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2016年11月 9日 (水)

宙に舞う娘と地を這う父

 ここのところ、模試関係の仕事と東大京大過去問添削で忙しい毎日です。模試関係は、先週完成したものの修正および校正が急務で、それはなんとかなりました。

 過去問添削は、本当にキリがありません。まあ、当然なんだけど。しかも、この添削が本当に細かい作業で…。~o~;;

 近年の東大の問題は問の㈠にかならず短い現代語訳をつけます。多くの場合、この問題は簡単で、ここで確実に得点しなければならないのですが、時々簡単過ぎて首をかしげたくなることがあります。

 例えば、2013年の㈠のアは、「上下いづれも(=身分の高い者も低い者も、誰もが)」を現代語訳させています。「上下」を身分のことと判断させようというのが、主な出題意図なんだろうけど、さすがに東大を受けようという生徒さんは95%くらいの人が身分の上下だと理解できます。

 とすると、この問題は正答率95%になってしまうのですが、それでは正答率が高くなり過ぎて入試問題として機能していないのではないかということになります。それは採点の場で問題になるでしょうから、実際の東大の採点ではかなり緻密に細かい所まで見て減点しているのではないかということになります。

 それで、添削の際には、「いづれも」の処理まで細かくチェックして添削しています。この「いづれも」は、訳出しなくても大意としては変わらないので、添削提出者の半分くらいはおろそかにした答案を作ってきます。

 そういう細かい点を全部チェックして減点していくと、大変気が滅入るのですが、仕方ありません。地を這い回るような地味な作業を毎日こなしています。あー、しんど。

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 さて、父が地を這い回っている間に、娘(仮称ケミ)は、宙を舞っていました。先週の土曜、内弟子Yは御茶ノ水にゴーグルを買いに行っていたのですが、ついでにケミさんを後楽園遊園地に連れて行ったそうで。

 超乗り物酔い女のYクンは、遊園地が苦手なのですが、なんと、ケミさん、ほとんどのアトラクションに一人で乗れたとか。大喜びでした。

 そんなアトラクションの一つが→。こうやって、ロープに体を繋いで・・・。

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 発射!←

大喜びだったそうです。~o~

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