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2015年5月31日 (日)

きっての終了と来期への暗号

 今日はかぐらのファイナルでした。本当は、木曜に行ってかぐらの状況を把握していたので、今日は行かないつもりでした。あんなに雪がないのに、とても日曜までもたないだろうと。

 しかし、かぐらの公式サイトを見ると、どうしてもやるらしいんですよ、日曜まで。昨日のかぐらFacebookなんて、「最後まで、雪・気力・体力…出せるものは全て出しつくします!!」などと書いてあったりして。ちょっと怖い物見たさもあり、行ってみました。

 んで、結論。参りました、かぐら様。あれほど全てを出し切ってくれるとは。2015053109150000_2

 今朝のみつまた駐車場は八時過ぎ着。中央の売店まで埋まっていませんでした。まあ、ガラガラと言っても良いでしょう。ゲレンデまで上ってみると、廊下状に雪が盛り上げられてコースが作られていました。午前中はそのコースが硫安で固められていました。いやーーーー、お見事な整地コース→。

 確かに木曜に比べてコース幅は狭いのですが、とにかく雪がキレイで硬いんです。午前中は気温が低かったこともあって、かなり硬い整地のままでした。

 ワタシは昔のコブ板C5.2SPだったのですが、もっとちゃんとした小回り板で来れば良かったと後悔しました。エッジが立たないんだもの。

 そんな中、内弟子Yは最後の落ち込みで大回りのトレーニング。いやはや、見事に板を外に出してました。

 娘(仮称ケミ)は例によって硫安のバーンを苦にせず 、サラサラと降りて行きます。あの板、エッジチューンなんかしてないのになぁー。

2015053114010000

 昼頃から天候が良くなるとともに気温が上がり、雪が緩んできました。かぐらメインコース中間部の緩斜面はかなり危くなったのですが、スキー場側の必死の整備でコースをもたせました。←はコースに溝を掘って、川になりそうな雪解け水を流す排水パイプを埋めているところ。そんなテがあるんですねえ。

 その他にも、スキー場の皆さんの「雪・体力・気力」の全てを出し切っての整備には頭が下がりました。本当に素晴らしいコース整備でした。

 本来なら、こんな素晴らしいコースに対しては、最後まで滑るはずの我が家なのですが、今日は違いました。まず、ケミさんがオネムになりました。四歳児にしては、体力を使い切ったか。

 滑りたがりの内弟子Yも、木曜で燃え尽きたということもあり、また、今年は上手くなったという充実感があって、珍しく満腹の模様。やり切った感がありありでした。

 加えてワタシの板が・・・。そうとうくたびれた板なのですが、ビンディングが何もないところでパッカンパッカンと外れだしました。これは、ヤバ過ぎでしょう。考えてみれば、もう八年前の板です。使い切ったかな。

 というわけで、全て「きって」の三時終了でした。今年もありがとう、かぐら。また半年後によろしく。~o~

 最後に、内弟子Yが今の技術を再現するために、来期のための心覚えの暗号を書いておきます。「コブは、膝を締めてリセットリセット、逆捻り。大回りは、足首緩めず、ケツの穴を空に向けて乗り込む。腰の高さ変えずに」。

 これで来期、今日の滑りを再現できると良いのですが。~o~ 

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2015年5月28日 (木)

びちゃびちゃさいこー!

 今日は、仕事お休みの日。毎年、この日は悔しいことにかぐらファイナルの直後の平日休みになるのですが、今年は、かぐらが31日までやってくれるため、平日かぐらに行けます。ラッキー!

 というわけで日帰りでした。自宅を六時に出て、みつまた到着は八時半過ぎだったのですが、駐車場が空いてる~。ロープウェイ降り場から三台目に楽勝で停められました。平日であることと、みつまたの雪が減って、水曜からバス移動になっていたためです。

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 減ってるんだろうなと覚悟して上ったのですが、やはりかぐらの雪減ってます。激減です→。日曜の画像と比べると、ここ数日での減り具合が一目瞭然。メインコースの幅が狭くなっています。

 しかし、お客さんの人数が少ないせいで荒れません。コース幅は狭いながら大回り出来ました。いやー、この季節に整地大回りが楽しめるとはね。

 内弟子Yは、最後の落ち込みで良いトレーニングが出来、かなり板を外へ出せるようになりました。来シーズンまでその滑りを覚えていてくれると良いのですが。

2015052811090000
 一本滑るごとに、雪の薄さがハッキリとしてきました。 特に、中間の緩斜面の直前の部分は、あまりに薄くなり過ぎて土が露出。←のように午前中からコース整備となりましたが、時間を追うごとにひどくなり、最後は左端のフェンス沿い以外は土を踏まずに降りられなくなりました。2009年のファイナルの時もこんなだったっけ。

 ただし、2009年の時よりも、ゲレンデ上に水たまりや小川が目立ちます。大量にあった雪が急激に融けたからなんでしょうね。中間緩斜面中央部なんてほとんど小川状態。クワッド一本滑る間に三、四所、水上スキーをするはめになりました。

 ところが、この水上スキーをウチの娘(仮称ケミ)はキャッキャッと喜び、「びちゃびちゃさいこー!」~o~

2015052816220000 昼食休憩の食堂で、「もっとあったかくなってどんどん雪がとけるといいねー!」などと叫ぶものですから、パパは誰かに殴られやしないかとヒヤヒヤしました。~o~;;;

 結局、四時のリフト最終まで滑りました。ゴンドラコースを滑って帰ったのですが、ゴンドラコースは悲惨に雪がありません。硫安でカチカチに固めてあるのですが、雪はドロドロに汚れ→、何か所も土の上を滑るはめになりました↓。2015052816300000

 帰宅してかぐらの公式サイトを見ると、案の定、ゴンドラコースは今日で閉鎖とのこと。まあ、当然でしょうねえ。

 しかし、かぐらメインコースは何としても31日まで営業する予定らしいです。うーーん、出来るのかなぁー。~o~;;

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2015年5月27日 (水)

罔さと殆うさの板挟み

 今週は、順調に授業できています。先週は肉体的限界を感じたのですが、今はちょっと余裕があります。先週の月曜はプリントの印刷と質問の多さが重なっちゃって、一秒も休めない感じだったから。やはりプリントは早めに印刷しておかないとイカンです。

 肉体的に余裕があると、いろんなことが気になり出します。どうも、今年の生徒さんは、両極端の子が多いかなぁ。

 品詞分解にこだわって、テキスト各課を全て品詞分解して見せに来る人と、逆に、古語辞典を全く使わずに訳したデタラメの訳を見せに来る人が、交互に質問に来たりします。これってワタシに言わせりゃ、どっちも、うーーーむ。

 品詞分解ってのは、やれと言われりゃ出来なきゃいけないが、それだけにこだわって、品詞分解だけで勉強をした気になっては困るんだが・・・。

 どうも、品詞分解ってのは時間が掛かる分、達成感があるらしく、ノートにキレイな品詞分解を作ってそこで燃え尽きちゃう人をよく見かけます。実はそこから後が本当の古文の勉強なんですけどねえ。解釈のための文法じゃなきゃ意味ないでしょう。

 こういう人は、スキーに例えるとプルークだけして満足しちゃうプルーク教徒みたいなもので、基礎は大事かもしれないが、基礎で燃え尽きちゃったら何の意味もないゾ。

 古語辞典を使って、品詞分解したら、それを元にして自分で解釈を考えなければ、「学んで思わず」の弊害が出ちゃうんですよね。論語に「学而不思則罔」とあるのを思い起こしてほしいモンです。

 んで、その逆の人もいるから不思議です。古語辞典使わずに訳してキチンと訳せているレベルの人は良いのですが、デタラメの想像になっちゃったら全く意味ないと思うゾ。「思うて学ばず」の弊害は深刻です。危なっかしいし、努力してもちっとも進歩しないと思うんだが。「思而不学則殆」と肝に免じて欲しいモンです。

 どうも、品詞分解を重視した指導をする先生と、自分で考えることを重視した指導をする先生の両方と組んでいるかららしいのですが、罔さと殆うさの板挟みになる当方はツライ。生徒の皆さんが、極端な勉強法は進歩の妨げだと気付いてくれると良いんですけどね。

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2015年5月24日 (日)

入念の通路と入魂のコザック

 肉体的限界などと言っても、やはりお休みとなれば我が家はスキーです、越後です、かぐらです。今日日曜のかぐらは晴れ。朝八時の段階で駐車場の埋まり具合は半分ほどでした。この季節の日曜としては空いている方かもしれません。

 みつまたの駐車場から見渡す限り雪は無く、ロープウェイを上がっても、ほとんど消えているのですが、しっかりかぐらまでの雪の通路は確保されています。通路の雪がかなり硬く締まっているのは、硫安をよほど使っているのでしょう。汚れた所が雪で白い所は硫安なんじゃないかと思うほど。

 かぐらスキー場の春スキーに賭ける意気込みを感じました。まさに入念の通路整備です。おそらく、来週の日曜の最終日までバス輸送は行わないつもりなのでしょう。

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 しかし、いくら意気込んでみても、雪の少なさは隠しようもなく、テクニカルコースは→の通り。二週間前と比べると急激な雪の減りようが判ります。

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 にも拘らず、スキー馬○の皆さんは来ています。狭くなったメインコースはスキー○鹿の皆さんで溢れています。↓

 ちなみに、写真下部に写る一団は柏木義之デモのレッスン。さすが柏木さん、この季節、こんなに雪がないのに、これだけの人数を集めていました。

 他にも、水落亮太育実夫妻、徳竹剛デモ、小林平康元デモなどがレッスンをなさっていました。レッスン以外でもタダモノでない人多数。さすが、この時期のかぐらは異常にレベルが高いです。

 そんな中、我が家もひたすらコブでした。メインコースのコブもコブ底がかなり出ていて、ハッキリ言って新しい板では怖くて滑れませんが、我々二人は古い板なモンでね。~o~;;

 娘(仮称ケミ)には、小まめに休憩時間を取らせながらの滑走でした。休憩時間中に、ゲレンデ下に設置されたブランコに座りながら、ふと思いついて、「ケミさん、今度リフトで上がったら、パパが特別なワザを見せてあげるよ」

 ゲレンデ上部のウェーブに手頃なジャンピングスポットがあり、ちょっと試しに跳んでみたら良い感じだったので。

 家族三人でリフトを上がり、内弟子Yにビデオを撮ってもらい、ケミさんの応援を受けて、ジャンプ一発、パパ入魂のコザックでした。~o~

 ケミさん目を輝かせて大喜び。ヨカッタ。こういうのは、見せられるうちに見せとかないとね。~o~

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2015年5月22日 (金)

限界点からの遠望

 一学期第六週が進んで行きます。授業としては順調なのですが、しばしば肉体的な限界を感じます。やはり、今年は朝が早くなったこともあって月曜のスケジュールがキツく、その疲労がかなり生活に響いてきました。時々、ああ、過労死というのはこんなふうにするのかなあと思ったりして。

 そんな疲労の蓄積に合わせるかのように、雪が消えていきます。ネットで見る限り、かぐらの雪ももう風前の灯に見えます。でも、今年は、このタイミングで雪が消えてくれることは歓迎。体力的に一杯なんだもの。

 今週は、月曜日を含めて何度か、ああヤバいなぁという目に会っています。スキーシーズンがもうちょっと伸びたら、ホントにヤバいです。

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 内弟子Yは、月山の話を聞くたびに、行ってみたい様子。行けない罪滅ぼしということはないのですが、憧れの気持ちを示すために、こんなお酒を買ってみました。→

 「涼夏」という名前の通り、爽やかな香り、涼やかな甘さと旨味。夏向けの非常に良い酒です。

 ただし、島根県、吉田酒造さんのお酒なんですけどね。~o~

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2015年5月20日 (水)

父の愛でしょー

 今日は尾籠な話で恐縮です。

 今日水曜は、昼間授業の無い日。その水曜にたまたま保育園の親子遠足が重なり、遠足の場所、多摩動物公園までワタシが車で送ることになっていました。

 娘(仮称ケミ)は大張り切り。昨日からハイテンションで盛り上がってました。一方、内弟子Yは憂鬱そう。なにしろ、苦手のお弁当を作らねばなりません。Yさんは五時半起床だった模様。

 ワタシもちょっと早く起床したのですが、どうも、やや体調不良。前夜にこの季節のお楽しみ、Y酒造の発泡にごり酒を少し飲み過ぎたかも。

 後で考えてみると、少し腐敗系の匂いがしていたかもしれません。一昨年やられたK酒造のNほどではないけれど、微妙に異臭を感じました。このY酒造さんは信用している蔵なので、もしかして蔵のせいではなく保管に問題があったのかも。

 朝食後、のんびりしていたワタシだったのですが、出かける直前にちょっとお腹がおかしくなり・・・。

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 何とかケミさんとYさんを動物園まで送りました。運転中は特に不調も感じずに。→は多摩動物公園入口です。保育園幼稚園の子供がたくさん来ていました。

 ところが、帰宅する直前から再びお腹が・・・。帰宅即トイレに駆け込むはめになりました。

 しかし、子供のために運転している間は便意すらも感じないとは。これぞ父の愛ってモンでしょー。~o~;;;;;;

 昼食を取ってからは正常に戻ったので、本当に一時的なことだったのですが、この季節の発泡にごりには気をつけなきゃならないのかもしれません。

 この日は恒例のタイヤ交換も済ませました。もう夏です。体調に気をつけなければネ。~o~;;

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2015年5月17日 (日)

時知らぬ山よ、さらば

 昨日の夜から八海山のペンションYに入り、今日は奥只見でした。奥只見は今日が最終日。快晴で暑すぎない程度の気温でした。

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 雪は、さすがに減りました。リフト沿いのEコースはこんな感じ。→一週間前と比べても減り方は明らかです。

 Eコースだけでなく、Bコースも所々土が出ていて、ちょっと新しい板では滑りたくない感じでした。

 雪は少なくなっていましたが、その分新緑は濃さを増し、一層鮮やかになっていました。木々の緑だけ見ればもう夏と言っても良いでしょう↓。2015051711380000

 一方で、まだまだ滑れる雪が残っているのですから、本当に奥只見は季節知らずの山です。道路脇には山桜が散り残っていたし、露出した地面にはカタクリの花が咲き、リフト上からも山菜を見つけられます。

 そんな中、我が家はひたすらコブ斜面でした。内弟子Yもワタシも一週間ぶりのスキーで、しばらく感覚がつかめなかったのですが、次第に感覚を取り戻し、Yクン、かなり好調でした。もう、完走して当たり前。右外足の乱れが全く出ないこともあります。

2015051711330000

 娘(仮称ケミ)は、相変わらずでした。コブの間をスルスルと滑って行きます。写真→だと判りにくいけど、ケミさんが滑って行くコースはかなり深いラインコブとラインコブの間の狭いスペースです。よくもまあ、あんな所を。

 この日は、ゲレンデにいる見ず知らずの方たちもケミさんを応援してくれました。やっぱり、あの滑りは目立ちますよねえ。

 リフト終了の四時まで滑って、先ほど帰宅しました。奥只見に次に訪れるのは、七か月ほど先になるでしょうか。その頃、ケミさんはどんなに大きくなっていることか。

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2015年5月15日 (金)

親馬○、筍を見に行く

 一学期の第五週が順調に過ぎていきます。毎日敬語の説明で少し飽きてきましたが。

 仕事は順調なのですが、個人的には無理矢理休肝日を取らされ、殺伐とした二日間を送っていました。~o~;;

 そのおかげで、湿疹は順調に回復。というか、もともとたいしたことはなかったんでしょうね。今日は全く爽やかです。仕事がすんなり終わったので、早く帰って来て、保育園に娘(仮称ケミ)のお迎えに行きました。

 ケミさんは、最近、保育園のお絵かきの時間に筍を描いたとかで、上手に描けていると内弟子Yから報告が入っていました。朝食時にケミさんにその話を振ったところ、「パパ見に来て良いよ」とのお言葉だったので、それを見せてもらおうというわけです。ずいぶんノンビリした話ですが、まあ、今日はそういう気分になれたので。

P10604851_2 保育士さんにお願いして写真を撮らせてもらいました。→

 ナルホド、よく描けてます。四歳児の絵にしては、細かいところまで観察して根っこの黒いボツボツまで描きこんでます。背景の絵の具の色とのバランスも良いし。

 しかし、そうは言っても、まだ四歳児ですからねえ。

 「ケミちゃんって、才能があるんじゃないかしら~」とは、もう一人の親○鹿の感想。コイツの親○鹿丸出しの言葉を聞いていると、いくらワタシでも冷静になれます。

 ん、でもよく見ると・・・。~o~;;;;

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2015年5月13日 (水)

喜びも悲しみもあり誕生日

 今日5月13日は、爆笑問題の太田光の誕生日。それは、とりもなおさず、ワタシの誕生日です。またまた、今年も律儀にやってきました

 でも、以前ほど誕生日は悲しくありません。書類の数字が一つ増えても肉体的にはまったく衰えていなくて、むしろ体調は以前より良いし、年を取ることで、リフト券はシニア割引になり、都技選の目標順位は一つずつ甘くなり、あまりあてにならないとは言え、国民年金をもらえる日も近くなると言う具合に悪くないことが増えてきます。

 おまけに、今は、朝起きた時に娘(仮称ケミ)が、「パパお誕生日おめでとう!」と言ってくれるしねえ。~o~

 だから今年は、誕生日も良いモンだよなと思ってました。ところが・・・。

 保育園に行くケミさんを玄関で見送ってデスクワークをしていたところ、どうも、左右の脇の下のかゆみが気になり出しました。実はちょっと前から湿疹が体のあちこちに出ていました。他の部分は気にならないけど、脇の下はちょっと気になるなぁ。

 内弟子Yの勧めに従って、近所の皮膚科のお医者さんに行ってみたところ、お医者さんは膝裏の湿疹を見た瞬間に、「ああ、アレルギー性の湿疹ですね。原因は特定できないけど、よくあることです」だそうで。

 まあ、そのこと自体は病名が判り、たいしたこともなさそうなので問題ないのですが、「温めるのはよくないので、運動やお酒や辛い物は避けてください」とサラッと言われてしまいました・・・。

 誕生日だってのに、休肝日かよーーーーーーっ。

 Yは、「神様からのプレゼントですヨ」などと楽しそうに言いやがります。くそーーーーー。~_~;;;;

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2015年5月12日 (火)

新緑とコブの迷路の二日

 一昨日は奥只見でした。ペンションYから奥只見までの道は新緑の中。まだ、散り残った桜なども見られますが、雪がすっかり消えて、越後は新緑と山菜の季節です。道路沿いでも山菜採りの人々が袋を持って歩く姿が見られます。

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 奥只見も二週間前に比べてかなり雪が消えています。とは言え、まだ滑るのには余裕があるのですが。そのあたり、二週間前の画像と比べると、明らか。リフト沿いのEコースは、雪の厚さが減り、リフト下に土が出ています。でも、各コースのコブ底はまだ大丈夫。来週のクローズドまではもってくれるでしょう。

 そんな中を内弟子Yとワタシはひたすらコブでした。娘(仮称ケミ)も一緒にグルグルと回ります。もちろん、滑り出すと一日止まらなくなる内弟子Yのペースに任せてしまうと四歳児の体力はもたないので、適当にケミさんだけ休ませるのですが、それにしても、お見事に一日中滑り続けました。

 ブナ平フュッテ上のかもしかBコースは、圧雪しなかったこともあって、全面にコブが付いてしまっているのですが、ケミさんはコブラインの間の本当に狭いコースを小回りしていきます。

 大人ではどんなに小回りしても通れない隙間なのですが、ケミさんの板なら余裕です。スイスイと先に降りて行って、パパママがコブ練習しているのを、ストックに寄りかかりながら下で見ていてくれます。その立ち姿の見事さ。

 本当のトップスキーヤーというのは、スキーを履いた時の立ち姿がキレイです。立っているだけで只者ではないと判ります。ウチのケミさんも、その域に達したかな。~o~;;

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 昨日はかぐらでした。平日ながらみつまたの駐車場は半分以上埋まっています。リフト待ちこそありませんでしたが、ゲレンデが混んでるー←。

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 雪は、やはりまだまだあります。みつまたの連絡コースもまだ余裕。かぐらのメインコースは、山に向かって左サイドに土が出始めました。リフトから見るテクニカルコースはこんな感じ。↓

 一部、ラインのコブ底に土が見えますが、まだキレイなラインが残っています。

 快晴でしたが少し風があったせいか暑くなり過ぎず新緑の中を爽快に滑れました。

 そんな中、ワタシと内弟子Yはひたすらコブをグルグル。この日、ワタシは 、昔のコブ板Hart C5.2SPを持ち出してみたのですが、コレはタクヤ滑りにハマります。まあ、板の素性が素姓なので当然なのですが、まるで、タクヤ滑りをするための板のようです。

 板が回り過ぎることなく素直に下に向かってくれるので縦に行けますし、余計な反発もなく板が軽いのでトップが楽に落ちます。そのため滑っていて余裕があり、ポジションを修正しながらほとんどノーミスで滑れたと思います。ふーーん、ナルホドねえ。

 一方、内弟子Yは、ワタシの小回り板Blizzard SRCを履いたのですが、コイツもこの板を使いこなしました。それどころか、けっこうなスピードなのに余裕があるらしく、ちょっとくらい失敗してもすぐに修正して、とにかく完走します。進歩したなぁ、コイツ。

 でも、一番、余裕があって進歩したのはケミさんです。昨日の午後のかぐらメインコースはコブだらけになりました。そこを、「コブのめいろだね」などと言いながら、コブをかき分けるようにして小回りしていきます。全面にコブがついているのに、ほとんどコブに入らずにスイスイ降りて、一番下で例の立ち姿で我々を待っています。うーーん、たいしたモンだよ。~o~;;

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2015年5月10日 (日)

母の日の顛末と人類の可能性

 ことの始まりは一昨日のこと。仕事から帰って自室でデスクワークしていたワタシの所に娘(仮称ケミ)がやって来て言いました。「パパ、ひみつの相談があるの」。

 「母の日なんだけど、ママに何をプレゼントしようか」

 内弟子Yは、母親を大事にする人で、実母には母の日のプレゼントを宅急便で送ったりカードを書いたり。ワタシの母にもいろいろ気を使ってくれるので、ケミさんはそういうのを見て覚えたのだと思います。

 それにしても、金曜日に相談に来るとは、何と気の利いた四歳児であることか。実は、昨日の土曜日はワタシは一日中仕事。仕事が終わったらすぐに越後へ出かけるというスケジュールだったので、土曜日に言われても何も出来なかったのです。それを理解しての金曜夕方の相談でした。

 すぐに近所のケーキ屋さんに二人で出掛け、ケミさんにクッキーを選ばせました。ラッピングしてもらって、ワタシが持っていることにしました。

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 昨日夜は、八海山のペンションY泊まりでした。今朝、奥只見へ出かける間際、ケミさんに言って「ひみつのプレゼント」をYの所に持って行かせました。→

 Yは予想通り、大感激。「ありがとうー」「これケミが選んだの」「美味しそうだねー、ありがとうー」

 ひとしきり感激して御礼を言った後、Yクン、シラッとのたまいました。「んで、ケミちゃん、これは何のプレゼントなの?」

 わかってなかったのかよー。~o~;;;;;;;;;

 母の日だろうがっ、と言ったところ、「あははは、アタシ自分が母親だって自覚してませんデシタ」。

 こんな母親からこんな娘が生まれるんですから、人類はまだまだ奇跡的な進歩をしたりするんじゃないかと思ってしまった朝なのでした。~o~;;

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2015年5月 8日 (金)

ダイタンですね、センセイ方

 気づいてみたら、奴隷週間ももうすぐ終了です。イヤハヤ、長かった。これで一学期のヤマは越えました。

 今年は何故か、奴隷週間の間にいろいろと問題のある質問を受けました。「ウチの高校の先生は『・・・』だと教えてくれたんですけど・・・・」ってヤツ。まあ、例年、このテのことはあるのですが、今年は、何故か、この期間に集中しました。以前取り上げたことも含まれているけど、もう一度まとめてみます。

 その1

 「ウチの高校の先生は、『せ給ふ・させ給ふ』の形の『せ・させ』は必ず<尊敬>になると教えてたんですけど」

 これ、某都内の私立進学校の生徒さんからの質問です。ぶっ飛びました。ダイタン過ぎますヨ、某O学園のセンセイ。~o~

 当然のことですが、「せ給ふ・させ給ふ」の形でも、「せ・させ」が<使役>になることはしばしばあります。確かに、「せ・させ」が<尊敬>となって二重敬語を作ることは多いのですが、それは、確率的に多いという程度。

 試みに『源氏物語 桐壷巻』で統計を取ってみると(本文は小学館『新編古典文学全集』による)、「せ給ふ・させ給ふ」の形は61例あり、そのうち、明らかな<使役>は17例でした。つまり、28%ほどが明らかに<使役>だったわけです。こんなに<使役>の例が出て来るのに、「必ず<尊敬>」なんて教えちゃって、教科書読むのに困らないんでしょうか。こちらが心配になります。

 その2

 「ウチの高校の先生は、『べし』に打消がついてたら、必ず<可能>だと教えてたんですけど」

 これは浪人君からの質問でした。これもモチロン、ダイタン過ぎます。ちょっと古語辞典を引いて「べからず」を当たれば、「べからず」で<禁止>や<不適当><打消推量>などの例が出てきます。そもそも、「立小便すべからず」などというふうに、現代語でだって使うぐらいなのにねえ。~o~

 これはもしかすると、例の『はじめからていねいに』の影響かもしれないです。『はじめからていねいに』には、「『打消語が下にあったら、『べし』の意味は『可能・命令』です」なんて断定しているから。

 まあ、「必ず<可能>」って言い切っちゃったってことは、『はじめから』よりもダイタンなわけですけどね。~o~

 その3

 「ウチの高校の先生は、『ば』の前後で必ず主語がかわるって教えてたんですけど」

 これに関しては、もうこのブログで書いたことがあります何度もあります。まだいるんですね、こんなダイタンなセンセイが。~o~

 これらのセンセイ方は、実際に教科書を読む時に自分が紹介した方法をお使いではないのではないでしょうか。自分で、これらの方法を使って教科書の文章と格闘してみれば、これらの方法がいかに頼りないものか判るはずです。

 こんなダイタンな方法を教えちゃう方がいらっしゃるんですから、いまだに某有名講師Aの文法副教材が使われてたりするのも無理ないですね。奴隷週間の間にも、何人も生徒さんが来ました。「ウチの高校では、京○書房の副教材だったんですけど」。

 ごくごく当たり前のことですが、

 自分で古語辞典を使いながら古文を訳すこと!!!!!!!!!!!

 こんな古文学習の基本中の基本を、これらの高校のセンセイ方は生徒さんに教えているんでしょうか。教えていらっしゃらないんでしょうねえ、御自分でなさっていないわけですからね。

 まあ、こういう方達がいらっしゃるので、我々の仕事もなくならずに済んでいます。我が家の経済にとっては、ありがたいことなんでしょうけどねへ。

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2015年5月 7日 (木)

黄金最後の大冒険

 今週、ワタシは休みなしなのですが、娘(仮称ケミ)の保育園はカレンダー通りの五連休。暇を持て余したケミさんのために(というよりケミさんを持て余したY自身のために)、内弟子Yは毎日、いろんな企画を考えています。

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 一昨日は、ずっと前から計画していたワタシの誕生日のケーキ作りでした。ケミさんは昨年のクリスマスにケーキを作って以来、ケーキ作り大好きなので、これはかなりノリノリでした。→は作成中。

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 ←は完成後。写真では良く見えないけど、「おめでとう」という字がピンクのチョコレートで書かれています。

 一昨日の夜、ワタシの仕事終了後、家族で食べたのですが、食べながらY一言、「んで○○さんの誕生日って何日でしたっけ」

 来週だー、バカモーン!~o~~O~

 昨日は、ワタシの授業が夜だけだったので、昼間は家族で八王子駅そばクリエイトホール内の市立図書館に行きました。子供向けの本がかなり豊富で、ケミさん満足。Yも久々に本が読めたそうで、満足。ワタシも、PC持ち込んで仕事が出来て満足。

 帰宅後、コーヒーでも飲もうかということになったのですが、お茶うけのお菓子類が何も無し。Yさん、ふと閃いて、「じゃあ、ケミちゃん買ってきて」。ケミさん、「初めてのおつかい」となりました。~o~

 もちろん、ケーキ屋さんがウチのマンションの玄関を出たところにあり、さらにウチのマンションは管理がしっかりしていて、ケミさんは管理人さんと顔見知りで玄関出るまで必ず管理人さんが見守ってくれるはず、という条件が揃ってのことなので、何の心配もないのですが、それでも、ケミさんにとっては初めての大冒険でした。

 帰って来てから、ケミさん大興奮!「げんかんから通りに出る時に、ママに言われたとおり、自転車に気をつけて出たの!」「自動車の通るところには近づかなかったの!」「ケーキ屋さんで、『クッキーが三つ入ったのください』って言ったら『三つのはないけど、四つ入ったのはあります』っていわれて、『じゃ、それで良いです』って言ったの!」「お金がちょっと余って、レシートもらっちゃったんだよ!」「帰る時、エレベーターから犬が出てきたから、ゆうびんの所にかくれてて、犬が行っちゃってからエレベーターに乗ったの!!」

 コーヒーブレイクの間、ずーっと大冒険の武勇伝を聞かされたのは、言うまでもありません。~o~

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2015年5月 5日 (火)

疲れた母はおトイレに

 今週は全く休み無しの奴隷週間なのですが、それでも娘(仮称ケミ)とのふれ合いはあります。というか、ケミさんの方は、保育園が休みですからね。~o~;;

 この間の会議の日は会議終了後、慰労会の前に家族で御茶ノ水のスキーショップに行きました。内弟子Yの小回り板を物色するのが本来の狙いだったのですが、どうしても子供用品に目が行ってしまいます。

 ケミさんは今年、板とストックとヘルメットを買い替えることになります。ヘルメットをいろいろ見て回り、頭の大きさを測ってもらいました。ヘルメットの場合、頭の鉢回りを測るのですが、ケミさんは52cmだそうです。まあ、今年中にまた大きくなるかもしれないので、秋にもう一回測ってもらって購入ということになるかなぁ。

 ケミさんは、最近、保育園の壁に貼ってある宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を暗唱します。別に保育園で憶えさせられたのではなく、勝手に読んで勝手に暗唱しているらしいのですが、それだけに・・・。

 「雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノアツサニモマケヌ丈夫ナ体ヲモチ」

 ほほう、よく覚えているねえ。

 「ヨクハナク、シッテイカラズ」

 んんん?「ハナク」とか「シッテ」って何???~o~

 賢いようでそこは四歳児。助詞の「は」をHAって読んじゃうんですね。「決」って漢字は読み飛ばしちゃうし。~o~;;;

 その後も、飛ばし飛ばし、「西に疲れた母」がいると、稲の束を負わずに「コワガラナクテモイイ」と言っちゃったりしながら最後までスラスラ(?)と続けます。

 今朝も、ワタシの出かける間際に「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」と唱え出したのですが、パパは連休にも負けずに仕事だよとばかり出かけようとしたところ、すかさずケミさん、「西二ツカレタ母…は、いまおトイレにはいってますヨ」だって・・・。~o~

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2015年5月 3日 (日)

疲労回復の原因さまざま

 今日は、例年この時期に行われる模試関係の会議でした。朝から夕方までひたすら脳細胞を振り絞るような作業が続きました。そこまで良心的にやらなくても・・・、という作業の後、ようやく、夕方、会議終了。

 正直な話、これで一学期のヤマは越えました。一学期の仕事で何が疲れるかって、この会議ほど疲れるものはありません。その疲れる会議も終了。会議が行われた池袋の駅まで、半ば意識を失いつつ行ってみると、いきなり疲労回復です。

 池袋駅西武には、諦めていた「羽根屋煌火」があった~~~。

 いやー、あるんじゃないかと思っていました。多分、今現在、日本一のデパート日本酒売り場は池袋西武ですから。~o~ ~O~

 ついでと言ってはアレですが、「羽根屋 純米大吟醸 翼」まで買ってきてしまいました。いやー、疲労回復回復。~o~

 ちょっと元気が出た後は、家族で慰労会でした。近所の名居酒屋「我がまんま」さんが連休の日曜にも関わらずやっていてくれたので。ありがとうYクン。

 魚大好きの娘(仮称ケミ)は、「我がまんま」さんの刺身盛り合わせを大変喜んでくれました。「ほっぺが落ちそうっ!」。

 パパはその笑顔だけでも、疲れが吹き飛ぶなぁー。~o~

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2015年5月 1日 (金)

疲れる原因さまざま

 奴隷週間まっただ中だったのですが、今日ようやく一息つけたかも。今朝、模試関係のデスクワークが終わりました。金曜は夜の授業がなく楽な時間割なので、ちょっとホッとできます。

 ホッとしたところで愚痴を言いたくなるのですが、テキストの訳を見せに来る人達の訳を見ていると、デタラメが多いなぁー。このデタラメの訳ってのは、見ていて疲れるんですヨ。~o~;;

 どの辺をデタラメと感じるかというと、繋ぎの言葉です。接続助詞の処理がいい加減ですねえ。接続助詞「に」を”~して”と訳したり、逆に接続助詞「て」を”~ので”と訳したりするのを、この一週間で何度見たことか。

 こういうのは、その部分の訳として違っているだけでなく、前後の主語を取り誤るもとです。現代語の接続助詞の感覚が使えないからです。こういうデタラメな訳をしていて、主語が判らないなんていっても、そりゃ当たり前だろー。

 そういうデタラメな訳を見させられると本当に疲れます。疲れた時の癒しは日本酒に限ると、お気に入りの日本酒を買いに行ったら、売り切れてました。うげーー。デタラメの訳の倍くらい疲れマシタ。~o~;;2015050119010000_2

 最近、お気に入りの日本酒は、富山県富美菊酒造さんの「羽根屋 純米吟醸 煌火」。→横浜のそごうで購入してきたのですが、こいつぁ、んま過ぎるっ。

 爽やかな上立香、口に含むとほのかなバナナ香を含むふくよかな香りがして、サラリと入ってきます。余計な雑味が一切無く口中に高貴な風味と甘味が広がって行きジワリと酸が来て切れます。んんんん~。何とも、絶妙。これで四合瓶1450円はルール違反でしょう。

 内弟子Yにも大好評でした。是非、もう一本と思って、横浜そごうに行ったら・・・もう無ひ。~o~;;;;

 本当に、疲れました。まあ、仕方ないんですけどね。来年、また、買おうっと。

<後日記>

 この時点では知らなかったのですが、羽根屋純米吟醸は2013年に行われた「pen」誌でのプロと愛好家の選ぶ人気投票で全国No.1に輝いたことがあるとか。

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