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2015年2月26日 (木)

四海波静かなる年中行事たち

 昨日は毎年恒例某東北大の解答速報でした。昨年、「かつてないようなハードなスケジュール」と書きましたが、今年は夜の授業が町田であったために、昨年よりさらにハードになってしまいました。内心、こりゃ大変だゾと思っていたのですが・・・。

 無事にクリア、というかかなり楽に終わってしまいました。もちろんこれは、長年一緒に仕事をしているT先生のおかげなのですが、加えて今年の某東北大はマトモだったー。あんなに波風が立たないような出題なら、仕事も短時間で終わります。某東北大の出題者様に大感謝です。

 他の大学の速報を見ると、ウチと他予備校で解答が割れてしまった問題などもあり、今年の某東北大がそんな問題だったらと考えるとゾッとします。例えば、今年のハードスケジュールの中で一昨年の某東北大みたいな問題に巡り合っちゃったら・・・、日付が変わる頃まで終わらなかったんじゃないかな。~o~;;;

 波風が立たなかったと言えば、昨日から今日に掛けて、毎年恒例の年中行事が粛々と進行しています。毎年恒例の春のスキーキャンプの予約が無事に済み、宿の予約が済み、娘(仮称ケミ)が保育園に行っている間に毎年恒例の雛人形も無事出せました。

 昨年も毎朝起きると、「灯りつけてー」なんて言って雪洞を点けさせてましたから、今年も喜んでくれるでしょう。保育園から帰って来て何と言うか、ちょっと楽しみです。~o~

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2015年2月25日 (水)

低くなっても豊か二題

 八方では久しぶりにエコーランドのAンの家に宿泊しました。オーナーも奥さんも変わっていなくてホッとされられました。ワタシの方はまるで別人なわけですが、変わらず歓待してくれて、娘(仮称ケミ)をとても可愛がってくれました。おかげでケミさんも上機嫌でした。

 なにしろ、帰京する日の夕食を白馬飯店で食べた時、ケミさんが「こんど来るときもおなじでいいんじゃない」と言うので夕飯のことを言ってるのかと思ったら、「とまるところとかさー」だって。~o~

 オーナー夫妻も料理も以前と変わらないけど、変わったのは値段。二泊三食パックというのが出来てとっても割安になりました。二泊三食パックってことは1.5泊なんだけど、大人一人13900円ですからねえ。これにケミさんの分が食事無しベット無しで一泊1000円。三人1.5泊で30000円を切りました。

 この値段で以前と同じ料理を出してくれるのだから、かなりのお得感があります。値段は低くなったけど、とても豊かな気分になれます。貧乏症の内弟子Yはすっかり気に入ってしまった模様。

 考えてみれば、八方尾根全体も以前に比べてお値打ち感に気を使っている模様。リフトだってリピーター割引券を使えば食事券付きパックが5200円だものね。

 さて、低くなって豊かな気分と言えば、最近の日本酒です。八方尾根に持ち込んで部屋飲みさせてもらったのですが、はせがわ酒店さんのオリジナル商品で愛知県萬乗醸造さんの「醸し人九平次 リュゴーシュ」→P10604091_2が、んまい!

 これは何が低くなったのかというとアルコール度数です。以前から日本酒のアルコール度数と瓶の大きさについて不満を持っていたのですが、最近、その問題を解消すべく低アルコールの日本酒がはやり始めているのだそうです。今月のdanchu誌でも特集されています。

 「リュゴーシュ」のアルコール度数は、ナント13度。これなら、無理なく一瓶開けられます。しかも、アルコール度数が低くなっても、味わいは豊か。ほのかな甘い香りに軽く甘ズッパ系の酸と甘旨味が来てサラリと切れます。

 低アルコールだからと言って味には全く不満を感じさせません。こりゃあ良い物が出来ちゃったなぁ。

 低くて豊か豊かとは、良い時代になりました。~o~

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2015年2月24日 (火)

城を築く日幅を作る日

 昨日の八方尾根は天気予報に反して上部にガスが掛かり、夕方から下部は雨、上部は雪でした。内弟子Yはナクア以来の良子さんレッスン。したがってワタシは一日娘(仮称ケミ)と一緒でした。

 視界が悪いため良子さんレッスンは白樺と名木で行われました。我々はその回りをウロチョロと滑りました。時々レッスン中の良子さんがケミさんに声を掛けてくれるのですが、ケミさんもそれが嬉しいらしく、比較的御機嫌で滑走。

 ところが昼食休憩の後、レストランの前で雪遊びを始めてしまいました。いくらスキー馬○夫婦の娘とはいえ、そこは四歳児。スキーばかりでは飽きるらしく、こんな時間も必要なんだよなぁー。

20150223153100001
 とは判っていても、せっかく来たスキー場で一時間もかけて「リスさんとネズミさんとモグラさんのおしろ」→を作られちゃうとねへ・・・。~o~;;;;
 

 まあ、仕方ありません。パパも築城のお手伝いをいたしました。完成しないと滑ってくれないのでね。~o~;;

 一方、Yはその間もひたすらコバンザメとなって良子さんにくっ付いていた模様。大回りが良い感じにまとまってきました。春雪になって少し荒れかけたバーンでもキレイに谷回りを見せて滑っています。

 うーーむ、もしかして、クラウンレベルに届いているのかも。

 とは思うものの、この斜面この雪でクラウン検定をやるわけじゃありません。別の雪別の斜面でこの滑りが出来るかってことなんですよねー。

 それには技術の幅が必要です。この雪ならこうこの斜面ならこうと使い分けられて、初めてコンスタントに得点が出るわけなんですが・・・。

 でも、自分の時のことを考えても、クラウンぎりぎり合格程度だと幅なんてないんですよね。ワタシだって受かってから技術の幅を広げてきたもんなあ。

 と思って見ていました。ところが、レッスン終了後、パノラマ下のオリンピックコースⅡの急斜面で小回りをさせてみたところ、グサグサ雪の荒れたバーンに見事に対応した小回りを見せてくれました。良子さんにアドバイスをもらってやってみたのだとか。

 うーーん。もしかして、小回りに関しては幅も出来てきたのかしらん。~o~;;

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2015年2月23日 (月)

三十五年後は踊って滑る

 八方尾根に来ています。昨日の八方は朝のうち晴れて暖かく無風。雪は春雪でしたが、子供を滑らせるには良いコンディションでした。

 国際ゲレンデ下の無料駐車場に車を止めて国際から上りました。日曜・好天・温暖と条件が揃ったせいか、すでにかなりの人出でした。しかも、外国の方が目立ちます。お客さんも従業員も。さすが八方はインターナショナルだなー。

 まずリーゼンクワッドを一本、三人で滑りました。娘(仮称ケミ)は、先日の志賀でますます自信をつけたのか、八方のメインコース、リーゼンを全く問題にせず楽々と滑ります。あんまり楽過ぎて、「おどりながらすべる」なんて言い出して。

 それを見て思い出したのですが、ワタシが初心者だった三十五年前には、リーゼンは半日かけてやっとのことで滑り降りたモンですよ。~o~;;;;

 これは、当時あまりゲレンデに圧雪を掛けなかったため、リーゼンは巨大コブ連続の超絶難コースであったためなんですが、それにしても三十五年後に四歳の娘が踊りながら滑り降りることになるとは、隔世の感もひとしおでした。

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 リーゼン制覇の後、リーゼングラートに上りました。こんな天候の良い日は上っておかないとね。→は第一ケルン脇を滑るケミさんです。

 リーゼングラートコースは非圧雪の上急斜面が含まれるので大人でも苦戦する方は多いのですが、当然、ウチのケミさんは「おやまのたくさんあるコース」を難なく滑り降りました。

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 ←は、ウサギ平クワッド降り場付近を滑るケミさんです。

 結局、この後、パノラマから真っ直ぐ下りて、咲花まで滑るんだけど、考えてみたら、これは長野オリンピックの女子滑降とスーパーGのコース。

  先週の月曜に志賀東館山のオリンピックコースを滑っているので、この四歳児は一週間で長野五輪のアルペンコースを全て滑ったことになります。狙ったわけじゃないけど、我が子ながらスゴイ。~o~

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2015年2月21日 (土)

にごりと熟成の日々

 ここんとこスキーと子供についてしか書いていなかったので、久々に日本酒の話です。

 最近、よく「にごり」や「おりがらみ」を飲みます。別に嗜好が変わったということではなく、美味しそうなものを目にする機会が多いから。それに比較的安価だし。

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 その中でも美味しかったのは、、→福井県南部酒造場さんの「花垣 純米 にごり酒」。町田の小田急デパートで購入したのですが、四合瓶1050円でこの美味さはご立派。

 画像はないけど、同様に感心したのは近所の加桝屋で購入した栃木県松井酒造店さんの「松の寿 冬和 活性にごり生酒」。これも四合瓶1100円と買い求めやすい価格なのが嬉しいところです。

 どちらも「にごり」の度合いはかなりなものですが、米の自然な甘味があってもクドクなく飲みやすいお酒です。特に「冬和」の方は発泡の刺激も心地良く、気づいてみると量を飲んじゃってる怖い酒でもあります。

 こういう値段の安い酒に蔵元さんのセンスの良さと心意気を感じます。安いから「にごり」だからと言っていい加減にしないところが嬉しいですね。

 「にごり」と同様によく飲んでいるのが、「熟成酒」。P10604021

←は岐阜県所酒造さんの「房島屋 純米吟醸 山田錦 無濾過生」です。熟成と言っても長期熟成ではなく、生酒を加桝屋さんで二年ほど寝かしたもの。したがって本当の熟成酒の味わいではないのですが、まあ、美味しけりゃ良いでしょ。

 「房島屋」はもともと酸度の高いお酒を造るので、この純吟も酸度2.1のはずなのですが、その高い酸の刺激が二年の時を経てとても良い感じに丸くなっている模様。ジワリと来る刺激がタマリマセン。

 ワタシにしては大変珍しく、同じお酒を三度も購入してしまいました。それで、ここんとこ「『熟成酒』ばかりよく飲んでる」ってことになるわけで、早い話が、「房島屋」ばっかり飲んでるってことですね。~o~

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2015年2月18日 (水)

君は何者ですか

 昨日は夜の仕事のみだったので、志賀からの帰路に車山のGんのさじに一泊しました。都技選を苗場でやるようになって車山からは足が遠のき、実に二年ぶりの宿泊です。娘(仮称ケミ)は前回来た時のことを全く覚えていないそうです。まあ、二歳だったからねえ。

 車山に泊まっておいて、そのまま帰る我が家ではありません。昨日は仕事の前に富士見パノラマで滑りました。内弟子Yにはコブの練習をさせたかったので、ワタシが主にケミさんと滑りました。

 リフト乗り場で富士見パノラマのスキースクールの先生がこちらに手を振ってくれたので、誰かと思ったら、ナント、石田俊介ナショナルデモでした。俊介さんは昨年まで富良野の木村公宣さんスクールに在籍してたいたので、木村さんのキャンプで何度もお世話になっています。内弟子Yも富良野ASAMAで教えていただいたことがあり、Yさん「イケメン石田」の大ファンだったりして。

 この日はスクールの先生達を教えていた模様。内足をリフトして外足一本ターンなんかやっていたんですが・・・それを見ていたケミさんが、突然片足を上げてターンし始めました。「片足ケンケン」とか言って。

 ところが、足を上げるタイミングが違ってました。何故かターン終了時に前のターンの内足、次のターンの外足を上げます。次のターンの外足を上げると、前のターンの外足エッジが緩み、自然に体が次のターンのインサイドに入ることになって・・・つまり、我々が練習でやるS字ターンになります。をいをい、この方が外足一本ターンなんかよりはるかに難易度高いゾ。

 それをリフト一本分、全くバランスを崩すことなく延々とやり続けました。富士見パノラマのシリウスペアリフトが掛かるシーダーゲレンデは大人にとっても決して緩斜面じゃないんですけどね~。

 もはや、この子の能力は我々の理解を越えています。我々下手くそ夫婦から何だってこんな天才児が生まれちゃったんでしょう。ケミさん、いったい、君は何者なのかね。~o~;;;

 これを見ていた内弟子Yは、滑り終わった後、ケミさんを誉めてあげたのだそうです。「ケミさん上手だったねー、あれじゃママはすぐに追い越されちゃうね」。ところがケミさんの方は完全に上から目線で、「もう、ママはおいこしちゃったから」とサラリとのたまったとか。

 ケ、ケミさん、君は何様のつもりなのかね。~o~;;;;;;

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2015年2月17日 (火)

試練の日至福の日

 一昨日の日曜、志賀高原は天候が回復する・・・という予報だったのですが、山の天気予報の常として、しばしば大外れするんですよね、悪い方に。~o~;;

 というわけで日曜は一日吹雪でした。高天原クワッドと西舘トリプルは終日動きません。風の弱い下部のゲレンデに滑って移動することができず、高天原一の瀬エリアは孤立状態でした。

 日曜朝に同じマンションのスキーフリーク家族Aちゃんファミリーが合流したのですが、この吹雪ではどうにもなりません。まず、子供たちを託児所に預けて大人四人で滑ったのですが、リフトの動いている一の瀬ファミリーは猛吹雪で、さしものスキー馬○四人組も滑るのがツライこと。

 そんな中、一の瀬に修学旅行に来ている高校生たちは黙々と滑っています。試練に耐えてエラいなーとは思いますが、あんな中で無理に滑らせられてはスキー嫌いにならないかしらんと心配。

 午後はシャトルバスで下部ゲレンデに移動。ようやくマトモにスキーができました。リフトの動いている西舘下部は柔らかい新雪がコブになっていて、たのしー。~o~

 昨日の月曜は一転して雲一つない快晴でした。気温は低いままなのに風が収まって寒くありません。一の瀬高天原エリアの修学旅行生達も、今日は楽しそうです。こんな日に滑らせてもらえたら、スキー好きになるよねえ。~o~

 スノースポーツってヤツは、天候によって快感度が大きく変わります。それはスキー初めての修学旅行生でも我々のようなスキー○鹿でも同じこと。月曜は志賀を滑っている全てのスキーヤーボーダーにとって至福の日でした。

 くっきりとした青空の下、雪を被った木々の間に白く輝くゲレンデは、楽しさ以外の何物をももたらしません。我々スキー馬○四人組は高天原~東館~ブナ平~西舘をグルグルと周回。キレイに整備された東館オリンピックコースの楽しいこと。~o~

 午後は子供たちを伴って同じコースを回りました。娘(仮称ケミ)と親友Aちゃんはともに四歳なのですが、見事に東館のオリンピックコースを滑り切り、高天原を滑り、ついでに一の瀬ファミリー上部のボコボコ急斜面までも制覇。

 すでに一の瀬上部を滑っていたケミさんは当然なのですが、ケミさんに比べて滑走日数の少ないAちゃんは良く頑張りました。

 この二人、髪形も似ているし使っているスキー道具は全く同じ。二人で「ふたごみたいだねー」などと言ってケラケラ笑っている仲なので、Aちゃんも妹分に負けられないと思ったのかもしれません。

 でも、半日でずいぶん上手くなったね、Aちゃん。~o~

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2015年2月15日 (日)

×2FUNと風呂好き娘

 昨日の志賀一の瀬は朝のうち吹雪。それも、一昨日より激しくてしばらくあちこちのリフトが動かないほどでした。これでは仕方ありません。娘(仮称ケミ)は託児所に預かってもらい、午前中は内弟子Yと二人で志賀を巡りました。

 高天原のクワッドが動かなかったので、前日練習したサンバレーのコブ斜面まで西舘山を回って移動しました。途中のコースは、ほぼ2~30cmほどの軽い新雪で新雪滑降を楽しみながら移動。

 しかし、たどり着いたサンバレーのコブはほとんど新雪で埋まっており、掘り出しに悪戦苦闘しました。コブの練習というよりは新雪小回りと飛び降りの連続。土曜なのでお客さんは多かったんですが、他に誰もそんなモノズキはいなかったんで、我々二人だけでやらざるを得ず、ラインが出てきた頃には高天原に帰らねばならない時間になっていました。まあ、しゃーないか。~o~;;;

 ところが、我々が高天原に移動する頃から天候が回復し、視界が良くなりました。託児所からケミさんを受け出して、午後は親子三人で一の瀬を滑りました。土曜とあって一の瀬ファミリーはさすがの人出。新雪の後はたちまち楽しいボコボコ斜面となりました。2015021414430000

 

 一の瀬ファミリー上部は結構な急斜面で、しかもボコボコ。そんな中をケミさんはスルスルと滑ります。→は一の瀬ファミリー上部から滑るケミさんです。

 正直、こんなに難易度の高い所は四歳児には無理かもしれないと思ったのですが、ほとんど転ばずにスムーズに滑り降りてしまいます。しかも、本人に聞くと、「ぜんぜんつかれてない」とのこと。

 ちょっとでも疲れたと言ったら止めようと思って何度も聞いたのですが、結局、五、六本滑っても疲れたとは言いませんでした。

 うーーん、ポジションが良いってのはそういうことなんだよなー。~o~;;

 夕方になり、一の瀬からタンネの森の宿へ帰りました。途中、タンネの森に残る雪だまりの中へケミさんを誘ったところ、面白がってついてきたのは良いけれど、新雪の中で止まってしまい、救出に行ったワタシもケミさんを抱え上げて転倒。雪風呂の中でもがくハメになりました。

 ところが、ケミさんはこの雪風呂がいたく気に入ってしまい、ニコニコ笑って、「もう一ど、ゆきのおふろ行こう!」

 結局、雪風呂に三度入り、パパは一日のエネルギー残量が切れましたとさ。~o~;;;

 「長い一日でしたねー」とは一日終わっての内弟子Yの感想ですが、本当に二日分、志賀を堪能しました。

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2015年2月14日 (土)

若さで乗り切れ、三十年ぶりの寒さ

 志賀高原に来ています。四年ほど前のGWに日帰りで来て以来の志賀です、前回ハイシーズンの志賀に来たのは・・・、うーむ、三十年ぶりくらいじゃないかしらん。

 昨日の早朝八王子を出発。オリンピック道路が所々凍っていたので、ちょっとアセりながらも志賀一の瀬に着いたのは十時過ぎでした。

 着いた時にはそれほどでもなかったのですが、滑り出す前から雪が激しくなり、一日雪でした。寒かったー。やっぱりハイシーズンの志賀は寒いです。三十年前もこんなに寒かったかしらん。まあ、当時若かったからね・・・。~o~;;

 でも、雪はその分軽いです。ゲレンデは快適なクルージングバーン。

 なんですが、平日ということもあって、お客さん少ないです。客層も高齢の方々が多いような・・・。個人的には志賀一の瀬っていうと華やかなイメージなんですが、前回来た頃はスキーバブルの頃ですからねえ。比較しちゃ悪いか。

 そのお客さんの少ない広々としたバーンを娘(仮称ケミ)と一緒に滑りました。ケミさんは高天原くらいだと余裕です。さすがに寒くて途中メゲかけましたが、ポケットに入っていたアメを口に放り込んてやったら俄然元気回復。若いっていいなー。~o~

 午後からシャトルバスでサンバレーに移動しました。事前の情報で志賀のコブ斜面というと今はサンバレーだと教わっていたので。

 この辺りも三十年前とはまるで違います。三十年前に志賀のコブって言ったら、ジャイアントや丸池だったはずなのに。ジャイアントって今やキレイに整地しちゃうカービングバーンらしいですね。

 内弟子Yは、そのサンバレーのコブを気に入ってくれたようで、ひたすらグルグル練習していました。その間、ワタシはケミさんと滑りました。ケミさん、折からの吹雪を物ともせず、サンバレーリフト乗り場付近の短い急斜面も、全くポジションを崩すことなく滑り切ります。若いっていいなー。~o~

 志賀は今日も雪の予報。寒いだろうけど、若さで乗り切ってくれい。~o~

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2015年2月11日 (水)

北極からの贈り物

 一昨日昨日と八海山でした。

 一昨日の八海山は、八海山とは思えないほど寒かったです。一日中雪でしたが、八海山とは思えない軽さの雪で、舞い上がる舞い上がる。 何でも、この冬最強の寒波だそうで、北極からの寒気がシベリアを経ずに直接日本へ下ってきたとか。

 そんな最強の寒さの中を一家三人で滑りました。娘(仮称ケミ)はもう巻き道のらくらくAコースへ行きたいと言い出さなくなり、もっぱら三人でテクニカルバーン(林間)でした。新雪の雪だまりがあったので、少し心配していたのですが、「ふわふわで雲の上みたーい!」などと言いながら、ドンドン滑ります。

 雪だまりに足を取られて二回ほど転びましたが、立ち上がり方を教えてやったら、自分で立てるようになりました。立ち上がれるというのは、幼児がスキーを覚える上でとても大事なことです。立ち上がり方が判っていれば、一人でドンドン滑れますから。

 今年に入ってスキーの脱着も一人で出来るようになったし、後は・・・、リフトに乗ることだけですが、これは身長がなければ無理ですからねえ。仕方ないか。

 一昨日の晩から昨日にかけて、八海山には3~40cmほどの積雪がありました。昼前には帰らねばならなかったので、ワタシと内弟子Yのみ交代で滑りました。昨日は、一昨日ほどは軽くない雪で本来の八海山の新雪でした。

 北極からの贈り物も良いけど、我々はこの八海山らしい新雪の方が好みかなぁ。~o~

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2015年2月 8日 (日)

鑑賞と感傷の日

 昨日は、娘(仮称ケミ)の保育園の作品展の日でした。ケミさんの通う保育園は園児の作った絵画や工作を作品展という形で保護者に公開してくれるんです。昨日がその日でした。

P10603162_2 通常の通園とは違うので、ケミさんもちょっとだけオシャレなワンピースなど着て、お義母さんにも来てもらって一家四人で保育園に向かいました。

 保育園の園舎全てに展示物が並んでいます。こりゃあ飾り付けが半端じゃなく大変だー。

 →はケミさんの彩色したカレンダー。右下に「今にも飛び出てきそう!」などと先生のコメントが付いていますが、この程度で驚いてはいけません。ウチのケミさんは彩色の才能があるからねー。~o~

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←はトレーシングペーパーでなぞった千円札だそうです。右下は作成者のおてて。「日本銀行券」らしき漢字もなぞってあり、彩色がキレイなのがケミさんらしい。野口英世の感じも出てます。もっとも、内弟子Yは、「夏目漱石の感じが出てますネ」などと言ってましたが・・・。~o~

 他に、福笑いのオカメや雪だるまなどの工作も展示されていました。いずれもなかなかの力作。ババちゃんは感心しきりでした。

 しかし、冷静に見ると、他のお子さんもなかなか上手です。四歳児にして早くもそれぞれの個性が発揮されていて、なかなか良い展示会でした。もちろん、ウチのケミさんの作品が突出して上手だったのは言うまでもありません。あはははは。~o~;;;;;
 
 

 帰宅後、今シーズンのこれからのスキーの予定をアレコレ考え、宿の予約を取りました。ケミさんが生まれて以来、八方尾根に行く時には咲花に行かざるを得ず、もっぱらペンションBゲンを利用していたのですが、ケミさんはもうどこでも滑れるし、今度、八方で受けるレッスンは名木山の方が便利だからということで、本当に久々に結婚前の八方での定宿、ペンションAんの家に予約電話をしてしまいました。

 前回宿泊したのは、七年前。その時ですら「本当に久しぶり」だったわけですから、連泊して八方を滑るなんて十数年ぶり。しかも、滑れるようになった娘を連れてです。

 二十数年前に初めて宿泊して以来十年以上に渡って、こちらの宿では、毎年来て連泊していく変人の独身男だったわけですからねえ、ワタシ。人生変われば変わるモンです。シミジミ。

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2015年2月 7日 (土)

回想空想妄想

 夜のお仕事と娘(仮称ケミ)の保育園の行事のために東京にもどっています。東京にもどっても、この季節は頭の中は雪の上。八海山楽しかったなー。~o~2015020409500000

 →は四日水曜日の山頂付近からチャンピオン~ダウンヒルコースを望んだところ。写真じゃわかりにくいけど、八海山としては最高のコンディションでした。2015020410260000

 ←は、小チャンピオン下を滑るケミさんです。この時はプルークにしているけど、らくらくや第一リフトだと、ほとんどワイドパラレルスタンスを取ります。

 写真でもある程度は判るんだけど、上体がとてもリラックスして、どんな斜面に行っても、板の上にポンと乗った理想的なポジションで滑ります。

 時々、立ち姿がまるでハイレベルなジュニアレーサーみたいだな・・・と思っちゃうワタシはやっぱり親バカですかねえ。~o~;;

 早くもらくらくコースには飽きはじめている模様。今シーズンは林間以上の急斜面やコブ斜面に連れて行くつもりはなく、さて、どうしたもんですかねえ。

 このままいくと、我々など足元にも及ばないスーパースキーヤーになっちゃうんじゃないかと思う一方、スキーは職業にしにくいからなぁ、将来どうしたモンだろうなどなどと、パパの悩みは深いんですが・・・現実にはまだプルークしている四歳児なんですよね~。~o~;;;;

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2015年2月 4日 (水)

優しい雪美味しい空気の日々

 昨日、八海山に移動してきました。昨日の八海山は曇り。苗場に比べて暖かく心地良い空気です。軽い新雪が降った後で、エキスパートやチャンピオンは新雪にコブがつき掛け、大回りしごろに荒れていました。一方、テクニカルバーン(林間)は整地の上に柔らかい新雪がうっすら載って優しい斜面でした。

 毎年、都技選から帰って来ると思うのですが、ここは、本当にホッとするスキー場です。娘(仮称ケミ)と一緒にリフトに乗ったところ、ケミさんも一言、「空気がおいしいねー」。親子三人でとてもリラックスしてスキーできました。

 昼過ぎにワタシのみスキー場を離れ、三時半の新幹線で東京に向かいました。毎度おなじみの「出かせぎ」。ペンションYにもどったのは、十時半過ぎでした。ケミさんはこの夜も御機嫌で二段ベットに寝たそうです。

 今日の八海山は曇り時々晴れ。午前中、寒くない程度の気温で、優しい雪でした。整備も八海山とは思えないほどキレイで、林間からセパAは、八海山史上最高のクルージングバーンじゃないかと思うほど快適。一方、チャンピオン、エキスパートの雪も軽く、不整地大回りしごろ。午後は、気温が上がってややキョロ雪になったものの、良い一日でした。

 午後は、ずっとケミさんと一緒に滑りました。どうしてなのか、「パトロールごっこ」というのを思いついたケミさんは、「ケミはパトロール1、パパはパトロール2」と宣言し、「お昼ご飯を食べたところで困っている人がいるぞ、急ごう!」「ゴーグルはずしている暇はないぞ、パトロール2!」などなど大真面目で指示を出しまくり。どこで憶えたんだこんなこと。~o~;;;

 そんな中でも、ケミさんは大のお気に入りのウェーブコース「チビッ子ゲレンデ」に行きたがり、クローチングしながらウェーブをかっ飛ばしまくり。最後には、内弟子Yの忘れた板を取りにロープウェイ乗り場に向かったワタシと別れ、とうとうたった一人で「チビッ子ゲレンデ」を滑り切りました。

 ケミさんの単独スキーは生まれて初めてです。滑り終わったケミさん、鼻高々でした。ペンションYに帰ってからも、ケミさん大得意で、「ケミ、一人で滑ったのー!」。

 昨日も今日もホンワカ楽しい我が家でしたとさ。~o~

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2015年2月 3日 (火)

まったり家族と実はガッカリしていないワケ

 昨日は、都技選決勝の日・・・だったのですが、我が家は、一日、まーったりと過ごしました。冬の間にこんなにノンビリするのは初めてかも。

 苗場はこの日も吹雪。ゆっくり起床してゆっくり朝食を取り、ゆっくりスキー場へ出かけました。せっかく子守りに来てくれたお義母さんに、娘(仮称ケミ)の滑りを見てもらうためです。吹雪の中でしたが、ケミさんはこの日も好調。安定した良い滑りを見せて、大好きなババちゃんから「かっこいー!」なんて誉めてもらっていました。

 内弟子Yはひどく疲れて脱力気味でした。自分のふがいない滑りとワタシが決勝に残れなかったことにガッカリしていました。しかし、実は、ワタシ自身は全くガッカリしていません。

 もちろん、吹雪によるキャンセルの運不運というのはあったのですが、自然相手のスポーツですからこんなことも想定内でなければいけません。こういうことがあっても結果を出せるのが実力です。だから、それを言い訳にするつもりはありません。

 ガッカリしていないのは、今年の自分の滑りに自信をもっていることと滑りの内容がそれなりだったから。小回りは、ここ数年取り組んできた滑りがようやく安定的に表現できるようになりました。ウェーブで飛ばされはしましたが、それまでの滑りは良い滑りでした。

 フリーもコブも小さな失敗はあったけど、今年トレーニングしてきたことがそれなりに表現できていました。自分の進歩を感じられる大会だったと思います。

 来年に向けた課題としては、今年取り組んでいる大回りをもう少し安定させることと、一発賭ける時のためにコブ滑りをワンランク引き上げること。

 一方、内弟子Yも、整地小回りはクラウンレベルの滑りを安定的に出せるようになり、それが大会で表現できたのは収穫です。

 課題は大回りとコブです。特に、大回りは板を外に出せるようにトレーニングせねばなりません。一昨日フリーの前にコート横のボコボコを滑っているのを見て感じたのですが、Yは急斜面や荒れ地が大好きなので、それに対応するために今まであまり体から板を離さない滑りをしてきました。

 急斜面や荒れた斜面はそれで良いのですが、大会や検定ということになると、それでは評価が低くなります。特に今年のようにスピードが出ないコートだと途端にお手上げ状態でどうにもならなくなります。スピードに頼れない斜面の滑りをいかに磨くかが彼女のこれからの課題です。収穫と課題がハッキリした以上、ガッカリなんてしてられません。今日からリスタートです。

 もっとも、昨日一日は、Yさんにガッカリしてもらっていたのでノンビリできてシアワセだったんですけどね。~o~

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2015年2月 2日 (月)

十八年ぶりの記録更新

 昨日は、都技選二日目。苗場は一昨日に続き吹雪でしたが、一昨日よりも視界はよく、まあ、このくらいなら許せるコンディション、ってとこでした。

 「まくってやりますゼ」などと意気込んで二日目に臨みました。まず、最初の種目は内弟子Yのコブ。今年は特に力を入れてトレーニングしてきたし、実際、力を付けて来ていたので、期待していたのですが・・・。

 朝イチのコブ斜面は雪で視界も悪く、新雪が積もってラインがハッキリせず、しかもシュプールのところはアイスバーン露出とコンディションが良くなかったのですが・・・、どんなに同情的に見ても、実力の半分も出せていませんでした。朝の練習で滑ったラインを選んだはずなのに、途中で別のラインに入った上、右外足を振り出してズラす悪癖を出しまくって、揚句、転倒。うーーーん。

 当人もかなりショックだったようです。小心者ってのは、ホントに・・・。~o~;;;;

 二種目目は、ワタシのフリー。昨日のキャンセルに懲りてかスタート地点が大分下げらていました。しかも、滑らない新雪が降り積もった結果、コート下部で失速する選手続出。かなりの選手が長いクローチングを取ってスピードを乗せようとしていました。

 ワタシはいつも通りクローチングを組んでスタート、下部で失速することを心配して早めにリズム変化し、大回りに入ったところで意外にスピードに乗っていました。本当は、ここで、大回りのままゴールするつもりだったのですが、この種目で一点でも余計に取り返さなければとつい欲が出て、もう一度リズム変化・・・が余計だったですね。コール前に失速。241点はまあまあの点数ではあるのですが、昨日の失敗は取り返せませんでした。ガックシ。

 三種目目、内弟子Yのフリー。滑り出す前に、何故かYさん開き直っていた模様。コート横のボコボコ斜面をスゴイスピードで練習しています。これは、イケるかも。

 と思ったら、本当によくやってくれました。237点は、彼女の今の実力を出せたってことなんじゃないでしょうか。

 四種目目、いよいよワタシのコブです。班ごとにデラを入れてくれたおかげで、それほど深くなっておらず、しかも、視界も良し。悪くないコンディションです。これは思い切りいかなければ。細かいコブのラインを選択。決勝ラインに届きそうな245点を目標の滑りをした・・・つもりだったのですが、途中一回バランスを崩したのが痛かった。

 239点ではいくら楽観的なワタシでも予選を通ることを期待できません。終わっちゃったなぁ。

 結局、最終順位の138位は、都技選に初出場した18年前の記録更新の自己最下位。都技選出場二年目以来続けていた決勝出場を17年ぶりに逃しました。うーーーん。

 初日の不運はありましたが・・・。まあ、こんな年もあるかな。~o~

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2015年2月 1日 (日)

吹雪の運と暗譜の難しさ

 昨日は東京都技術選手権一日目。朝の苗場は小雪、それほど悪いコンディションではない・・・ように思えたんですけどねえ。

 朝イチはワタシの小回りからでした。小回りはストックを短くしてから好調な種目。ここではずみをつけて、と思っていました。前走を柏木デモがしてくださって、うーん、ナルホドの滑り。よし、同じラインを通って・・・気分としては、柏木義之の通り滑っていたのですが、最後のウェーブがちょっと大きくなっていて、また、そこを苦手の方の右ターンで乗り越えるタイミングになってしまい・・・アッ!

 外足を跳ね上げられて転倒寸前になってゴールラインを越えました。うわー、最悪のスタート。

 二種目目は内弟子Yの大回りでした。次第に強まる吹雪の中、上部は視界が悪くなっています。今年特に注意しているクローチングからの抜け出しも上手く行き、スピードに乗って大きな弧を描いてきました、二ターン目までは。

 ところが、斜度が緩んでくる所の右ターンで立ち上がる悪癖が出て、スピードが死んでしまい、そこから弧も浅くなって、ゴール。うわー、やってしまった。悪いことに、上手く滑れていた上部は視界不良で見えにくく、失敗したあたりから良く見えていました。

 内弟子Yは、今、大回りの技術を組み立て中。アレを気をつけ、コレを気をつけつつ滑っています。言ってみれば、楽譜を見ながら演奏している状態。そのためちょっとコンディションが悪くなると、余裕がなくなって途端に滑りのクオリティが落ちます。

 ホントはそれじゃいけないわけで、体が楽譜をおぼえていて、いわば暗譜状態で滑れなきゃいけないんですが、まだそこまで滑り込めていません。この日は、強まりつつある吹雪で楽譜が見えなかったってことですかねえ。

 三種目目は、本当はワタシの大回りのはずだったのですが、吹雪が強まり視界不良で中断。一方、内弟子Yの方の小回りが始まってしまいました。こちらはふっ切れたのか、上手くまとめてコイツにしては高得点。

 結局、ワタシの方の大回りは視界が回復せず、キャンセルになりました。初日は小回り成績のみです。十数年、都技選に出ていて、最悪の初日順位となりました。

 一方、内弟子Yの方は、大回りがキャンセルで小回りだけなら決勝に残れる順位なのですが、なんと、女子は大回りも終了しているので種目として成立しているのだそうで、二種目合わせると・・・昨年から比べて大幅なジャンプダウン。大回りキャンセルなら、二年連続のジャンプアップ賞だね、なんて言ってたんですが・・・。~o~;;

 まあ、点差はまだたいしたことがないので、今日、頑張ります。練習してきたものを出せれば、二人ともまだまだ順位を上げられるはず。今日はまくってやりますゼ!

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