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2015年11月21日 (土)

二つが一つの子の子餅

 昨日は町田で授業の日でした。授業終了後、町田小田急に寄って、亥の子餅を購入しました。一昨年、横浜そごうで亥の子餅を購入した鶴屋吉信という和菓子屋が、町田小田急にも支店を出したので。

 本当は家族三人の分を買っていきたかったのですが、町田の鶴屋吉信には二つしか残っておらず、「まあ、二つで良いです」と購入。

 ・・・してから、念のために、「今日は亥の日でしたよねえ」と聞いてみたら、さすが京都の和菓子屋さんだけあって、町田のデパートに入っている店でもちゃんと調べてくれました。んで、申し訳なさそうに、「あのう・・・亥の日は昨日でしたが・・・」。

 あちゃー、こちらの数え間違いでした。~o~;;;;

 図らずも子(ね)の子餅になってしまいましたが、まあ、その方が洒落てます。そのまま購入してきました。

 「子の子餅」はやはり『源氏物語』葵巻に出て来ます。源氏と紫の上の新枕の翌日、亥の子餅を食べた源氏は従者惟光に、「この餅、かう数々にところせきさまにはあらで、明日の暮に参らせよ」と三日夜の餅を用意させます。

 三日夜の餅は、結婚三日目に餅を祝う儀礼です。テレもあって「三日夜の餅」とハッキリ口にしない源氏に対して、こういうことに気の回る惟光が洒落で「さても子の子はいくつか仕うまつらすべう侍らむ」と答えたというのが、「子の子の餅」の由来です。

 その惟光の問に対して、「三つが一つにてもあらむかし(三分の一でもよいだろうよ)」と源氏が答えたのが、今日の表題の由来です。~o~

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 我が家に購入した二つの亥の子餅のうち、一つは、我が家の若紫がペロリと食べました。甘さ控えめで食べやすかったんでしょう。息災で結構です。

 残りの一つをワタシと内弟子Yで折半しました。→は内弟子Yがかじった後です。まあ、娘さえ息災なら、ワタシと内弟子Yは効果二分の一でも良しとしましょう。~o~

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