とりあえず逃避先オガ
実は、今、デスクワークに追われているのですが、追われると逃げたくなるのが人情。こういう時の逃避先はスキーと決まっていて、とりあえず先日乗ったOGASAKAの二本のレポを書いちゃえ、というわけです。~o~
・OGASAKA TC-LH FL585 183cm R=25 105-67-88
試乗日4/8 試乗場所 野沢温泉 やまびこDコース~Bコース
オガの基礎大回りなんて試乗したのは何年振りか思い出せません。したがって過去の板との比較は全く出来ません。また、アンチOGA体質なのでそれも御承知ください。
履いて軽い。滑り出すとザク雪にも関わらず長さをさほど感じないのはオガ得意のFFSとかいうフロントロッカーの効果か。Bコースのポール後の硫安バーンも滑ってみたが安定感がある。変な挙動をしないので安心して基礎風の演技ができると思う。必要なだけ走る感じで面白みは無い。
軽いのでザク雪での小回りも出来る。何でも出来る感じ。あら、良い板じゃないのと思わされたが、よく考えてみると、この長さ、このRの板をオールラウンド板として購入するわけもなく、汎用性は無駄な能力か。ちなみに、内弟子Yは扱い難いと言っていたので、汎用性を感じるには脚力が必要なのかも。
基礎競技板としてはかなり優秀な板だと思う。ただし、技術選地方予選や全日本のバーンでの話で、検定のような狭いコートでは使い難いのではないか。こりゃ一般人の購入する板じゃなさそうだ。この板を好んで購入するのは、かなり狭い範囲の人ではないかと感じた。でも、そういう板を心血注いで作っちゃうオガって、ある意味スゴイのかも。
・OGASAKA TC-SH FL585 165cm R=12.8 117-67-104
試乗日4/12 試乗場所 丸沼高原 ゴールドコース バイオレットコース
持って重い。履いても重量感。昨年試乗したTC-SFよりも重くなったらしい。挙動が穏やかな感じは多分、昨年のSF以上。足元にシッカリ感があり、ザク雪でも安心。しなやかながら重厚。重いがターンコントロールはしやすく、狙い通りのターンが出来る。
昨年のSFに比べて返り戻りが穏やかで、ちょっとツマラナクなったのかもしれないが、この重厚感はそれほど嫌いじゃない。ハイスピードになりゃちゃんとビュンビュン走るしね。
ゴールドコースの硬く深いコブに入ってみたが、重いのでタテに行くより回す方が向いているのかも。回して滑れば、コブはかなりイケる。
個人的には嫌いな板じゃない。来年小回り板の購入予定があれば、現在使用中のBlizzard SRC、この間試乗したVölkl Platinum SD あたりと競うことになっただろう。軽さのSD、重厚感のSH、総合力のSRCで迷って、結局慣れたSRCを選ぶのかもしれない。まあ、来期小回り買わないんだけどね。~o~;;
ちなみに内弟子Yに持たせてみたところ、こんだけ重いと女性は持ち運び出来ないんじゃないですかとのこと。確かに、腕力の無い人にはツライ板ですね。女性オガユーザーはどうするんでしょう。
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