週末の三つの驚き
一昨日の土曜は早起きしての越後でした。
我が家としては少し頑張って六時半出発。ところが、事故渋滞に端を発した関越大渋滞に見舞われ、八海山到着は昼前でした。しかも、ロープウェイは故障で少し前から動いていないとのこと。愚妻Yの愚痴ること愚痴ること。
この日、Yは前日に購入したHart社F17を履いていました。基礎板に慣れているスキーヤーがモーグル板をいきなり履くと、違和感にしばらく戸惑うものだと思っていたのですが・・・。
驚いたことに簡単に履きこなしやがりました。整地小回りも普通にしてます。前倉のラインコブでも・・・基礎板より良いじゃない。お見事な先落としで滑ってきます。
ワタシが初めてモーグル板を履いた時とは大違いです。イヤハヤ才能のあるヤツぁ・・・。~o~;;
一方、この日、ワタシには一つの目的がありました。オリンピックのスラロームで、切り替えでたわみ戻った板が宙に浮く滑りを娘(仮称ケミ)と一緒に見て、ケミさんが関心を示していたので、「今度これをやらせてみよう」
ちょうどケミさんもSLが進歩していた時だったので、タイムリーだと思いました。たわみ戻った板が宙に浮くほど返って来るためには、強い瞬間的なエッジングと同時に切り替えでの体の落とし込みがポイントになります。体の落とし込みなら、ケミさんは、四歳の時からS字ターンをこなしていたからなぁ。
と思って、S字ターンをやらせてみたのですが、全く出来ません。プルークに戻してやらせても同様。うーーーんオドロキ。
どうも、プルークで滑っていた時には自然な両足荷重だったものがパラレルターンを習得して外足に頼ることを覚えてしまった結果、内足外エッジに乗れなくなっていました。
ナルホド、一つの技術の進歩は一つの技術の喪失なんだなぁ。
日曜は、苗場でした。天候は薄曇り時々晴れ。筍山山頂のオフピステゾーンが開放されていたので、行ってみました。筍山上部の最大斜度は、我々が見てもほとんどガケです←。
楽しい筍山オフピステの後は、家族トレーニングでした。S字ターンが出来ないケミさんを見て、Yが申し出てくれたものです。
最初、ケミさんは苦手な練習にやる気なさそうな顔をしていたのですが、進んでドタバタと転倒するYに引っ張られて何とか取り組み・・・。
まあ、最後にはそれっぽくなっていました。体を落とし込むことを覚えて滑りが変わりそうです。ホメてあげると、嬉しそうです。
ふーーん、この子みたいなナチュラルスキーヤーでも教わって出来るようになると嬉しいもんなんだね。ちょっと驚き。
| 固定リンク
コメント