三月拾遺~小心者達と優しい人達
今日も午後から授業。午前中は暇なので、自分のブログを読み返して三月を振り返っています。
三月は全日本技術選の応援と内弟子Yのクラウン受験で終わってしまった感があります。どちらも小心者というのがどういう人達なのか、身近でまざまざと見せつけられました。
タクヤ先生とYに共通するのは、本番の前になると必ず、失敗に対する恐れを口にすること。二人とも、「失敗しないように頑張る!」って言うんですが、ワタシに言わせれば、もうその時点でダメだよ。
自分の失敗をイメージしちゃったら体が縮こまって良いとこが出なくなるって、そろそろ二人とも経験から学ばなきゃ。基礎スキーなんて、「オレの上手いところを見せてやる!」って強気のメンタリティーになれる人が結果を出すスポーツでしょ。
全日本で最多優勝回数を誇るミスター技術選の柏木さんなんて、レッスンの時から、「オレの上手いところを見てくれ!」って感じがビンビン伝わってきます。当然、本番だってそうなんでしょう。今年四連覇を達成した麻子さんだって、自分の失敗なんか絶対にイメージしてないでしょう。じゃなきゃあの去年、一昨々年の強気の滑りは理解できないですモン。
レベルは違うけど、タクヤもYも本当は成績よりはるかに上手いのに・・・、もったいないねえ。
さて、三月は小心者達以外に、他人の優しさにも触れた月でした。娘(仮称ケミ)は、二月三月の野沢来訪ですっかり野沢が大好きになったのですが、その原因の一つは山のホテルO瀧さんです。
→はケミさんが食べやすいようにと作ってくれた特別料理のオニギリ。毎回、子供が食べやすいようにと工夫してくれました。
こういうの、親としては嬉しいし、子供も優しいなと思うんでしょう。「ここのホテルは、子供が大好きなやどなんじゃないかな」なんて言ってました。~o~
子供に優しいと言えば、失礼ながらちょっと意外だったのが、舞子の検定の検定員をなさっていた小野塚喜保元デモ。ちょっと見は、大柄でイカツイ感じなのですが、検定を見ていたケミさんに大変優しくしてくれました。
何かと気を使って声を掛けてくださったのですが、それだけでなく、総滑の前にゴールゾーンを下げる際、ケミさんがゴールゾーンの下で作っていた「タヌキさんのお城」←が邪魔になりました。普通のジャッジなら、親のワタシに「壊してください」と言いそうなモンなんですが・・・。
ナント、小野塚先生手ずから、「タヌキさんのお城」をキレイに掘り取って、ゲレンデ脇にお引越ししてくれました。イヤハヤ優しい。~o~
コレ、ちょっと感激しました。感激したので、日記に書いておこうと。~o~
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