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2018年3月16日 (金)

恒例春のお楽しみ

 ここんとこ、毎年、この時期に八海山でVolkl社のニュースキーをレンタルコーナーで試乗しています。今年は昨日がその日でした。
 
 昨日の八海山は終日晴れ。気温は上がり表面がザクザクの春雪になりました。しかも、お客さんが超少ないこともあって、バーンは八海山整備。いろんなところに凸凹が残っていて、それが春雪になったということで、あまり試乗向けのコンディションではありませんでした。
2018031511020000
 
 ・Volkl Racetiger GS Demo 175cm 114-69-97 R=18.3
 18-19シーズンからPlatinumシリーズがなくなり、レースタイガーデモという名称になる。したがって、レースタイガーGSデモは、GDの後釜ということになる。履いてみると、GDに比べて随分細身なので、どうなったんだろうと心配になるが、滑り始めりゃ乗り心地はほぼGDである。びよよよ~ん
 
 春雪でもよくたわみ走る。バーンが荒れてくると荒れを拾ってしまいリスキーになるところまでGDそっくり。
 
 この日の八海山のようなコンディションだと、ちょっとスリリングではあるものの、とても楽しく滑れるのだが、硬い所でどうなのかは分からない。仮にもGSという名称なのだから、何とかなると思いたいのだが。
 
 小回りでも板がヒュンヒュンいって回ってくれるのでイケルが、コブはダメでした。トップ部が長すぎます。
 
2018031512470000 ・Volkl Racetiger MX Demo 176cm 122-76-103 R=18.3
 デモオールラウンド板ということなので、CDの後継機種かと思って履くと、まさにCDの乗り味である。GSほどにはびよーんと来ないが、返りが適度でバーンの荒れを拾うことも少なく、この日の八海山のような状況を滑るにはピッタリ。
 
 現在ワタシの履いている16-17のCDと交互に履いて滑ってみたのだが、非常に似ている。違いは、CDには、独特のトップ形状によって履いた瞬間、妙なペツタリ感があるのだが、MXはトップが普通の板に近く、ベッタリ感がほぼないということ。
 
 それと、テールが細くなりRが少し大きくなったため、切れ上がり過ぎる感じがなくなり素直に下に落ちてくれること。
 
 要するに現在のCDの進化版である。CDユーザーが乗り換えを考えるならベストであろう。
 
 ということは、現在のCDの弱点である硬いバーンには、MXも弱いのではないかと推測される。まあ、これは仕方ないかなぁ。
2018031515010000_2
 ・Volkl Racetiger SL Demo 160cm 127-68-103 R=11.8
 SDよりもトップテールが広くなりRが小さくなったが、乗り味はまさにSD。軟雪でもヒュンヒュン走ってくれて快感度は高いが、弱点はコブ。
 
 SDは、ビンディング取り付け位置が後ろ目で、コブが難しくなっていたのだが、このSLもビンは同じ位置である。コブがなんとかなるなら、ねえ。~o~

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