まったり家族と実はガッカリしていないワケ
昨日は、都技選決勝の日・・・だったのですが、我が家は、一日、まーったりと過ごしました。冬の間にこんなにノンビリするのは初めてかも。
苗場はこの日も吹雪。ゆっくり起床してゆっくり朝食を取り、ゆっくりスキー場へ出かけました。せっかく子守りに来てくれたお義母さんに、娘(仮称ケミ)の滑りを見てもらうためです。吹雪の中でしたが、ケミさんはこの日も好調。安定した良い滑りを見せて、大好きなババちゃんから「かっこいー!」なんて誉めてもらっていました。
内弟子Yはひどく疲れて脱力気味でした。自分のふがいない滑りとワタシが決勝に残れなかったことにガッカリしていました。しかし、実は、ワタシ自身は全くガッカリしていません。
もちろん、吹雪によるキャンセルの運不運というのはあったのですが、自然相手のスポーツですからこんなことも想定内でなければいけません。こういうことがあっても結果を出せるのが実力です。だから、それを言い訳にするつもりはありません。
ガッカリしていないのは、今年の自分の滑りに自信をもっていることと滑りの内容がそれなりだったから。小回りは、ここ数年取り組んできた滑りがようやく安定的に表現できるようになりました。ウェーブで飛ばされはしましたが、それまでの滑りは良い滑りでした。
フリーもコブも小さな失敗はあったけど、今年トレーニングしてきたことがそれなりに表現できていました。自分の進歩を感じられる大会だったと思います。
来年に向けた課題としては、今年取り組んでいる大回りをもう少し安定させることと、一発賭ける時のためにコブ滑りをワンランク引き上げること。
一方、内弟子Yも、整地小回りはクラウンレベルの滑りを安定的に出せるようになり、それが大会で表現できたのは収穫です。
課題は大回りとコブです。特に、大回りは板を外に出せるようにトレーニングせねばなりません。一昨日フリーの前にコート横のボコボコを滑っているのを見て感じたのですが、Yは急斜面や荒れ地が大好きなので、それに対応するために今まであまり体から板を離さない滑りをしてきました。
急斜面や荒れた斜面はそれで良いのですが、大会や検定ということになると、それでは評価が低くなります。特に今年のようにスピードが出ないコートだと途端にお手上げ状態でどうにもならなくなります。スピードに頼れない斜面の滑りをいかに磨くかが彼女のこれからの課題です。収穫と課題がハッキリした以上、ガッカリなんてしてられません。今日からリスタートです。
もっとも、昨日一日は、Yさんにガッカリしてもらっていたのでノンビリできてシアワセだったんですけどね。~o~
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