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2016年2月15日 (月)

ないてたっていいことない

 昨日は野沢温泉スキー場で内弟子Yのクラウン受験でした。天候は小雨のち曇り。朝のうちガスがかかりどうなることかと思ったのですが、日陰にあるお社にお参りした娘(仮称ケミ)が「ガスをけしてください」と祈ったら、あら、不思議。ガスがホントに消えました。~o~;;

 検定会場のカンダハー西コースは一般滑走禁止なので、我々サポーターは入場できる腕章をもらって応援でした。

 まず、カンダハー中間で大回りと総滑。事前よりも短いコート設定になり、大回り板で大回りを行ったYは3ターンしか出来ませんでした。しかし、滑り自体は練習の8割出せてます。まずまずです。

 総滑は小回り板に履き替えたのが功を奏し、かなり良い出来でした。練習の9割方は出せていたでしょう。うんうん。それで良いゾ。

 整地小回りはカンダハー最下部のカベでした。かなりの急斜面です。事前の時はここでキレキレの小回りをして見せたのですが・・・。Yさんちょっと恐る恐る出て、練習の時ほど板を走らせることが出来ません。うーーーん、こりゃ微妙だなー。練習の6割くらいの出来でしょうか。

 ここまでのところで、ワタシの採点では総滑で加点して小回りで貯金を使い、合格点ギリギリ。さて、全てはコブの出来にかかってしまいました。事前の時のことがあったので、整地種目で貯金を作っておきたかったんだが。

 コブは日陰のカベでした。本当はリフトに向かって右を使う予定が、事前でコブ底が数か所露出してしまい、急遽リフトに向かって左のラインに変更。これがどう出るか。検定前に一本だけ入らせてもらった練習では上手く滑れていたようだったのですが・・・。

 ワタシとケミさんがゴールで見守る中、コブに入ったYは、それでも中間まで頑張っていたのですが、中間過ぎの左ターンで頑張りきれず一つコブをまたいでしまいました。最後の2ターンほどはラインを外れてそのままゴール・・・。

 結果は大回り総滑小回りの整地3種目で80点。コブに79点がついての不合格でした。結果発表まではこらえていたYでしたが、結果を見て号泣。泣きながらワタシとケミさんに謝ります。うーーーん、ここは、なんとか前を向かせなければ。

 「謝っても仕方ないよ。それより、謝るくらいなら次で頑張ってくれ」とワタシ。ちょっともらい泣きしていたケミさんが、すかさず、「ママ、ないててもいいことないと思うよ」。あははは。ケミさん良いこと言うわ!~o~

 なんとか前を向かせることに成功しました。実際のところ、悲観することはありません。昨年は全ての種目で一歩足りない79点だったものが、今年は本当に合格寸前まで来たんです。あそこで右足が踏ん張れて完走していれば合格だったんですから。

 やはり、筋力に劣る女性がクラウン受験する場合、コブは鬼門になります。男女別で行う地方予選では良くても、男女関係なく採点するプライズでは女性はキビしいです。Yだって、コブなら東京都の女子で13位なんですが・・・。

 しかし、この女が普通の女性と違うのは、コブが大好きだってこと。次はなんとかしてくれるでしょ。頑張れY!~o~

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