まけるな○○是に有り
戸狩から帰って来ています。今日は一家そろってノンビリ。
戸狩温泉スキー場って、名前だけは聞いていたのですが、今回初めて行きました。スキー場の規模も大きくはなく、標高も低く大都市からも離れているため、コースバリエーションや雪質や利便性を売り物には出来ませんが、遠いのを我慢して行ってみると、けっこう良いスキー場です。
宿の人にもリフト係さんにもゲレ食の人にもスキースクールのスタッフにも、控えめで朴訥で「ホスピタリティ」というほど洗練されたものではないけど、客を居心地良くしてやろう楽しませようという気持ちが感じられて好感が持てます。
ゲレンデだって、工夫して非圧雪を適当に混ぜてくれるので飽きません。全部圧雪すりゃ良いと思ってる某ビッグゲレンデは見習ってもらいたいモンです。
んでもっていろいろ値段が安い!この値段ならお値打ち感があります。今回の宿泊したRフレインF沢さんなんか、ちゃんした温泉で、ちゃんとしたスキー宿の施設があって、ちゃんとした御飯出してるのに、あの値段はエラいなー。
スキー場の規模やら知名度やら利便性やらに胡坐をかいて、ホスピタリティもやる気も感じられないビッグゲレンデよりも、ワタシとしてはこういうやる気のある所を応援したいなぁ。北信だけに、一茶を気取って、「まけるな○○是に有り」と言いたくなります。
内弟子Yも大変気に入ったようでした。ただ、「スキー場も宿も好きだけど、自分の滑りがダメダメでした」とのこと。
そういうYクンを応援して励ましているのが娘(仮称ケミ)です。コブを滑り終わって、すっかり気落ちしたYクンに、すかさず、「そんなにがっかりすることないとおもうよ」と慰めたのには驚きましたが、表彰式前に、表彰式のことを説明して、「上手く滑れた人の名前を呼んで誉めてくれるの。パパは名前を呼ばれるけど、ママは呼ばれないな」と言うYに、「ケミがかんがえるにぃ、ママもよばれると思うよ」と励ましたとか。
Yも、「ケミちゃん、やさしい」と感激してました。「まけるなケミさん是に有り」ですかねえ。~o~
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