最後の藍染め
先週に引き続き、ブランシュたかやまスキー場に来ています。実は、ここで、内弟子Yのクラウン検定があるので。
昨日は、先週から一転して快晴。バーンは硬いですが、先週の氷の山を経験している我々にとっては、滑りやすい状態でした。
快晴のスラロームコースを快走する娘(仮称ケミ)です→。
先週のことがあるので内弟子Yの板はどちらもチューンナップショップでエッジを立ててもらいました。その甲斐あって、硬いバーンにシッカリグリップしています。それに引きかえしばらくチューンナップに出していないワタシの板はズルズル。
たまらず、Headのハイパーレンタルとやらで今期のWC iSLを借りました。コレ、なかなか使いやすいです。トップが広いのでスタンスが狭いと重なる危険はありますが、そこさえ注意すれば問題なし。コブでも使えます。
さて、内弟子Yの滑りですが、まず大回りと総滑を最終チェック。総滑は先週苗場でパターンを変えて良いフィーリングだったものをブランシュの検定バーン用にアレンジ。試行錯誤の結果、まあ、これならというのが出来ました。
ところが、小回りとコブに予定されているゲレンデ最上部のエキスパートコースが先週とガラっと変わっています。先週は雪不足であちこちコブ底が出ていたものが、降雪があったのか埋まり、しかもバーン左半分に圧雪が掛かっています。
まずワタシが圧雪の掛かった整地小回り用と思われるバーンを滑ってみたのですが、午後のこの時間は日陰になっていて、斜面が良く見えず暴走。
内弟子Yは、この斜面に非常にネガティブな印象を持ってしまったらしく、ストックを前目に突く消極的な小回りをしてきました。こりゃヤバい。
今年、Yはストックを横に突く小回りを習得し、それをかなり熟成させていました。今シーズンは「奥さんの方が上手い」という言葉をよく聞かされましたが、実は、ワタシ自身、小回りはYの方が上だと思っていました。本人も小回りには自信を持っていて、得点源と頼っていました。
それがこんなに崩れては・・・。Yの表情は真っ暗です。「明日の受験止めたいデス」だと。
こりゃワタシが見本を見せるしかありません。なるべく丁寧に検定用の小回りを数本見せてやりました。ワタシだってその気になればけっこうイケてる小回りが出来る・・・。
んですねえ。本人もビックリしました。~o~;;;;
Yは上手い人を見ると、その滑りを簡単に取り入れられるという特技を持っています。ワタシの後に滑るYの小回りが次第に本来の滑りに近くなっていきます。まだ、藍より出でて藍より青くなった今シーズンのベストの滑りではありませんが、まあまあこれならイケるでしょう。
これが内弟子Yに授ける師匠最後の見本・・・になってほしいのですが。~o~;;
一緒にいたケミさんにリフト上で「ママは今が一番大変な時だから、パパとケミで支えてあげようね」と言ったら、Yが滑っている間中、「ガンバレガンバレ、ママ!」と連呼してくれました。
今度こそ応援に応えてくれよ!~o~
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