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2015年6月 4日 (木)

辞任をめぐるもろもろ

 FIFAのブラッター会長が辞任したそうです。ずーっと以前から、FIFAは胡散臭い組織だったので、不正があったであろうことはサッカーファンならいわば周知のことだったのですが、ここで、司法の手が入るとはねえ。

 今さらFIFA幹部の不正云々よりも、誰が、そして何故今、司法のスイッチを入れたのかにちょっと興味があります。スイッチが入ればこうなるのは目に見えていたので。ブラッターはサッカーの商業化を推し進めFIFAに巨大な資本を導き入れた人なので、いろんな方面にブラッターを攻撃したい人はいたでしょうからね。

 まあ、本当の内幕は謎のまま終わるんでしょうけどね。

 様々に改革がなされるんでしょうけれど、そういうことにはあまり興味がありません。どんな改革でも所詮人間のやることで、しかも、巨大なマネーが絡むこと。FIFAが公明正大で清廉な組織に生まれ変わるなんてあり得ません。

 そんなことより、目の前に迫った恐ろしい愚行「2022カタールW杯」だけは改めてもらいたいもんです。どうせ不正行為の末に決定されたことだし、あんな暑い国でW杯やったら選手は無事で済みませんから。2003年のコンフェデ杯のフォエの悲劇をサッカーファンは忘れていません。

 同じように不正な手続きで決定されたとしても、他のこととは実現した場合の結果の重さが違います。

 もしかして、2022W杯の開催地を変更することが可能なギリギリのタイミングの今、FIFAの不正が明らかにされたのは、この天下の愚行を阻止すべく立ち上がった人達の入れたスイッチの結果なのかもしれませんね。

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