紙一枚のごもっともと意味不明
いずれも大変小さい花ですが、朝顔本体は紐に絡んで順調に成長中のようなので、これからに期待と言ったところ。
今日は仕事が夜だけなので、ゆっくり新聞など読めました。文化面に、アジアンカンフージェネレイションのボーカル、後藤正文さんのエッセイが載っていて、ごもっともと感心しました。
「ここ数年、『日本すごいね』や『日本人でよかった』などというキャッチコピーを目にする機会が増えた」にも関わらず、自分が三味線の組み立てもチューニングも出来ないことを嘆いて、「この国の伝統的な文化と接続していないのではないかという不安のほうが強い。古典文学だって、原文をまともに読めない」
と慨嘆しているのですが、実にごもっとも。つか、十年前からこのブログでも触れているように、「日本文化に誇りを持て」という御仁に限って、谷崎源氏も読んでいないのが今の日本という国です。後藤さんみたいな自覚を持ってくれているだけで、「この人、エライ!」と古典の教師は叫んでしまいます。
日本のなんたらかんたらと声高に叫ぶ現政権サイドの人々、後藤さんの爪の垢もらったら・・・、と思って新聞を一枚めくったら、社会面には、ナントカという某文科省副大臣とやらが、文科省の内部文書の調査について尋ねられて、「内部告発者は処分する」と発言したとかいう記事が。
調査を行う側があらかじめこんな発言したら、真実が出てくるわけないだろー。この人達の行おうとしている「調査」ってヤツは、真実を見つけるためのものじゃなくて、真実を隠蔽するためのものだったんか。
このナントカいう人、元ヤンキー〇〇とかなんですよね。ヤンキーだったから「調査」って日本語よくわかんなかったんでしょうか。~o~;;
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コメント
さすがにこの副大臣の発言は話題になっていますが、それでも今の政府、政党、マスコミは、辞任にまでは追い込むことはできないでしょう。ほんとうに政治に劣化が激しすぎます。
投稿: ニラ爺 | 2017年6月16日 (金) 19時00分
ホントに、ちょっと困ったモンです。我々の世代は、まあどうでも良いのですが、今の政治の流れは、子供たちのことを考えた時、切実な危機感を感じてしまいます。
投稿: Mumyo | 2017年6月16日 (金) 21時57分