越後明暗
春期講習が終わると、一学期開講までは時間があります。我が家は当然、山です、越後です、スキーです。
というわけで、一昨日はを苗場を滑りました。一昨日の苗場は曇り時々雨。風が強く、ゴンドラは二つとも止まって、動いているリフトはホテル前の数本でした。気温は少し高めで雪は柔らかくなりましたが、比較的滑りやすかったのはお客さんが少なくて荒れなかったから。
それにしても苗場のやる気の無さは目を疑うばかりでした。まだ通常営業の期間内だというのに、日帰りセンターNプラトー内の店舗は全て閉まっていましたが、橋を渡ってゲレンデサイドへ行ったところ、フードコートが閉まっていて真っ暗で椅子も片づけられていたのには、ただ呆れるばかり。いったい日帰り客はどこで食事すれば良いっての?!
と思ったのでリフト券売り場で開いているレストランを尋ねてみたら、ホテル内の数軒とゲレンデ内のアリエスカ、ウィスラーカフェが開いているとのこと。つまり、日帰り客がNプラトー側へ来ちゃったら、はるかに遠征しないと昼食にありつけないというわけです。まだ、最終週の土日が控えているというのに・・・。
昨日今日の土日に、「子供が春休みだから久しぶりに苗場に行って家族で日帰りスキーしよう!」などと考えた家族連れがいたとしたら・・・、悲惨な目に遇っていたでしょうねえ。
国土の営利第一主義は今に始まったことではありませんが、こんなに覇気がないのでは、スキー産業全体の迷惑です。一生懸命スキー産業を盛り上げようと努力している人達の足を引っ張ってます。せめて通常営業をしますと最初に宣言した期間だけは、一生懸命やってくれませんかねえ。
そんな暗い廃墟のようなゲレンデでも、雪があれば我が家は一日楽しく滑っちゃいます。なにしろ、スキー馬○だから。~o~;;;
昨日は奥只見スキー場が再開したので、奥只見でした。奥只見は雪が多過ぎてハイシーズンに閉まってしまうという大変なスキー場なのですが、今年は特に雪が多くて再オープンが遅れて昨日になったというわけです。
下界からの長いトンネルを抜けると奥只見は快晴。ここは、駐車場の係員もリフト券売り場のお姉さんも明るくて親切で、やる気を感じます。スキースクールにもお客さんがたくさん来ていて、明るい雰囲気です。
やっぱ、スキー場はこうじゃなきゃねえ。全てが暗~い苗場からここへ来ると、我々のようなスキー○鹿もホッとさせられます。~o~
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