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2017年1月30日 (月)

幸せ者うれし者快走の日

2017012911190000  今年から二日制になった都技選の、今日は最終日でした。苗場は快晴。少し気温が上がりましたが、雪が悪くなるほどではなく、絶好の都技選日和→でした。
 
 我が家は、まずワタシの男子リーゼン小回りから。実は今年、練習でも男リーで上手く滑れたことがなく、心配していた種目でした。スタートが早かったため、バーンはキレイで思い切っていけそう・・・。
 
 なんですが、直前の選手がみんな慎重に出ていきます。うーーむ。
 
 んで、少し慎重めに出て、イケそうとなったところで板を走らせる・・・。
 
 はずだったんすが、ねえ。またまたくらってしまいました。男リーの試練。昨年までだったら決勝進出者としては恥ずかしい点と表現するようなヤツをいただいてしまいました。~o~;;
 
 続いて内弟子Yのコブです。朝のインスぺクションで一番奥にリズムの良いラインを発見していたYは、迷わずそこへ行ってまずまずの滑り。右足でズラす癖は出てたけど、左外足のターンはキレイに先落とし出来ていたので、どうかしらんと思っていたら・・・。
 
 251点!モノスゴイ点が出てしまいました。後で判ったのですが、これは東京都女子10位!まさに代表クラスの快走でした。
 
 続いて、ワタシのコブ。Yの行ったラインを信じて滑り出したのですが、Yからも言われていた段掘れの所で少し後ろになり、戻せずに痛恨のコースアウト!
 
 したと思ったら、幸運にも隣のラインに入れました。そこを飛ばして行ったら、なんとか人並みの点をいただけました。レーンチェンジを入れてしまって241点なら文句言えませんね。
 
 続いてYの大回り。コブで気をよくしていたYさん。ここも自信ありげにスタート地点に向かったので期待していたのですが・・・。
 
 うーーん、なんだか、練習よりターン弧が小さいなぁ。と思っていたら、どーんとくらってしまいました。今年のYからは考えられないクラウン受験者とは言えない点。
 
 どうも、欠点の矯正を気にするあまり、外股関節のタメを作れず板が走らなかったようです。板が思ったように走らなかったのでターン弧が小さくなったと。
 
 次はワタシの大回りでした。スタート地点で待機していたワタシの元に娘(仮称ケミ)が声をかけてきました。「パパ、おかね!」。ん?
 
 どうやら、Yにタメが出来ていなかったと反省の言葉を聞かされて、それをアドバイスしてくれていた模様。そうだね、お金と同じでタメなきゃね。~o~
 
 ということで、タメを意識。自分としては、今年の滑りをほぼ完璧に表現できました。点数はイマイチどころかイマニくらいだったのですが、ビデオを見て自分の滑りに満足できました。
 
 2017012912260000 さて、我が家の最後はYの男リー小回りです。Yは、練習からここで大変良い滑りをしていたので、期待できます。
 
 ←は、ゴールゾーンからの男リーの急斜面。手前は、我が家の小さな応援団が八海山常連I夫人と一緒に作成した特製雪ダルマ。
 
 Yさん、落ち着いて、今年上達した小回りを見せてきました。かなり板も走っていたし、安定していました。多分Yの出来る最高の小回りだったと思います。得点もう少し出ても良かったかな。
 
 でも、コブに続く高得点でした。Yさん、ニコニコの演技終了でした。
 
 結局、ワタシは、男リーの二つが大ブレーキになって、昨年までなら予選落ちの154位。Yは、かつてない好成績で22位でした。
 
2017012912510000
 演技終了後、ケミさんが我々を気づかって、大きなリュックを持ってくれました→。「パパ、ママは手ぶらで来て」だと。~o~
 
 昼食後、家族でゴンドラを上がりました。ケミさん、昨年は「空気がおいしいっ!」と言ってくれたのですが、今年は、それどころではありません。
 
 山頂から一気に滑り降りて行き、チャレンジコースのコース脇の壁をボーダーのように駆け上がる弾けた滑りを見せてくれました。コイツ、スキーの楽しみ方をおぼえてくれたなあ。
 
 コース脇の木の間や雪だまりにも積極的に入っていきます。後で聞いたら、「ボーダーの行く所って楽しいよね」だとか。~o~
 
 それも技術あってのことです。この子にスキーを教えて良かったと心から思いました。
 
P10803471  宿に戻って夕食時に、我々はサプライズを用意していました。この日は、Yの四十回目の誕生日だったんです。
 
 ←はケミさんからのお手紙とお手製の紙の指輪に小物入れ。写真下はワタシからのプレゼントで、以前から読みがっていた「ベルサイユの薔薇」。
 
 Yさん大感激でした。「アタシは幸せ者です」。
 
 すかさず、ケミさん、「ママが幸せ者なら、ケミは、うれし者だね!」
 
 サプライズ成功を大喜びして、食事の間中、少なくとも十回はパパとハイタッチしたケミさんでした。~o~
 

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