1Q84とオーバーホールの日々
一昨日の朝、今日はのんびり滑ろうと遅く起きてみると、娘(仮称ケミ)が熱を出していました。幸い、平熱の高いケミさんとしては微熱と呼べる37度台だったので、インフルエンザではなさそうなのですが、当然、ケミさんを滑らせるわけにはいかず、お外に行きたがるケミさんを無理やり寝かせました。
ワタシも膝と腰に不安があったので、宿でのんびりすることにしました。五年も前に購入していながら、まとまった時間が取れず読み出せなかった村上春樹の『1Q84』をようやく読み出しました。
のんびりしながら今回の敗因を分析したのですが、中斜面では滑りの改造に成功してキレイな滑りになっているので、やはり急斜面対策が出来てなかったことに尽きます。三年前までは男子リーゼンは体力に任せて思い切りと勢いだけで滑っていたのですが、膝に不安のある今年は、その思い切りが出せませんでした。
自分が故障を持って初めて分かったのですが、故障持ちは急斜面やコブに行くと、たとえ直接の痛みが出なくても、無理をしたら痛いのではないかという恐怖や不安に襲われて、思い切って演技できないんです。
今年のワタシは、本番の前々週まで膝の不安があり、本番一週間前にようやくコブを滑って大丈夫と確認でき、本番では全く膝の痛みは出ませんでした。しかし、恐怖と不安だけは、意識の底に残っていたかもしれません。
これを克服するには・・・、持病となった膝のケアはもちろんですが、やはり急斜面を滑り込んで慣れておくしかないでしょう。今まで勢いと体力だけで雑に滑っていた八海山セパレートAあたりの急斜面を、丁寧にキレイに滑れるように練習しなきゃイカンかなぁ。
ケミさんの熱は昨日まで続いたので、昨日の午前中はワタシが滑りに行きました。滑りながら、内弟子Yの大回りの欠点の矯正法を思いつき、午後、交代してゲレンデに出るYに気をつける点をアドバイス。
おそらく彼女のことなので、これでまたワンランクアップグレードした大回りをしてくれることでしょう。いいよなぁ、簡単に上手くなるヤツは。~o~;;
ケミさんの熱は、今朝になってすっかり下がった模様。我が家としては今までになくのんびりした二日間でしたが、三人とも良いオーバーホールになったんじゃないかな。
| 固定リンク
コメント