田沢湖のオマケ
田沢湖でクラウンのオマケにやった試乗のレポです。オガ板三本、じっくり試乗させてもらいました。例によって、アンチオガ体質なので、そこのところはご承知ください。試乗日は3/11&13で、どちらもピシっと圧雪されたキレイなバーンでした。
・OGASAKA TC-LC GR585 182cm R=23 108-67-89.5
試乗日3/11&13
試乗場所 田沢湖国体コース&ぎんれい第二コース
持って重いが、履くとさほど重さを感じない。昨年野沢で試乗したTC-LHの後継機種。サイドカーブが変更され、サンドイッチ構造になっています。
まず、デザイン。愚妻Yと娘(仮称ケミ)に好評でした。ケミさんは「オーロラみたい」と言ってました。オガ板がデザインでYに褒められるのは大変珍しく、ここは今年のモデルのポイントかと。~o~
正直言って、サンドイッチになった効果というのはわかりません。LH同様に、何でもできる感のある扱いやすい板です。中~小回りのし易さはオドロキですが、特に、優れていると感じたのは、ハイスピードの大回り中に谷回りを作りやすいこと。谷回りで板を動かし易いとはこういうことかと体感できました。これは、技術選予選などでは武器でしょうね。
ただし、初速を得られないと踏み外しなども出易く、テククラ等の検定バーン程度だと使いこなすには技術が必要かと思いました。少なくとも、ワタシと同程度の技術だとクラ検定などで使用するのはリスクがある気がします。やはり、地区予選や全日本に限定された技術選専用機なのかしらん。
・OGASAKA TRIUN GS-M GR585 180cm R=21.4 112-70-95
試乗日3/11
試乗場所 田沢湖国体コース&ぎんれい第二コース
持って重く履いても重いです。いわゆるなんちゃってGSですが、基礎大回りとして優れていると思いました。マジ、こいつなら来期のワタシ自身の大回り板として購入候補の上位に入れても良いです。
TC-LCほどではありませんが、谷回りを作りやすく扱いやすいです。それでいてしっかり感があり、TC-LCでは起こりやすかった低速時の踏み外しもないのは、トップ112のおかげでしょうね。
コイツなら、テククラ検定の大回り用としても使えると思います。ただし、この重さだと、女性でテク受験は厳しいかも。女性はクラ受験以上、男性ならテク受験から地区予選までにおススメ。
・OGASAKA TC-MC FL585 172cm R=18.1 113-69-96
試乗日3/13
試乗場所 田沢湖国体コース・ぎんれい第二コース・駒ヶ岳第三コース
持って重く、履いてやや重い。コイツの系統は、三年前にMZを試乗しています。
ぎんれいクワッド降りて、次のぎんれい第三リフトまでの短いコースを滑ると「なんだこの中回りのし易さは!快感度高いじゃん」と感じさせられる。確かに中回りは抜群だと思う。
しかし、国体コースを娘(六歳)とかっ飛ばしの大回りをしてちょっと驚きました。高速大回りは怖いです。マジでバタつきます。ウチの六歳児はキッズ板で何事もないように滑ってる程度のスピードなんですけどねへ。~o~;;
駒ヶ岳第三のコブラインにも入ってみました。直前にちょっと腰を痛めたせいもあり、本気のコブ滑りはし難かったのですが、でも、コブは向いてない気がします。これは多分MZの時と同じですね。先落とししたトップが食ってくれない感じ。
中回りの快感度から言って、コブの少ないゲレンデを普通のスピードで滑る分にはキモチ良い板なのだと思う。しかし、オールラウンド板としておススメするのはどうか。ちと疑問を感じてしまった。まして、テククラ検定や地区予選では・・・。
検定バーンにもよるが、テクの大回り程度のスピードなら支障はないのだろう。しかし、これ一本でクラウンはかなりシンドかろう。地区予選では出る幕が無いですね。
オールラウンドというより、「高性能中回り専用機」という印象でした。コブに入らずハイスピードも出さない人には快感度の高い板としておススメできます。しかし、この板を乗りこなす技術を持っていてコブに入らずハイスピードを出さないって人がいるのかどうか、ちとワカリマセン。 ~o~;;
| 固定リンク
コメント