同じ病気の治し方
昨日は苗場で滑りました。天候は曇り。暖かい風が吹きました。
日帰りセンターからゲレンデに出ると・・・、うげっ!正面の第二ゲレンデ下部に雪が無いっ!→ちょっとショッキングな眺めです。まだ、三月の頭なのに、四月頃の状況に見えます。
しかし、滑り出してみると、そこそこ不自由なく滑れるのは、ホテル前のメインの第三ゲレンデがしっかりしているから。多分、W杯のためにコース作りをしたことが良い結果になっているのでしょう。
また、この日は土日のレースのために撒かれた硫安の効きが残っていて、気温高めにも関わらずカリカリでした。比較的良いバーンで滑らせてもらったと思います。
内弟子Yはカリカリバーンで大回り小回りのトレーニングをしたのですが、こちらが良かったんじゃないかと思う滑りをしてきても不満そうでした。なんか望みが高くなっちゃったのね。~o~;;
一方、娘(仮称ケミ)は、Yと同じように大回りのビデオを撮ってあげたところ、「また、板をそろえているつもりなのにハの字になってる」と不満そうでした。確かに、第三ゲレンデだと斜度と雪面状況の問題で大回りでも右ターンにプルークが出ます。
しかし、それより問題なのは、斜度が急で雪面が悪くなると、右足に頼ってしまうこと。右足に乗り過ぎてフォールラインよりも左方向にズレていってしまいます。また、右足の山回りが長くなるので、必然的に右ターンへの切り替えが難しくなり、右ターンでのプルークも出やすくなります。
コレは実は、前日に気づいたワタシの小回りと同じ病気です。ワタシも急斜面小回りになると右外足のエッジングが長くなり、右ターンへの切り替えで失敗していたのでした。
ワタシの場合、ちょっと意識を変えることで改善されたのですが、ケミさんに同じことを意識させるのは難しく、また、そんなことを考えていてはスキーが楽しくなくなります。ケミさんには、まず、難易度の低い第二ゲレンデ上部でビデオを撮って見せてやり、「ほら、この斜面ならハの字にならないでしょ」と言ったところ、「ほんとだ、少しはマシだね」ですとぉ。~o~;;;
ただ、右足を使い過ぎるのは気になるので、第三ゲレンデを滑らせる時は、ワタシが先に滑ってフォールライン真下に立ち、「パパの方へ滑ってきてー」と言うことで、両足を均等に使わせるようにしました。まあ、ケミさんなら、この程度のことで簡単に病気が完治することでしょう。ワタシが完治するのは、あと何年後になるのやら、ね。~o~;;;;
| 固定リンク
コメント