夏風邪夏酒真木柱の日
一昨日の夕食前に娘(仮称ケミ)の元気がなくなり、熱を測ってみると、38度あります。
ケミさんは平熱が37.0度なので、38度は微熱の部類なのですが、ちょっと前から咳も出てたし、こりゃ夏風邪か。
近所の同級生も夏風邪を引いているとのことで、どうも流行っているようです。昨日は学校を休ませて、一日寝かせていました。
我が家は、愚妻Yがクーラー嫌いであるため、こんなに暑い日が続いても、めったにクーラーを掛けないのですが、昨日ばかりは、緩めのクーラーで室内を29度ほどに保ち、ケミさんは一日布団の上で昼寝&読書。
ワタシは、近所の図書館に出掛けて、昨年苦労した某東大京大の過去問添削の資料を作成していました。今年の某東大は久々に『源氏物語』真木柱巻からの出題だったのですが、これ、いざ模範解答を書こうと思うと難しいです。
春にチラッと見た時には、さほど難しいとも思わなかったのですが、真面目に取り組もうとすると、問二の傍線部が「げに」からになってるのは何故なんだ、なんてところが気になり、問五の漠然とした設問も、何を答えさせようとしているのか考えさせられて・・・。
結局、問二は「げに」と「対面も」の「も」の意味を考えて、「玉鬘の、思いを伝えあうことも会うこともできない源氏との仲を嘆く気持ち。(35字)」というのを模範解答にしてみたのだが、どうなんでしょうねえ。
某東大は、2013年から、故S先生の愛弟子T先生が准教授になっていたので、Tさんの仕事かと思われます。故S先生は、『源氏』しか出題しなかったと言われていますので、その恩師の衣鉢を継ごうとしたのかもしれないけど、ちょっと入れ込み過ぎて難しくし過ぎたんじゃないかしらん。
図書館から帰宅してみると、一日寝ていたケミさんはすつかり元気を取り戻していました。お熱も平熱です。夕食時の食欲も旺盛。さすが、若い!~o~
ワタシの方は、このところのお気に入りの夏酒を堪能しました→。写真左は熊本県花の香酒造さんの「純米大吟醸 花の香 海香」。爽やかな香りと爽やかな酸と品の良い甘み。うーーん、こりゃ最高の夏酒だ。
と思っていたら、写真右の福井県安本酒造さんの「白岳仙 純米吟醸 涼純辛口」がまたお見事。爽やかな香りとキリッとした中にも旨甘味のあるこのバランスの良さ。うーーん、甲乙つけ難い。
多分、この夏飲んだ夏酒のNo.1を争う二本、というか、そんなこたぁ、どっちでも良くなる美味い酒でした。~o~
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