スポ根漫画的反攻
昨日は、一日だけの休日だったので、日帰り越後でした。娘(仮称ケミ)のレーシングスクールです。
先週の大忙しに懲りて朝5時40分に出発。みつまた到着は8時頃でした。ケミさん、自分で板を運び、自分でブーツを履きます。よしよし。~o~

家族での昼食後、かぐら好きの愚妻Yがかぐらへ行きたいと言い出します。「パパも一緒に行っていい?」と聞くと、ちょっと考えて「いいよ」と軽く答えるので、よし、ここは子離れだなと我々夫婦は、ケミさんをみつまたに残してかぐらへ。
ワタシだけは早く戻ってみると、ケミさんは、ナント、一人でクワッドリフトに乗っていました←。シングルリフトの経験はあったのですが、あの時は前後に我々がいました。完全に一人乗車は初めてです。
そこから午後のトレーニングに付き合ったのですが、軟雪のコースはすぐに荒れて、ケミさん、やや苦戦。一方、「ライバル」のあの子は荒れたコースをものともせず板を走らせる滑りをしています。スゴイ!
恐らく、このレーシングスクールに入っている小学生の中で、高学年の子を含めても一番の技術でしょう。体重差があるのでタイムでトップにはなりませんが、技術は多分小学生No.1です。もし、ワタシがケミさんの親でなかったら、この子のファンになっていたでしょう。天才的技術です。
彼女の滑りを見て、ケミさんの滑りを見ると、あまりの違いに愕然としてしまいます。これは、「ライバル」にはならないなぁ。とてもじゃないが追いつけないだろう。
と親のワタシが絶望しかかったトレーニング終わり間際、コーチのアドバイスを受けたケミさんが滑り出しました。おや、ちょっと今までと違う。
コーチに言われた通り、外肩を一生懸命下げ、外手を一生懸命前へ出して滑ってきます。あらら、イイ感じじゃないか。
さっそくリフトに同乗して誉めてあげました。コーチにも誉めてもらい、ラスト二本のトレーニングはきっちり外足をグリップさせて板をたわませて滑っていました。うーーん、劇的進歩だ。
トレーニング終了後、家族三人でフリー。ケミさん、飛び切りの笑顔で「先生に誉められた滑りをママに教えてあげるよ」と言って滑ったのがコレ→。
板に重みが十分に載って、左右のターンとも今までになく安定しています。昨シーズンのベストの状態よりも一段階上です。スゴイ。これが出来るなら、ケミさん、キミはまだあの子の「ライバル」になれるよ。
スポ根漫画的主人公のささやかな反攻が始まったかも。~o~
早朝に起きてちょっと苦労してかぐら日帰りを決行したワタシとYは、ケミさんの、今まであまり見た事がないような飛び切りの笑顔に報われた気持ちでした。いやー、イイなぁ、スキーって。~o~
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