十年越しの恋と近時板選び考
一昨日は久々にかぐらに上がりました。天候は曇り時々小雪。
この時期にかぐらに来るのは珍しいのですが、今年のかぐらは雪が多いようです。高速第一クワッドがメインコースとクロスする所に「頭上注意」の立て札が立ってネットが張られています→。このコースで、ここまでリフトが雪面に近いのは見たことがありません。
しかも、ガラガラに空いていました。まあ、普通の木曜日だからと言えばそれまでてすが、かぐらは平日でも人がいますからねえ。
この日もレッスンを受けている人や大学生のサークルなどが来ていましたが、それでも、昼食時のレストハウスで席を探すのに困らない程度の人数でした。
娘(仮称ケミ)は、この日も楽しく滑ってくれました。愚妻Yの後ろについてコブラインに入ったり、コース脇でヒミツの小道←を見つけたり。
ワタシの方はこの日、ちよっとお楽しみがありました。久々に昔の恋人に再会したんです。~o~
んで、結論。やっぱりこの板はすげーよ。
しかも、今の技術ならある程度使いこなせます。整地ではこの板でも丸い弧を描けます。スーパースムーズにヒュンヒュン走ってくれます。
ちょっと荒れた斜面に行くと、斜面の荒れに反応して暴れますが、それも楽しい範囲。初めてコブラインに入ってみたのですが、かなり跳ねるものの何とかなりました。もっと普段履きにこの板使わないと勿体ないなぁ。
しかし、都技選等の本番では・・・。戦力としては考えられないでしょうねえ。整地なら無類の強さを発揮してくれそうですが、コブであれほど跳ねては。
SL板というのは、敏感に作りますから、斜面の荒れには瞬間的に反応してしまいます。特にコブラインとなると、キレイに規則正しく凸凹しているコブなら何とかなるのですが、そうとは限らないので、どうしても不規則になった所で瞬間的にスゴイ反発力で跳ね上がります。それを抑え込むのは大変な技術と脚力が必要。まあ、ワタシにゃ無理だな。
都技選やテククラ検定等でSL板を使っている人を時々見かけますが、よほどコブに自信があるのでしょう。うらやましい話です。SL板のような敏感な板はコブでのこちらの小さなミスに大きく反応し、結果的にミスを拡大してしまいます。どんなに不規則なコブでもミスをしない自信がなければ、実戦では使えません。
先日八海山で試乗したV社PlatinumSDでも同じことを感じました。V社SDも魅力的な板なんですけどねえ。どうも、ワタシの購入候補からは外さざるをえないようです。その辺のことはいずれ試乗レポ書きます。
| 固定リンク
コメント