逃避先としての???
今日は昼間授業の無い日なので、毎年恒例「ウソつきへの旅」を完成させなければならないのですが、これまた毎年恒例の逃避癖で・・・。~o~;;
今年の逃避先は、最近飲んだ日本酒の話です。最近、近所の加桝屋さんで「???」という名のお酒を購入しています→。群馬県町田酒造店さんのチャレンジ企画なのですが、データ一切非公開の日本酒です↓。
値段が破格に安いため、最初は恐々口にしたのですが、こりゃ半端なく美味いゾ。
町田酒造さんらしく炭酸系のプチプチ感があり、軽やかに入ってくるのですが、それでいて旨甘味があり、味キレも良くサラリと消えます。これで、四合瓶1000円は、ほとんどルール違反です。
写真右に並べた山田錦55%の純吟火入れと同等かあるいは勝るのではないかという品質です。わずかに香の点で劣るかもしれませんが、食中酒としては、重くならない分だけ山田より優れているかもしれません。
この安さ、このガス感は奈良県油長酒造さんの「風の森」に近いかもしれません。しかし、「風の森」の飯米で醸した物より甘旨味の点で勝っていそうです。
おそらく、この値段ということは、原料の点で経費節減をしてのことと想像されます。その点で油長酒造さんと同じ道を行っているのでしょう。仮に飯米使用だとしたら、素晴らしい技術力です。
日本酒には、まだまだいろんな可能性があるなあと感じさせるお酒でした。
| 固定リンク
コメント
無名講師さんは、もっぱら日本酒好みなのでしょうか。焼酎は飲まないのでしょうか。
実は明後日から、梅崎春生・遠藤周作展を見に、鹿児島まで参ります。以前にも書きましたが、このニラ爺というのは、梅崎の「砂時計」の主人公のあだ名です。鹿児島といったら焼酎で、それを飲むのも楽しみです。さすがに3Mと呼ばれるプレミアムはかなりの値段がするでしょうが、さほど有名ではなくてもうまい焼酎があるはずで、何種類か試してみようと思っています。子供も連れて行きます。初めての飛行機で、どういう反応を示すのか、不安と期待入り交じっていますが、五歳ちょっとで、飛行機とはうらやましいなあ。
投稿: ニラ爺 | 2015年10月21日 (水) 12時58分
さすがに焼酎までは手というか肝臓が回りません。~o~;;;
昔、週一で休肝日を取ろうと決めた時に、試みに一生の間で何日飲めるか計算してみたら、他のアルコールを取っている暇がないことに気付きました。~o~
したがって焼酎に関しては全く無知です。熊本の「鳥飼」というのが、ウチで先生をしていた方の実家だというのは聞いたことがありますが。
投稿: Mumyo | 2015年10月21日 (水) 13時12分
日本酒にはあれほどのめり込み、造詣の深い講師さんが、焼酎に関しては無知というのは意外でした。後学のために、敢えて。ご存じかもしれませんが、森伊蔵というのがとてつもないプレミアム焼酎で、本場鹿児島でも入手できません。少しは安く飲めるだろうと思って、何軒かのぞいたのですが、だいたい小さなコップ一杯、オンザロックかお湯割りで1200円から1500円程度。あきらめていた矢先、かごしま近代文学館の方からうかがった老舗デパート山形屋でカタ焼きそばを食べに行ったところ、500円で提供されていて、びっくり。たぶん全国最安値でしょう。至福のひとときでしたが、その夜、初めて飛行機に乗って離陸や着陸で不安になった子供は、一晩中うなされ、おねしょをしていまい、一大事でした。ケミさんは飛行機に乗ったかどうかわかりませんが、ちょっと小耳に入れておきます。
投稿: ニラ爺 | 2015年10月26日 (月) 15時58分
ウチの娘は、今年の一月に青森まで飛行機に乗りました。やはり最初は飛行機酔いで大変でした。でも、青森からの帰りの飛行機は大丈夫だったので、次は大丈夫・・・と思いたいのですが、どうですかね。
投稿: Mumyo | 2015年10月26日 (月) 22時45分
加桝屋、サイトを見てみました。結構信念を持って、地酒を集めているようですね。
投稿: ニラ爺 | 2015年10月28日 (水) 13時00分
若主人が熱心な人で、全国あちらこちらを巡って、面白そうな蔵元さんを探してきます。
日本酒もなかなかのものですが、こちらで購入するワインもハズレがありません。もしかして、焼酎も良い物を置いているのかもしれませんが、焼酎には手を出してないモンで・・・。~o~;;
投稿: Mumyo | 2015年10月28日 (水) 16時10分