醒めやらぬ理由
秋田から帰京して四日も経つのですが、いまだ我が家は田沢湖のシアワセな夢から醒めやらぬ状態です。
もちろん、愚妻Yのクラウン合格がその主な理由ではありますが、それを除いても田沢湖はヨカッターの思いが離れません。
まず、何と言っても宿、特に食事です。二日目の夕食←とそのお品書き→。
ローカル色の濃いメニューでした。Yは「田舎風がっこの盛り合わせ」に感激していましたが、ワタシは、「八幡平ポーク」も「きりたんぽ鍋」も美味しかったし、「田沢湖産虹鱒の作り」も・・・甲乙つけがたく美味かったー。~o~
三日目の「稲庭うどん」と「田沢湖名物山の芋鍋」も美味しかったけど、写真はしつこくなるから割愛します。
こちらの食事は、品数が豊富な割に、気付くとペロッと食べています。胃の負担になる揚げ物がないためかもしれません。女性と熟年向けだと思います。何種類か置いてある地酒にも合うから日本酒好きの熟年にはたまりマセンね。~o~
Yは、今まで泊まったスキー宿で最高に美味しかったと言っています。ワタシ的には、ニセコのオーベルジュ・ド・Fらいぱぁんと並ぶかなと。
もちろん、我々が泊まれる値段(実質一泊二食8000円以下)でということですが、洋のFらいぱぁん、和のS季彩は夕食の美味しいスキー宿の両横綱でしょう。これに朝食の要素を加えると、「幸せの朝食」丸沼のKのみてらすさんが張出横綱ってとこかな。
美味しいと言えば、田沢湖はゲレ食も美味しいです。しかも、お値段リーズナブル。レストランしらかばの「焼きチーズカレー」なんて一人で食べきれないほどのボリュームがあります。
ワタシが最終日に食べた「エビちゃんラーメン」はラーメンに海老ギョーザが入って750円←。かなりイケました。ちなみに写真は食べかけです。
田沢湖の最終日は快晴でした。はるか南に鳥海山が遠望できました。月曜とあってゲレンデはガラガラ。しかも軽い雪にピシッとピステンが入っていました。我々は午前中ここを滑って帰京したのですが、この半日は鮮烈でした。
田沢湖のメインコースである国体コースは、超幅広の上に適度にうねった中急斜面で、かっ飛ばしに最適なんです。快晴絶景の広大な国体コースを三人でかっ飛ばしまくりました。いやー楽しかったー。
国体コースをかっ飛ばすケミさんです→。バックに鳥海山が見えているはずなのですが、
ちょっと写真だと確認し難いですね。
数本滑った後、ケミさんが「上から下まで三人できょうそうしよう」と言い出しました。
スキーをしない方のためにちょっと説明しておくと、スキーというのは速く滑るためには、技術もさることながら体重が必要です。板を雪面に強く押し付けた方がスピードが出るのです。だから体重の軽い子供はどんなに技術が優れていても大人には勝てないものです。
例えば、昔、ワタシは後にインターハイで優勝することになる小学生と同じレ―スに出たことがあります。その子は小学生の時から圧倒的に上手かったのですが、タイムはヨタヨタ滑ったワタシが優りました。まあ、そういうものです。
従って、いくら上手いとは言え、体重18kgの六歳児ケミさんは体重60kgのワタシに勝てる道理がありません。ところが・・・。
けっこういい勝負だったんですねー。驚きました。ワタシが本気の大回りをして先行するケミさんを抜いても、急斜面を降りて振り返るとケミさんはすぐ後ろ。たちまち抜き返されます。おまけにこの子は緩斜面になるとクロ―チングを組むのですが、これが速い。~o~;;;
数本、上から下まで「きょうそう」しました。最後にはワタシも緩斜面で奥の手のクロ―チングを出してようやく同着に持ち込みました。この数本の「きょうそう」で、ケミさんは飛躍的に上手くなったんじゃないかと思います。こんな所を何日も滑らせたら、子供は上達するだろなー。
ちなみに、この時ワタシの使った板は、田沢湖SSにある小賀坂スキーセンターの来期テストスキーでした。一日1000円で何度でも取り換え可。良い試乗ができて、試乗マニアのおとーさんは満足度大アップでした。近々レポート書きます。~o~
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