季節の酒肴さまざま
昨日は、一日自宅でした。この季節は、まだ一学期の仕事が始まらないので、例年越後と決まっていたのですが、今年はピカピカの一年生が通学する関係で、小金井にいるというわけです。
とはいえ、仕事はあります。模試関係の仕事が、ほとんどテンパってると言っても過言でないほど差し迫ってます。だから、昨日は一日デスクワーク・・・。
のはずがだったんですが、いろいろと逃避行動を取り、結果、季節の酒肴が手に入りました→。~o~
先日の野沢でいろいろ小回り板を試乗した結果、来期も現在履いているBlizzard SRCで行こうということになり、2016-17モデルの残りがないかと探した結果、御茶ノ水ワンゲルスポーツさんに最後の一台を発見したというわけです。
最後の一台であったため、定価の六割を切る値段で入手できました。ラッキー。
昨夜は壁に立て掛けて、愚妻Yが奥只見ツアーで取ってきたフキノトウの天ぷらとともに晩酌の酒肴となりました。
コイツに決定するのに比較の対象になったのは、AtomicとOGAのTC-SCでした。というわけで、まずはAtomic S9iとB社SRCとの比較レポです。
・Atomic Redster S9i 165cm R=12.7 118-68-104
試乗日 4/9 雪質 やや軟雪 試乗場所 野沢温泉やまびこB・D・Eコース
新技術のサーボテックが話題のAtomic基礎小回りトップモデル。一番興味があったので、乗ってみました。
サーボテックは板のトップ部を板の中央に通した金属で引っ張り、トップ部のたわみを出しやすくし、カウンターフレックス(過剰なたわみ戻り)を押さえてあらゆる雪質で板のバタつきを防ぐ機能があるのだとか。
確かに、非常にしなやかで、雪面への張り付き感があります。直前にオガのSCに乗った時には、この雪じゃいくら踏んでも板が走らないなあと思っていた軟雪に対して、お見事にたわみ、気持ちよく抜けて走りました。しなやかで強い印象の板です。
コブでもおかしな挙動はありませんでした。多分、サーボテックがテール側に付いていないため、テールの挙動はナチュラルなのだと思います。
こりゃ、来期はコレで行くかと本気で思わされたのですが、二つ不安がありました。一つは、テールを使っている分にはナチュラルなコブでの挙動が、トップ部を過剰にたわませるようなコブの形状になった時にどうなるかということ。
もう一つは、サーボテックという新構造に対する耐久性の不安でした。サーボテックは板をたわみやすくする機能ですが、常に板をたわむ方向へ引っ張っているのですから、反り易くなるのは避けられないのではないかしらん。
トップレベルの競技者だとレースや大会でのその日のパフォーマンスが全てなのですが、我々一般の人間には板の耐久性も大事です。とりわけ板の買い替えを何年か我慢しなければならないパパとしては、新構造においそれとは飛びつけないかなぁ。
でも、この板は、あと何年か追跡試乗をしてみたいです。次の次の有力候補として。それほど魅力的な板でした。
・Blizzard SRC 165cm R=13 121-70-106
試乗日 4/9 雪質 やや軟雪 試乗場所 野沢温泉やまびこB・D・Eコース
四年前に試乗して惚れ込んで購入したモデルの継続モデル。四年間乗ってきたので、全て判ってます。つか、板の方もワタシを判ってくれている感じ。返り戻りの具合がまさにワタシのフィーリング。古女房です。
足元へ返って来る鋭さは、明らかにA社S9iが上です。整地を滑っている分には、マジでS9iに買い替えたくなります。
しかし、コブでの安心感はコイツならでは。コブでの好印象は最初に試乗した時のままです。
ビンディングの取り付け位置が、S9iに比べて1~2cm前にあるのが、操作性の良さにつながっているのかもしれません。テールが使い易いんですよね。
んで、結局、冒険の出来ないパパは、もう一度コイツと付き合うことにしました。
でも、次こそは、冒険したいかも。~o~
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