新緑とコブの迷路の二日
一昨日は奥只見でした。ペンションYから奥只見までの道は新緑の中。まだ、散り残った桜なども見られますが、雪がすっかり消えて、越後は新緑と山菜の季節です。道路沿いでも山菜採りの人々が袋を持って歩く姿が見られます。
奥只見も二週間前に比べてかなり雪が消えています。とは言え、まだ滑るのには余裕があるのですが。そのあたり、二週間前の画像と比べると、明らか。リフト沿いのEコースは、雪の厚さが減り、リフト下に土が出ています。でも、各コースのコブ底はまだ大丈夫。来週のクローズドまではもってくれるでしょう。
そんな中を内弟子Yとワタシはひたすらコブでした。娘(仮称ケミ)も一緒にグルグルと回ります。もちろん、滑り出すと一日止まらなくなる内弟子Yのペースに任せてしまうと四歳児の体力はもたないので、適当にケミさんだけ休ませるのですが、それにしても、お見事に一日中滑り続けました。
ブナ平フュッテ上のかもしかBコースは、圧雪しなかったこともあって、全面にコブが付いてしまっているのですが、ケミさんはコブラインの間の本当に狭いコースを小回りしていきます。
大人ではどんなに小回りしても通れない隙間なのですが、ケミさんの板なら余裕です。スイスイと先に降りて行って、パパママがコブ練習しているのを、ストックに寄りかかりながら下で見ていてくれます。その立ち姿の見事さ。
本当のトップスキーヤーというのは、スキーを履いた時の立ち姿がキレイです。立っているだけで只者ではないと判ります。ウチのケミさんも、その域に達したかな。~o~;;
昨日はかぐらでした。平日ながらみつまたの駐車場は半分以上埋まっています。リフト待ちこそありませんでしたが、ゲレンデが混んでるー←。
雪は、やはりまだまだあります。みつまたの連絡コースもまだ余裕。かぐらのメインコースは、山に向かって左サイドに土が出始めました。リフトから見るテクニカルコースはこんな感じ。↓
一部、ラインのコブ底に土が見えますが、まだキレイなラインが残っています。
快晴でしたが少し風があったせいか暑くなり過ぎず新緑の中を爽快に滑れました。
そんな中、ワタシと内弟子Yはひたすらコブをグルグル。この日、ワタシは 、昔のコブ板Hart C5.2SPを持ち出してみたのですが、コレはタクヤ滑りにハマります。まあ、板の素性が素姓なので当然なのですが、まるで、タクヤ滑りをするための板のようです。
板が回り過ぎることなく素直に下に向かってくれるので縦に行けますし、余計な反発もなく板が軽いのでトップが楽に落ちます。そのため滑っていて余裕があり、ポジションを修正しながらほとんどノーミスで滑れたと思います。ふーーん、ナルホドねえ。
一方、内弟子Yは、ワタシの小回り板Blizzard SRCを履いたのですが、コイツもこの板を使いこなしました。それどころか、けっこうなスピードなのに余裕があるらしく、ちょっとくらい失敗してもすぐに修正して、とにかく完走します。進歩したなぁ、コイツ。
でも、一番、余裕があって進歩したのはケミさんです。昨日の午後のかぐらメインコースはコブだらけになりました。そこを、「コブのめいろだね」などと言いながら、コブをかき分けるようにして小回りしていきます。全面にコブがついているのに、ほとんどコブに入らずにスイスイ降りて、一番下で例の立ち姿で我々を待っています。うーーん、たいしたモンだよ。~o~;;
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