ホッとしてレポ
今年度のスケジュールで一番厳しい月曜が無事終わりました。火曜はスケジュール緩いので少しマッタリ。ホッとして、残っていた野沢の試乗レポです。
・Fischer RC4 Curv Curvbooster 178cm R=18 120-74-104
Fischerの今期注目のニューモデル・・・らしい。長さによって様々な用途に対応するらしいので、178と164の両方に乗ってみました。まず、178cm。
いかにもシッカリした板という外見。履いてみて重量感と安定感を感じる。硬いバーンの方が得意そうだが、多少グサ雪でも使える。ちょっとフレックス硬い感じで、ややカカト寄りに乗った方がたわみを得やすいかもしれない。
小回りする気になれないほど重量感があるのだが、小回りしてみると意外に出来ちゃう。やはり小回りでもカカトを使えるとよくたわんでくれるようだ。
しかし、これだけ重いとオールラウンド性は感じない。いったい誰がこの板の178cmを購入するんだろう。あえて用途を考えると、整地バーンをひたすらかっ飛ばすかテククラ受験の大回り用ってところだろうが、単なるかっ飛ばしならもう少し長くて良いし、テクニカル受験だとちょっとオーバースペックだろうから、男性のクラ受験の大回り用ってところだろうか。ちょっとピッタリのユーザーを想像しにくかった。
・Fischer RC4 Curv Curvbooster 164cm R=13 124-72-109
178cmが、良い板なんだろうけど・・・??という板だったのに対して、164cmは明快。エキスパート小回り用として非常に刺激的。カカト寄りに荷重するとビュンビュン走ってくれる。軟雪でも硬い雪でもたわんで走る。こりゃ良いわー。
脚力のある男性エキスパートの小回り用板に最適。ちょっと個人的に欲しいかも。しかし、野沢にコブがなかったので、コブを試せなかったのは非常に残念。
・Hart Circuit ST 9 Series 165cm R=13 122-70-104
Hartの新しい基礎小回り最上級機種。重厚な外観。履いても重厚な安定感。もしかして、この板はFischerなのかと思ってしまう。グサ雪でもたわんでくれてビュンビュン走る。楽しい。F社Curvより軽いから、よりオールラウンドに使えるんじゃないだろうか。こりゃ、良い板だよ。
しかし、よくぞここまでテイストを替えちゃったモンだね。去年のアレは何だったんだろ。去年のテイストに惚れてこの板を買った人は裏切られたことになると思うのだが。 その辺のメーカーとしての一貫性ってものが無いのがHartのアイデンティティってことなのかしらん。
・Elan Race GSX Fusion 176cm R=17.8 114-70-99
レーシング入門用または基礎大回り用。Yの大回り用の候補の一つだったのですが、Yさんを乗せたところ、「何でも出来るけど、ツマラナイです」と切り捨ててしまいました。Yはデザインで気分を左右されるので、それもあったかもしれません。
例のAmphibio構造のおかげで、内足に余計なひっかかりがない。このターンの導入の簡単さは慣れてくると、けっこうイケる気がワタシにはするのだが、どうなんだろう。
独特の乗り味なので、購入は試乗してからの方が良いと言っておきましょう。
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