ねがいがかなわないこともある
昨日は苗場都技選の決勝でした。一日曇って寒い日でした。残念ながら決勝進出を二点差で逃した内弟子Yは、それでも自分史上最高成績に納得して、娘(仮称ケミ)とともに応援とサポートに徹してくれました。
ワタシの第一種目は男子リーゼンの大回りでした。この種目、実は自信を持っていました。一昨年上手く滑ってるから。
自分では一昨年と同じ滑りをしたつもりだったのですが、ええっ?!という得点が出てしまいました。なんでだー。
後で確認したら、一昨年は開催要項に「スピードコントロールされた中での質の高いターン」という添え書きがあったものが、今年は、ただ「深回り」という指定しかしてありません。微妙に違っていました。しかも、一昨年と同じことをしたつもりが一昨年やった「思い切り漕いで出る」を忘れていました。うーーーん。
二種目目は第三ゲレンデでのGSでした。昨年から始まった種目なのでワタシは初めてです。朝のインスペクションで簡単には掘れそうにない硬いバーンに単純なセットであることは確認していたので、何とかなるでしょとスタートしたら・・・。
最初のターンに入った瞬間、うげげげ、カタイっ!!
苗場では二週間後のW杯のために、男子リーゼンから第三ゲレンデにかけて水を撒いて硬いバーンを作っています。それは先刻承知だったのですが、朝はさほど気になりませんでした。ところが、我々の班はGS最終班でした。上に載った柔らかい雪が剥げ、また、この日の寒さでバーンが締まって来ていたようです。
硬いバーンに苦労しながらどうにかゴール。タイムは・・・うーーん、イマイチ。
続いて第三種目はコブでした。予選の時のラインが残っているバーンでスタート地点を上げていました。女子の班が滑ってある程度シュプールをつけてくれていたので、何とか予定していたラインに入りました。硬い雪面が露出していて、スタートして三つ目くらいのコブで飛ばされましたが、そこを凌いで、ゴール前はスピードアップしてゴール・・・。
したつもりだったのですが、ビデオを見る限りあまりスピードが上がっていなかったようです。昨年春のタクヤレッスン以来、コブ滑りが安定していて自信はありました。スピードは出す気になれば出せると思っていたのですが・・・。そう言えば最近、Yに教える方に一生懸命で、自分が決勝で点を出しに行くコブ滑りの練習をしてなかったなぁ。
ワタシゃ所詮、練習≒本番タイプなので、練習してないとできないんですね。~o~;;;
最終種目は男子リーゼンの小回りでした。写真→だと判りにくいけど、かなりの斜度、硬い雪、さらに小さな凸凹ありという難しい条件でした。
この種目は麻子さんレッスンで良い感触を得ていたので、何とかイケるんじゃないかと思っていました。それに何とかここで高得点出さないと内弟子Yの顔が暗くなり、口数が少なくなってきていいたので・・・。~o~;;;;
麻子レッスンで練習してきた強いエッジングで板を走らせてやろうとスタートしたのですが、バーンが硬過ぎだよ~。
硬いバーンに苦労しながら8ターンしたところで小さな起伏につかまりバランスを崩して・・・、立て直しはしましたが、そこでワタシの都技選決勝は終わりました。
滑り終わった直後、内弟子Yは迎えにも来ません。ケミさんがゴールしたワタシを迎えに来てくれて話してくれました。
「ケミね、パパとママが大会ですべるときは、こうやって(手を擦り合せて拝む仕草)、かみさまに、良いとくてんをくださいって、おねがいしているの。でもね、ときどきおねがいがかなわないの」
うわーーっ、すまなんだー。ダメなパパでごめんよー、ケミさん。~_~;;;;;;;;;;
結局、今年のワタシの最終成績は予選とあまり変わらず84位でした。昨年に比べれば雲泥の差とはいえ、やっぱり惨敗です。原因はいろいろ考えられるけど、おおよそで言えば、予選を通ることに集中していて決勝の準備を怠っていました。来年は内弟子Yも決勝で滑ることになるだろうし、今度こそ「おねがい」をかなえなければね。~o~
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