわったんだよ」。

 お見事なクローチングを組みました。イヤハヤ、こちらの「啐」は大きな音だこと。~o~

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