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2015年7月 9日 (木)

-5cmの運命と宅急便の日々

 「また明日」のつもりだったのですが、通信環境の悪い所に行っていたモンで今日になりました。

 火曜朝、女子W杯決勝の録画を見直したのですが、やっぱりアメリカは強かったです。それは認めざるをえません。パススピードも走力もアメリカが数段上です。特に、序盤のアメリカが畳み込んで攻撃してきた時間帯の迫力はたいしたもんでした。

 それを認めた上で、あえて敗因を探ると、最初の失点でしょう。なでしこが勝つとしたら、粘り強く守って守ってスコアレスで延長まで行った末での一発かPK戦でしょう。そういうゲームプランは佐々木監督だって考えていたはずです。それが開始三分でもろくも崩れたんですから、もうその後はどうにもなりません。

 その最初の失点の原因ですが、極論すれば大野選手の足の長さです。アメリカは最初のコーナーキックで、どうも決勝用のスペシャルプレーを用いたようなんです。

 コーナーキックのゴール前をマンマーク気味に守るなでしこに対して、ゴール前のニアサイドへ選手を入れないことでスペースを作り、決定力のあるロイドをペナルティエリアのはるか手前からスペースへ全力で走り込ませ、そこへグラウンダーのキックを合わせる。

 説明してしまえば簡単なプレーですが、予期していなければ守れません。ロイドはスペースに対して迷いなく全力で走り込んできますから、加速のついたロイドに対してDFはつき切れるものではありません。マスコミなどでは、岩清水選手がロイドにつき切れなかったと岩清水選手が悪いように書いているようですが、DFが誰であろうと、ありゃ付き切れるわけないです。

 守りきれるとすれば、あのプレーを予期してゾーン気味に守ってスペースを埋めるか、さもなければ、グラウンダーのコーナーキックをカットするかですが、多分、アメリカはこれまであのプレーを見せていないので予期して守るのは無理。とすると、コーナーとスペースの間に立っていた大野選手がカットするしかなかったのですが、彼女は身長156cmしかありません。5cmほど足の長さが足りませんでした。もう、これは受け入れるしかない運命です。

 さて、決勝の録画を見た後、我が家は通信環境の悪い山奥に籠ったのですが、娘(仮称ケミ)のためにDVDを借りていきました。ディズニーの『美女と野獣』とジブリの『魔女の宅急便』。最初に『美女と野獣』を見せたのですが、反応イマイチ。全編続けて見ることはできませんでした。

 まあ、四歳児はこんなモンだよなと思ったのですが、『魔女の宅急便』には見事に食いつきました。あんまり熱心に見るので寝てしまっているのかと思ったほど。全編を静かに熱心に見た末に、「もう一度、見たい!」。

 もう、夜だったので、二度目を全部見終わることは出来ないだろうと思ったのですが、なんと、十一時半までかかって二度目を見終えました。内弟子Yなんかとっくにグースカ。いやはや、ジブリ恐るべしだよ。~o~

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